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CIAを糾弾するロン・ポール議員

◆1月24日

 ロン・ポール上院議員が、CIAを糾弾している。今やCIAが一切を仕切っていて、それは軍にまで及んでいる、というのだ。
 つまりオバマ政権はこのCIAの影響の中にあり、そのためオバマ大統領は思うような政治ができないでいる、と指摘するこのブログの言っていることを裏付ける内容となっている。
 またポール議員は、CIAがドラッグ・ビジネスに係わっている点も指摘している。これもこのブログで指摘してきたことだ。
 はっきり言えば、ベトナム戦争は、黄金の三角地帯のドラッグの掌握であり、9・11事件後のアフガン戦争は、アフガンのドラッグの掌握が戦争の目的のひとつとなっている。
 CIAは議会が承認しそうにも無い隠密作戦の資金をこのドラッグ・ビジネスからの上がりで当てているわけだ。だから、彼らの力は強大であり、これがイスラエルのモサドと組んで、アメリカは愚か、世界まで支配しようとしているのだ。


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アメリカではクーデター後、CIAが軍を支配
http://rawstory.com/2010/01/ron-paul-cia/
【1月20日 By Raw Story】
 アメリカのロン・ポール上院議員は、CIAがアメリカ政府に対するクーデターを行ったということ、そしてこの情報機関を取り除かれなければならないと語った。
 今週行われたアトランタでの自由地域会議のキャンペーンのリバータリアンの聴衆に向かって、テキサス州の共和党員であるポール議員は、「クーデターがあったこと、聞いていますか?それはCIAのクーデターだ。CIAが一切を仕切っている。彼らは軍を支配している。彼らはそこで、ミサイルや爆弾のの売り込みを諸国にしている・・・そして勿論、CIAはあらゆる点で連邦準備制度と同じように、秘密主義である。
 第2次世界大戦後に設立されてから、彼らがどれほど国家に対しての害をなしてきたかを考えて欲しい。彼らは彼ら自身の政府である。彼らはドラッグ・ビジネスの真っ只中にいる。彼らは独裁者を取り除いた・・・我々はCIAを取り除かねばならない」
 ポール議員のコメントは先週末になされ、大きな称賛で迎えられたが、大きな注目はブロガーらがこの出来事の映像をYouTubeに載せるまでは注目されなかった。

 CIAがアフガンとパキスタンでのアルカイダに対する空爆に深く係わっているというニュースをポール議員は参照しているようだ。昨年の暮れ近くに、アフガンのチャップマン作戦基地に対する自爆攻撃は7名のCIA要員の命を奪った。それにはブラックウォーターからの2名の要員も含まれていた。この出来事はCIAが戦争に深く係わっている状況を浮き彫りにさせた。

 ポール議員の、CIAがドラッグ・ビジネスに係わっているという言及は、CIAがドラッグ・ビジネスからの収益で隠密作戦の資金を賄ってきたと長いこと言われてきたことを参考にしている。このクレームで最も有名なのは、サンジョセ・マーキュリー・ニュースによる1996年の調査報告でなされたものだ。これでは、ニカラグアのコントラ・サンディニスタ内乱戦争からのコカインはCIAを通してロサンジェルスの街頭に流れるようになったと主張している。

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ハイパーインフレ時代のジンバブエの紙幣

◆1月21日

 アメリカの問題は、富の源泉となる生産活動を放棄し、金で金を生み出す方法で世界の富を収集することが国家の生き様になってしまったことだ。自国で生産しない商品は輸入し、その支払いのためにドルを印刷し、支払いに充ててきたが、それを繰り返せば、いくらアメリカでも遂には、そのドルを積んでももう誰も商品を売らなくなるかもしれない、少なくとも、ドルを一杯積まなければ買えなくなる時代がもうすぐそこまでやってきているのだ。

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次はハイパーインフレーションがやってくる
http://www.larouchepub.com/other/2010/3702next_hyperinflation.html
【1月15日 by John Hoefle】
 危機はあらゆる心地よいプロパガンダにもかかわらず、弱まってはいない。 大きな金融に関するニュースのない次期である-主要銀行の閉鎖などの災厄は無い、しかしながら、悪いニュースは絶え間なく漏れてくる。住宅差し押さえ、失業率、更に経済は崩壊の道をたどり続けている。崩壊現象は世界的であることが明らかになるうにつれ、国際的な面では、国家デフォルトの脅威は中心的な問題になりつつある。
 この終わりのない悪いニュースの持続はウォール街に対しワシントンのプロパガンダ・マシーンから流れてくる「回復」の呪文のごまかしを暴露するに十分に冷やかなものだ。もしもそんなに状況がいいのならば、なぜこういったものがそんなにひどいのか?

 真実は、アメリカあるいは世界のの経済が直面している、問題のどれひとつとして解決はされていないのだ。却って「救済」の外観の下でさまざまな詐欺が行われてきているので、事態を更に悪化させているのだ。そのツケは回ってくる。

風呂の湯を節約
 何が世界経済を崩壊に導いたのか? この神話は国際金融マフィアによって作られたのだが、アメリカの住宅市場のサブプライムの崩壊によって、信用収縮があった、というものだ。それが、今度は、投資家をパニックに落としいれ、買いが止まり全体のシステムが凍結したという。このシステムを再出発させるために、中央銀行と政府は流動性資金を流し込み、ひとたびパニックが静まればその価値は戻ると彼らの保証する有毒廃棄物の最後の救いの買い手となった。

 彼らが馬鹿げたことを言うのを聞けば、まさしくそれが起きたことなのだ。彼らのすばやい決定的な行動、英雄的で(本当かよ)、時間を稼ぎ、銀行を健全に戻し、利益さえ上げるようになったのだ。彼らは彼ら自身の心では伝説になったのだ。

 問題は、妄想以外はそれらの一切が真実ではない、ということだ。経済は金の上で走るわけではない。それは物的生産と消費で走る、食料の生産と消費、原料を有益な製品へと変えること、その他の有益な活動だ。経済の強さは銀行にではなく、物的な施設:そのインフラ、その農工業の基盤、最終的には、人々の創造性である。

 アメリカの経済はこういった強さを基礎としている、というか強かったものを基礎としていたのだ。ここ数十年は、脱工業化社会、情報化時代、グローバリゼーションとして知られている外国の罠のために我々はこのアメリカの政治経済システムを破棄してしまった。世界一だった工業化経済を、金を作ることに狂奔する国家になろうとして粉々にしてしまった。本当の悲劇の中で、我々は工場をカジノに変えて、金持ちになるために富を生産することを止めてしまったのだ。富を補填するために、我々はもはや生産をせず、かつてない額の負債を積み上げることを始めたのだ。我々の銀行のバランスシートが新しい負債で溢れるようになると、この負債を資産へと新たに組み替える新しい企みが生み出され、拡張するこのカジノで他のプレーヤーに売られるようになった。デリバティブ市場が創出され、増大する負債の上に架空の資産の層を積み上げた。
 負債が幾何級数的に増大する一方、負債を支払う経済能力は収縮し、工業的な生産からサービス、情報、金融への転換が続いた。我々は明らかに災厄に向かって進んでいた。そしてその災厄が来たのが、2007年の夏だ。
 この混乱から抜け出る道は、支払い不能の負債を損金処理し、生産基盤を再構築する緊急的な努力を始めることだ。しかし我々の栄光の指導者らは、まさにその反対をした。彼らはその負債を救うために動いた。そしてそれを、信じがたい速さで金を印刷し、労働者層と生産現場を更に収縮させて行ったのだ。彼らは赤子を投げ捨て風呂の湯を確保した。

債務者の牢獄
 自分の負債を支払う能力を骨抜きにすると同時に、新しい膨大な負債をもって負債の危機を救おうとすることは、不合理というだけでなく、狂気の沙汰である。銀行家や監督機関といわれる者たちに至るまで、さまざまな主唱者らは、冷静に理性を働かせて作業をしているように必死に見せようとしているが、どんなことをしてでも自分たちの生き方を守ろうという衝動に駆られて半狂乱で逃げを打っているのである。

 深遠の淵から世界を引き戻すよう、計算された行動をする冷静な専門家と見られるよう努力しているが、全くそれには程遠いところにいるこの気の狂った者たちは、正にその深遠の淵際に我々を追い込んだのだ。この者たちは、自分が必要としている解決の道を拒否する発想に囚われ、自分らを無情にも破滅に導く道を取った。彼らは自分達自身の幻想の囚われ人で、他の人々をも道連れにしている。
 彼らの戦略は、彼らのカジノのチップの価値を守ることを中心にして組まれている。そして主なやり方は、我々から、あるいはお互い同士で金を盗むことである。負債が正当であろうが詐欺的であろうが、一向に構わないのだ。重要なことは、誰かによって彼らに支払いがされることなのだ。

 ゲームの名前はこの時点で、私営の銀行、ヘッジファンド、保険会社、その他のプレーヤーから、政府にシフトされている。アンクル・サムと納税者に損失を埋めてもらおう。これが汚い(そんなには)秘密ではない、救済の内容だ。ウォール街の主要銀行、AIGのような保険会社、そしていくつかの最大級の会社からから繰り出された価値の無い金融証券を買うために、連邦準備銀行が何もないところから、金を作ったように見える。オバマ大統領の「医療保障」改革案は保険会社と製薬会社を強化するよう設計されたように見える。しかし殆どは、失敗した住宅ローンと住宅抵当証券を政府保証証券に組み替えるためにファニー・メイ、フレディ・マック、ジニー・メイ、それに連邦住宅管理公団が使われたように見える。そして今度はそれが、破綻した銀行の資金を強化するために使用された。TARP計画の下、銀行に数十億ドルを融通し、連邦政府が真偽の疑わしい「利益」を宣伝する間、住宅ローンの混乱を通して数兆ドルの損失を生み出していた。

我々を危機から救うどころか、こういった犯罪的な「救済」企画は公的資金の最大規模の窃盗であり我々の国を破壊しているのだ。


ハイパーインフレーション
 通貨制度に対する流動性資金の流し込みと生産基盤の崩壊の組み合わせは、ドルの価値の劇的な品質低下になるだろう。多くの人々はインフレに慣れている。通貨が徐々に購買力を失っていくことだ。そしてインフレは重い負債の対処策としてしばしば銀行家と政府によって利用される。安い通貨で返済をすることができるからだ。
 このプロセスは時にコントロールを脱することがある。1923年のワイマール共和国の時がそうだ。最近ではジンバブエだ。そうなると通常のインフレはハイパーインフレになる。
 そのような状況で通貨当局が経済に金を流せば、流せば流すほど、通貨はより一層早くその価値を失う。救済プロセスの時のように、膨大な資金が創出されている状況の中では、通貨はそれが供給されるより早く、その価値を失う。資金不足の穴埋めのために加速する率で資金は供給されねばならないので、より一層早く通貨はその価値を失うという悪循環を生み出すのだ。
 これは驚くべき速さで起こりうる。ドイツでは1923年の3月に5兆5千億マルクの紙幣が存在した。8月には668兆マルク、12月には497,000,000兆マルクとなった。同時期に、卸売物価指数は4872から1,422,900,000へと跳ね上がった。人々は現金を荷車で運び、暖をとるためそれを燃やした。商人は、常に価格を塗り替えていたが、それは市場での価値が暴落したからだ。
 毎日の新聞で報道される通貨のレートにミスリードされないようにしないといけない。全ての通貨の価値が下がっている世界的な経済の崩壊の期間では、さまざまな通貨の市場価格の間の比率に過ぎない。そのようなケースでは、ある通貨が他の通貨に対し上昇したら、ひとつの通貨が他の通貨より一層早くその価値を下げているということなのだ。それが現実であり、統計学ではない。事態は深刻である。

 このハイパーインフレのプロセスは、既に金融セクターでは始まっている。また消費者部門でも始まろうとしている。それが起きれば、我が国は、そして世界は分解するかもしれない。
 古いジョークのバリエーションがある:良いニュースは我々全員が兆万長者であるということだ。悪いニュースは、その兆万はパン一斤分だということだ。もしもそのパンを見つけられたとしたらだが。それが起きる迄は、笑える話だ。ラルーシュ・プランが採用されなければ、これがわれわれの直面しているシナリオだ。

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ガザに入ったヨーロッパの議員代表団

◆1月17日

 パレスチナのガザに入ったヨーロッパ連合の60人からなる議員代表団はイスラエルの戦争犯罪を裁判にかけるべきである、とする声明を発表した。
 イスラエルに対するガザ侵攻作戦は、既に親イスラエルだったトルコを反イスラエルに変えたし、ヨーロッパの国々に再び反イスラエルの感情を呼び起こしている。これが、例えばスウェーデンの新聞がイスラエルのパレスチナ人から臓器を強奪した、というニュース記事などに現れている。
 そして今回、ガザに入ったヨーロッパ連合の議員らが、イスラエルの戦争犯罪を糾弾する声明を発し、またイスラエルの政府関係者らが、イギリスに入国できない、という事態となっている。

 イスラエルはその姿勢を改め諸国と融和、協調して生きていく道を選択すべき時を迎えているはずだが、彼らの指導者らはそのことを理解する思考方式は持ち合わせていないようだ。


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EU代表団は、イスラエルの戦争犯罪裁判を要請
http://www.presstv.ir/detail.aspx?id=116234§ionid=351020202
【1月15日 PressTV】
 高位のヨーロッパ議会代表団がガザでイスラエルの高官らの戦争犯罪に対する起訴を呼びかけた。
高位の代表団は、12カ国からなる60名の議会議員を含んでいる。彼らは15日、ラファから国境を越えてガザに入ったと、新華社が伝えた。
 国境での記者会見で、イギリスの労働党議員でこの代表団の団長であるのジェラルド・カウフィム卿は、「今回のこのガザ訪問はイスラエルの包囲を終わらせるため我々のパレスチナ人との連帯を示すメッセージである」と語った。 「この地点にくるまでの我々の苦労は、イスラエルの不当な息の詰まるような包囲のためガザで苦労している人々の苦労に比べればなんでもない」と語った。
 
 彼はまた、イスラエル高官らの起訴を訴えた。このイスラエルの高官らが「イスラエルが2008年12月から2009年1月にガザに侵略した時、白リン弾の使用を許可したのだ。これにより1400名のパレスチナ人が命を落としたのだ」と語った。
 彼はまた、イスラエルの政治家と軍の将校らの逮捕状を求める親パレスチナ人のグループによる企画を支援することを示した。
 「我々は、イスラエルの政治家の何人かが逮捕されることを恐れてイギリスを訪問できないことで騒ぎが起きている」と彼は語った。「
誰でも、白リン弾を一般人に使用した者は、戦争犯罪の法廷に引きずり出されるべきである」と語った。

 イギリスが戦争犯罪者とみなされる者たちを逮捕することはない、という保証を与えることができないことが分かってイスラエルは、今月の軍の高官らの代表団のイギリス訪問をキャンセルした。

 この出来事はイスラエルの高官らの間に怒りを起こさせた、彼らはイギリスの親パレスチナグループの告訴を受け入れたイギリスの法体系は「イギリスとイスラエルの関係を危うくする」という脅威である、と騒いだのだ。

 先月、イギリスのデイビッド・ミリバンド外務大臣は、イスラエル高官に対する逮捕状が出されたという「馬鹿げた状況」を終わりにするよう声明を出した。
 南アフリカのリチャード・ゴールドストーン氏が率いる国連の真相究明チームが2009年の9月にイスラエル軍がパレスチナのガザで戦争犯罪を犯した、と報告書を出している。

 この報告書によれば、イスラエルは不釣合いな軍事力を使用し、侵略の最中、ガザで一般人を保護することをしなかった、としている。

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アメリカ兵とケシ畑

◆1月16日

 アフガンでアメリカが麻薬栽培、貿易で利益を上げているとこのブログでは指摘してきたが、その麻薬のかなりの部分がイランに流れている。そのためイラン政府はこの麻薬取締りに力を入れてきているが、これは、かつてイギリスが中国に同じ方法で利益をあげつつ、中国への侵略を進めていった構図を思い起こさせる。
 このイランからの報道では、アメリカだけでなく、イギリスとカナダも一緒になって、アフガンでの麻薬栽培と阿片製造、その流通をやっているとなっている。

 
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米英、カナダはアフガンの麻薬取引を支援している
http://www.presstv.com/detail.aspx?id=116144&ionid=351020101
【1月14日 PressTV]
 イランの麻薬取締り官の一人は、アメリカ、イギリス、カナダがアフガンでの麻薬取引で主要な働きをしている、と非難している。
 テヘランでの麻薬対策会議でイラン麻薬対策庁のタハ・タヘリ副長官は、欧米勢力がアフガンでの麻薬取引を支援している、と語った。
 「確かな情報によれば、、アメリカ、イギリス、カナダのアフガンでの存在は麻薬取引を減少させはしておらず、この3国は麻薬の流通に重要な働きをしている」と12日、タヘリ氏は語った。

 イランの高官らは、欧米諸国をアフガンに対する政策を批判してきている。そのアフガンではアメリカ軍がアフガンを支配した2001年以来、ケシの栽培は劇的に増大している。

 タヘリ氏は、麻薬の触媒はアメリカ、イギリス、カナダがコントロールしている国境を通してアフガンに入ってきていると語った。
 毎年ほぼ1万3000トンになる麻薬触媒がアフガンに送り込まれている。戦争でずたずたになった国は世界の阿片製造の90%を担っている。

 国連の麻薬犯罪局は先月、2009年のアフガンからの阿片の総輸出額は280億ドルになると述べた。
 イラン警察高官らは、アフガンの麻薬生産は2001年にアメリカ軍が侵略して以来、40倍に増えたと言っている。
 「過去9ヶ月でイランでは340トンの麻薬が押収された」と今月初め、麻薬取締り部隊司令官のハミド・レザ・ホセイン・アバディ将軍が語ったとIRNAは報じた。
 国連は、イランが麻薬取締りの戦いに力を入れていることを賞賛している。
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アフガニスタンの地図

◆1月14日

 イスラエルがガスマスクを国民に配給する準備を進めているし、その前には、10月17日号で示したように、「ル・カナール・アンシェネ(Le Canard Enchaine)誌によれば、イスラエル・ラジオが伝えるところとして、イスラエルは既にフランスの食糧生産業者に上質の戦闘用備蓄食糧を注文していること、また外国に駐留している予備兵グループに帰国するよう要請している」というから、イランに対する攻撃の時期が本当に迫ってきているのかもしれない。

 イスラエルは地上部隊を送る、とこのフランスの週刊誌は語っているのだが、アメリカ軍がイラン国境に迫っているということと繋がっているのかもしれない。また、この週刊誌によれば、イスラエルはイランの核科学者の暗殺も考えている、とあるが、これが今回のイランの核物理学の学者の暗殺事件となって現れたのかもしれない。

 今年はこのように、イスラエルのイランに対する攻勢というものが、具体化する危険性がある。


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米軍がアフガンでイラン国境近くに接近する意図あり
http://www.hamsayeh.net/hamsayehnet_iran-international%20news771.htm
【1月13日 Hamsayeh.Net】
 アメリカ軍はアフガンのヘルマンド州での勝利を宣言した。アメリカ海兵隊司令官は、彼らの軍はタリバンを戦略的なヘルマンド州の殆どの市や村から追い出し、この地域での再建の目途を付けたと語った。
 
 「彼らは反乱者のタリバンとハートランドの真っ只中で対戦し、タリバンを打ち負かした」と、海兵隊のミリス少将がUSAリポートの中で語っている。
 司令官らは、隣のカンダハル州のタリバンはいつでも攻撃を仕掛けることができるから、ヘルマンド州の中や周辺ではまだまだ危険は去っていない、と語った。アメリカ軍の高官らが、彼らの主要目的は地域の再建を始めることだと主張しているが、地方のアフガンの専門家らは、アメリカはヘルマンド州を奪取する目的には別の意図がある、と言う。

 ヴァヒド・モジュデ氏はアフガンの政治アナリストだが、イランのファース通信社に対し、アメリカはイラン国境付近に軍を展開したと語った。彼は、「アメリカ軍が徐々にイラン国境に接近するという意図を持っている兆候がある」と語った。

 モジュデ氏は、ニムルーズ州は他のアフガンの州と比べて比較的平穏を保ってきたのだが、ヘルマンド州での攻勢とアフガンの南西にあるニムルーズ州での軍の展開とを結び付けている。アフガンのアナリストは、イラン国境付近でのアメリカ軍の存在は、この方面からの侵略に対しては、十分過ぎるほどの防衛力を持っているので、イランにとってはリスクとなることはほぼ無いと言う。
 NATOとアメリカ軍は既に、アフガンに10万の兵力を展開しているし、彼らは2010年の末には更に3万人を増派する計画を持っている。これに加えて、アフガンには私設治安用傭兵が10万人活動している。


イラン核科学者が爆弾爆発で死亡、米は関与否定
【1月13日 サーチナ】
 イランの首都テヘランで12日朝、大学教授で核科学者のマスード・モハマディ氏が爆弾の爆発により死亡した。この事件についてイランのテレビ局は、政府関係者の話として「米国とイスラエルの工作員が関与した可能性がある」と伝えた。中国国際放送局が報じた。
 これに対し、米国ホワイトハウスのビル・バートン報道官は「あり得ない」と述べ、否定した。(


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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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