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イランの高速艇
◆7月27日
イスラエルはアメリカを巻き込んでイラン攻撃を画策しているが、ペルシャ湾には100隻を越える欧米の艦船がひしめいている。この艦船に対し、イランは各艦船に100隻もの高速艇を繰り出して、攻撃する準備がある、と言っているという。
その数が誇張されたものである可能性は充分あるが、いずれにしても、イランの革命防衛隊の高速艇は欧米の艦船にとっては侮りがたい存在であろう。
もし彼らがかつての日本海軍の特攻隊のような自爆型の攻撃を仕掛けてきたら、これは大いなる脅威となるはずだ。
勿論、この高速艇のほかにもイランから繰り出される高性能ミサイルは、時に空母でさえ沈めかねない威力を持っている。戦争すれば、欧米側にも恐ろしい被害がでることはほぼ確実である。
それだからこそ、アメリカのオバマ大統領はイスラエルにイラン攻撃を今に至るも思いとどまらせているし、今後も何とか戦争ではない解決の方法を模索し続けるはずである。
この問題の解決は、簡単である。
欧米側がイラン攻撃しない、と決定すればいいのである。そうすればイスラエルは単独でやるかどうか、決断を迫られるが、恐らく単独では決行できないであろう。
その結果どうなるか、何も起こりはしない。ただ、イスラエルの絶対的軍事的優位は中東で失われ、その結果、中東諸国(イランも含む)が要求している、1967年以前の国境線までのイスラエルの撤退、パレスチナ国家の独立、が実現される、ということだ。
このパレスチナ国家とイスラエルが平和条約を締結し、パレスチナ国家に対する援助を行うことで戦争は無くなっていく。そしてそれがイスラエルの永続に即、繋がる唯一の道である。
イランがイスラエルを地図から抹消する意図を持っている、というのは、欧米のユダヤ系メディアが広めている、嘘である。アハマディネジャド大統領が語った内容は、「パレスチナ国家の権利を認めないシオニスト政権は歴史から抹消されるであろう」という内容である。ようするにパレスチナ国家の権利を認めなければ、その政権は倒されるであろう、ということであり、イスラエル国そのものを抹消するといっているわけではないのだ。
欧米のユダヤ系メディアは悪質である。戦争を欲するものたちである。少なくとも、戦争を欲する者たちに支配されている、と言えるだろう。
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●イラン:1隻の米艦船に100隻の高速艇で攻撃
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/07/24/AR2010072401081.html
【7月24日 Ali Akbar Dareini ・Associated Press】
イラン革命防衛隊元海軍参謀長は、米軍の各艦船に対しイランは100隻の高速艇を準備していると24日語った。ペルシャ湾のホルムズ海峡の石油タンカーが通行する海域でのこのような軍事的対立は世界的な主要な問題である。自国が攻撃された場合、世界の石油の40%が通過するホルムズ海峡を封鎖するという脅しが以前からイランによってなされていた。
「必要な時に米軍の各艦船に対し100隻の軍用船を当てる準備をしている」とモルテザ・サファリ将軍が保守派週刊誌のパンジェレ誌に語ったという。
アメリカとイスラエルは、彼らが疑っているイランの核兵器計画を中止させるための外交折衝が失敗した場合には、軍事力を使用すると言ってきている。イランはそのような兵器を開発する意図は持っていないと否定し、あくまで発電所などの平和的目的を目指すものだと言っている。
米海軍の第5艦隊司令部はペルシャ湾のイラン対岸となるバハレーンを基地としている。
サファリ将軍は、ペルシャ湾とオマーン海には100隻を越す外国の艦船が集結していると語っている。そして彼らの船員らは、イラン軍の標的の「餌食」である、と語ったと週刊誌は報じている。
「最高指導者のアヤトラ・ハメネイ師が命令すれば、あるいはイランのイスラム教システムに対し最小の脅しを実行すれば、いつでも革命防衛隊は即座に対応する準備がある」と語ったという。
外国の艦船数を100隻としたことで、イランは1万隻の艦船を保有していることを示唆している。イランは革命防衛隊が高速艇を多数保有していることで知られているが、何隻の大型艦船を保有しているかという点では、公表されたものはない。
2008年1月、イラン革命防衛隊の保有するものと考えられている5隻の高速艇は、ペルシャ湾のイラン領海近くに近づいた3隻の米海軍艦船にすばやく近づき、無線を通してそれら艦船に対する攻撃の意図を示したことがあった。
原爆製造の材料を製造できる技術であるウラン濃縮を中止するよう安全保障理事会がイランに求めたのに対し、イランがそれを拒否したことで安保理が厳しい制裁を決めた結果、イランと欧米側との言葉による戦争は激しさを増している。
イランは最強の軍事力を保有する革命防衛隊に対し、2008年以来、ペルシャ湾のイラン領海を防衛する任務を与えている。
「拡大された心理的な戦争行為を通じて敵は我々を服従させようとしているが、イランは戦争の準備はできている」と、この5月まで革命防衛隊の参謀長であったサファリ将軍は語った。「敵はイランを攻撃しようとはしないだろう」と語った。
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