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S-300PMU-1の発射の様子

◆2月17日

 かねてより言われていた、イラン製S-300がいよいよ2年以内に完成するようだ。ロシアから購入するはずだったこのシステムが、イランの核計画問題で、国連の制裁が決議されたためロシアが契約を無効にしたため、イランは自国で製造する計画を立てその計画を進めていた。

 このS-300のイラン版が完成し配備されれば、アメリカ・イスラエルからの空からの攻撃に対しては、強力なシールドになるはずだ。もとよりこれは防空システムであり、攻撃ミサイルではないから、相手が攻撃してくるのを抑止する効果があるのであり、相手に一義的に恐怖を与えるものではない。要するに番犬として大型犬を飼うことになったようなものだ。

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●イラン:S-300より優秀な防空システムを2年以内に完成
http://rt.com/news/iran-missile-defense-system-259/
【2月16日 Russia Today】

 イランの空軍司令官のトップが、ロシアのS-300ミサイルのイラン版となるババル-373防空ミサイルを2年以内に発射するであろうと発表した。

 ババル-373製造上の技術的問題は解決したこと、対ミサイル精密防衛システムの開発と製造はイランの第5次五ヵ年計画(2010年~2015年)の終わりの時期までに完了すると、ファーズ通信に対し15日、ファルザド・エスマイリ准将が語った。

 イランの司令官はイランのこのシステムに対する大いなる期待を表明した。

 「我々はロシアのS-300より高い能力を持つ非常に優秀なシステムを、開発計画の終盤で見れることを期待している。この自国製システムはS-300システムよりずっとパワフルである」と彼は語った。

 昨年5月には、別のファルハド・アミリ軍司令官が、イランは国内で製造した長距離防空ミサイルシステムの全容を公開するだろうと語っていた。イランは初めは、このシステムの完成を2014年3月に期待していた。

 このロシア製S-300版ミサイル・シールドは空中の約100の対象物を同時に補足でき、そのいくつかを破壊することができる。 

 イランによれば、イラン版のシステムは他の最適化された特色の中に、より高度な補足能力を持っている点がある。

 イランはロシアから五基のS-300ミサイル防衛システムを購入する予定であったが、2010年のイランに対する国連の貸した制裁措置のため、防衛システムを国内で設計し製造することを余儀なくさせられた。 -以下略-

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新しいコンセプトで製造された飛行船

◆2月21日

 新たなコンセプトによる飛行船が作られている。手軽に離着陸が可能で、地上的な装置は一切いらない。ヘリコプターのように離着陸することのできる広さのある場所ならば、どこでもアクセス可能だという。そして現在存在する貨物機の3倍以上の貨物の運搬が可能だという。

 これが一般的に使用されだしたら、商用は言うに及ばず軍用にも画期的なインパクトを与えると言われている。とにかくどこにでもアクセスできる、という点だけで、その利用価値は飛躍的に上昇する。太量で重量のある貨物を一遍に運搬できることで、様々な面での利用が考えられる。災害時の人命救助などでは大活躍することができるだろう。

 また軍用に使用されれば、相当数の兵士をその必要とする軍用機器と共に一緒に送ることができるから、非常に機動的な作戦が可能になるだろう。飛行機とヘリコプターを足して二で割ったような、いやそれ以上の能力を発揮するこの新しい飛行船が運搬という面での今までの常識を覆すものであることは確かなようだ。

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●アメリカ軍:戦争に革命を起こす小型飛行船開発に成功
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2270578/Inside-cockpit-Thunderbird-2-Flight-test-success-U-S-military-funded-blimp-revolutionise-aviation.html
【2月20日 By Damien Gayle】

 小型飛行船形式の航空機がロサンジェルス南方の軍用格納庫内で12フィート床から離脱することで、最初のテストフライトに成功した。ずうたいの大きいエアロスクラフトが数分間でも飛行できたという事実は、これを開発したエンジニアによれば、飛行術における進歩を意味している、という。
 
 ハイテクのコクピットに座り、ムニール・ジョジョバージュ飛行コントロール・エンジニアは、画期的なプロジェクトに参加できたことを誇らしく語った。

 「自分が飛行術の歴史に小さな進歩の足跡をつけたということを知った。以前には無かった足跡だが今はそこから開けてくるものがある」とAP通信に語った。

 ハイテク満載のエアロスクラフト飛行船は、カリフォルニア州オレンジ郡にある巨大格納庫内での「初浮遊」を成し遂げたことで、公開でのテストフライトに向かってほぼ準備が整っている。

 エンジニアたちにとっての最大の挑戦は、この飛行船が風その他の極端な天候に耐えられるかどうか、という点であるとジョジョバージュは語った。

 国防総省とNASAはこのプロジェクトに3500万ドルを投資した。それはこの飛行船がどの航空機よりも大量の貨物を災害地とか軍事基地などに運べる能力があるためだ。

 アルミと炭素繊維の骨組みの周囲を覆う格好で作られている巨大な230フィートのプロトタイプは、ワールドワイド・エアロス社で製造されたが、それでもこれは最終バージョンの半分のサイズなのだ。

 銀色の皮膜が格納庫の緑光を反射して緑色に光っている小型飛行船のずんぐりとした形は、ゲリー・アンダーソンの人形冒険劇サンダーバード救出艇のサンダーバード2と比較された。

 17階の高さがある前タスティン海兵隊航空ステーションにある、第二次世界大戦時の飛行船格納庫でのこの飛行船のテストが、今月中はまだ続く事になっている。

 しかし実際に使用され出せば、エアロスクラフト飛行船は最大の軍用貨物機の3倍の貨物を3分の1の燃料で運ぶ事ができ、しかも滑走路を必要としないのだ。

 この飛行船は運搬に革命をもたらす可能性がある。航空機、船、鉄道、トラックなどで運ばれている貨物は、数年後には空から運ばれるようになるかもしれない、とメーカーは言っている。

 エアロスは次のテストの為の資金を確保する必要があるが、国防総省その他が投資者として出てくると期待している、と語った。

 エアロスは、今までのものと比べてずっと多量の貨物をより効果的に運搬できるというこの貨物飛行船の能力は、軍に対しても戦場でのアドバンテージをもたらすし、自然災害時には多くの人命を救助できる可能性がある、と言っている。

 エアロスのCEOであり設立者のイゴール・パステルナークはまた主任エンジニアであるが、今回のテストはユニークな軽量で堅牢な骨組みのコンセプションと垂直離着陸システムの実効性を立証した、と説明した。

 「この乗り物の最初の浮遊は全ての飛行システムが作動していることを確認するコントロールされたテストでした。全過程は成功裏に終了しました」と彼は語った。
 
 航空機の専門家らは、エアロスクラフトはその先進的なテクノロジーによる能力によって大型重量貨物の運搬のあり方を変えるであろうと見ている。

 世界の風力、航空宇宙、化石燃料抽出、高速道路建設、工学と通信技術にかかわる、装備に依存する巨大プロジェクトや産業を支援できる可能性を持っている。

 飛行船は潜水艦のように機能する。空気を吐き出すことで浮上し、空気を取り込むことで下降する、と技術エンジニアのティム・ケニーは語った。

 この飛行船はヘリコプターのように垂直に離陸でき、それから浮力を変えて空気より重くさせ着陸できるようにしている。

 「この飛行船は地上に着地することができる。その後、上昇する時には空気を吐き出せば飛行船は浮上し離陸できるのです。この飛行船は破壊されて、港や滑走路のない、そのような場所でも行くことができる。そして滑走路や施設のない所で貨物を降ろすことができるのです」

 今後3年以内に完成すると期待されているエアロスクラフトの最終バージョンは、長さ450フィートで66トンを運搬でき120ノットで飛行し航続距離は3000海里(≒5500㎞)ある。

 これは航空運搬の概念を大きく変化させうるものだ。実際的にこの方法でなければアクセスできない離れた場所も利用されるようになる。

 これは災害地域にいる負傷者などに救援物資を運ぶことができるし、カナダ北方のタールサンドに重い石油抽出装置を、あるいは遠く離れた風力発電所に巨大なタービンを、勿論、世界中の戦場に重い軍用機器も運ぶことができる。

戦場で使用される可能性もある

 キーとなる先進技術はバラストを操作するための内部システムの開発である。今までの飛行船は貨物がない状態では突風で吹き飛ばされないように自体を重くしたり繋ぐ必要があった。

 しかし、エアロスクラフトの内部バラスト操作システムは、パイロットがタンク内にあるヘリウムを圧縮することで飛行船の浮力をコントロールすることができ、それを通常の空気と置き換えることで地上に接地することができるのである。

 貨物が降ろされたら飛行船は圧縮されていたヘリウムをタンク内に流すことで飛行船を空気より軽くすることで、浮上することができ、ターボプロップエンジンで方向を定めることができる。

 この革命的なシステムのお蔭で、エアロスクラフトは飛行場を必要としなくなり、垂直に離着陸できるその大きさにかなう広さの場所があればいいのだ。

 48歳のパステルナーク氏はギズマグに対して、「アドバンテージは、地上に設備が必要ないということです。どこからでも飛行できるし、どこでも着陸できる。バラストは必要ない。地上のクルーも必要ないのです」と語った。

 この飛行船は夢想する発明家たちにとっては「夢の飛行船」だった。フェルディナンド・グラフ・フォン・ツェッペリンが1900年にドイツの兵器として最初の飛行船を製造した。この「グラフ・ツェッペリン」はヒューゴ・エックナー博士が発展させ、1929年に21日間で世界一周飛行をした。このパワフルなドイツの象徴はナチスによって採用され、最大の飛行船であるヒンデンブルクを製造した。

 しかしながら、1937年、このヒンデンブルグはアメリカのヘリウムではなくドイツの水素で満たされていたため、アメリカへの訪問の途中で炎に包まれて炎上した。

 しかしウクライナ生まれのパステルナーク氏は、堅牢な飛行船のための彼のデザインは20世紀初頭の災厄的なバージョンから格段の隔たりがある、と語った。 

 彼はギズマグに対して、「構造という観点では我々はヒンデンブルグとツェッペリンには詳しいのです。これは違います。この飛行船の内部に立体骨組を製造し、骨組みの周囲に堅牢なセルを作った。この堅牢なセルの機能は空気力学法で機能するようにさせることです」と語った。非常にシンプルなやり方である。

 「これはまた非常に早く飛行船を製造することを可能にするのです。乗り物の製造と言うことを考えれば、短期間に多くを製造できる能力が必要なのですが、この骨組みならばそれが可能なのです」というのだ。

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スーパー雑草に手を焼くアメリカの生産者

◆5月23日

 大量の除草剤を長年使用してきたアメリカの農地でとうとう除草剤が効かないスーパー雑草がはびこるようになり、作物の収穫に脅威となりだしているという。やはりと言うのが率直な感想である。人体に害を及ぼすウィルスなどが抗生物質に耐性を持ち出してきているという話と同じような現象だ。

 大量生産と大量消費の時代がそろそろ自然の側から終わりを強制されてきているのかもしれない。アメリカの農業はこのほかにも地下水枯渇の問題が出始めており、近い将来、人類はやはり食糧問題で苦労する事になりそうである

 これに輪をかけるのが異常気象問題であり、あるいは白頭山大噴火に見られるような火山の噴火による噴煙で太陽光が地球に届かなくなる事による寒冷化と作物の不作である。

 こうなると人間の側からの対策としては小食でも生きていける体作りくらいであろうか? 少なくとも屋内での栽培という分野の発展が必要であろう。そして農薬や除草剤を使用しない栽培方法の研究開発を期待するしかないのかもしれない。そして化学的に雑草を除去するのでなく、労力を使ってでも物理的に除去する方法の進化が必要なのだろう。

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●農業専門家:スーパー雑草の除去は困難
http://www.reuters.com/article/2012/05/10/us-agriculture-weeds-idUSBRE8491JZ20120510
【5月10日 By Carey Gillam】

 アメリカの農場で急速に増殖している「スーパー雑草」問題は簡単には収束できないだろう、また農業従事者と政府は食料生産を保護する為には実行されている方法を変更する必要があるだろう、と5月10日に専門家は語った。

 「これは複雑な問題だ」と、ワシントンで開かれた除草剤に対する抵抗力をつけた雑草と戦うための雑草エキスパートの全国大会で、植物学者のデイビッド・ショウは語った。

 抵抗力を付けた雑草繁殖範囲は1200万エーカーに拡大しており、アメリカの南西部の重要な農業地帯とトウモロコシと大豆が育つ中西部に影響を与えている。

 多くの最悪の雑草の中には6フィートにもなり、作物の収穫を大きく損なわせるものがある。そういった雑草はグリコサート系の除草剤のラウンドアップやその他の通常の除草剤に対する耐性を付けてきた。

 モンサントのラウンドアップは長い事うまくいっていた。農業従事者が農作業をしやすくなるようにモンサントが除草剤に耐えるよう開発した「ラウンドアップ順応型」作物の商業化と共にこれは広がっていった。

 しかし、今やスーパー雑草がラウンドアップに対する抵抗力を付け出したので、農業従事者はこの雑草にどう対処すべきか悩んでいる。

 「我々はこれに対処できる技術をもっていない。我々は基本に返らねばならない」と、ショウは語った。彼はアメリカ農務省と一緒になって雑草の耐性問題にどう向き合うかという問題を扱うタスクフォースの議長を務めている。

 何人かの農業従事者、農務省からきた専門家、農作物コンサルタントらが大会で自分たちの取り組みを語った。

 「これは我々の一番大きい問題だ」とアーカンサス州の農作物コンサルタントのチャック・ファーは語った。「これは毎日、どこでも問題となっている」と言うのだ。

 農務省の農学者で植物科学者のハロルド・コブルは、雑草の耐性問題を「ゲームチェンジャー」と呼び、農業従事者はもっと多様性を持って対応するべきだと語った。彼はあまりに多くの人々があまりにも長期にわたって化学製品に依存してきたと語った。

 農務省とアメリカ植物科学協会の共同レポートでは、「かなりの数の栽培者が適切な順向性除草剤耐性管理をしていない」と指摘している。そのような「偏った」除草剤の使用は、問題を年を重ねるごとに悪化させる、という。

 雑草に対処できるような何らかの新しい化学製品が市場に出回るには少なくとも20年は待たねばならないだろう、とコブルは語った。 

 多くの雑草の専門家は、少なくとも部分的に限定耕作に戻ることを推奨している。これは土壌浸食が進むので嫌がられている。何人かの専門家は、カバー作物の使用を推奨した。収穫後に肥料を土壌に加えながらそれを植えて雑草の成長を妨げるのだ。

 産業界も複合除草剤のメカニズムの使用を模索している。専門家は収穫時に雑草とその種を穀物と一緒に集める道具の利用を議論している。そうすれば雑草の種が取り除かれ根絶やしにできる。  

 短期的方法は農業従事者にとっては高価なものになるので、産業界の人々は政府か産業界で生産者を支援するなりインセンティブを設ける事を期待している。

 「損をし仕事の量も増える事を何でやらねばならないのか」とトウモロコシと大豆の生産者のスティーブ・スミスは言う。「これが生産者の声だ」と言う。

 スミスは、雑草の耐性を強めてしまうダウケミカルが提案している新しい除草剤に反対闘争をしているセーブ・アワー・クロップ連合のメンバーである。

 ダウケミカルは通常の2,4-D化学除草剤を改良した新しい除草剤の許可を得ようとしている。この除草剤は遺伝子組み換えされた2,4-D耐性作物と一緒に売られる事になるものだ。

 批判する者たちはダウの製品は助けになるより害を及ぼすほうが多いと言っているが、ダウとその支援者はこれは少なくとも短期には解決策になる、と言っている。

 「我々は今すぐこの問題を解決する技術を必要としている」と、オハイオ州のトウモロコシ生産者のジョン・デイヴィスは語った。彼はダウが推奨する2,4-D関連製品を支援している。

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イランの巡航ミサイル

◆4月9日

 イランでは兵器の開発が進んでいることをしばしばこのブログでも指摘してきたが、今度はイランが国産の巡航ミサイル製造ラインを建設するという。これは海軍に配備されるというから、障害物の少ない海上を飛行し海上船舶を標的とするようになりそうだ。つまり標的はペルシャ湾の欧米艦隊であろう。

 このようなミサイルが量産されるようになり、大量のミサイルが同時的に発射されるようになれば、これから逃れることは至難の業になりそうだ。従って、うかつにイランに対する軍事攻撃ができなくなる確率は高まるだろう。

 この段階では、海上の標的にとっては脅威となるだけで、水中の標的は含まれないから、イスラエルの潜水艦はまだ自由にイランに対する攻撃ができるだろう。しかし、イランの中距離ミサイルはイスラエルに到達するので、どっちにしてもイラン攻撃は現実的でなくなりつつあると考えられる。


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●イラン:巡航ミサイル生産ライン建設
http://english.farsnews.com/newstext.php?nn=9001180517
【4月7日 Fars News Agency】

 イランの国防大臣であるアハマド・ヴァヒディ将軍は5日、イランが国産巡航ミサイル生産ラインの建設を近い将来開始すると発表した。

 「イランの国防省は3月21日から始まっているイラン暦の新年の、重要な武器、海、航空、電気工学分野の発展ぶりに関する事柄についてに発表するだろう」と7日。ヴァヒディ将軍はケルマンシャ市で語った。

 最近イランは国防分野で大きな進展を見せており、基本的軍事装備品とシステムの国産を達成をしつつある。

 1月、イランは地対空中距離ミサイル・ホークの発射テストを成功裏に行った。またイランの国防省は海軍に新型巡航ミサイルシステムを配備した。

 このシステムはイランの専門家がデザインし製造したもので、海上の複数の評定を捕捉・撃滅することができる。

 海軍はレーザー技術が組み込まれている強力なミサイルの発射テストを成功裏に行った。これは射程45kmから300kmの高精度なミサイルである。

 イランは近年、武器開発を推進し自給体制の確立を目指してきている。イラン政府は1980年から88年にイラクから仕掛けられた戦争の期間、兵器の開発計画を開始した。これはアメリカの兵器に関する封鎖に対抗するためである。1992年からイランは国産のジェット戦闘機と装甲車、レーダー忌避ミサイルその他のハイテク兵器をを生産してきた。

 しかし、イランの軍・兵器プログラムは防衛目的であり、外国のいかなる国も脅威と捉えるべきではない、とイラン高官は常に強調してきた。

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汚染の拡大が懸念される石油流出事故

◆6月20日

 メキシコ湾での石油流出事故が長引いている。これが実は歴史的大災害であることが隠蔽されている。早急に決定的措置が取られなければ、メキシコ湾は回復不能な状況にまで追い込まれる危険性がある。
 この事故で、しかし不思議なのは、環境保護団体の沈黙的姿勢である。これは彼らが大規模な献金をこの石油会社から受けているからだ、ということを調査ジャーナリストのウェイン・マドセン氏が指摘している。人類的災厄となりつつあるこの石油流出事故であるにもかかわらず、金のためにその本来の動きをしていない、いわゆる環境保護団体というものの欺瞞性が露になっているというのだ。
 
 このままではメキシコ湾に面した地域は住環境の悪化から集団疎開のような事態も想定しなければならなくなるだろう。
 オバマ政権の決断が必要とされている。


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メキシコ湾の原油流出はこれから何年も続く
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=19660
【6月11日 by F. William Engdahl】

 オバマ政権とBPの責任者らは世界で最悪の石油事故を本気で止めようとしていない。むしろ環境破壊の実際の惨状の規模を隠そうとしている。ベテランの研究家らはBPの掘削は石油ミグレイション・チャネル(migration channels)の一つを撃ってしまい、そのために石油の流出は、もしも現在のやり方からはるかに異なる何か決定的な措置が取られなければ、これから何年も続くことになる、と語った。

 最近の議論では、スウェーデン王立技術大学・ロシア国立石油・ガス大学のヴラジミール・クチェロフ教授は、現在の石油流出は「何年も続くかもしれない・・・」と語った。

 非生物深層石油起源論の指導的な専門家であるクチェロフ教授によれば、「BPが掘削したものは、我々が「ミグレイション・チャネル」と呼ぶもので、炭化水素が地球の深いところで生成され、それが地殻に移動し岩石の中に蓄えられた、丁度サウジアラビアのガウォーに似た深断層である」と語った。

 2010年1月のハイチの地震災害の時に書いたように、ハイチは隣のキューバ同様、巨大な炭化水素資源埋蔵量を持っていることが確認されている。クチェロフ教授は、少なくともディープウォーター・ホライゾン問題が今年4月に起きる前までは、メキシコ湾全体は石油とガス採掘でもっとも豊富で採掘可能な地球上の場所の一つであったと見ている。
「私の意見では、油井からの流出の規模に際してBPの首脳陣はパニックに陥って反応してしまったと思える」と教授は語った。「今の時点で理解に苦しむことは、一つやっては失敗し、次のやり方をやっても失敗し、今度は3つ目のやり方で・・・災害の規模を考えて、彼らは考えられる選択肢の、たとえそれが10あろうとも、全てをやってみるべきなのだ。どれか一つでもうまくいくかもしれないのだから。そうしなければ、この石油は、既に表面に出てきた石油の量だけ考えてもこれから何年にも渡って出てくるかもしれない」

 「この漏れがどれほどの規模かということを推測するのは難しい。客観的な情報は存在しない」と教授は述べた。メキシコ湾における巨大な発見についての情報を考慮すると、1万メートルの深さにあるこのタイバー・フィールドで石油は1日10万バーレルの割合で噴出しているだろうと言うカリフォルニア大学海洋科学研究所の研究者であるイーラ・レイファー氏の指摘にクチェロフ教授は同意している。この石油漏れの巨大さは石油会社の語っていたピークオイルと言われる、世界は経済合理的な石油抽出のピークが近いという神話に対する信頼を壊した。ブッシュ政権時の副大統領であったディック・チェイニー氏に近いグループによって喧伝されていたこの神話は巨大石油メジャーによって石油欠乏危機を主張することで、政治的に決められることなら可能と思われる価格よりも更に高い石油価格を正当化するために効果的に利用されていた。

オバマ氏とBPは隠蔽を図っている

 調査ジャーナリストのウェイン・マドセン氏によるワシントンからのリポートによれば、「オバマ氏の大統領官邸とBPは火山級の石油災害の規模についてそれを隠蔽しようとしているという。そして、「メガ・ディザスター」と言われるこの災害によって引き起こされるダメージの「損害賠償責任を最小限にしようと共に動いている」とある。
 マドセン氏はアメリカ軍内の技術者、FEMA(米連邦緊急事態管理局)、フロリダ環境保護省からのソースを引用している。

 オバマ氏と大統領官邸のベテランスタッフ、サラザー内務長官はBPの重役であるトニー・ヘイワード氏と共に、石油災害によって影響を受けた者たちから出される7500万ドルから100億ドル以上に上る損害賠償請求に蓋をする法律制定で動いている。
 しかしながら、マドセン氏により伝えられた推定額は、この災害は実際のところ少なくとも1兆ドルになる、と見られているという。この推定額は早急にこの流出が制御されねば「アメリカ沿岸全体を破壊するかもしれない」と語るクチェロフ教授の悲観的な見方を支持するようことになる。

 マドセンのワシントン・リポートでは、一つの漏れは封じ込められたというBPの声明はFEMAと工兵部隊のソースによれば、「広報活動におけるパニックを避けるための完全な偽情報で、オバマ政権の更に積極的な動きを促すためのものだ」とある。

 ホワイトハウスでは石油災害の損傷に関する情報を発表することを抑えている。沿岸警備隊と工兵部隊の専門家は、90日以内に石油の間欠泉が封じ込められねば、メキシコ湾、北大西洋などへのの海洋システムに回復不能のダメージが起きると見ている。工兵部隊のある専門家はメキシコ湾の海底の裂け目をセメント固定するのに良くて、2年はかかるだろうと言っている。

 この災害の規模がはっきりした後、オバマ氏は国土安全保障省のナポリターノ長官にこの石油災害が「国家の安全保障問題」であることを宣言するよう命令を出した。沿岸警備隊とFEMAは彼女の省の一部であるが、ナポリターノ氏の、国家安全保障問題を宣言した実際の理由は、マドセン氏によれば、この災害の巨大さを報道するメディアを封じるためのものである。

 オバマ政権はBPと共謀して、石油流出の規模を隠蔽していると、連邦と州政府の筋は語っている。油田採掘機が爆発した後、政府は海底の裂け目から4万2000ガロン(16万リットル)が噴出していると語った。5日後、連邦政府は一日21万ガロンに流出量を上げた。しかしながら、湾の海底から噴出している石油をモニターしている潜水艦はテレビ映像を見て、火山のような噴出だと語っていた。

 工兵部隊がメディアで報道されていたより大きいメキシコ湾の石油流出事故の映像を最初にNASAから入手しようとした時、それを拒否された。偶然にもナショナル・ジオグラフィクが衛星からの災害の規模を示す映像を入手することができ、それをウェブサイトに掲載した。オバマ政権によって封じこめられたと言われているその他の衛星映像は、大きく口を開いてかつてないほどの量の石油を噴出させている裂け目の下にあるものは、エベレスト山ほどの大きさと推定されている大洞窟であることを示している。この情報は、マドセンの情報筋によれば、一般国民には知られないように、殆ど国家安全保障レベルの機密情報として扱われた。

 工兵部隊とFEMAは、素早い応答をする点で大統領官邸と沿岸警備隊の動きが足りなかったことに批判的であると報告されている。今になって沿岸警備隊は影響を受けている海域に70隻以上の船舶を送ることで災害の規模を理解した。ブッシュ・チェイニー政権によって実行された、だれた政策の下、アメリカの内務省鉱物管理課は単なる「めくら判」課と化し、今回の事故を防ぐことができたはずの安全対策のことでは石油会社の要求することなら何でも承認するようなものとなっていた。マドセン氏は、チェイニーの以前の会社のハリバートン社と内務省のMMSの「犯罪的癒着」状態と描写している、そして似たような災害の可能性が他の同じ遮断弁を使用している3万の石油掘削施設に存在していると語っている。

環境保護団体からの声は?・・・マネーに従う

 間違いなく、この時点で、我々は歴史上最大の環境的な大災害に発展する事態の真っ只中にある。石油プラットホームの爆発は湾流がはじまる点のループカレントの内部で生じた。これが大規模な環境的・気象学的結果を生じさせた。
 メキシコ湾流の海図をざっと見ても、石油は単に海岸線を侵すだけでなく大西洋沿岸の北カロライナ、そして北海とアイスランドにまで拡散することを示している。そして海岸のダメージ、海洋生物、給水問題に加えて、湾流は大変際立った化学的性質、海洋生物、密度、温度を持っている。もし石油と彼らが使用している分散剤とあらゆる有毒の化合物が湾流の性質を変化させたらどうなるであろうか?誰も湾流の進路を含むさまざまな変化の可能性を否定することはできない。そして小さな変化でさえ、巨大な影響力を持つかもしれないのだ。イギリスを含むヨーロッパは、メキシコ湾流による温暖化のお陰で凍りつく荒地ではないのだ。
 しかしBPとアメリカ政府その他が決定的な行動を取るよう要請するべき当の環境保護団体からはなんらの声も上がってこないのだ。

 グリーンピースとか、ネイチャー・コンサーベンシー、シエラ・クラブその他の環境保護団体のこの全くの沈黙は、石油業界、とりわけBPに繋がる資金の流れに繋がる。指導的な環境保護団体は、石油会社が「環境にやさしい顔」を持つ「石油を超えた」会社の新しいブランドとしてリメイクするために、BPからかなりの献金を受けてきた。

 「世界で最もパワフルな環境保護団体」であると言われてきたネイチャー・コンサーベンシーは、BP社がこの団体にこの数年間で1000万ドル以上の資金を与えた後、BPを国際指導者評議会の議席を与えたのである。
 最近まで、このコンサーベンシーとその他の環境保護団体はBPと共に協同で、議会で気候変動問題でロビー活動を行ってきたのだ。
 BPエクスポーションの職員の一人はアラスカのコンサーベンシーの無給の管財人として働いている。それに加えて、ワシントン・ポスト紙の最近の報道によれば、もう一つの環境保護団体であるコンサーベンション・インターナショナルは、BPから200万ドルの献金を受け取っている。そして石油抽出方法の調査を含むいくつかのプロジェクトをBP社と共に行っている。2000年から2006年に掛けて当時BPのチーフ・エグゼクティブだったジョン・ブラウン氏はコンサーベンション・インターナショナルの理事となった。

 更に別の団体である環境防衛ファンドは、温室ガス発生を減らすための市場原理に基づくメカニズムを促進するというパートナーシップ・オブ・クライメイト・アクションをBPとシェルその他のメジャーな会社と共に創立した。
 献金を受けたり、BPとの協同プロジェクトを行う環境的非営利団体には、ネイチャー・コンサーベンシー、コンサーベイション・インターナショナル、環境防衛ファンド、シエラ・クラブ、オデュボンなどが含まれる。これは、メキシコ湾で決定的な行動を促す政治的な声が上がらない理由を説明している。
 勿論、こういった団体はこの災害を解決する者たちではない。中心は、誰がこの危機を解決するために緊急的に要請されている科学的な手段を連邦政府と国際的な規模で投入する準備ができているのか、ということだ。日程を決めるオバマ氏の大統領官邸、あるいはBPが表明しているような動きは、大いなる権力を持つ者たちがこの失敗が続くことを願っているという結論を導き出すことになるだけだろう。来週はその見方が正しいかどうかがはっきりすることになる。

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