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【9月18日】
株、債権などが大きく売られる中、金(ゴールド)価格が史上最大の上げ幅で上昇した。ペーパーマネーと言われるものに対する不信感の増大が実物に対する信頼へと、人間の心理を見事に表現した動きだ。
反対にニューヨーク連銀から9兆円もの支援を受けることが決まったAIGであるが、その後も株価は下げ続け、昨日の終値は、
★AIG 2.05ドル(-1.70 -45.33% )
と半額ほどにまで売り込まれた。
要するに、市場はおそらく9兆円でも足りない、と見ているということで、政府の決定は気休め、ということになりそうだ。
その他にも、やはり支援が決まっているファニーメイも 10%以上、下げて終わった。
★FNM 0.43ドル (-0.05 -10.60% )
ただしフレディマックの方は、逆に少し上げた。
★FRE 0.2700ドル( +0.0104 +4.01% )
ようするに、政府の支援があったとしても、それだけで安心するほど今回のアメリカの金融危機は浅くない、という判断が市場にあるということだろう
そのため、銀行の再編の動きがアメリカ・欧州で出始めている。
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●ダウ、449ドル安=2年10カ月ぶり安値〔米株式〕
9月18日1時0分配信 時事通信
【ニューヨーク17日時事】17日のニューヨーク株式相場は、米金融大手の破綻(はたん)や公的救済が続いたことで信用不安が極度に高まり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は今年2番目の下げ幅となる前日終値比449.36ドル安の1万0609.66ドルで引けた。これは終値としては2年10カ月ぶりの水準。ハイテク株中心のナスダック総合指数も同109.05ポイント安の2098.85と反落して終了。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2806万株減の21億3819万株(暫定値)。
米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は前日、資金繰り難から米連邦準備制度理事会(FRB)に緊急融資を仰ぎ、事実上政府管理下に入った。15日に証券大手リーマン・ブラザーズが破綻した矢先の公的救済発表に、市場では信用リスクに対する警戒感が一段と高まった。
さらに、スイス金融大手UBSがスイス国立銀行(中央銀行)に救済を求めたとの観測も信用不安をあおり、「質への逃避」が加速。国債や金が買われる一方、株式相場は全面安となった。
売り物は、優良企業とされるゼネラル・エレクトリック(GE)、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどにも波及。市場参加者からは「投資家はパニック状態で、見境なく株を売っている」(証券大手ジェフリーズのアナリスト、アーサー・ホーガン氏)との声が聞かれた。
●米M・スタンレー株が一時43%急落、ゴールドマンはは27%安
9月18日6時25分配信 ロイター
[ニューヨーク 17日 ロイター] 17日の米国株式市場で、金融システムの安定性をめぐる懸念が高まる中、モルガン・スタンレー(モルスタ)<MS.N>の株価が一時43%、ゴールドマン・サックス<GS.N>は27%下落した。
株価急落を受け、両社のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは大幅に拡大した。
フェニックス・パートナーズのデータによると、モルスタのCDSはアップフロントベースの保証コストが一時14%に上昇。これに年間で5%の支払いが加わる。ディストレスとみなされた場合、アップフロントベースの取引に移行する。
フェニックスによると、ゴールドマンの5年物CDSスプレッドは一時600ベーシスポイント(bp)に拡大した。CDSスプレッド1bpは、債務1000万ドルに対する保証料1000ドルに相当する。
●NY金、過去最大の上げ幅=質への逃避で買い殺到
9月18日5時50分配信 時事通信
【ニューヨーク17日時事】17日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、金融市場の混乱を受けた質への逃避による買いが殺到し、大幅反発した。
中心限月12月物は、1オンス=850.50ドルと前日終値比70.00ドル(9.0%)高で終了。終値ベースでみた1日の上げ幅としては、1980年1月29日に記録した64ドルを大きく上回り、過去最大となった。
●英銀ロイズ、住宅金融大手買収
=米の金融再編、欧州に波及-BBC報道
9月18日8時27分配信 時事通信
【ロンドン17日時事】英BBC放送は17日夜、同国銀行大手ロイズTSBが同じく銀行大手のHBOSを買収することで合意に達したと報じた。これにより英国最大の銀行が誕生し、特に住宅金融市場では3分の1前後の圧倒的シェアを占める見通し。HBOSは傘下に住宅金融最大手ハリファクスを擁している。
HBOSは昨年夏の米住宅ローン危機を受けた英住宅市場の低迷で業績が悪化。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)のあおりで「資金調達が困難になっている」とうわさされ、15、16両日の株価が暴落。「このままでは英国金融機関全体に信用不安が波及する」との懸念が強まっていた。
●モルガン・スタンレー、ワコビアと合併か
=シティなどはS&L最大手に関心-米紙
9月18日7時33分配信 時事通信
【ニューヨーク17日時事】証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)などをきっかけに、米金融大手が再編の動きを加速させている。ニューヨーク・タイムズ(電子版)は17日、証券大手モルガン・スタンレーが大手銀ワコビアなどとの合併を検討していると報じた。一方、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は同日、銀行大手のシティグループやウェルズ・ファーゴが、経営難に陥っている貯蓄貸付組合(S&L)最大手のワシントン・ミューチュアル買収に関心を示していると伝えた。
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