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ユダヤとナチスは同じだと非難
◆12月10日
スウェーデンでイスラエル兵がパレスチナ人の臓器を摘出している、と指摘する記事を掲載した新聞が出たり、イスラエルに養子で向かったウクライナ人の子供たちが臓器を摘出された、というようなことから、反セミティズムがウクライナの今の大統領選挙キャンペーンの中心になったりして、ヨーロッパでは今もユダヤ人・イスラエルに対する強い反感が存在する。
これは突発的なことではないし、ウクライナだけに限ったことでもなく、ユダヤ人がヨーロッパでは、昔から現代に至るまで、さまざまな問題を起こしてきている、その現代版に過ぎない。要するにユダヤ人問題は根が深いのだ。
世界には、そしてヨーロッパにはさまざまな民族が存在し、少数民族という存在がその国その国でいろいろな扱いを受けてきているのだが、ユダヤ人ほど問題の多い民族も少ない。これはやはり、問題の所在はそのユダヤ人自身にある、と考えるべきなのであって、そうでなければ、これほど長い間これほど問題にされてくるはずはなかったはずだ。
その原因は下記の記事にあるように、現代では、イスラエル政府の対パレスチナ政策にあるといえる部分もあるだろうが、それだけでは歴史的な反ユダヤ感情は分からなくなってしまう。
このブログでは何回か指摘していることだが、それは、ユダヤ人の持つ、タルムードの教えであり、そこに強烈にしたためられている「ユダヤ選民観」であり、キリスト教観、そして世界観に問題があるからだ。
タルムードとは、ユダヤ教の教師の教えだから、聖書のように、歴史的な預言者そのものの教えの内容ではなく、その預言者らの教えの「解釈」の教えに過ぎない。
これは神の教えを「預」かってその「言」葉を伝えた預言者ではなく、それを学んだユダヤ教の教師の教えなのだ。つまりあくまで人間の考え方なのだが、それを絶対視するところからおかしなことになってしまっている。宗教というものの陥る重大な陥穽であろう。
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●ヨーロッパでは、反セミティズム(ユダヤ)が増大、イスラム恐怖症は減少
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3815828,00.html
【12月6日 Sarah Stricker】
ヨーロッパでは右翼政党が力を増してきている。スイス市民はモスクの尖塔を禁止する法律に投票したくらいだ。しかしドイツの調査内容が6日発表されたのを見ると、イスラムに対する恐れや嫌悪といったものは、このところ減少している。しかしながら、ユダヤ人とホモに対する嫌悪は上昇している。
過去8年間、ビールフェルト大学の紛争暴力統合研究所は「敵意を持つグループ」について研究する「ドイツ状況」と呼ばれる年1回の研究を行っている。たとえば、外国人嫌悪、性差別、人種差別、反セミティズム、失業者に対する偏見、身体障害者、ホームレス、ホモなどの人々に対する敵意である。
金融危機と将来に対する恐れのため、増大している貧困と失業は今年上昇すると研究所は見ている。しかし昨年の結果と比べると、少数民族に対する恨みは減少している。性差別、人種差別は大いに減少し、イスラム恐怖症でさえ少しだけだが減少した。しかし2つだけ例外がある、ホモ嫌いと反セミティズム(ユダヤ)である。
地位の高い人々にこのグループ(ホモ、ユダヤ人)に属する人々が多いこともあって、両方のグループに対する嫌悪は上昇傾向にある。
ビート・カッパー研究員は、金融危機が実際、この傾向の説明となるかもしれないと考えている。カッパー氏は、ヨーロッパ諸国と比べると、ドイツは平均的だが、48%が反セミティズム声明に同意しているということは、ドイツの歴史に照らしてみれば、驚くべきことだ、と語った。
この研究では初めて、ヨーロッパ諸国の外国人嫌い、たとえば、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、ポルトガル、ポーランド、ハンガリーでの比較検討をしている。その結果によると、ヨーロッパでの少数派に対する偏見のレベルは、警戒レベルにあるという。
50.4%の人口は「移民が多すぎる」と考えている。また54.4%の人々は、「イスラムは不寛容の宗教だ」と考えている。興味深いのは、「イスラム教徒が多すぎる」と考える人々の割合は、イスラム教徒があまり多くない国に高いことだ。
ヨーロッパ人の3分の1(31.3%)は、「黒人と白人とには、自然な階層構造がある」ことに同意している。大多数(60.2%)の人々は伝統的な性的役割に固執して、「女性は妻としてまた母としての役割をもっと真剣に果たすべきだ」と要求している。42.6%の人々は、ゲイとレスビアンに平等な権利を与えることを否定し、ホモを「背徳的」とみなしている。
◆イスラエルに対する批判の背後にあるもの
反セミティズムはヨーロッパで広がっている。 アムステルダム、ビーレフェルト、ブタペスト、グルノーブル、リスボン、マーブルグ、オックスフォード、パドゥア、パリ、ワルシャワの大学の科学者チームは、41.2%のヨーロッパ人が、「ユダヤ人はナチの時代の犠牲者だったことを利用している」と考えているということを発見した。もっとも高いところはワルシャワで、72%となっている。一番低いのは、オランダ人の5.6%である。
ヨーロッパ人の4分の1(24.5%)は、「ユダヤ人は大きすぎる影響力を持っている」と考え、ほぼ3分の1(31%)が、「「ユダヤ人は一般的には、自分たちのことしか考えない」という点で一致している。
その反面、61.9%のヨーロッパ人は、ユダヤ人は「我々の文化を豊かにする」と見ている。特にオランダ、イギリス、ドイツで顕著である。
彼らは、「迫害戦争」という反セミティズムの言葉を使用し、全てのユダヤ人の問題だとする、パレスチナ人に対するイスラエルの政策の特別な批判の背後に隠れている、反セミティズムの度合いを研究している。
ヨーロッパ人の45.7%(フランスはこの反セミティズムについての調査をさせてもらえなかった)は、「イスラエルがパレスチナ人に対する絶滅戦争を仕掛けている」と考えている。37.4%は:「イスラエルの政策を考えると、どうして人々がユダヤ人のことを嫌うのか理解できる」ということに同意している。
全般的に、反セミティズムの姿勢の度合いに関しては、ヨーロッパ中でさまざまだが、イギリスやオランダのように比較的低いところから、ポルトガル、そして特にポーランドやハンガリーのようにかなり高い国までいろいろある。
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