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時代の先読み
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日本の進むべき道
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我々の心構え
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◆10月24日
今回の総選挙で、自民・公明の両党からなる与党が3分の2以上の議席を確保することで、憲法改正に向けた現実的な条件が揃った。
この与党の大勝をもたらしたのは、いうまでもなく小池氏が立ち上げた希望の党に民進党からの議員らが参加し、かつ小池氏が安保法制や憲法改正に反対する議員たちを「排除」することで、民進党を分裂する形となり、同時に共産党が進めてきた野党共闘が雲散霧消したからだ。
左翼的なマスコミがいくら安倍政権のイメージ悪化を狙った偏向報道を続けても、多くの日本人はこれまでの安倍政権の実績をそれなりに実感している。また当然、今の国際情勢、とりわけ北朝鮮問題に対処するに、安倍政権以上に頼りになりそうな政党は見当たらない。また国内景気の面でも、マスコミでは景気が良いという実感がない、という声ばかりを取り上げているが、多くの日本人はそれなりに日本の景気が良いことの恩恵を感じている。
だから与党、とりわけ自民党が圧勝したのは当然と言えば当然であったが、いみじくも小泉進次郎氏が指摘したように、安倍政権に対し一種のいやけが一部の国民の間に生じているかもしれない状況下で、野党共闘が進められ、それが形あるものとなって今回の選挙にあたってきたら、与党で過半数を維持できたかどうかわからない部分があったであろう。しかも過半数を維持できなかった場合は、安倍総理が総理を辞任する可能性があったわけで、そうなると途端に日本は窮地に陥ることになったであろう。
この様な情勢下で、小池氏が希望の党を立ち上げ同時に民進党を分裂させ、かつ野党共闘を消滅させたことは、いわば日本を救ったことになるのである。
なんとなれば、安倍総理はその国内向けの経済政策だけでなく、外交分野でも特筆すべき成果を上げてきており、この数字では表すことのできない成果は日本の安全保障上、何物にも代えがたい内容があるからだ。
日本が中国の攻略を乗り越えて独立を維持し、ついに中国独裁政権が崩壊し民主化が進められれば、日本の危機は消滅するといえるだろう。それまでは何としても日本は中国からの直接・間接的謀略や侵略に対処しそれを乗り越えていかねばならない。そしてそのためには日米安保は絶対的条件であるが、それに加えユーラシア大陸で中国を囲む形になる核大国のロシアとインドを日本の友好国として保持することで、中国の動きを封じていかねばならないが、安倍政権はそれを進めてきている。
こうして小池氏の男まさりの今回の動きによって、与党は圧勝し日本の危機を乗り越えることができた。確かに彼女の独裁的な動きを批判することは簡単である。しかし崖から飛び降りる決意で都知事選に臨み、圧倒的な形で勝利し、今度は準備不足の中で安倍総理の解散に即反応し、希望の党を立ち上げ、短時日で選挙戦に臨んだのであるから、その動きの中で独裁的な面があったとしてもそれは仕方ないであろう。時にはそのような、独裁的な形をとらねば物事を成就していくことなどできはしないのだ。
情けないのは、民進党から希望の党に移り選挙を戦って敗れた元議員が、小池氏を批判するような言動を吐くことである。小池氏の起こした風に乗っかってあわよくば選挙に勝利しようと願っただけの存在であり、とても志がある御仁とは思えない。希望の党が50人の勢力があるのならば、その党を強化し、立派な保守的政権交代可能党に育てていく志を持つべきであり、この希望の党の重鎮になって見せる、という気概を持つべきである。
いずれにせよ、今後も小池氏は自分が生み出したこの希望の党を大切に育てていくであろうし、またそうする価値がある。これからは2割から3割の左翼を除き、7割から8割の人々で構成される保守的政党間で政権を奪い合う時代が来なければならないのである。
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◆嵐櫻井翔「分裂の話出ている」パリの小池氏に生直撃
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12168-10224516/
2017年10月22日 23時10分 日刊スポーツ
嵐の櫻井翔(35)が22日、出演した日本テレビ系の衆院選特番「ZERO×選挙2017第1部」で、公務中のフランス・パリから生出演した希望の党代表の小池百合子都知事(65)に「希望の党に分裂の話が出ている。分裂はしないのか? どうまとめるのか?」と生直撃した。
櫻井の追及に、小池代表は「どなたが勝ち上がるか…これからの開票次第。(候補者は)安倍1強政治に対して緊張感をもたらす、さまざまな政策が一致したところでお出になる。分裂がないように、当選された皆さまと話し合いながら進めたい」と分裂阻止に動く考えを明らかにした。
櫻井をはじめ、出演者からは小池代表へ質問が相次いだ。小池氏は今回の敗戦について「有権者のご判断でございますので、真摯(しんし)に受け止めるべきだと思っています。まだ開票の最中。有為な人材も最後を振り絞ってお訴えをしていった。1つでも多く、議席を獲得すること願っています」と答えた。
「都知事に専念すべきという声がある。代表を辞める考えは?」という質問については「党は、私から立ち上げたもの。これについては、今後も責任を持っていきたいと考えています」と代表は続ける考えを明らかにした。その上で「大阪の例ではありますが、国政の代表を決めていく。国会議員になった皆さま、頑張った皆さまの声を聞いて決めていきたい」と、松井一郎大阪府知事と全国区を担当する片山虎之助共同代表が並び立つ、日本維新の会の形を視野に入れていることを示唆した。
安倍晋三首相(63)が20年の憲法改正を目指す、自民党との連携について「憲法改正も是に含まれる?」と聞かれると、小池氏は「今回の選挙の特徴は、憲法が真正面に出てきたこと。国民の議論を積み重ねるスタートにようやく立った」と否定しなかった。
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