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日本の進むべき道
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我々の心構え
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来年までイラン攻撃を延期?したイスラエルのネタニヤフ首相
◆4月5日
イスラエルがやはりイラン攻撃は来年まで延期したようだ。オバマ政権のイラン攻撃反対の意思を見せ付けられてイスラエルもどうしようもなく攻撃延期をきめたのであろう。このブログでは、その件では、3月30日号の「アメリカがイスラエルのイラン攻撃を阻止」でイスラエルのイラン攻撃はアメリカ大統領選の後まで延期されたことを示した。
これからはイスラエルは今までの「戦争屋」的態度を改めて、イランともアラブ諸国とも共存していく、という考え方に改めていかねばならない。そして自国の宗教であるユダヤ教の正しい理解に戻らなければならない。「選民思想」の呪縛から、自らを解放させなければならない。それに自分たちの後ろ盾となっている、国際的な金融業者らの資金さえも当てにならない時代が迫ってきていることを知らねばならない。
これからは、イスラエルの国内でも今後のイスラエルの生き方をめぐって様々な論議が活発になることだろう。
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●ネタニヤフはイラン攻撃を来年まで延期
http://www.prisonplanet.com/report-netanyahu-to-delay-iran-attack-until-next-year.html
【4月4日 Paul Joseph Watson】
リクード党の古参議員は、イスラエルのネタニヤフ首相がイラン攻撃を来年のイスラエルの選挙の数週間ないしは数ヶ月前頃まで延期する決意をしたと明かした。その他の情報から見ても、イランの核施設に対する軍事攻撃は2013年まで延期されたといえる。
情報筋によれば、ネタニヤフはメナハム・ベギンの戦略に従って大きな賭けをする準備をしている、という。ベギンは1981年、サダム・フセインのオシラク原子力発電所を選挙直前に攻撃し選挙での勝利を確実なものにし、ネタニヤフはこれに習って選挙での勝利を狙っている。
選挙前に攻撃をすれば、ネタニヤフは自らを戦争指揮者と位置づけることが出来るだろうし、大衆を味方にすることが出来る。
エルサレム・ポスト紙に今日掲載されたリチャード・シルバーステインの記事も同じように、防衛当局者の言葉として、今年は攻撃はない、ということを引用している。
「今年起きるかもしれないが、2013年の可能性もある」と、この情報筋は語った。「制裁と外交の効果を見なければならない」と言う。
他の情報によれば、イスラエルはイランと五カ国+一グループの交渉の結果を待っているという。これは、米、英、仏、独、露そして中国とイランとの会議で、4月中旬に行われる。
しかしながら、もしもイランが高濃度ウラン濃縮を開始し、明らかに核爆弾製造を目指し出したら、イスラエルは、計画を変えて速やかに攻撃するかもしれない。
先週、ハアレツ紙の特派員のアミール・折れんの情報を報告した。彼は、アメリカ・イスラエル共同の戦争シミュレーションでよい結果が出なかった為、攻撃は2013年の春まで延期されたと言っている。
オレンはまた、イスラエルのバラク国防相が、アメリカの支援無しにアメリカの大統領選挙前にイスラエルが攻撃することはないと、以下のように、「この戦争は2013年の春まで延期されたという発表」をしたと言っている。
しかしながら、二隻のアメリカの空母がペルシャ湾に駐留し、もう一隻、エンタープライズが向かっていることを見ると、これらはイランをびっくりさせる脅しなのかどうか、予断を許さない状況が続いている。
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シオニズムとコミュニズムの源泉は同じ
◆4月3日
世界を牛耳っている勢力が存在すること、その存在は金(マネー)の力で一切を仕切ってきたこと、しかし更にその奥を見ると、ユダヤ神秘主義(の誤った理解と信仰)のオカルト力が存在している、ということを理解することが重要であろう。
従ってこの世界を良くする為には、政治や経済だけでは不十分なのだ。この世界を支配せんとする勢力は、その資金力で一切を仕切ってしまっているから、最後は人間の精神だけ残っているので、その精神を、真の意味で独立させることが重要となる。
今、世界中で主流メディアを退け、オールタナティブといわれる情報に耳や目を向ける人々が増大している。主流メディアは、このブログで何回も指摘してきたように、ユダヤ系であり、内容は彼らに都合の良いように偏向されているからだ。このため、今や多くの人々が世界の真相に気付きだしている。
彼らも今、世界の終末が迫ってきていることをしっている。某国の元大統領らは、広大な土地を買占め、核戦争が起きても生き延びられる地下都市を建設しているようだ。しかし、そんなことをしても無駄であろう。太陽電磁波と太陽の超微細電磁波(太陽霊光)が、全てを貫き通すのだから。それと同時に起きる世界中の天変地異で、彼らの築いてきた一切は崩壊していく。
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●ユダヤの陰謀:正気の最後の瞬間
http://www.henrymakow.com/morning_post.html
【4月1日 by Henry Makow, Ph.D. 】
我々は「政治的に不正確」でなければ自分たちの災厄を理解することさえできないのだ。主流メディアがまだ重要な問題を指摘できていた90年前の耀く時代が懐かしい。
ボルシェヴィキ革命の後、キリスト教国家は眠りから覚め、「ユダヤの陰謀」が偏屈屋たちの想像からの作り話ではなく、人類が抱えている問題を理解するうえでのキーとなるものだと理解した。
歴史はカバリスト(ユダヤ神秘主義者)の銀行家たちが戦争、革命、金融崩壊などを主な手段として人類を征服せんとする長期にわたる計画の産物である。
1920年、ウィンストン・チャーチルは以下のように書いた:「スパルタクス-ワイスハウプトからカール・マルクス、更にトロツキー、ベラ・クン、ローザ・ルクセンブルグ、そしてエマ・ゴールドマンにいたるまで、この文明を覆えせんとする、発展を阻止された、悪意に満ち、達成不可の平等という基盤を持つ社会創出のため、世界的な革命の陰謀は、確実に力を増してきている」
チャーチルは明らかに、シオニズムもコミュニズムも同じルシファー(堕天使)信仰者の陰謀の触手である、ということを分かっていなかった。
「西洋の没落」の中で、著者であるオズワルト・シュペングラーは、ドイツとイギリスの支配階級のほとんど全ての世代は、第一次世界大戦で没落した、と書いた。
「かくして、アングロ・サクソン人種は、回復不能の没落の期間に入った。そこでは、恐らくは東方から出てくる、より一層力強い人種にその地位を譲らざるを得なくなるであろう」
コミュニズムの台頭と、アメリカへのユダヤ人の大量移民によって、多くの人々はこの征服はユダヤによるものだ、と考えた。
1920年7月、モーニング・ポスト紙は、18本のシリーズ物で、長期にわたって「丁度我々の心臓部分にできた腫瘍のように、秘密の革命セクトが存在している」と書いた。それは、全てのキリスト教帝国と、その祭壇や玉座の破壊に邁進する、主にユダヤ系のものである」、と書いた。
最初の記事では、オカルトに関しての専門家である、コピン・アルバンセリが、「革命的フリーメーソンの背後にあって力を振るうオカルト勢力がユダヤ国家の秘密の政府である」と書いた。
この記事は、クリスチャンに改宗したユダヤ人のアベ・ジョセフ・リーマンが、「キリスト教に対するユダヤ的敵愾心は、ユダヤ人をして秘密結社を利用するようにさせた」と書いているのを引用している。モーセの時代から秘密結社は、「ユダヤ人の宗教の最も崇高な真理」の保護者であり、普通のユダヤ人とは異なり、なんとしてでも世界制覇を達成しようと意気込んでいるのであった。
そして、このモーニング・ポスト紙は「シオン長老の議定書」は、ペテンの本ではないと、確認している。そのゴールは、「ダビデの血統を受け継ぐ王による世界政府」を樹立することにあった。
この議定書は、ユダヤ人を、フリーメーソンと繋げる。「内的ないしはユダヤ・メーソンというものがあり、これが本当の支配勢力であり、外的ないしは異邦人メーソンがあり、これは盲目的に前者の方針に従う者たちである」
ポスト紙によれば、この議定書はフランス革命 は自分たちがやったとしている:「ゴイム(異邦人)の自然的な貴族政治の廃墟の上に、我々はマネーの貴族によって率いられる我々の教育された階級の貴族政治を作り上げた」
モーニング・ポスト紙は、この議定書と、ロシア革命を、結び付けている。カバリストのユダヤ人銀行家らが、社会主義者、共産主義者ら、そして無政府主義者らに対して、「労働者階級に奉仕するという疑わしい欲求」の策略の下、支援していたことを認めている。
操作された金融崩壊の後、ゴイムは「国際的な権力を我々に提供せざるを得なくなるであろう。その権力で我々はゆっくりと世界のあらゆる偉大な力を吸収し、超政府を樹立するであろう」
これは、新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)のことのように思えないだろうか? 異邦人である家畜たちは、ユダヤ人のご主人様のために働くことになるようだ。教育システムは、「以前の国家のいかなる思い出」もゴイムの心から消し去るようになるだろう。そして、「ユダヤの宗教を普遍的信仰とする」であろう。
モーニング・ポスト紙によるこの警鐘は、ロンドンのタイムズ紙で反響を呼んだ。1920年5月、タイムズ紙の共同所有者の、ノースクリフ卿は、「ユダヤ的危難・困惑させるパンフレット・照会の呼びかけ」という見出しで、議定書の記事の一つを掲載した。その結論は以下の通り:
「これらの書類だといわれているものおよびその由来に対する偏見のない調査が、最も願わしい。調査もしないでこの問題を無視し、そのような本の影響をそのままチェックもせずに放っておくべきだろうか?」
しかし、この警鐘に耳を傾けるものは少なかった。「ユダヤ人(1922年)」の中でヒレイアー・ベロックが説明しているように、大英帝国は大まかに言えばカバリズムつまりフリーメーソンの典礼法規で結ばれたユダヤ資本とイギリスの貴族階級の同盟の産物である。 カバリスト「ジュー」ワールド・オーダーとは、この拡大版にすぎない。
ダグラス・リードが「シオンの論争」で書いているように、ノースクリフ卿は狂ったと言われ1922年に毒を盛られた。モーニング・ポスト紙の編集人のハウウェル・ギウニーはこの新聞がロスチャイルドの仲間に買収され、テレグラフ紙に吸収合併された1937年まで生き残った。第二次世界大戦と言われる策略の時までは、ロスチャイルドにチャンスはなかった。
■結論
現在、世界は数世紀前に議定書で言われた計画が、ほぼ完結する手前まで来ている。
民主主義とは、自作自演劇である。我々は悪魔的カルトによって操作されている。カバリストの銀行家等は左右の政治家を所有している。教育は我々をダメにしている。マスコミは騙し、分裂させ、腐敗させる。最も人気のある映画は、エリートのために子供たちが殺し合うものだ。
我々はホモを受け入れろと教えられている。牛は去勢され家畜化される。、
我々は「政治的に不正確」でなければ自分たちの災厄を理解することさえできないのだ。主流メディアがまだ重要な問題を指摘できていた90年前の耀く時代が懐かしい。
★この記事は、アンソニー・ケイブブラウン/チャールス・マクドナルド共著の「On a Field of Red- The Communist International & the Coming of WWII」(1981)に負うところ大である。
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アゼルバイジャンからのイラン攻撃の可能性
◆3月30日
アメリカのパネッタ国防長官とイスラエルのエフード・バラク国防大臣が、イラン攻撃は取り止めで合意したという。要するにバラクがペンタゴンに招待されて説得された格好のようだ。またアメリカはイスラエルのイラン攻撃に関する機密情報を公開したと言う。そのため、イスラエルはますますイラン攻撃がしにくくなったようだ。
このブログでは既に3月19日の「アメリカ・イスラエル:イランが核兵器開発を諦めたという認識で一致」で記したように、オバマ政権の意向はイラン攻撃はしない、ということであり、今回も、より明確にイスラエルとの間に、攻撃しない、という合意がなされたことになる。
もっとも、11月のアメリカ大統領選挙で、オバマが負けて戦争屋の誰かが出てくれば話は別だ。だからこそこのROCKWAY EXPRESSでは、オバマが再選されることが必要だと言ってきている。
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●アメリカがイスラエルのイラン攻撃を阻止
http://www.roytov.com/articles/usathwarts.htm
【3月29日 Roy Tov】
二つの良く協調した段取りでもって、アメリカはイスラエルのイラン攻撃の計画を阻止した。3月28日、イスラエルのエフード・バラク国防大臣はアメリカのレオン・パネッタ国防長官と自分自身のことを称賛した:「(攻撃を)取り止めると言う決断は、(イスラエルの)国防省とペンタゴンの折衝の結果だ」と語った。その時、アメリカ、イスラエル、イランのポーカーゲームは終わりを迎えた。勝者はないが、敗者が一人、イスラエルだ。
1週間ほど前、ペルシャの新年を祝うナウルツの時、オバマ大統領がビデオでイランの人々にメッセージを出した後、私はオバマがネタニヤフを脅す、と書いた。彼は「アメリカとイランとが仲たがいする理由は何もない」と語った。これはアメリカとイスラエルの最近なされてきた好戦的な言動からのはっきりとした逸脱である。更には、これはアメリカをイラン攻撃に巻き込もうとするネタニヤフの目論見の終わりである。
「ネタニヤフはイランとの戦争を必要としている。ネタニヤフにとってアメリカとイランの関係を阻止することのできる唯一の方法は、合意書にサインする前にイランを攻撃すること、ないしはアメリカで自作自演攻撃をすることだ。オバマはネタニヤフに対して脅したのだ」。私は事態を総括して見た。一週間後、アメリカ政府が二度イスラエルを叩いた。最初のものは基本的には内部向けだ。ペンタゴンでなされた戦争シミュレーションだ。次のは、公的で厳しいものだ:アメリカは正式にイスラエルの計画についての機密情報を公開したのだ。イスラエルによるイラン空爆の可能性に実際上終止符を打つことになった。
■3月27日 ペンタゴン
この日、イスラエルのバラク国防相は特別招待者として、レオン・パネッタ国防長官によりペンタゴンに招かれた。彼は地下壕に急いだ。深刻な顔をしたアメリカの将軍らが居並ぶ中、彼に数枚の紙が渡された。それは、アメリカ中央軍によってなされた、イスラエル・イラン戦争のシミュレーションの結果であった。
ペンタゴンは、イスラエルの攻撃に対し、イランは一発のミサイルでアメリカ人を200人殺害することができる、という結論を出した。この数字は、イランの直ぐ近くに1万人以上のアメリカ人がいること、それにイランは一発以上のミサイルを保有していることを考えれば穏健なものだ。
政治レベルでは、結果的に調査委員会が創られることを意味するだろう。そのような調査の結果として、アメリカ人の犠牲者の血の責任はイスラエルにある、となるだろう。イスラエルは攻撃に対するグリーンライトの代わりにアイアンドーム・ミサイル防衛システムのための資金提供を持ちかけられた。数分後バラク国防相は、上記の、イスラエルの戦争屋の正式な敗北の言葉を吐いたのだ。バラクはまた「イスラエルの安全保障に対する支援のため」と、オバマ政権に対する感謝を語った。イスラエルは少なくとも11月の大統領後まではイラン攻撃はしないであろう。
■3月28日 アメリカ議会
数日前、世界はイスラエルの言葉の重みを思い知らされた。6隻目のドイツのドルフィン級潜水艦をイスラエルに供給すると言う契約に両国が署名したのだ。昨年11月ドイツは合意書に、パレシチナ当局に対する凍結した資金を条件にした。イスラエルはその要求に応じた。しかし、そのインクが乾く前に、イスラエルは3月25日に、パレスチナへの予算を再度凍結する計画を発表した。ドイツはこの侮辱的措置に対していまだに何も反応を示していない。オバマ大統領はこのイスラエルの 裏切りの姿勢が出てくるに任せるわけにはいかないだろう。とりわけ、彼の政治的将来に今や暗雲が立ち込めてきているのだから。この戦争の危機が緩和された翌日、アメリカはイスラエルにはイランは攻撃できないことを確認した。
同時的に、アメリカ議会は新しくはないが公式的には初めて、ある事実を公開した。イスラエルによるイラン攻撃の結果に関する議会報告書が準備され、28日に配布された。この報告書はイスラエルもアメリカもイランの核施設の場所を全て知ってはいない、とある。各所に散在するので、攻撃は不成功に終わるだろう、とある。更には、たとえ破壊しても、イランはその遠心分離機を攻撃後六か月以内に再建できるだろう、とある。更に、報告書は、「イランが核兵器を保有しようとしていることに対して、攻撃の最終的な効果は何か、がハッキリしていない」、と指摘している。この報告書はイスラエルの攻撃は無駄なこととし、主に、プロパガンダ的性格がメインのことだ、としている。
アメリカ議会は、同じ日に、イスラエルの攻撃準備に関する機密情報を公開した。フォーリン・ポリシー誌は、「アゼルバイジャンはイスラエルにイラン国境の空軍基地使用を許可した」と報じた。アメリカの高級官僚がマーク・ペリーに語ったこととして、「イスラエルは飛行場を購入し、それは、アゼルバイジャンと呼ばれている」 これは新しい情報ではないが、この情報筋は実際のデータを付けている。アゼルバイジャンはソ連時代の廃棄された飛行場を四つ持っている。イスラエルはそれを使用でき、自国の航空機のため、四つの基地を使用できる。
その一つはテヘランに近い。「もしもイスラエルの爆撃機が攻撃後にアゼルバイジャンに着陸したいと言ったらそうさせるだろう。イスラエルはアゼルバイジャンに深くかかわっていて、それはこの20年続いている」と、同じ、情報筋は語った。アメリカの高官らは、イスラエルは空軍基地の使用を許可されている、という。これらのことが公式の情報になったので、イスラエルにとっては、やりずらくなったであろう。
■3月29日 イスラエル
今回のこのイスラエルの攻撃問題は誰かが言うように「コップの中の水の嵐」であろうか? 翌日、イェディホト・アハロノト紙のアナリストが、「情報の宝庫の洪水」だと怒りの記事を書いた。その中で彼は、メディアで言われていることの多くは、偽情報だと言って、アメリカは全ての選択肢を知っているわけではないと仄めかしている。彼は更に、議会報告書は不正確で、しかし、「それは問題ではない。というのも、イスラエルとアメリカの見出しが、その標的だからだ」と、書いている。彼の怒りは収まらず、「ダメージは、機密情報と分析の公開だ」と言う。「イラン人がこの議会報告書とフォーリン・ポリシーを読めば、そこが情報の宝庫だと知るだろう」と、そして、「これは国家が同盟国に対して取る行為ではない」と怒りに任せて書いている。
9月11日同時多発テロの後、ショッキングなコメントを書いていた者たちがいた。一つは人口比で見ればイスラエルはアメリカよりもっと多くテロの被害に遭っている、というものだ。「すべての魂は全世界の価値がある」と言っている人々から発せられたのも、おかしなことだ。古参のアナリストは、「これはユダヤ人にとってはいいことだ」と言った。ロン・ベン・イェシャイ氏はこれを覚えているか? これは、国家が同盟国に対してとる行為ではないだろう。
これらの出版物を通してイランは自国の核計画についてアメリカとイスラエルが何を知っているかを知るだろう。それ以上に、アゼルバイジャンからの攻撃の可能性なども、こうなっては、簡単にイランに阻止されるだろう。これらのことを考えれば、オバマがバラクに一発かましたことは確かだ。
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武装勢力が掃討され解放されたシリアのババアムルで市民に囲まれるアサド大統領
◆3月28日
シリア政府と反政府武装勢力に対する国連とアラブ連盟合同のアナン特使の提案する停戦と対話の呼びかけに対して、シリアのアサド政権は、それを受け入れると表明したが、武装勢力側は、応じようとしていない。
下のロイターの記事では、「弾圧死者は9000人超」などと、見出しにつけているが、まず9000人は大げさだということ。誰が数えたのか、示してほしいものである。それから死んだのは政府側の「弾圧」で死んだと言うより、武装勢力側の無差別テロ行為によるものが大半である。こういうのが、いわゆる主流メディアといわれるユダヤ系メディアの欺瞞性の現れた箇所である。
いずれにしても、チュニジアやエジプトでの、大衆デモによる政権交代とは違い、シリアでの騒動は、1年経過してもシリア政府の基盤は、このROCKWAY EXPRESSが指摘してきたように、ほぼ磐石なままである。その理由はずっとこのブログで言ってきたように、アサド政権は、大半のシリア国民から、支持されてきているからである。それがまた、シリアでは、1年たっても、反政府デモなどの大衆運動が広まらない理由である。
ババアムルで大統領は、学校、病院、発電所の復旧をまずしなければならない、と言っているが、こういう建物や施設を、政府側がわざわざ破壊するはずはない。このような被害の責任と原因は、武装勢力側である。彼らはそのほかにも橋や、石油パイプライン、政府関連ビルなども破壊している。
アサド大統領は、本来は医者だった人物で、父親の後継者だった兄が事故で死んだ為、急遽留学先のヨーロッパからシリアに帰って後継者となったのである。彼には、政治的な野心はなく、ただ、父親たちが作ってきた近代シリアを、アラブの大義を維持しながら発展させようとしている、極めて穏健で常識的な政治を行ってきている人間である。ただし、親の代からの軍人や、治安関係部署の者たちはまた彼とは違う観点や考え方をするものもいるから、そういう勢力との調整にも気を使っていることは確かだ。
産経新聞では、「調停案受け入れ表明後も戦闘続く」とあるが、政府に楯突く側が武器を捨てない限り、政府側が撤退できるわけがない。それでは、国家の主権を維持し、国土と国民を保護し、防衛する責任と義務を放棄することになり、政府ではなくなる。なんで、シリア問題となると、こういう基本が無視されるのか、ということになる。
シリアで、欧米の中東に対する企図は、挫折したと、見ていいかもしれない。ターニングポイントである。
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●シリア:ホムスの治安を回復したアサド大統領
http://www.sana.sy/eng/337/2012/03/27/408709.htm
【3月27日 SANA】
アサド大統領は27日、ホムス県のババ・アムル地区を視察した。アサド大統領は地区の住民らに会って、政府の国民を保護する義務と責任を遂行するにおいて、揺るぎない決意であることを確約した。
「国家は正しい道を外れてしまった者たちに、武器を捨て帰順する機会を与えてきている;しかしながら、彼らはこういう機会を拒絶し更なるテロ行為に走った。それならば、なすべきをなし、治安と法秩序をを回復しなくてはならない」と大統領は語った。市民は、大統領を取り囲み、武装テロリストらの犯した凶悪な犯罪行為を訴えた。
大統領は武装テロリストによって破壊された場所を視察し、力を結集し、とりわけ学校、病院、発電所の復旧に努めるよう呼びかけた。
警察および軍関係者らとの会合で大統領は、国家の防衛と治安・安寧に尽力する面でなされた彼らの犠牲と努力を慰労した。
ババアムル地区の住民らは、アサド大統領に対し忠誠と親愛のスローガンを叫び、武装テロリスト達の行為によって、住民の国家に対するコミットメントが逆に増大したことを強調し、この地域の治安を回復したシリア・アラブ軍を高く賞賛した。
●シリアがアナン特使の和平案受け入れ、弾圧死者は9000人超
ロイター 3月28日(水)
●シリア、調停案受け入れ表明後も戦闘続く
産経新聞 3月28日(水)
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イラン攻撃反対のデモ
3月26日
昔は反戦活動家と言えば、「左翼」ということで、すぐには同意できないものがあったが、この頃では反戦活動家と言っても、左翼ではない人々も多く、一概に否定できなくなった。とりわけイラン攻撃に関しては、誰でもが反対すべきことであるから、彼ら反戦活動家達の方が正しい。
コルビン議員が言っているように、中東に緊張をもたらしているのは、核保有国であり、かつ国際原子力機関の査察も受け付けず、核拡散防止条約にもサインしないイスラエルであるから、一番必要なことでかつ効果的なのは、中東全体を、非核地帯とすることである。
だから、イランの核云々という問題に対しては、この点を指摘すればいいのである。それが一番平等でありかつ安全で、かつ必要十分なことなのだから。
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●イギリス国会議員:イランを攻撃すれば誰もが後悔する
http://www.presstv.com/detail/233116.html
【3月25日 Press TV】
イギリスの国会議員であり反戦活動家のジェレミー・コルビンは、イランに対するいかなる攻撃も”大災害的”結果をもたらし、誰もがそれを”後悔”するだろうと警告した。
「イランとの戦争で欧米の経済、世界全体の経済がどうなるかを考えてみよ」とストップ・ザ・ウォー同盟メンバーのコルビンはロシア・トゥデイに語った。
彼は、「世界全体と石油価格に対する影響は間違いなく大災厄となる」と語り、世界はイラン攻撃したことをを「後悔しながら生きる」ことになるだろう、と語った。
コルビンはまた、イスラエル政権はこの地域の緊張の源であり、「前進するための方法」は、この地域の「非核化」を通して「緊張を緩和することであり、イランは核不拡散条約の締結国であるから、イスラエルが非核化するべきである、と語った。
「イスラエルは200発の核弾頭を保有している・・・そして核兵器で爆撃する能力を持っている」と彼は語った。「イランを孤立させ、イスラエルにはこのような脅威を持つことを許したまま、あるいはイランには民政用の核開発を行う権利があるにも拘らず、イスラエルにイランの核科学者の暗殺を許している。こういったことは非常に危険であると、私は思わざるをえない」と語った。
彼の警告は、ストップ・ザ・ウォー同盟の活動家達が、「イラン攻撃反対」の全国的デモを12の都市で行った際になされた。
彼らは、欧米政府、特にイギリスによって喧伝されたイラン攻撃のプロパガンダを攻撃した。彼らは、イラク攻撃へ国家を誤って引っ張っていった同じ人々が、今度はイラン攻撃を叫んでいると非難している。
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