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親イスラエルNGOがアラブ民主化を支援している
◆5月25日
アラブ世界の民主化を推し進めているグループの背後には、親イスラエルグループが存在していると、大阪在住の中東アナリストであるマイク・オカセイルが指摘している。
イランなどでは早くからそのようなことが指摘されてきたのだが、中東でもその傾向があるという。特にイエメンではそうらしい。またこのブログで指摘してきたように、シリアではレバノンに拠点を置くグループがシリア人を扇動し、武器や資金を援助していることを指摘してきたが、その背後にはやはりこのような親イスラエルの組織がいることであろう。勿論、アメリカのCIAなども間違いなくかかわっているはずだ。
従って、アラブ世界で起きている「民主化」の動きには、自然発生的で、間違いなく民衆の自発的な動きから始まった民主化運動もあるのだが、時間の経過と共に、資金を援助する組織などが出てきて、結局そのような資金の豊富なグループがその運動の主導権を握っていく事になる場合があり、その資金援助をするNGOなどに、親イスラエルのあるいは隠れイスラエルのNGOなどが存在すると見られる。
丁度ヨーロッパや中央アジアで吹き荒れた「カラー革命」が、その背後にCIAなど欧米の組織からの資金援助を受けていたことがあったように、今回のアラブ世界での「民衆革命」もまた同様に、欧米側、とくに親イスラエル・グループからの支援を大きく受けている者たちが存在しているのだ。
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●親イスラエルグループが中東の反政府グループを支援している
http://thepassionateattachment.com/2011/05/23/press-tv-o-cathail-names-pro-israelis-backing-mena-dissidents/
【5月24日 Maidhc Ó Cathail】
プレスTVは大阪在住の中東アナリストで調査ジャーナリストであるマイク・オカセイルとのインタビューを行った。
欧米のグループで親イスラエルのグループと反政府組織とが繋がり中東諸国での騒乱を引き起こしたと言う。
マイク・オカセイルは親イスラエルグループと中東の反政府組織との繋がりを暴露している。
◎プレスTV:イエメンで今日起きている事柄についてどのように理解しているか語ってください。
■オカセイル:予想通りのことが起きていると思います。ここ数ヶ月続いてきたことです。サーレハは辞任せざるを得ないでしょう。しかし広い観点で見る必要があります。サーレハを辞任に追い込む勢力に注目しなければなりません。勿論、イエメン人は民主主義を求めています。またサーレハの独裁的な支配に倦み疲れています。
しかし同時に、これを通じて誰が利益を得るのかという点も見なければなりません。また誰がデモ隊を支援しているのかを。ここ数ヶ月だけではなく、この数年間を見る必要があります。
ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙の記事を見ると、ナショナル・エンダウメント・フォー・デモクラシーやその関連グループの、ナショナル・デモクラティック・インスティチュート、インターナショナル・リパブリカン・インスティチュート、フリーダム・ハウスなどがあらゆる種類の支援、訓練や資金援助をアラブ世界の反政府グループに対してを行っている事がわかります。
◎プレスTV:この全体的な状況で利益を得ている者のことを語っていましたが、それが誰なのか教えてください。
■オカセイル:この件にかかわっている者たちを見ると、例えばナショナル・エンダウメント・フォー・デモクラシーの会長を長らく務めているのはカール・ガーシュマンですが、この人物は1960年代には、「名誉毀損防止連盟(ADL)」の調査局に務めていた者です。皆さんご存知のように、この組織はイスラエルを弁護しイスラエルに批判的は者たちを攻撃する組織です。またその調査はしばしばイスラエルを批判する者たちに対する諜報活動をすることを意味します。
ナショナル・デモクラティック・インスティチュートの会長が誰かというと、ケニース・ウォーラックです。この人物は1970年代には、「アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」の法務局長だった男です。
例えば、アラブ世界とイランで民主化を推し進めようと活動する者たちを支援している「cyberdissidents.org」のようなオンラインのグループがあります。そのような活動は素晴らしいと思うかもしれませんが、誰がそのような組織を作ったのか、を見るべきです。
これはアデルソン・インスティチュートによって設立されました。この組織はエルサレムのシャレム・センターに存在しています。シェルドン・アデルソンとかロナルド・ラウダーのような人々が支援しています。こういった人々はベンジャミン・ネタニヤフの親しい友人たちです。
ナタン・シャランスキーという人物が責任者でした。このナタン・シャランスキーとは、人権活動家を装っていますが、ガザから撤退を決めたアリエル・シャロン政府を辞職した人物です。シャランスキーは「ひとつのエルサレム(onejerusalem.org)」というグループの責任者でした。この組織はエルサレム内のいかなる部分であってもパレスチナ人の主権を拒否するグループです。
このような人々がアラブ世界とイランで反政府グループを支援しているのです。
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