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時代の先読み
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日本の進むべき道
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我々の心構え
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【8月15日】
グルジア戦争とイラン問題は一つのセットと見るべきで、そのことを指摘してきた。
→「シルクロード戦略法」についての解説
グルジア・南オセチア紛争はカスピ海周辺の覇権争いであり、この覇権争いをしているのは、勿論アメリカとロシアで、既に、傭兵という立場で(イラクでも多くのアメリカ人傭兵が活躍中)、アメリカ人の兵力が介入していたが、今回は正式にアメリカ軍が介入するということになり、事態は一層深刻になってきている。
アメリカ軍内部の、イラン戦争に反対する者たちは今までもさまざまな形でその意向を具体化するための動きを進めてきていたが、以下の記事もその一つかと思われる。
第1戦略通信航空団司令官が指揮下の航空偵察小隊司令官を解任したと報じられた。
http://ap.google.com/article/ALeqM5iKDcgevZDggHCdTkRzapHfQC_a2wD92H4SBG3
しかしここに来て、アメリカ政府は正式に、アメリカ軍の介入を、たとえ人道支援目的とはいえ開始したので、これは代理戦争が、本格的対決への構図に進む契機になりうる、非常に憂慮せざるを得ない情勢といえる。
前にも書いたが、米軍内には、イラン攻撃反対の司令官などが多く存在していて、米軍内でも抗争が水面下で続けられている様子で、政治家の中には自分や自分の息子・娘などが戦争に行くこともないからか、平気で戦争を始めたがる者たちもいるようだが、泥沼のイラク戦争を前にこのような新たな戦線拡大に反対する将軍などは、「新たな戦線をもつ余裕はない」、と発言してきていた。
そして今イスラエルがイラン攻撃を真剣に考慮していることを懸念し、米国が軍事面での協力を拒否した、とイスラエルのハーレツ紙が報じた。
時事では、「同紙によると、イスラエルのオルメルト首相とバラク国防相は今年5月、ブッシュ大統領が同国を訪問した際、イランへの攻撃能力を高める『特定の軍備品』について支援を要請した」が、その要請に「応じない方針を決定」したということで、「イスラエルに対し作戦を控えるよう圧力を掛けた」とある。
アメリカ内にもイスラエル内にも、武断攻撃派と外交融和派の間で対立があり、水面下でさまざまな駆け引きが続けられている模様でである。
~~~~~~ 関連記事 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●アメリカ兵がグルジア軍と共に戦闘にかかわっていたこと、いくつかの死体が存在しそれを示していることが、YouTubeなどで示されている。
http://uk.youtube.com/watch?v=mBMQufrBWdg&feature=related
●米海軍は、航空偵察小隊司令官を解任
http://ap.google.com/article/ALeqM5iKDcgevZDggHCdTkRzapHfQC_a2wD92H4SBG3
「海軍は、大統領と国防長官に、核兵器を指揮するための空中偵察情報を提供する航空偵察小隊司令官を解任した、と12日発表した。・・・以下略」
●米軍支援物資が到着、米露対峙へ グルジア紛争
8月14日20時44分配信 産経新聞
【モスクワ=遠藤良介】グルジア紛争は14日、ロシア軍が先に合意した
停戦条件に反し、グルジア中部まで部隊を侵攻させ続けていることが明白となった。
国際社会が調停の動きを本格化させている中、停戦合意の実効性に大きな
疑問符がつけられた形だ。一方、グルジアの首都トビリシには人道支援物資を
積んだ米軍のC17輸送機が到着。米国が本格的なグルジア支援に
乗り出したことで、グルジア領内で米露両軍が対峙(たいじ)する構図が
鮮明となった。・・・以下略
●アメリカがイスラエルのイラン核施設攻撃にブレーキ
U.S. puts brakes on Israeli plan for attack on Iran nuclear facilities
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1010938.html
グルジア戦争とイラン問題は一つのセットと見るべきで、そのことを指摘してきた。
→「シルクロード戦略法」についての解説
グルジア・南オセチア紛争はカスピ海周辺の覇権争いであり、この覇権争いをしているのは、勿論アメリカとロシアで、既に、傭兵という立場で(イラクでも多くのアメリカ人傭兵が活躍中)、アメリカ人の兵力が介入していたが、今回は正式にアメリカ軍が介入するということになり、事態は一層深刻になってきている。
アメリカ軍内部の、イラン戦争に反対する者たちは今までもさまざまな形でその意向を具体化するための動きを進めてきていたが、以下の記事もその一つかと思われる。
第1戦略通信航空団司令官が指揮下の航空偵察小隊司令官を解任したと報じられた。
http://ap.google.com/article/ALeqM5iKDcgevZDggHCdTkRzapHfQC_a2wD92H4SBG3
しかしここに来て、アメリカ政府は正式に、アメリカ軍の介入を、たとえ人道支援目的とはいえ開始したので、これは代理戦争が、本格的対決への構図に進む契機になりうる、非常に憂慮せざるを得ない情勢といえる。
前にも書いたが、米軍内には、イラン攻撃反対の司令官などが多く存在していて、米軍内でも抗争が水面下で続けられている様子で、政治家の中には自分や自分の息子・娘などが戦争に行くこともないからか、平気で戦争を始めたがる者たちもいるようだが、泥沼のイラク戦争を前にこのような新たな戦線拡大に反対する将軍などは、「新たな戦線をもつ余裕はない」、と発言してきていた。
そして今イスラエルがイラン攻撃を真剣に考慮していることを懸念し、米国が軍事面での協力を拒否した、とイスラエルのハーレツ紙が報じた。
時事では、「同紙によると、イスラエルのオルメルト首相とバラク国防相は今年5月、ブッシュ大統領が同国を訪問した際、イランへの攻撃能力を高める『特定の軍備品』について支援を要請した」が、その要請に「応じない方針を決定」したということで、「イスラエルに対し作戦を控えるよう圧力を掛けた」とある。
アメリカ内にもイスラエル内にも、武断攻撃派と外交融和派の間で対立があり、水面下でさまざまな駆け引きが続けられている模様でである。
~~~~~~ 関連記事 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●アメリカ兵がグルジア軍と共に戦闘にかかわっていたこと、いくつかの死体が存在しそれを示していることが、YouTubeなどで示されている。
http://uk.youtube.com/watch?v=mBMQufrBWdg&feature=related
●米海軍は、航空偵察小隊司令官を解任
http://ap.google.com/article/ALeqM5iKDcgevZDggHCdTkRzapHfQC_a2wD92H4SBG3
「海軍は、大統領と国防長官に、核兵器を指揮するための空中偵察情報を提供する航空偵察小隊司令官を解任した、と12日発表した。・・・以下略」
●米軍支援物資が到着、米露対峙へ グルジア紛争
8月14日20時44分配信 産経新聞
【モスクワ=遠藤良介】グルジア紛争は14日、ロシア軍が先に合意した
停戦条件に反し、グルジア中部まで部隊を侵攻させ続けていることが明白となった。
国際社会が調停の動きを本格化させている中、停戦合意の実効性に大きな
疑問符がつけられた形だ。一方、グルジアの首都トビリシには人道支援物資を
積んだ米軍のC17輸送機が到着。米国が本格的なグルジア支援に
乗り出したことで、グルジア領内で米露両軍が対峙(たいじ)する構図が
鮮明となった。・・・以下略
●アメリカがイスラエルのイラン核施設攻撃にブレーキ
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http://www.haaretz.com/hasen/spages/1010938.html
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