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バーニー・サンダース上院議員
◆5月9日
アメリカの復活・再生のためには、一部の金融会社の持ち物になっているアメリカの中央銀行である連邦準備銀行の監査をし、不正を摘発、最終的にはそのあり方の抜本的な改革にまで進む必要がある。
アメリカ政府がその株式を所有しておらず、すべてが民間の金融機関が株主であるこのアメリカの「中央銀行」は、アメリカのために役立っているというよりかは、その民間の株主たちである金融機関のための利益を中心に動いていることは資本主義の原理として否定できないのだから、根本的にそのシステムを変えるしか、アメリカの再生はありえないのである
これをなぜ声高に叫ばないのかと言えば、一切がお金にまつわる話しであり、多くの者たちが多かれ少なかれ関係しているからだ。勿論、この連邦準備制度を牛耳っている者たち(国際的金融機関)の持つ影響力は計り知れない規模であるということがあるから大統領といえどもめったなことでは手を出せなかった。
しかし、「奢れる者久しからず」、で今や飛ぶ鳥を打ち落とす勢いだったゴールドマン・サックスもドジを踏んだ格好となり、アメリカ証券取引委員会からの詐欺容疑での提訴をうけ防戦に躍起になっているところだ。これが彼ら国際的金融勢力のこれからの凋落の兆候であろう。
今回のオバマ政権のこの連邦準備銀行を監査する法案に対する賛成への変化は、いよいよこの政権がこれからその本領を発揮する端緒になる動きと言えそうだ。その動きとは、アメリカのガンであったこの連邦準備制度全般の見直しであり、その改革であり、それを通してのアメリカの再生である。
それはまた、その連邦準備制度を仕切っているユダヤ系に対する水面下での挑戦になる。自分を大統領に仕立て上げた勢力に対する裏切り行為ともなるから、オバマ大統領にとっても、これは命がけの仕事になるだろう。果たしてやり遂げられるかどうか、神のみぞ知る、ということだろう。しかし、ケネディ大統領の二の舞にはならないであろうという読みをこのブログではしている。
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●オバマ政権:連邦準備制度の監査の支持に回る
http://www.msnbc.msn.com/id/37003798/ns/business-stocks_and_economy/
【5月6日 By Jim Kuhnhenn】
最終調整後、一時はオバマ政権の反対した連邦準備制度の監査を行う法案が、保守派とリベラル派の両者からの支持で上院を通過する瀬戸際にまで進んでいている。
この法案に対し、連邦準備制度の通貨行政に対する権威に干渉しないというので満足していると語って、オバマ政権は6日反対を取り下げた。
一回切りの監査は、2008年の金融危機の前後の数ヶ月、連邦準備制度の金融機関に対する緊急貸し出し施策に焦点を絞って行われる。2008年の終わりには連邦準備銀行は合計で1兆1600億ドルを貸し出した。
金融危機の影響の中で、金融メルトダウンを予見しなかったという点と、一部の人々が考えている、国で最大の金融機関と深すぎる馴れ合いの関係を持っていたことで、連邦準備制度は民衆の怒りの標的の一つになった。バーモント州のバーニー・サンダース上院議員の提案した監査の方法は、党の活動家からリベラル派、労働組合などの政治的なさまざまな分野からの広範な支持を得ている。
オバマ大統領が促していた監査に向かう動きは、上院が共和党の消費者擁護計画を拒否した後に進められた。この共和党の計画は、政権の金融規制パッケージの中核部分を希薄化させる可能性のあるものだった。
民主党と大統領は、共和党の提案は消費者擁護を骨抜きにするという点を主張した。投票は61対38で通過した。二人の共和党議員が賛成に回った。
民主党は、連邦準備制度内に貸し出しを監視し、規制を執行する事務を執る独立した局を設けるよう提案している。共和党の提案は連邦銀行預金保険会社(FDIC)の中に怒りを巻き起こすかもしれない。このFDICは、規制を受け入れざるを得ないだろうし、執行は銀行の監査機関に委ねられるだろう。
共和党は、民主党の法案内容は度を越えていて、強い消費者庁に銀行業に対する大きすぎる権限を与えてしまうことになりかねない、と言っている。民主党の法案は、共和党案への譲歩を見せていて、民主党はこれ以上の妥協はないとしている。
「銀行の不公正で貪欲な活動を野放しにし、アメリカ国民に何の力も与えず消費者擁護を骨抜きにする代替案は受け入れがたい」と、オバマ大統領は投票前の声明で語った。
消費者擁護におけるこの鋭い対立は、連邦準備制度に対する監査における超党派的な支持と対照的である。
この修正案は議会の調査機関である政府会計責任局に、連邦準備銀行が2008年後半、金融危機の最中に緊急貸し出しを金融機関に対して行ったことに対する一回限りの監査を行うよう要求することになる。
連邦準備制度と財務省は、連邦準備制度の独立性を損なうことになると言って、そのような監査には反対している。
しかしサンダース議員は、監査はもっぱら2007年末から今までの連邦準備銀行の短期貸し出しに焦点を絞ると言っている。この監査は1年以内に終了しなければならないだろうという。
サンダース議員は、融資を受けた金融機関と連邦準備銀行理事たちが関係した利害の衝突があったかどうかを見たい、と述べた。更に、サンダース議員は監査は、連邦準備銀行から無利子ローンを受けた金融機関が政府の利子付き国債を買ったかどうかを調べることになるだろう、と語った。
「もしそのようなケースがあったら、大きな詐欺行為ということになると思うよ」とサンダース議員は述べた。
この修正案はまた、連邦準備制度に対し、危機の前後の貸し出しに関して自分のウェブサイトに情報を掲載することを要求することになるだろう。
金融危機で動揺していた銀行の流動性を高めることを目指していた連邦準備銀行の短期貸し出しは、ウォール街のメルトダウンの最中に劇的に高まった。
6日の午後、ニール・ウォーリン財務副長官はオバマ政権が監査法案には反対であると述べた。しかし数時間後、サンダース議員との折衝の後、ウォーリン氏は反対を撤回した。
「我々はサンダース上院議員により改正された修正案が適切なバランスを保ったものであることに自信を持っている。貸し出し計画を完璧に透明性を持った形で示し、同時にわが国に大きく寄与してきた通貨行政に対する中央銀行の基本的な原則を保護している」とその声明の中でウォーリン氏は語った。
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