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イランのモッタキ外相

◆1月4日

 イランの核計画で、低濃縮ウランを国外で濃縮を行うよう圧力を掛ける国際社会に対し、イランは逆提案をする、というように駆け引きが続いている中、イランは来月、大規模な軍事演習をすることを発表した。
 昨年の10月17日号の「イスラエルは12月後にイラン攻撃?」で示したように、 危ない季節が迫ってきているのだ。
 昨年暮れには、イスラエルは世界の大使を初めて全員召還していた。国家としての大きな決断をするための準備とも取れる。
 それをイランも察知している可能性がある。つまり、この2010年はイスラエルのイラン攻撃の可能性が一段と高まることになりそうである。


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●イランは2月に大規模な軍事演習を行う
http://edition.cnn.com/2010/WORLD/meast/01/03/iran.defense.drill/
【1月3日 CNN】
 イランは敵国の攻撃を撃退する軍事力を整えるため来月、大規模な軍事演習を行うであろう、と国営のプレス・テレビが軍のトップの高官の言葉として発表した。
 アハマド・レザ・プルダスタンイラン軍司令官は、テヘランでの会合で3日、統合演習が陸軍と革命防衛隊とで行われること、その目的は「防衛能力を向上させること」にあるとプレス・テレビが報道した。この演習はまた「地域の安全保障を高めるだろう」と語った。
 「アメリカと同盟国のイスラエルはイランに対する軍事攻撃の可能性を破棄していない」とプレス・テレビは報道している。「イランは一世紀以上に渡って他国に対する攻撃を開始したことはない」

 この報道ではいつその軍事演習が行われるかは明らかにしていない。
 アメリカの高官は、イランにとってその核計画に関する国際的な懸念への回答を出す時間が残り少なくなっていると述べた。そしてイスラエルはイランの核計画はイスラエルが直面している主要な脅威である、と表明している。

 イランはウラン濃縮計画は民生の発電工場の燃料を生産するためであると述べている。しかしアメリカとその他の国々はイランを核兵器のために活動していると非難している。
 イランは核燃料を生産する権利を有すると言う 1968年の核拡散防止条約では加盟国に対して核兵器を所有することを禁止、核施設に対する国際的査察を必要とさせるものである。

 3日イランの外務大臣は欧米に対し最後通牒を出した:国連が支援するイランの核計画の対応策を再調整するか、イランが自国で核燃料の濃縮を行う、というものだ。
 モッタキ外務大臣は、欧米諸国はイランの逆提案を受け入れるのに1月末までの期間がある、と語った。ただし、イランの提案内容の詳細は示さなかった、と国営テレビは伝えた。
 モッタキ大臣は、イランが年末の期限に10月に出されたP5プラス・ワンの提案に回答を寄せれなかった2日後にコメントを出した。6カ国はイランに低濃縮ウランの殆どを外国に提出するという提案をした。
 国際原子力機関( (IAEA)は、イランが低濃縮ウランをロシアとフランスに渡し濃縮工程を行うことに反対している。

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アメリカの自由市場資本主義は再検討が必要

◆1月2日

 アメリカの掲げてきた自由市場主義とその世界化としてのグローバリゼーションが今や世界のあらゆるところで、人々の生活を破壊しつつある。アメリカと言っても、実はユダヤ系アメリカ人といったほうがより正確であろう。
 彼らは近年になるまで自国を持たず、世界の国々に寄留、あるいは寄生し、その地の富を吸い上げては、人々の反逆を受け、追い出されたり、ゲットーに追い込まれたり、あるいはポグロムなる迫害を受けてきた。彼らは自分たちが思う存分人々を欺き、利益を上げられるためにも、自由という響きの良いスローガンを掲げてあらゆる国家の規制を撤廃し、自分たちの詐欺的行為のしやすい環境を作ってきた。そのひとつが自由市場資本主義であり、グローバリゼーションである。
 アメリカは一旦はこの自由市場資本主義で世界の富を一手に引き受けた時期があったが、今やそのかげりは覆い隠しえない程にまでなってきた。アメリカの富は、ユダヤ系の手に移ったのである。
 あらゆる規制を撤廃することで、まさに弱肉強食のジャングル社会、世界が現出しつつある中、このシステムの再検討は絶対的に必要である。
 むしろこれに代わるシステムの構築が急がれている、と言える。


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アメリカの呪文:自由市場資本主義とオバマ
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=16723
【1月1日 by Prof Peter Phillips】
 自由市場資本主義はアメリカのイデオロギー的な真理として存在し続けている。 共産主義の衰退は自由市場主義者に、世界的な調和のための最終的な解決策として市場競争を採用するドアを開いた。アメリカの呪文によれば、もし自由に発展する機会を与えられれば、市場があらゆる悪徳を一掃するだろう。十分に規制を撤廃し、社会の社会経済的な機関を私営化(民営化)することで、我々は経済発展、個人的自由、無制限の祝福を享受するだろう。
 オバマ氏を大統領に選出したことは、アメリカの企業のエリートの三極主義者に権力を与えたことになった。オバマ大統領のビジネス・政府の回転ドア内閣は、企業のCEOとビジネスエリートらで構成されている。この新しい政権のエリートは アメリカの呪文が安泰で、世界化され変わらずに存在するのを見るために仕事を続ける
 わずらわしい社会主義者や国家主義者的な傾向の政権は、アメリカの呪文に逆らえば、従順になるまで工作を受け圧力を掛けられ、あるいは侵略される。 アメリカの力が世界的な機関を支配している:WTO、世界銀行、IMF、NAFTAなどは、自由市場的な環境と企業が世界のどこにでも入っていける環境を最大限拡大することに集中している。
 経済的セフティーネット、環境的規制、労働組合、人権などは資本の自由な流通と投資に対しては2次的なものとされる。
 生来の抵抗主義者は、完全武装の、アメリカが支配的な新世界秩序の政府による公然とした圧力、失踪、投獄に直面している。

 それで、何がアメリカの呪文の基礎をなす根本的理由なのか?その独善的な信条は特別な社会経済的事実に基づいているのだろうか?自由市場の効力は人類の向上のために明らかに最善のメカニズムなのか?これらのメカニズムは異文化間で作用するのか、またそれはあらゆる環境下で有効なのか?
 アメリカの呪文を詳細に調べれば、「自由市場」とは基本的にはアメリカ企業に代わってアメリカ政府が不断に国際的に介入することを意味する。公・私のパートナーシップは、アメリカ大使館、CIA、FBI、NSA、アメリカ軍、国土安全保障省、商務省、国際開発庁、そしてあらゆるその他のアメリカ政府機関を、アメリカの重大な利益、アメリカのビジネスを保護し、支援し直接的に支持するのに利用している。
 アメリカの呪文機関は市場の規制撤廃を推し進めて、アメリカのビジネスの利益になるよう外国経済を変えている。NAFTA後のメキシコ人は、補助金を受けていた数百万人の農民がわずかな賃金を得るためアメリカの都市に働きに出る一方で、アメリカ産のとうもろこしを自分たちのトーティーヤのために輸入している。ロスアンジェルスは、市民がやらない低賃金労働を不法移民が競争して獲得しようとするので、新しいアメリカ人の労働搾取工場になってしまった。
 政府が支援するアメリカ企業の外国市場浸透は、しばしば現地の会社を成功裏に吸収合併し、競争力で他を圧倒することで決着がつくことがある。この状況は、アメリカの多国籍企業を外国の国内市場で支配的な位置に置くようになる。
 自由市場の呪文は国民の期待を下げるショック療法政策を伴い、緊縮政策を余儀なくさせ、福祉サービスを取り払ってしまった。利潤動機は効率を最高度にまで高めるから私営(民営化された)水道システムの方が公営のものより優秀だと思われている。しかし、公営と私営における効率レベルを体系的に比較した研究はなされたことはない。ただ独善的な主張があるのみなのだ。
 アメリカの呪文は、アメリカの人口にも影響を与えている。貧困と失業率は増加している。低収入労働者数は拡大し、ホームレス問題は深刻化している。 アメリカの呪文を再検討し、世界の人々に語りかけるべきである。我々はビジネス面での社会経済的責任の基準を明確化すべきであり、政府に公益を保持する責任を思い起こさせるべきである。

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イラン政府支持のラリー

◆1月1日

 昨年末から騒がしいイランだが、イランの反対派のデモ騒ぎは大きく取り上げられるが、実はそれの何倍もの政府支持のデモについては、マスコミに取り上げられることが殆どない。これも世界のマスコミがユダヤ系に牛耳られているためだ。
 そして日本のマスコミも右え習えだから、同じくイランの政府支持デモについては報道が殆ど見られない。こうして世論は作られていくのだから、人々の認識する世界像は間違いだらけのものになっている。
 幸いにも、今はインターネットの存在で、このブログのように、マスコミが報じない、しかし決定的に重要な情報も意欲的に探せば見つかるような時代圏に入ってきたと思われる。
 だから、彼らの意図が実現するほうが早いのか、世界の良心家らが、目覚め、この国際金融勢力から始まる工作等を見破る方が早いのか、というそのような時代圏に入りつつあるようなので、良心家が早く目覚めて、団結し、準備を進めるようになることを期待せざるを得ない。

 
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イラン政権支持者:各地の大通りに繰り出す
【12月30日 Bankok Post】
 数十万人のイラン政権を支持する人々が30日、政権に反対する人々を「敵の駒だ」と非難し反対を表明するために各地の大都市の大通りに繰り出した。
 12月27日イランのテヘランで、ある反対派が当局との衝突の際、石を投げて大騒ぎをした。
 国営テレビ放送はテヘランのエンゲラブ広場を含む下町区域に人々が繰り出し、スローガンを叫び、強硬派が反対派の指導者らを告訴するとしていることで、政権を支持するプラカードを掲げている映像を流した。
 最高指導者のアヤトラ・ハメネイ師に関連して、「自由意志を持つ指導者よ、我々は準備はできている」と叫んでいた。、
 この大規模ラリーはアハメドネジャド大統領の6月の選挙に反対する者たちに対抗する意味で、聖職者、神学校、軍隊が呼び掛けたものだ。
 反対派のウェブサイトでは、国営工場は従業員のために交通手段を手配し、ラリーに参加させたことを報じた。またある都市では伝統的なバザーは閉鎖されたと言う。
 強硬派は数千人の反対派支持者がイスラムの聖なる日であるアシュラのクライマックスの日曜日を反対派の運動の日に使用したことに怒って、デモ隊を「冒涜」的と非難した。
 「攻撃的なスローガンは敬虔なイラン人を悲しみに追いやりシオニストたちを喜ばした。そして実践において彼らは敵の駒として使われ、国家の安全を標的とする外国勢力のために赤絨毯を敷くようなことをしたのだ」と、声明で政府は発表した。
 「イスラム教のイランの知識人らは世界的圧力の追従者に成り下がり、扇動に目をつぶった」と声明は述べている。
 モセニ・エジェイエ検察官は、議会で反対派のムサビ師とカルビ師は、指名手配のリストに上がっていると述べた。
 しかし反対派は、当局が催涙ガス、警棒、最終的には実弾を使用したとして、攻撃している。
 当局は日曜日に8人が死亡したことを確認している。しかし治安部隊によって殺害されたという反対派の非難を、この死亡には疑わしい点があるとして、撥ね付けている。
 衝突以来、イランは反対派の実力者らを検挙してきたが、一方改革派のジャーナリストや活動家らも逮捕されている、と報告している。
 500人ほどの「暴徒」の内週末に逮捕された300人の者たちは、いまだ拘留されたままとなっていると12月30日、アハマディ・モグハダム警察署長は述べた。またそのほかにも他の治安部隊に逮捕された者たちがいる、と述べた。
 国連人権局長は、イランの暴力にショックを覚えたと語り、イラン政府に対し「治安部隊の行き過ぎ」を抑制するよう促した。
 「死者や負傷者、逮捕者が増加していることに衝撃をうけた」とナビ・ピレイ国連人権高等弁務官は声明で語った。
 「取得可能な情報によれば、治安部隊とバシジ民兵の行き過ぎた行動があったことを示唆している」と述べた。

 アハメドネジャド大統領は、イランに対する外国勢力の介入を攻撃し、アメリカとイスラエルが週末のデモを扇動したと非難した。
 「アメリカとシオニストは彼らが組織し扇動して行わせたデモの唯一の聴衆である。不愉快な劇が演じられた」と大統領は語った。
 12月30日、大統領は、「アメリカとヨーロッパのある国のの指導部は昔の過ちを繰り返してる」と語った、とISNA通信社は報告している。
 新しいデモを行う者たちには、警察は容赦のない方法を適用するとアハマディ・モガダム署長は語った。
 「警察は、アシュラの前には暴徒に対して我慢していた。しかし今や政権を倒そうとする運動に忠誠を持っていることを示した。従ってこれ以上警察は我慢することはないので、彼らは厳しく取り扱われることになる」と語った。
 イランのアヤトラ・アッバス・バエズ・タバシ師は12月29日、反対派の指導者らを「神の敵対者」であると語り、イスラム法では死刑に該当する罪である、と指摘した。
 30日、公式のIRNA通信社は、議員と指導者らの何人かは、騒乱の指導者らの告訴は人民の要請である」と報じた。
 
 しかし、イランのアハマド・レザ・ラダン警察庁副長官は後になって、これらの者たちが逮捕されることはないだろうと語った。
 「反対派の指導部の逮捕は、警察の計画にはない。逮捕することで彼らに重要さを与えることはしない」と語ったとされる。
 反対派のウェブサイトでは、当局がムサビ師の家庭に対し、日曜日の騒動で死亡した甥の葬式を静かに行うよう命令をした、と報告している。

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フィリップ・M・ジラルディ氏

◆12月30日

 イランで騒乱が続いているが、すこし前にイギリスのタイム誌に、イランが核兵器を製造している、とする記事が掲載され、それが日本なども含め世界で報道され、イランの脅威ということにはやはり根拠があったのだ、と世界の世論を親イスラエルに傾けさせた。
 しかしそれが真っ赤な嘘であったという。要するにイランを悪者にするための、イスラエルの偽情報工作であったということを、元CIA職員が暴露した。
 我々は常にこのイスラエルの偽情報、それを世界に報道するユダヤ系・ネオコン系メディアの報道をそのまま頭にインプットさせられ、彼らに「洗脳」されてきている。
 従って、これからは、イスラエルに良い報道には、まゆつばで臨むべき機会が相当多くある、という認識で報道に接するべきであろう


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米国元スパイ:イスラエルがイランの核報告書を捏造した
http://www.presstv.com/detail.aspx?id=114871&ionid=351020104
【12月29日 PressTV】
 フィリップ・M・ジラルディPhDは、元CIAテロ対策専門家で軍事諜報員であった。彼はロン・ポール議員の大統領選の時のアドバイザーでもあった。
 アメリカ情報筋は、イランの核計画に関するドキュメントがイギリスの新聞紙上で報道された内容はでっちあげである、というイランの主張を追認した。 元CIA職員のジラルディ氏によれば、アメリカ情報員が12月14日にロンドンのタイム誌に掲載されたドキュメントはイスラエルかイギリスによってでっち上げられたものである、ということを確認した、という。12月28日、IPS(インター・プレス・サービス)が報道した。
 IPSの報告内容は、有名な調査ジャーナリストのガレス・ポーター氏が執筆した。
 1976年から1992年までCIAのテロ対策職員であったフィリップ・ジラルディ氏は、IPSに対し、アメリカはドキュメントの捏造にはかかわっていない、と情報筋が言っていると語った。
 しかし、アメリカ情報筋は、イスラエルが中心的にこの捏造書類を作成したと疑っているという。ただしイギリスがこの件でなんらかの働きをしている可能性は排除しない、という。
 タイム誌の記事は、イランが秘密裏に、中性子起爆装置と呼ばれる核爆弾の主要な装置の実験を秘密裏に繰り返していた、と書いている。
 この記事が出た直後、イランのラミン・メマン・パラスト外務省スポークスマンは、この記事は「完全に根拠の無い嘘である」、と述べた。
 タイム誌の記事は、このドキュメントの情報源を明らかにしていないが、アジア系情報筋のコメントを紹介した。そのコメントでは、このアジア系の情報員は、自分の国の政府はイランが2007年以降中性子起爆装置の開発をしてきていた、と考えている、という。「アジア系情報員」とは、ニュースメディアでは、イスラエルの情報機関員を指す言葉である。

 このタイム誌の記事は、米国政治家とヨーロッパの同盟国がイランに対するより厳しい制裁とイスラエルの軍事的攻撃の可能性を示唆する、口頭による新しい攻撃を開始した直前に現れた。
 ポーター氏は、アメリカのメディアの記事はアメリカ情報機関のアナリストはドキュメントの信憑性についての自信を持っているという印象を残した、と書いた。
 ジラルディ氏の情報筋は、このドキュメントが捏造であるという結論を分析からが導き出した理由の全ては明らかにしていないが、この話の情報筋そのものが疑わしいとしている。
 「ルパート・マードックのメディア網は、イスラエルからの偽情報を頻繁に使用してきたし、時にはイギリス政府からの情報を使用してきた」とジラルディ氏は語った。
 タイム誌の他には、マードックのメディア帝国はサンデー・タイムズ、フォックスニュース、ニューヨーク・ポストなどを持っている。これら全てのメディアが非常に親イスラエルの論調で記事を書いている。
 ポーター氏は、情報筋の問題の他に、2ページのドキュメントはそれ自体で、このドキュメントが嘘である、ということを示す証拠を含んでいると語った。例えば、ペルシャ語が原語のドキュメントの画像がタイム誌に掲載されたが、機密保持を示すマークが無い。しかしこのドキュメントは理論的にはその扱っている内容のため、高度に機密性の高いカテゴリーに入れられてしかるべきものである。
 更には、このドキュメントは、発行元の機関と受け取り側の情報が書かれていない。「センター」とか「研究所」「委員会」あるいは「中性子グループ」などと、はっきりしない形で書かれているだけである。
 この不明瞭さは、書かれている計画の具体性と鋭いコントラストを成している。そこには、異なる業務のために8人をリクルートすることと、4年間の時間枠での詳細な明確な時間の割り当てに関する指導がしたためられている。
 不明瞭さは、捏造文書内での機密保持のマークと作成者の身元に関する情報は、捏造であることを暴露させてしまう可能性のあるミスがでる率を高めるかもしれないからだ、ということで説明される。

 ドキュメントにはなんらの日付がないので、その他の情報では詳細な日付があることで整合性に問題がある。2007年という時限はタイム誌の匿名の外国筋によって示されているだけだ。
 2007年初期という時期は、アメリカ情報機関が評価した、イランは核兵器製造のための活動はしていない、という2007年の国家情報評価(ナショナル・インテリジェンス・エスティメイト)を貶めることで、イスラエル政府を納得させるためということをはっきりと示唆している。
 このドキュメントを捏造文書として廃棄すべき最大の理由は、イランが過去行ったとする中性子起爆装置に使用するためのポロニウム210の実験を示唆しようとしている点にある。この言いがかりは、2008年2月、国際原子力機関の報告によって否定されている。
 ジラルディ氏が捏造ドキュメントで情報筋によってそれとなく教えられたことは初めてではない。最近のアメリカの歴史で、二つのもっとも悪質な捏造文書問題の責任者らの身元を突き止めた人物である。

 2005年、ジラルディ氏は国防総省の元コンサルタントであった極右のマイケル・リーデンが捏造書簡の作者であると突き止めた。この捏造書簡では、イラクがニジェールからウラニウムを購入しようとした、とある。この手紙はブッシュ大統領(当時)の政権に、サダム・フセインは核兵器開発計画を持っているという非難の機会を与えた。しかしこの主張はイラク侵攻がされた後、完全に虚偽であったことが判明した。
 ジラルディ氏は更に、ダグラス・フェイス国防次官(当時)の下で業務を行っていた「特別計画オフィス」の高官らを、サダム・フセインの情報補佐官により書かれたと言われた、ニジェールからの正体不明の積み出しをアレンジするための作戦についての捏造手紙の作者であるとして突き止めたことがあった。

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テロ未遂事件のおきたノースウェスト機

◆12月28日

 ナイジェリア人の男がアルカイダの指令で、航空機テロを起こした、と騒がれているが、この男をパスポート無しで搭乗させた男のことが語られていないのと、空港セキュリティを責任もっていたのは、イスラエルの会社(http://www.ictseurope.com/aviation/airlines-security-service.html)であるという点を指摘するところも無い。

 そもそもパスポートを持たない男がさっと来てさっと乗れるようになったことがありえない話しであるし、そのような男の身体検査もしていないような状況も考えられない。絶対にありえないことが起きたということは、それを可能にしたセキュリティ部分が一番怪しいのであり、そのセキュリティ部門をイスラエルの会社が運営していたとすれば、そこにこそ、この事件の核心部分が潜んでいると見なければならないはずだ。

 この今回の事件も、我々が思わされている理解というものが、「作られた理解」であり、その作られた理解を我々の脳髄にインプットしようとする意図が隠されているようだ。


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●「洗練された着こなしの男」がテロリストをパスポート無しで搭乗させた

http://www.newworldorderreport.com/Articles/tabid/266/ID/744/Confirmed-Sharp-dressemd-man-aided-Northwest-flight-Christmas-Bomber-Umar-Mutallab-onto-plane-without-passport-Who-was-involved-why-dont-we-know-about-this-other-suspect.aspx
【12月27日 New World Order Report】
 他の誰がかかわったのか、またこのもう一人の容疑者についてなぜ知らされないのか?
 ノースウェスト航空253便に搭乗したミシガン州の男は、ムタラブ容疑者はパスポート無しで航空機に搭乗しようとしていた、と話している。

 ミシガン州ニューポート市のカート・ハスケル氏は、 搭乗券の写真を示して同機に妻と共に搭乗していたとMLive.com に独占的に証言した。
 ハスケル氏は、彼と彼の妻とはアムステルダムの搭乗口近くに座っていたという。その時、ムタラブが正体不明の男と共に現れたという。
 カートと妻のロリはテイラーにあるハスケル法律事務所の弁護士である。彼らの専門分野は破産、家族法、遺産計画だ。

 ムタラブが質素な服装だったのに反し、彼と一緒にいた男は高価なスーツに身を包んでいた、とハスケル氏は述べた。この男はムタラブがパスポート無しで搭乗できないかと尋ねていたという。「この男は、『スーダンの友人でパスポート無しでの搭乗はいつもやってきていた』と言ったのだ」と語った。

 ムタラブはナイジェリア人だ。ハスケル氏はこの男はスーダンの難民であるとすることで、パスポート無しで搭乗できるようにしようとしていた、と考えている。
 チケット取り扱い担当員はムタラブと彼の同伴者を彼女のマネージャーに合わせるためホールを案内していったという。それっきりムタラブを見ることは無かったと、言う。・・・以下略

 航空機が着陸してからハスケル氏は、もう一人の男がその身柄を確保されているのを見た、という。しかしデトロイトのFBIのスポークスマンは、ムタラブのみが身柄拘束されたと説明している。

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