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時代の先読み
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日本の進むべき道
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我々の心構え
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シリアのイドゥリブ市の反政府武装勢力
◆3月8日
既に、3月2日号の「フランスはシリアで隠密戦争を進め、18名の戦争捕虜がいる」で示したように、欧米の正規の軍部隊がシリア国内で作戦を進めているようである。今回はウィキリークスからの情報である。
シリア政府が捕虜となったフランス兵の取り扱いで、秘密裏にフランス政府と交渉を始める段階で、このような情報が出てきていることで、そのまま秘密交渉ができるのかは怪しくなってきた。
しかし、米・英・仏は仕方ないとして、ヨルダンとかトルコまで一緒になってシリアのアサド政権の転覆を狙っているということになると、中東・アラブ世界の分裂が加速することになる。トルコは軍を創設したアタチュルクが隠れユダヤであったし、現首相のエルドアンも隠れユダヤといわれているから、潜在的にイスラエルと対決状態にあるシリアに対してはトルコは反シリアであったということになりそうだ。
こうなると、スンニー派のアラブ諸国は、反シリアとみなさざるを得ない状況になっていくかもしれない。シリア政府の友人はめぼしいところではわずかにイランとレバノンのヒズボラ、それにイラクのシーア派政権だけ、となるかもしれない。
ときあたかもイランでは強硬派のハメネイ師に近いグループが国会議員選挙で勝利したというし、そもそも今回のニュース・ソースはイランのPressTVであるから、このウィキリークスの情報をイランは真実と見ているはずだし、そうなれば、今まで以上にシリアに対する軍事支援を強化することになるだろう。
この情報をロシアがどう見るか、ということが問われそうだ。フランス兵が捕虜となっているという情報はティアリー・メイサンがロシアのテレビ番組で暴露したことでもあり、今回のウィキリークスの情報と合わせて、シリアが欧米側からの直接的軍事侵攻を受けている、と見做し、ロシアもより本格的な軍事的支援に傾かざるを得ないであろう。
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●ウィキリークス:アメリカ主導のNATO軍が既にシリア内で作戦遂行
http://www.presstv.com/detail/230376.html
【3月7日 Press TV】
ウィキリークスのサイトで、秘密のアメリカ主導のNATO軍がシリア国内で反シリア政府作戦を行っていることが暴露されている。
ウィキリークスはアメリカの情報会社ストラトフォーで仕事をしているアナリストからの機密電子メールを掲載した。それには昨年12月、フランスとイギリスのNATO将官らが参加したペンタゴン内での会合にアナリスト自身が出席したと言っている。
このアナリストは、アメリカ主導のNATO部隊は既にシリア国内に入っており、訓練を武装勢力に施している、ということを知ったという。
「SOF(特殊作戦部隊)」チーム(米・英・仏・ヨルダン・トルコと思われる)が既にシリア国内にいて、偵察と訓練をしている」と、このアナリストはメールで書いている。
このストラトフォーのアナリストは、「考えられることは、ゲリラ攻撃、暗殺などの作戦を行う」ことで、シリア政府を転覆させよう、というものだ、と語る。
この話は、欧米の軍事同盟がシリア内に軍は展開していない、としているにもかかわらず、出てきた話である。
これに加えて、シリア内の武装勢力は最近、政府軍を攻撃するための兵器類をフランスとイギリスから受け取ったと語っていた。
シリアのアサド大統領は6日、シリア国民はテロリスト・グループを殲滅し、またシリアの改革を推し進める決意でいる、と語った。彼は、外国の勢力はシリア政府転覆を図っていると語った。
シリアは2011年3月中旬頃から騒乱に見舞われている。その頃から数えて、治安部隊員も含めた数百人もの人々が殺されている。
米・英・仏それにサウジアラビアとかカタール、トルコなどはアサド政権に対抗するための手段を支援してきている。
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AIPACの年次総会で語るオバマ
◆3月7日
アメリカ社会でユダヤ人のロビー団体がアメリカの政策、とりわけ外交政策にに強い影響力を持っているが、その筆頭に上げられるのが、AIPAC(American Israel Public Affairs Committee=アメリカ・イスラエル公共問題委員会)である。
アメリカ・イスラエルの首脳会談の前、両者はこのAIPAC年次総会に出席し、そこでユダヤ人の群集に向かって所信を語ったようだ。
このブログでは一貫して、欧米社会の中にいるユダヤ人が影響力を行使し、それはその国の国益よりかは、イスラエルの国益を中心とした方向にその国の政策を向けさせる力として働いていることを指摘してきた。
以下の論文でも、同様の指摘がなされている。そしてそのことを決して良いこととは考えていない多くのユダヤ人がいる、ということが指摘されている。とりわけ今の状態が、1920年代のワイマール共和国と似ている、という指摘は、鋭いものがる。
あの後、ヒットラーが出てきて、ユダヤ人に対する弾圧が始まったが、今の時代はもっと複雑な要素がいろいろ入り乱れているので即座に似たような状況が出来するとはいえないが、やはりユダヤ人の影響力がその頂点に到達している点では同じかもしれないし、そのための今後のなりゆきには、真っ当なユダヤ人たちは懸念を深めているであろう。
すべての事柄が清算される時代がやって来る。歴史を通して繰り返されてきたユダヤ人に対する迫害という事象が、最後の最後、もう一度世界的規模で起きるかもしれない。その際、ユダヤ人迫害の歴史のない日本が仲裁に入るのかもしれない。ユダヤ人の最後の救い主は日本になるのかもしれない。
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●オバマ、AIPACそして我々
http://www.gilad.co.uk/writings/obama-aipac-and-the-rest-of-us.html
【3月6日 By Gilad Atzmon】
昨日のAIPACの年次総会に、アメリカの大統領はユダヤ人群集をなだめる為に出席せねばならなかった。彼は本にあるあらゆるトリックを使い、世界大戦を始める決定をしなかったことを正当化するため、イェディッシュ語さえ使って自らの演説に味をつけて話したのだ。
もっともひどい人種差別的拡張政策を続けている小さな国のロビー活動が、アメリカ内で、どうしてそれほどまでに大きな政治力を持つようになったのか、我々は一度考えてみるべきだ。
それが起きたので、政治とアカデミックの分野でのコメンテーターらは、そのものずばりの質問を自らにする:一体それを起きるに任せているアメリカの文化と政治システムとは何なのか? 私も非常に似通った興味がある。私はアメリカの政治と外交を支配する勢力にAIPACを押し上げたユダヤの文化とアイデンティティー政策の中の異なる要素が何かを明確にしようとしている。
シオニストと、ユダヤ人反シオニストのシオニスト(JAZZ)が発刊差し止めに懸命な私の著書(The Wandering Who? )の中でこういった問題を扱っている。例えば、欧米その他でのユダヤ人のロビー活動の源泉となっている面から、私は「エステル記」の持つ役割を詳しく調べている。このエステル記は、旧約聖書の中に収められていて、ロビー文化と、外国の政界に部族ごと浸透することを教えている。
私はまたユダヤ気質の流浪的性格を調べている。我々が知るユダヤ気質は、バビロンで形成されたと見る。その様子は、ユダヤ的な見方からすれば、19世紀のヨーロッパとシオニズム発生の時期と非常に似通っている。両方とも、同化されることへの恐怖から起きている。これは孤立主義と分離主義なるものを生み出した。
ユダヤ気質の流浪的性格はそれを超えてユダヤ人の世俗的かつ民族的思慮へと昇華していったようだ。「今この場」に執着するよりも、ディアスポラ・シオニストのユダヤ人は、異なる場所と異なる時期に自分たちの憧憬を抱いた、すなわちシオン=彼らの天国に。
それぞれの移民社会における自分たちの利益(権利、宗教的自由、教育,etc)と絡めて行う、欧米社会における他の移民たちのロビー活動と違って、ユダヤ人のロビー活動は実際は、遠方にある国(イスラエル)とその社会の利益に関係するだけなのだ。
この事実だけで、AIPACのユニークが説明される。これはまた、他の政治的ロビー団体がAIPACと競争して勝てる見込みは、他のユダヤ人のロビー団体を除けば、ないと言える。
それでも、アメリカ外交におけるAIPACの覇権は、「ユダヤ人のために良い」かどうか、疑問である。事実、私を含めて少なからざるコメンテーターは、これは本当はまったくの災難であると確信しているのだ。アメリカ内でユダヤ人のエリート達が支配的なことは、1920年代のワイマール共和国におけるドイツのユダヤ人エリートと相似していることに気がつくのに天才は必要ないだろう。
実際、ユダヤ人の歴史は、ユダヤ人のエリートらの圧倒的な影響力が、急速に反ユダヤの感情を生み出すことにつながったという出来事に満ちている。
イスラエルの歴史家であるシュロモ・サンドは、1世紀から19世紀初期の間、ユダヤ人は歴史を記述することをしなかったと指摘している。この期間、ただのひとつも、ユダヤの歴史の論文は日の目を見なかったのだ。
サンドによれば、ラビのユダヤ人は歴史の記述文を必要としなかった、という。聖書が十分な説明を供給したのだ。その意味するところは明らかだ。歴史的考察を否定する要素がユダヤ的文化に存在している、ということ。そのように理解することで、欧米におけるユダヤ人のロビー活動、とりわけAIPACあるいはCFIの拡大する影響力を、欧米のユダヤ人社会がまったく警戒していないという驚くべき事実を理解する助けになるだろう。
実際は、まったく逆なのが、正解なのだ。ユダヤ人社会は、しばしば彼らのロビー活動の勝利を新聞などで誇っている。ユダヤ人社会はまた、ユダヤ人の勢力の台頭に絡んで起きる危険を指摘しようとするいかなる試みも黙らせることに多くの力を注いでいる。これは決して新しいことではない。
ユダヤ人の歴史は、メッセンジャーや警告者らを狙い撃ちしようとする事柄に満ちている。イエス・キリストは磔にされ、スピノザは破門され、バーナード・ラザレは無視され、オットー・ヴァイニンガーは解雇され、モルデカイ・バヌヌは再び鉄格子の中に入れられ、友人が知っているように、アラン・デルショウィッツのような者に、そしてJAZZによって私は追っかけ回されているのだ。
現在の中東情勢を語る他の多くのコメンテーターのように、私は我々が不安定な状況に直面している、ということについて、なんの疑いを持っていない。AIPACの持つ影響力とイラン攻撃を公然と擁護するその姿勢は、世界平和に対する大きな脅威である。公開の場で彼らは世界核戦争に発展しかねない戦争を行うよう圧力を掛けている。
AIPACは明らかにアメリカの国益とアメリカ人を危険にさらしているし、同時に世界中のユダヤ人社会にとっても非常に危険である。もしもアメリカが自らを愛し、未来を思うならば、直ちにこのロビー団体の力を取り除く方法を見つけねばならない。
アメリカは自らの大衆に、世界平和に対し、また同時にこのぞっとする戦争好きの虐殺キャンペーンとはなんらのかかわりを持たぬユダヤ人に対しても責任があるのだ。
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イラン攻撃是非で平行線のオバマとネタニヤフ
◆3月6日
オバマ大統領とネタニヤフ首相との会談では、イランの核問題に対する両者の意見の相違は平行線のままだったようだ。イラン攻撃に関するオバマの何らかの積極的な支援の言質を引き出せなかったとすれば、、これはネタニヤフの負けである。実はネタニヤフはオバマを脅したとも言えるのだが、オバマはその脅しに乗らなかった、という結果となったのだ。
これでイスラエルはイラン問題では、結局「孤立化」したことになったと言えよう。後はイスラエルが単独ででもイランを軍事攻撃するか、結局できぬまま、せめてイラン内での工作を強化し、イランから勇み足でもさせて結果的にアメリカをイラン攻撃に踏み切らせるよう工作する、というようなことが考えられるだけだ。
しかもロシアではプーチンが大統領となり、ユダヤ勢力から散々嫌がらせを受けてきた彼がイランにさらに強力に肩入れすることが考えられる。契約を破棄したS-300防空ミサイルシステムの代わりにS-400を供給するかもしれない。しかもそのロシアは、イランへの攻撃はロシアに対する間接的攻撃である、と明言してきているのだ。
イスラエルは自国が核保有国であることを隠然たる恐喝の道具として利用し、中東でお山の大将を演じ続けたいと考えているため、イランが核兵器保有国になれば、それが今までどおりには行かないことを恐れている。ただし、以下の論文で言っているような、「ユダヤ人国家の破壊を呼びかけているイラン・・・」というのは嘘である。この点については既に何回もこのブログで示してきた。
イランでは選挙で大統領派が負けて、ハメネイ師の意向を受ける勢力が強くなったというから、本当にイランは核兵器を作ろうとするかもしれない。あるは少なくとも、必要ならば極く短時間で作れる体制を作ろう、とするかもしれない。しかも今回の騒乱問題を乗り越えたシリアが、イランとの連携を強め軍事的にも強化され、これにプーチンのロシアが後押しするかもしれない。
いずれにせよ、このようにオバマ大統領は明確にイラン攻撃には「反対」なのであり、勿論、ロシアのプーチンも反対である。そしてそのことが、このブログで「ロシアにはプーチンが大統領になること」、アメリカでは「オバマが大統領に再選されること」が必要、と書いた理由の一つである。世界平和のためには、そうでなければ困るのだ。
そしてアメリカが動かねば、イスラエルはロシアのプーチンに支援されているイランを攻撃することは差し控えざるを得ない、という結論に至るであろう。そして、それがイスラエルの存続のためには、必要なのだ。そのほうが身のためなのだ。
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●イラン核問題でアメリカとイスラエルは平行線
http://www.thenews.com.pk/Todays-News-1-96274-Obama-Netanyahu-give-no-sign-of-narrowing-gap-on-Iran
【3月6日 The News International】
オバマ大統領はネタニヤフ首相に、イランの核計画に対しての制裁をもっと続けることを訴えたが、イスラエルの首相は軍事行動を控えるというそぶりは見せなかった。
仲のよくない二人は、イランの核問題での手詰まり状態に対して一致した見解を出したいと願っていた。しかし、彼らの声明は、イランが核兵器を開発するのを阻止する方法で違いを見せた。
アメリカとイスラエルの重大な首脳会議で、オバマとネタニヤフは長引く不一致については何も語らなかったが、イスラエルがイランの核施設を数ヶ月内に攻撃することをアメリカは恐れている。
オバマは二段構えの考え方を示し、一つはアメリカが軍事行動という選択肢は保持しているし常に「イスラエルの支援」をしてきているが、同時にイスラエルに対して、イランに対しては制裁を課し外交的な働きかけが功を奏するよう忍耐をもって対応するよう要請した。
ネタニヤフは、歴史的観点から「自らの運命の主」であるというユダヤ人国家の決意を語って、イランに対して自国を防衛する権利をイスラエルは保持しているという点に集中して話した。イスラエルはイランの核計画を自国の存亡にかかわる脅威であると見ている。
「我々は、まだ外交的解決を目指すための窓があると考えている」とオバマは語り、イランに対しアメリカは固い決意を持っていることをネタニヤフに納得させようとした。
イランとの新たな国際的外交努力に対して警戒しながら、ネタニヤフは欧米諸国に対してイランに時間稼ぎをさせるような「罠」にはまらないよう警告した。月曜日に行われた会談からは、オバマの厳しくなったイランに対する言い方とイスラエルへの自制要請が、ユダヤ人国家の破壊を呼びかけているイランに対するイスラエルによる攻撃を遅らせるに十分である、ということを示すものは何もない。
それにもかかわらず、二人の首脳の様子からは、2011年5月に行われたホワイトハウスでの会談とははっきりとした違いを見せていた。あの時は、ネタニヤフはオバマにユダヤ人の歴史を講義し、イスラエル・パレスチナの和平へのアプローチを批判したのだった。
今回は、オバマとネタニヤフはお互いに微笑みながら、時にはうなずいて見せるなどして、礼儀正しくかつビジネスライクであった。オバマは最近、イランに対しての彼の考え方を強めていて、彼とネタニヤフは、軍事行動の期限が近づいているという点で両者の見方に違いが出て、この会談ではそれが変わることはないように思われた。
イランに超えさせてはならないというはっきりとした核の「レッドライン」について両者は意見を異にし、軍事行動が必要となるかもしれない時期では、これからの問題として残った。
オバマのネタニヤフとの今回の会談は、一番親密な中東の同盟国の信頼を繋ぎ止めるためには重要と考えられた。その同盟国はイランを効果的に攻撃する時間が少なくなってきていることを恐れているし、オバマはユダヤ人国家を支援する面で共和党のライバルらが疑問視する声が上がる選挙の年に対応しなければならない。
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勝利宣言をするプーチンの頬に、涙が・・・
◆3月5日
慶祝: プーチン大統領選出!
プーチンは勝利宣言のスピーチの際、少し涙ぐんだようだ。この男にとっても今回の大統領選は、厳しい戦いだったということなのだろう。それは欧米社会、特にその工作資金と欧米メディアの攻撃が激しかったからであろう。他の候補者などは彼に敵するほどの者たちではない。ようするに彼は、ロシアの中の反対勢力というよりか、ロシアの外からの、特に欧米社会・メディアからの激しい攻撃に晒されてきたのだ。
全世界がこの欧米メディアとその背後に控える者たちの資金力のため、動かされている中、ロシアは孤高の戦いを強いられている。ロシアはあのロシア革命で、ついでエリツィンの「民主化」革命で、二度にわたって、欧米・ユダヤの国際的金融資本勢力によって国をずたずたにされたが、今、不死鳥のごとく蘇(よみがえ)りつつある。
どうしてもこのロシアだけは、欧米を牛耳った勢力も、なかなか篭絡することができないでいるのは、その背景にロシアのキリスト教的霊性があるからでもある。ロシア正教である。
ロシア革命を批判し、ソ連体制を批判したロシア正教徒でノーベル賞作家のソルジェニツィンが欧米社会の実情を知って欧米社会に対しての幻想を捨て、却って欧米社会を批判をして、最後はロシアの大地に帰って永眠したのを、同じく正教徒であるプーチンが国葬級の待遇で埋葬した。
ロシア革命でロシア正教を葬ったと勘違いしたユダヤ勢力は、ロシアが再び正教の国家として蘇ったことの深いわけを知る必要がある。ユダヤ勢力が殺したキリストは復活した・・・という故事が聖書に書かれているのをユダヤ勢力は知らないか?
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●ロシアは欧米の山師たちのうるさいお説教は必要ない
http://english.pravda.ru/society/stories/04-03-2012/120675-No_preaching_needed-0/
【3月4日 Lisa Karpova】
ヴラジミール・プーチンとは、買収もされず、中傷にもめげず、ペテンにもかからず、黙らせることもできない男だ。そのこと自体が、欧米メディアがその株主の意向でプーチンを悪者にしようとし、次の大統領としての彼の正当性に疑いを持たせようとしている理由である。
プーチンは欧米のすべての指導者らより民主主義なるものの現実を知っている。理性ある者は誰も、民主主義の定義とは、「アメリカやイスラエルから告げられた事柄を行おうとすること」とは思わない。これが、欧米社会の民主主義のコンセプトであり、これには3万フィートからの爆弾、銃弾、恐喝が一緒になっている。
暴力と軍事力が欧米スタイルの民主主義のすべてである。ロシアと国際社会がそのようなコンセプトを容認しないかと心配である。
民主主義とは、テロリストに資金を供給したり支援などはしない。民主主義とは、攻撃している武装反乱者らに向かって、どんな環境であっても妥協するなと告げることはしない。民主主義とは、隠密にあるいは公然と一方だけに武器を供給しながら、暴力行為が終わらないかとうろうろすることをしない。民主主義とは、公正な監視された選挙(リビアで行われ、シリアで行われている)に対して「ノー」とは言わない。
真の民主主義を生み出す者に対して馬鹿とののしり、あらゆる軽蔑的で愚かな言い方をする者たちの論理は破綻している。
アメリカは今や、民主主義の仮面をつけた隠れファシスト国家である。ヨーロッパ連合は、誰からも選出されていない隠れファシスト的存在であり、民衆の意向に従った動きをしていないことは明らかだ。誰も、外交政策を行ったり世界の警察官の仕事を行うためにNATOを選出していない。
次のロシア連邦大統領としてプーチンが言ったことは、「シリアの反政府勢力に対する欧米の武器援助を停止することで、反乱側の戦闘員を話し合いのテーブルにつかせることになるだろう・・・一方が他方を一掃するまで支援する、ということは受け入れがたい」と、簡潔な論理である。欧米の指導者、とりわけアメリカの卑劣なヒラリー・クリントンのような偽善性がない。
プーチンはまた当局は民衆の要求にできるだけすばやく対応すべきである、と指摘している。またその彼らの要求をロシアだけでなく、ヨーロッパのあらゆる国にも、そしてアメリカにも知らせるようにした、と言う。
「ウォール街を占拠しよう」、という運動は野火のように広がった。これらは世界での富の配分の不均等に抗議することが根底にある。わずかに1%の者たちが豚のように超え太っているが、その他の者たちは腹をすかし、飢餓状態になり、ホームレスになり、失業し、健康保険なしで、生きねばならない。
欧米は、自由とか民主主義、解放とか平等や正義などを説教することなど間違いなくできるわけがない。彼らがまったく国際法を尊重しないことは、ほとんど指摘されず、自分たちで作った合意事項を守ることもできないことも指摘されない。
しかし間違ってはいけないのは、欧米メディアは既にロシアの大統領選挙の信用性を喪失させようとすることではフルに動いている、ということだ。彼らは非常に傲慢で、自信があり、卑劣なので、前もってそれを始めたのだ。
しかしながら、そうすることで、彼らの真に悪辣で邪悪でよこしまな性格が人々に知られることになる。
肥え太ったファシストエリートの命令に従って、欧米メディアが一斉に足並みを揃えて喧伝する嘘、彼らの工作、彼らのまったくぞっとする騒音は無視するのが賢明である。
おそらくは、これらのメディアの豚たちは、フロリダやオハイオの件を議論したいのかもしれない・・・そして投票用紙のこととか、もっとも非民主的な二大政党制では第三党の候補者らはまじめな考慮の対象にはされず、金持ちに支援された者と強いロビーの支持を取り付ける者だけが選出されることになる、などのことを議論したいのだろう。
ヴラジミール・プーチンは、ロシアを指導するに適した人物だ。ロシアはプーチン大統領の下で真の民主主義、また日ごとに勢いを増している反ファシスト運動のの前衛として貢献するであろう。
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プーチン支持の青年グループ<ナーシ(われら)>のラリー
◆3月4日
既に投票は進んでいるであろうロシアの大統領選だが、この4日と明日5日にかけて、プーチン支持派の青年グループなどによるラリーがモスクワで26大会、計画されている、という。プーチンがロシアの青年層にも広く支持されていることを日本のメディアが伝えたことがあったであろうか?
日本では、常にプーチン反対派のことがメディアで取り上げられるが、かつて大統領を2期務め、その後、首相となり、更に再び大統領選に挑戦するという人物は、実はジャーナリスティックな面から見れば非常に興味深い現象であるし、また興味深い人物であるはずなのに、そういう面での取材はせずに、欧米メディアの論調そのまま、はじめから「不正選挙」のようなことを話題にするのも、情けない。
日本の首相がこのように長期に渡って人気が続かないことを考えれば、プーチンという人物に対する、もう少し真面目なアプローチがあってしかるべきであろう。一言でいえば、彼の人気の秘密は彼の<愛国心>である。欧米という、今の世界を牛耳る勢力からロシアは潜在的な敵と見られており、実際、様々な工作がロシアに対してなされてきている。グルジア紛争もその一つであった。今も続く、ミサイル問題もある。チェチェン紛争の影に欧米の工作がある。それらをロシアを防衛する、という観点から断固として対処してきた歴史が彼にはある。
日本の政治家は、外交とは隣国などの指導者らとニコニコしながら笑って握手すること、と考えているフシの見られる者たちが多い。グルジア紛争が起きた時、プーチンはブッシュと一緒に北京オリンピックの開会式に参列していたが、グルジア軍が動いたという報を知って、隣りのブッシュにプーチンはかみついている。それを見ていたオーストラリアの首相が、あれ、こんなところで、外交談義かな? と思ったそうだ。アメリカの大統領にその場でかみつく(物理的に噛みついたわけではなく、激しく難詰した、ということ・・・当たり前だが)という、プーチンのその精神こそが、愛国心の現れであり、彼の行動力の大きいことの証左である。彼はその後、すぐにロシア軍の出動を命令したのだ。日本の首相だったら、そのような報を知らされても、何も言わずに、あるいは言えずに、式典が終わるまで敵国の指導者と歓談したりするのであろう。
プーチンのようになれ、とまでは言わぬが、笑って握手すれば、仲良くなれると思わないでほしいし、常に笑って握手するのが外交ではないぞ、ということ、時には、厳しく難詰するようなこともなければ、日本を守ることなど到底できない、ということを知ってもらわねば困る。
「騒ぐな! 祭りじゃねー!」(飛車角)
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●プーチン支援の団体がモスクワで26の大会を行う計画
http://en.rian.ru/russia/20120303/171706184.html
【3月3日 RIA Novosti】
大統領選挙が4日に行われることで、プーチン支援のいくつかの青年グループなどが日曜日と月曜日にモスクワで26の大会を行うことになっている、とコムソモルスカヤ・プラウダ紙が伝えた。
現政府を支援する青年グループの、ナーシ(われら)、ロシヤ・マラダーヤ(青年ロシア)、それに与党統一ロシア党の青年部のマラダーヤ・グヴァルディア(青年ガード)らは、モスクワの最も象徴的な通りである、マネズナヤ、ルビャンスカヤ、テアトラルナヤ、ボロトナヤ、それに革命広場を貸し切ることになるようだ。
反対派の活動家らは、モスクワ市から月曜日プースキンスカヤ通りを使用する許可をうけた。彼らは、選挙中いくつかの大会を予定している。
いくつかの反対派のグループは、クレムリンを包囲するようなテントを設営することなど、計画を練っている。
1万6000人の警察官、1万4000人のボランティア、4000人以上の警備会社の要員、2000人の警察学校の学生らを含む合計で3万6500人の人々が3月4日の選挙日の警備のために動員されることになっている。
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