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イエローストーン(左上赤丸)噴火の際、火山灰が落下する範囲(茶色)

◆10月10日

 アメリカ映画「2012」でも、イエローストーンの大噴火が描かれていた。ハリウッドの映画はオカルトの情報や知識を持つ者たちが時々情報をそれとなく流す際に利用される場合がある。この映画もそのような意味をもった映画だといわれている。つまり、地球規模の大変動が起きる可能性と、そこではイエローストーンの大噴火もありうる、ということだろう。

 しかしそれはあくまで可能性ということであり、起きるか起きないかは人間によって左右されると言われる。地球に住む人間の意識次第、という面があるのだ。災害は忘れた頃に、と言われることもあながち嘘ではなく、反対に災害に備えて警戒していると、やり過ごすという事がよくある。
 
 将来の災害を垣間見たオカルト能力を持った者たちがいたとしても、それがそのまま起きない場合は、起きるまでの間に人間の意識が高まり、それが自然を鎮めた際には起きなくなる、ということだろう。これの教訓的話が旧約聖書のヨナ書にあるニネベの町の破滅の予言とそれが起きなかった話である。

 これからの天変地異と世界動乱の時期をどう乗り越えていけるかは、人類の意識に大きく依存している。自然の驚異の前には人間的な作為は微々たるものである。自然に対する畏敬の念を忘れることなく、地球や太陽などに感謝する心を持つことが、最終的には天変地異を和らげることになるのだ。そのような自然に対する謙虚な姿勢を持つのが、大自然には八百万の神がおわします、ととらえる日本であるがゆえ、日本人の意識は大切になってくる

 そのような中、今回伊勢神宮での式年遷宮が10月2日内宮、5日外宮の遷御が行われ、新たな時代が始まったことに合わせて、地球全体も改まっていく過程に入っていくことだろう。日本に伊勢神宮があり各地に神社があり天皇陛下がおられる限り、日本は大自然から絶対的に守護され、その日本が見本となって、世界全体も大自然と協調して生きていく共生的思考が重要視されるようになっていくことだろう。反対にその日本を貶めようとする勢力の将来は暗くなるままであろう。

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●アメリカ一危険なイエローストーン火山が動き出している (その2最終章)
http://endoftheamericandream.com/archives/yellowstone-supervolcano-alert-the-most-dangerous-volcano-in-america-is-roaring-to-life
【10月2日  By Michael Snyder】

 イエローストーンの最近の地震群は9月10日に始まり、16日の11時30分くらいまで揺れが続いた。

 「合計130のマグニチュード0.6から3.6の地震がこの三つの地域で起きた。しかし、殆どは ロウアー・ガイザー・ベイスンで起きていた」と、ユタ大学の声明は記している。「イエローストーンの地震頻度分布は、地震群として起きている」

 では、最悪のシナリオは何か?
 デイリー・メールによれば、イエローストーンの全面的噴火は、アメリカの3分の2を住むに適さない場所に変えてしまうという・・・

 「その噴火は1980年のセント・へレンズの噴火の何千倍も強烈なものになるだろう。溶岩は空高く噴き上げ、植物を殺す火山灰は10フィートの深さに積りそれが1000マイルにまで広がっていくだろう。
 アメリカの3分の2は毒性の大気が覆うため住むことのできない状況になり、航空機は飛行できず、何百万人もの人々が移住せざるを得なくなるだろう」

 同じような災厄をもたらす他の災害を考えることができるだろうか?

 こういうことなので、現在イエローストーンで起きていることは重要なのだ。またアメリカ人は真実を知るべきであろう。以下のことはイエローストーンに関するその他の事実で以前報告できなかった内容である。

1.イエローストーンの全面的噴火は1980年のセント・へレンズ山噴火の1000倍も強烈なものになるかもしれない。

2.イエローストーンの全面的噴火は火山灰を25マイル上方に吹き上げるかもしれない

3.イエローストーンの次の噴火は毎年近づいているように思える。2004年以来、イエローストーン公園のいくつかの地域では10インチも盛り上がったところがある。

4.イエローストーン付近では一年に約3000回の地震がある。 

5.イエローストーンが全面的噴火をした際には、アメリカの北西部全体は完全に破壊されるであろう。

6.イエローストーンの大規模噴火は半径100マイルのエリアにある生物はすぐ絶滅させられるということを意味する。

7.イエローストーンの全面的噴火の火山灰は、少なくとも深さ10フィートで1000マイル遠方にまで降り注ぐ。

8.イエローストーンの全面的噴火はアメリカの中西部全体を火山灰で覆うことになる。アメリカの食料生産は殆ど壊滅状態になるかもしれない。

9.イエローストーンの大規模噴火による「火山の冬」は、地球を急速に冷やすことになるだろう。科学者の中には、地球の温度が20度(華氏で20度ならば摂氏では10度程となる:訳者)は下がる、と考えている人がいる。

10.アメリカはイエローストーンが大規模噴火したあとでは、同じアメリカではいられなくなるだろう。科学者の中にはアメリカの3分の2が人の住めない状態になるだろうと考えている者たちがいる。

11.科学者らはこれは、「もしも」ということではなく、「いつ」イエローストーンの噴火がおきるのか、という問題だと言う。


 更に恐ろしいことは、他の世界中の有名な火山が活動を開始していることだ。例えば、メキシコの最も危険な火山が非常に活発な活動を始めたと記事が7月に出た。

 「ポポカテペトル火山が活動を始めた。このメキシコ・シティー近郊にある活火山は今朝再度、噴火した。火山灰を大気中に吹き上げた。この火山は非常に活発な時期にある。インターナショナル・ビジネス・タイムズ誌によれば、この火山は過去24時間で39回、噴気を出したという。今月初旬の噴火ではメキシコ・シティーの離発着便のいくつかがキャンセルされた。
 BBCは、土曜日のポポカテペトルの噴火の後、政府職員等は警戒レベルを黄に上げたと報じた。黄は7段階のレベルで3番目に高いレベルだ」

 8月のNBCニュース記事は、日本の最も危険な火山の一つが今年500回の噴火をしている、と報じた。桜島の3マイル上方にまで火山灰は上昇し、2006年に記録をとり始めてから最も高く雲の柱が上がった。溶岩は裂け目から半マイル流れ出て、いくつかの巨大な火山弾が裾野に転がった。

 噴火は通常より規模が大きかったが、60万人の付近の住民は3664フィートある隣りにある山の唸りは聞きなれていた。鹿児島の市職員はその声明で、今年だけで桜島の500回目の噴火になると語った。

 こういったことは何を意味するのだろうか? 

 我々は火山の噴火が地球全体でずっと普通のことのような時代に入ろうとしているのだろうか?

 我々は、全く破壊的な火山の噴火が北アメリカをマヒさせるような日に、急速に近づいているのだろうか?

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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