*
時代の先読み
*
日本の進むべき道
*
我々の心構え
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
◆4月29日
パキスタンのザルダリ大統領は27日、ウサマ・ビンラディンが既に死亡しているのではないかと語った。それをロイターが報じた。ここにもアメリカの論調の変化が見て取れそうだ。
実は暗殺されたベナジール・ブット女史が生前、やはりビンラディンの死亡について語っており、彼女はビンラディンの暗殺者の名前まで語ったのだが、それは大手のメディアでは取り上げられなかった。2007年11月2日、ブット女史はビンラディンを殺害したのは、オマール・シェイフだと語っている。
●以下のYouTubeで見ることができる。
www.youtube.com/watch
その人物はパキスタンの諜報機関と関係のある人物だという。そしてその彼女もこのことを語った直後の12月27日暗殺されてしまった。彼女は自分がパキスタン政府によって暗殺される危険性を十分知っていて、なおかつパキスタンに帰国を果たし、そして予想通り暗殺された。これからいえることは、彼女の証言は信憑性が高い、ということだ。またその語り口も納得できるものである。
つまりビンラディンは2007年には既に死亡している可能性が高いのだ。もし死んでいるとすれば、アメリカの諜報機関もその他の国の諜報機関もほぼ真実は把握しているはずである。ブット女史が語った内容を知らないはずもないのだから。
つまり、各国はビンラディンは既に死亡していることを知りつつ、「テロとの戦争」の名目上、その死を公開せず、あたかもビンラディンがまだ生きているかのように装いながら、「テロとの戦争」という政策を進めてきた、ということになる。
しかしオバマ氏が合衆国の大統領になってから、彼は「テロとの戦争」という表現さえ使用しない方針をとるようになった。つまり、オバマ氏は「テロとの戦争」という表現には以上のようなまやかしがあり、それを継続的に使用することは彼の方針と合わないと判断したためであろう。
従ってこれからは、ブッシュ政権が築いてきたさまざまなまやかしの構造が明らかになり、それが解体されていくようになるであろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●ビンラディン、すでに死亡の可能性=パキスタン大統領
【イスラマバード27日ロイター】
パキスタンのザルダリ大統領は27日、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者について、居場所は依然として分からず、すでに死亡している可能性があるとの見方を示した。
ザルダリ大統領は海外メディアに対し、米当局はビンラディン容疑者がパキスタンに潜伏している可能性が強いと常々主張するが、いまだにその痕跡を見つけたとの報告は受けていないと語った。
自国の情報機関も同様に居場所を突き止めていないとした上で、同大統領は「新しいニュースはない。彼ら(情報機関)は明らかに彼(ビンラディン)がもはや存在しないと感じているが、確認はしていない。それを確かめることはできない」と述べた。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは今年3月、ビンラディン容疑者のものとする音声テープを放送。生きていれば、ビンラディン容疑者は3月10日に52歳になっている。
●オバマ政権で「テロとの戦い」という言葉は使わない、クリントン米国務長官
【3月31日 AFP】
ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は30日、アフガニスタンの安定化を協議する閣僚級国際会議に出席するためオランダのハーグ(The Hague)に向かう機中で同行記者団の質問に答え、オバマ政権ではジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権が用いた「テロとの戦い」という言葉を使うのをやめたと述べた。
クリントン長官は、「オバマ政権ではその表現を使っていない。この事実で十分説明になっていると思う。現政権でその表現を聞いたこともないし、この表現を使えとか、使うなとかいう指示を受けたこともない。自然に使われなくなったということ」と説明した。 ブッシュ前政権は、「テロとの戦い」の名目でイラクに進攻し、キューバ・グアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地の収容施設や、米中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA)が外国に設置した収容施設での容疑者拘束を正当化した。
しかし1月の就任以来オバマ大統領は、イラクからの米軍撤退やグタンタナモ収容施設の1年以内の閉鎖を宣言するなど、前政権と決別する政策を次々と打ち出している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パキスタンのザルダリ大統領は27日、ウサマ・ビンラディンが既に死亡しているのではないかと語った。それをロイターが報じた。ここにもアメリカの論調の変化が見て取れそうだ。
実は暗殺されたベナジール・ブット女史が生前、やはりビンラディンの死亡について語っており、彼女はビンラディンの暗殺者の名前まで語ったのだが、それは大手のメディアでは取り上げられなかった。2007年11月2日、ブット女史はビンラディンを殺害したのは、オマール・シェイフだと語っている。
●以下のYouTubeで見ることができる。
www.youtube.com/watch
その人物はパキスタンの諜報機関と関係のある人物だという。そしてその彼女もこのことを語った直後の12月27日暗殺されてしまった。彼女は自分がパキスタン政府によって暗殺される危険性を十分知っていて、なおかつパキスタンに帰国を果たし、そして予想通り暗殺された。これからいえることは、彼女の証言は信憑性が高い、ということだ。またその語り口も納得できるものである。
つまりビンラディンは2007年には既に死亡している可能性が高いのだ。もし死んでいるとすれば、アメリカの諜報機関もその他の国の諜報機関もほぼ真実は把握しているはずである。ブット女史が語った内容を知らないはずもないのだから。
つまり、各国はビンラディンは既に死亡していることを知りつつ、「テロとの戦争」の名目上、その死を公開せず、あたかもビンラディンがまだ生きているかのように装いながら、「テロとの戦争」という政策を進めてきた、ということになる。
しかしオバマ氏が合衆国の大統領になってから、彼は「テロとの戦争」という表現さえ使用しない方針をとるようになった。つまり、オバマ氏は「テロとの戦争」という表現には以上のようなまやかしがあり、それを継続的に使用することは彼の方針と合わないと判断したためであろう。
従ってこれからは、ブッシュ政権が築いてきたさまざまなまやかしの構造が明らかになり、それが解体されていくようになるであろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●ビンラディン、すでに死亡の可能性=パキスタン大統領
【イスラマバード27日ロイター】
パキスタンのザルダリ大統領は27日、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者について、居場所は依然として分からず、すでに死亡している可能性があるとの見方を示した。
ザルダリ大統領は海外メディアに対し、米当局はビンラディン容疑者がパキスタンに潜伏している可能性が強いと常々主張するが、いまだにその痕跡を見つけたとの報告は受けていないと語った。
自国の情報機関も同様に居場所を突き止めていないとした上で、同大統領は「新しいニュースはない。彼ら(情報機関)は明らかに彼(ビンラディン)がもはや存在しないと感じているが、確認はしていない。それを確かめることはできない」と述べた。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは今年3月、ビンラディン容疑者のものとする音声テープを放送。生きていれば、ビンラディン容疑者は3月10日に52歳になっている。
●オバマ政権で「テロとの戦い」という言葉は使わない、クリントン米国務長官
【3月31日 AFP】
ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は30日、アフガニスタンの安定化を協議する閣僚級国際会議に出席するためオランダのハーグ(The Hague)に向かう機中で同行記者団の質問に答え、オバマ政権ではジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権が用いた「テロとの戦い」という言葉を使うのをやめたと述べた。
クリントン長官は、「オバマ政権ではその表現を使っていない。この事実で十分説明になっていると思う。現政権でその表現を聞いたこともないし、この表現を使えとか、使うなとかいう指示を受けたこともない。自然に使われなくなったということ」と説明した。 ブッシュ前政権は、「テロとの戦い」の名目でイラクに進攻し、キューバ・グアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地の収容施設や、米中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA)が外国に設置した収容施設での容疑者拘束を正当化した。
しかし1月の就任以来オバマ大統領は、イラクからの米軍撤退やグタンタナモ収容施設の1年以内の閉鎖を宣言するなど、前政権と決別する政策を次々と打ち出している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
PR
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ROCKWAYアド
カテゴリー
最新CM
最新記事
(03/20)
(03/14)
(03/05)
(03/03)
(03/02)
最新TB
プロフィール
HN:
ROCKWAY
性別:
男性
自己紹介:
経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
ブログ内検索
最古記事
(07/26)
(07/27)
(07/29)
(07/31)
(07/31)
フリーエリア