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 【9月3日】
 マケイン氏もオバマ氏もとても応援する気にならない、米大統領選での候補の顔ぶれだったが、ここに来て、マケイン候補がペイリン氏を副大統領候補に選んだ、ということに何かしら、不思議な天の意図を感じる。

おりしも日本の福田総理が突然の辞任、というニュースで今日本は騒がしくなっているが、この、突然の国の指導者の不在、という事態を考えてみた。 

そこから導き出された結論は、今度の大統領選では、天の願いは、マケイン氏でもオバマ氏でもなく、ましてやバイデン氏でもなく、それは、ペイリン氏だということではないのか、ということだ。

彼女は州知事で、しかも任期もわずかなので、いまだワシントンの醜い政界に染まっていない。
純粋さがある、といえるだろう。いわゆる庶民の目線をまだ持っている。
それに母親だから、男たちと違った感性で政治に対応できる。

いくら女性でも、クリントン氏は、すでに財界・政界の汚く怖い世界とつながっているため、彼女が大統領になっても悪くなりこそすれ、アメリカが良くなるとはちっとも思えなかった。しかしペイリン氏にはそのようなしがらみはほとんどないと思われるから、そこに希望がある、と言える。

また息子さんがイラクに派遣されるということだから、彼は間違いなくイラクの悲惨な現実を肌身で知って、それを母親に直接伝えることができ、米軍がイラクに存在する必要性はない、ということが伝わるだろう。

ペイリン氏はアラスカの原油・エネルギー企業との癒着がひどい州政治に挑戦、相手が共和党の大物議員であってもためらいなく噛み付く、(世界日報)といわれている。

政治には本当にそのような人物が必要であり、今のアメリカを『救いうる可能性をもつ人物』は、図らずも、マケイン氏が「一目ぼれ」した、このペイリン氏以外、現実的には存在しないのではないか、と感じる。

「一目ぼれ」、した、というところがミソである。

Photo

マケイン氏が大統領に当選すれば、その後、マケイン氏の身に何かが起きて、政務を取れなくなったとき、副大統領のペイリン氏が臨時大統領として縦横無尽に活躍できる機会が訪れることになる・・・これが、天の本命の意義ではないのか、ということだ。

私はかねがねアメリカはその建国の精神を失い、古き良きアメリカを喪失してしまっているが、その復活には、この建国の精神、すなわちキリスト教の理想的精神を取り戻すしかない、と感じていたから、スカル・アンド・ボーンズなどの秘密結社の会員などになっているブッシュ氏などに対する不信感が強かったし、とりわけその取り巻きにネオコン系スタッフを見ると、アメリカに対する希望がなえてしまうのだったが、ユダヤの金が付いておらず、イスラエル・ロビーの影響もほとんどないと思われ、またネオコンとの因縁もない、となれば、そこにアメリカ復活の希望が見えてくる、というものだ。

ペイリン氏は、おそらく普通のクリスチャンのはずだから、そのままの精神で、政治を行えばアメリカは元に戻る可能性が出てくる。
我々の願うアメリカはそのようなアメリカだから、そうなって欲しいと願わざるを得ない。

勿論、以上のことは、ほとんど奇跡に近い事柄であることは百も承知だ。

~~~~~~~ 関連記事 ~~~~~~~~~~~~~~

●不正許さぬ根っからの闘士
ペイリン・アラスカ州知事
【世界日報 9月1日】

大方の予測を裏切り、共和党の副大統領候補として白羽の矢が立てられたアラスカ州のサラ・ペイリン知事。オハイオでの「お披露目演説」では、自身を「ホッケー・ママ」と紹介したが、地元では、地方政治特有の利権体質と戦う「闘士」として州民からの支持を集めている。
政治家としてのペイリン氏の経歴は16年弱。地元ワシラ市ではの市議会議員一期、同市長2期。06年州知事に。しかも州知事になってまだ1年8ヶ月だ。
民主党のオバマ氏の陣営は「外交経験ゼロ」、小さな市の元市長に何ができる」とネガティブ・キャンペーンを張っている。
ペイリン氏の実績を知るアラスカ州民は、「ペイリン知事の2年間は8年分の仕事を果たしている」と評価する。ワシラ市長時代から、原油・エネルギー企業との癒着がひどい州政治に挑戦。相手が共和党の大物議員であっても、ためらいなく噛み付いていく。
また、連邦政府による公共事業を無用として拒否したことも。逆に、不当に安く抑えられていた石油関連企業への税制を改めるなど、「弱きを助け強きをくじく」やり方は、州民から喝采を受けている。
その一方で、保守本流としての価値観は固辞。熱心なキリスト教徒。
中絶に反対する「プロライフ」派であり全米ライフル協会の永世会員でもある。
1964年、アイダホ州生まれ。両親は学校教師。猟師で石油企業に勤務する夫トッドさんとの間に5人の子供を持つ。


●米大統領選 ペイリン氏「ガラスの天井破る」 共和党副大統領候補、劇的デビュー  8月31日8時0分配信 産経新聞

 ■最年少の知事/5人の子の母/筋金入り保守
 【ワシントン=渡辺浩生】米大統領選で共和党の副大統領候補に29日指名されたアラスカ州の女性知事、サラ・ペイリン氏(44)は、地元で政治刷新に取り組む「保守派のマドンナ」で、陸軍兵士からダウン症の乳児まで5人の子の母。無名だが多彩な表情を持つ共和党初の女性副大統領候補のデビューは、全米メディアの話題を独占中だ。

 「私は普通のホッケー・ママ(子供を地元のホッケーチームに通わせる母親)だった」。ペイリン氏は29日、オハイオ州デートンでの集会で、夫のトッド氏と4人の子供とともに登壇し、自己紹介した。

 幼いころアイダホ州からアラスカ州に移住。高校時代はバスケットボールの選手で地元の美人コンテストで優勝した。アイダホ大学卒業後、アンカレジのテレビ局キャスターを務め、その後夫と漁業に従事した。ハンティングが趣味で、全米ライフル協会(NRA)終身会員でもある。

 地元ワシラ市で子供の学校のPTA活動に熱中していた1992年、同市議に選ばれ政治の道へ。同市長から2006年に女性初かつ最年少の同州知事に一気に駆け上がった。

 アラスカ州は、石油・天然ガスが豊富なゆえに、業界と地元政治家・官僚との癒着や汚職が絶えず、連邦捜査局(FBI)の捜査対象にもなった。ペイリン氏は、政治倫理法の制定や利益誘導型支出の撲滅などの改革に取り組み始めた。

 州内の支持率は80%。この政治姿勢が、「ワシントンの既成政治の刷新を」と主張するマケイン氏の目にとまる結果となった。

 しかも、筋金入りの保守主義者である。

 キリスト教右派エバンジェリカル(福音派)の信者で、妊娠中絶への反対を貫く。今年4月に誕生した第5子は、胎児のころにダウン症であることが分かった。しかし、「すべての赤ちゃんがよい目的のために創造され、この世界をより良くする可能性を持っている」と出産を決意した。

 お披露目の壇上に姿を見せなかった長男は、陸軍兵士で、米中枢同時テロ発生から7周年の9月11日に、イラクに赴く予定だ。「自分の長男と軍服を着て国に奉仕するすべての男女を誇りに思う」。そう演説で述べると聴衆は「USA! USA!」と一斉に連呼して星条旗を振った。

 さらに、過去大統領選に挑戦した女性先駆者として、1984年の民主党副大統領候補、フェラーロ氏と、オバマ候補との指名争いに敗れたクリントン上院議員の2人を挙げ、「米国女性の闘いは終わっていないが、今回限りでガラスの天井を打ち破ってみせる」と宣言し、ヒラリー信者の揺れる心に訴えた。

 「史上最も無名な副大統領候補」(米紙ワシントン・ポスト)の劇的なデビューは、前夜まで初の黒人大統領候補オバマ氏の指名に集中した全米のメディアの話題をさらい、大統領選の行方を一気に混沌(こんとん)とさせた。


●<米大統領選>ペイリン効果、献金にくっきり
9月1日12時47分配信 毎日新聞

 【セントポール及川正也】米共和党の大統領候補内定者のマケイン上院議員の陣営は31日、副大統領候補に保守派で女性のペイリン・アラスカ州知事(44)を起用した後の丸1日で、680万ドルの献金を獲得したと発表した。資金面では「ペイリン効果」が表れた形だ。

 献金の内訳はインターネットを通じた分が450万ドル、電話などが230万ドル。マケイン氏の1日の献金額では過去最高で、昨年10~12月の3カ月分も上回った。ペイリン氏は中絶や同性婚に強く反対。「中道寄り」としてマケイン氏を敬遠していた保守派の期待が高まった結果とみられる。


●マケイン氏“ひと目ぼれ”ペイリン知事と1度会っただけで
8月31日21時4分配信 読売新聞

 【ワシントン=五十嵐文】米共和党の大統領候補となるジョン・マケイン上院議員は、アラスカ州のサラ・ペイリン知事と1度しか会ったことがないのに、副大統領候補への起用を決めていたことがわかった。

 「若さ」「女性」「保守的」といったペイリン氏の特長に目をつけ、女房役に抜擢した“電撃結婚”だったようだ。

 陣営の説明によると、マケイン、ペイリン両氏の初顔合わせは今年2月、ワシントンで開催された全米知事協会の席上。マケイン氏は翌3月に指名を確定させ、ペイリン氏は副大統領候補の1人としてリストに載ったが、候補選びが佳境を迎えた8月24日にマケイン氏が電話するまで、2人は事実上、没交渉だった。

 民主党大会でジョゼフ・バイデン上院外交委員長が同党副大統領候補に正式に指名された同27日夕、ペイリン氏はアリゾナ州入りしてマケイン氏側近と面会。翌28日午前、マケイン氏の私邸で2度目の面会に臨むと、副大統領候補として正式に“プロポーズ”され、受諾した。


●ペイリン効果、過半数が肯定=マケイン氏のコンビ人選-米調査
8月31日15時45分配信 時事通信

 【ワシントン31日時事】米ゾグビー社が30日公表した世論調査結果によると、大統領選の共和党候補に確定しているマケイン上院議員が副大統領候補にペイリン・アラスカ州知事を選んだことについて「マケイン氏勝利に有利に働く」と考える人が過半数の52%に上った。
 また、マケイン、ペイリン両氏への支持率が47%で民主党の正副大統領候補オバマ、バイデン両氏の45%を若干上回った。 

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