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シリア領内でゲリラ活動を行う反政府勢力グループ

●シリア内のテロリストに対する支援を停止すべき時だ -その2-
「反政府勢力」は全面的にアルカイダによって支配されている
http://www.globalresearch.ca/time-to-end-western-support-for-terrorists-in-syria-opposition-is-entirely-run-by-al-qaeda/5333204
 【4月28日 Tony Cartalucci — Global Research】

 最近では、アメリカ国務省は数億ドルもの資金援助、装備、装甲車などをシリアの反政府勢力側の民兵グループに援助をしたことを発表している。その際、同盟諸国に、数十億ドルの目標額が達成できるよう資金援助を要請した。ニューヨーク・タイムズ紙はその記事の中で、「ケリーは、アメリカはシリアの反政府勢力に対する資金援助を二倍にするだろう、と語った」と報じている:

 新規の支援を約束したため、アメリカからシリアの反政府グループへの、非致死性的な支援の合計は、2億5000万ドルである。ここでの会合でケリーは、国際的支援の額を10億ドルにすることを目標にして、他の諸国に対して支援を強化するよう要請した。、

 そしてこの天文学的現金、武器、装備などが欧米からシリアに送られたのであるが、アメリカの国務省はシリアでの紛争の初期から、シリア内で作戦を行っている有力なグループはアルカイダであり、より正確に言えば、ナスラ戦線であることを知っていた。「イラクのアルカイダの別名としてのアル・ナスラ戦線のテロリスト指定」というタイトルの声明では、はっきりと以下のように書いてある:

 2011年11月以来、アル・ナスラ戦線はダマスカス、アレッポ、ハマ、ダラ、ホムス、イドリブ、ダイル・アル・ザワルを含むシリアの各都市に対する、小火器から即席爆発物による作戦にいたる、しかも40回以上の自爆攻撃も含めて600回に上る攻撃をしてきたと主張している。これらの攻撃の期間、数多くの無辜の一般市民が犠牲となってきた。

 国務省は、初めからアルカイダがシリアの主要都市に対して数百回に上る数の攻撃をしてきたということを認めている。2007年のハーシュのニューヨーカー誌の記事を読み、シリアでアルカイダが活動しだした事を知った人々にとっては、この説明は実にシンプルではないだろうか? 欧米が意図的にシステマチックにアルカイダを武装させシリアに確固とした基盤をつくるよう支援し、数年前に計画したようにシリア政府を転覆させようとしたことは明らかであろう。

 しかしながら、欧米の読者によれば、米英仏、サウジアラビア、カタール、ヨルダン、トルコがシリアに何十億ドルもの現金、数千トンもの武器を「世俗的穏健派」に送ったにも関わらず、アルカイダが「反政府勢力」の中で、突出した地位を得ているのだ、と信じることを大衆は期待されているのである。

 そんなことがありうるか? もしも7カ国枢軸が「世俗的穏健派」の背後に物資を揃えたならば、その穏健派が今度は更なる物資をアルカイダの背後に揃えたというのだろうか? 答えは単純なものである。「世俗的穏健派」なる存在は無かったのである。この事実をニューヨーク・タイムズ紙は完全に認めた。、

 「反政府イスラム主義者がシリア政策でジレンマに」の見出しの記事で、ニューヨーク・タイムズ紙は以下のように認めている:

 「シリア全土で、反政府勢力が支配する地域では、聖職者が裁くイスラム法廷が点在し、過激派の戦闘部隊が存在している。欧米が過激派グループを主流からはずす事を願った傘下の反政府組織である最高軍事評議会でさえ、イスラム法を未来のシリア政府に持ち込むことを願っている司令官らで一杯となっている。
 シリアで反政府勢力が支配する場所は、どこでも世俗の戦闘部隊を語ることはない」

 ある説明がその理由を説明している。その記事は以下のように記している。

 イスラム主義者の反政府の性格は、反逆の主流を反映している。それはシリアのスンニー派の大多数によって開始されて以来続いてきている。殆どが保守的で周辺地域でのことだ。残虐な内乱に陥ったことで派閥の違いが鮮明になった。そして主流の反政府グループが武器の供給を確保する事で失敗したことがイスラム主義者が入り込み、支持者を獲得することに繋がった。

 誰からの「武器の供給を確保する」のか?

 欧米の説明によれば、彼らは「主流の反政府グループ」に数十億ドルの現金、数千トンの武器を供給してきた、という。そして今、BBCによれば、訓練も施してきている、という。もしも、意図的にそして直接的にアル・ナスラの手に渡したのでなければ、これらの一切の現金や武器、訓練はどこに行ったのか?

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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