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11日にシリア情勢についてアメリカと話し合いを行うロシアのボグダノフ外務次官
◆1月10日
1月8日号「ロシア艦隊が欧米牽制のためシリア沖に集結」で示したように、アメリカはシリア問題の解決に向けてロシアと話し合いを行うようだ。明日11日次ジュネーブでブラヒミ国連特別代表を加えて三者が会談をするという。
今までの暴力による政権転覆のやり方からの明らかな転換であり、それはまたシリアのアサド大統領が常々言ってきた対話による解決を、米ロが一緒になって進めるということになったことを意味する。
この中で、ロシアのボグダノフ外務次官はシリアのアサド大統領の6日に発表された考え方をたたき台とする、と語っている。それをアメリカ側が呑むかどうかは分からぬが、ほぼ二年間にわたるシリアでのアサド政権転覆のための謀略は、シリア政府軍の確固とした団結力と強固な反撃精神で、破綻しつつあることを認めたからに他ならない。
恐らくは欧米は数千人のゲリラがテロ攻撃をし、それを契機にシリア内で内戦が起きれば、すぐにもアサド退陣の声がシリア全土に満ちて、アサド政権は簡単に崩壊すると読んでいたのであろうが、実際は彼らの「読み」は間違っていたため、そのようにはならず、これからも傭兵だけではシリア政府軍に勝利できる展望は開かれず、また外国がリビヤのように軍事介入することはロシアが許さないであろうから、まして反政府勢力内の混乱状態もあって、シリアに対する考え方を変更したのであろう。
結局、反政府勢力に武器と資金を流してきたのが湾岸アラブ諸国であり、その作戦を側面から支援してきたのが、欧米、トルコ、イスラエルであったが、これからはその反政府勢力に向けた武器と支援の流れは途絶え、シリアで「選挙」などの方法を通して、新しい指導者が決められていくことになる可能性が高い。その際、アサド現大統領が再選される可能性もある、ということになるだろう。
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●11日に米ロの代表がシリア問題で会談
http://www.sana-syria.com/eng/22/2013/01/09/461031.htm
【1月10日 SANA】
ロシアの中東特使で外務次官のミハイル・ボグダノフは9日、ブラヒミ国連特別代表と米ロの代表がジュネーブで11日に会談を持つ、と発表した。ボグダノフはロシアを代表してシリア情勢についてのブラヒミ報告を議論すると語り、ウィリアム・バーンズ国務副長官がアメリカから出席すると語った。
■ロシアの外務次官:アサド大統領の提案したポイントは議論されるべき
ロシアはアサド大統領が提案したポイントはシリア危機の解決のためには考慮されるだろうと期待を表明した
9日に発表されたロシアの外務次官の声明は、ロシアはシリア危機の解決に向けて、ジュネーブ声明と1月6日に発表されたアサド大統領のアイデアをたたき台として、積極的な模索がなされることを期待すると語った。
ロシア外務省は、シリアの主権、独立、領土保全、外国勢力の干渉の排除を基礎として国家の改革のためにシリアの指導部は、シリア人同士の対話を始める用意があると指摘した。
「我々は国際法の原理を基礎としたシリア内での対話を通して、シリアにおける政治的決着に至れるよう、決定的ですばやい進展をなすことが必要だ」とロシア外務省は語った。
■ボグダノフはシリア大使とシリア情勢について会談
ロシア大統領の中東特使で外務次官のミハイル・ボグダノフはモスクワのリアド・ハダド・シリア大使とシリア情勢について議論した。
ロシア外務省の声明は、即時停戦を基礎とした国民対話を通してシリア内の危機の解決方法がこの会談で話し合われた、と述べている。
この文脈では、シリア大使は、アサド大統領の1月6日における演説に示されている内容を含む危機を終息させる政治的な計画について語った。
●11日に米ロと会談=シリア問題代表―アサド提案も「考慮」
【1月9日 時事通信
【モスクワ時事】ロシア外務省は9日、声明を発表し、シリア内戦の調停に当たる国連・アラブ連盟共同のブラヒミ特別代表と米ロ代表との3者会談が、11日にジュネーブで行われると明らかにした。ロシアからボグダノフ外務次官、米国からバーンズ国務副長官が出席する。
声明は、シリアのアサド大統領が6日の演説で提案した危機打開案も会談で考慮されると指摘した。大統領はブラヒミ氏の和平案を拒否し、欧米などが批判しているが、ロシアにはアサド政権の孤立化を避ける狙いがあるとみられる。
●シリア内戦に米露調停必要 ブラヒミ代表がロシア訪問へ
【2012年12月27日 共同】
国連とアラブ連盟合同のシリア特別代表、ブラヒミ氏は27日、シリアの首都ダマスカスで記者会見し、内戦を終わらせるための米国とロシア主導による調停案が「現段階ではない」と述べ、危機打開には両国の協力が必要だとの認識を示した。
一方、ロシア外務省のルカシェビッチ情報局長は27日のモスクワでの記者会見で、ブラヒミ氏が29日にモスクワを訪問し、ロシアのラブロフ外相と会談すると発表した。ブラヒミ氏とラブロフ氏が「シリア政権側と反体制派の暴力停止と対話の開始に向けたブラヒミ氏の最近の努力」などをめぐって話し合うという。
ブラヒミ氏は最近、シリアのアサド大統領に、反体制派も参加した移行政府の樹立を提案したとの報道もあり、こうした案でも意見交換する可能性がある。
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山火事に立ち向かうオーストラリアの消防士
◆1月9日
オーストラリアでは今は夏であるが、夏につきものの山火事が今年も大変な猛威を振るっているようだ。これからは全世界的にカミ、つまり火と水の猛威が心配されるようだが、山火事もその一つであろう。これが「記録的な猛暑」のため、火に油の格好になって延焼を食い止めることが出来ないようである。オーストラリア全体の平均気温が空前の40度以上を記録したようなのだ。
これからは、このような「天変地異」が激しさを増していくということは夙に指摘してきた。今年1月1日の伊勢白山道ブログ記事では、「カミ(火水・神)・火と水の祓い、が発生し始めると感じます」という指摘がある。火は火山活動も当然であるが、この山火事というのもそのカテゴリーに入るであろう。
地上に住まわせてもらっているだけでも感謝すべきなのに、感謝を忘れて闘争に明け暮れる人類に目を覚まさせるために、神の祓いが激しさを増す、と言うことである。それが本当にそうであるかないかは、これからの世界を見ていけば分かるかもしれない。伊勢氏は「今までは存在がアヤフヤだった存在(神・精霊・宇宙人・・・・)、居るのかいないのかがハッキリしなかった存在が、誰の目にも明らかに存在の片鱗を現し始める年だと感じます」と指摘しているのだから、時間と共に見えてくるものがあるだろう。ただし2013年はまだまだ準備の年である。
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●オーストラリア:記録的暑さの中で山火事が猛威
http://worldnews.nbcnews.com/_news/2013/01/08/16407282-australias-hottest-day-on-record-hampers-wildfire-fight?lite
【1月8日 NBC News staff and wire reports】
オーストラリア南西部全体で猛威を振るう山火事に対して消防隊員が決死的な消火活動を行っている。当局は国立公園から撤退させ記録的な極度の暑さと強風のため地域によっては壊滅的な被害が予想されると警告した。
「我々は記録的で最悪な山火事に対処している」と南ウェールズ地区消防局長のシェーン・フィッツィモンは語った。「これ以上ひどいのはない。壊滅的な状態にある。これらの地域から出来るだけ早く去ることが最も安全な方法だ」と語った。
壊滅的脅威レベルは最高度に深刻なレベルである。
消防隊員はオーストラリア東海岸で8日、多少でも気温が下がることを期待している。海岸沿いのいくつかの町では劇的に気温が下がったことで火事の延焼を緩めるかもしれないからだ。7日はオーストラリアで最高気温が記録されたが、大陸平均で華氏104.6度(40.3℃)だったとオーストラリアの7ニュースネットワークが報じた。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、かつて無いほどの暑さのため気象予報士たちは気象画面上に新しい色の深紫とピンクを加えねばならなくなった、と報じた。
死者は報告されていないが、タスマニアの職員たちは先週ホバート市の東にある小さな町のドゥナレイを襲った山火事のため行方不明となった100人の住民の安否を確認しようとしている。この火事で90軒の住宅が破壊された。8日、警察は破壊された住宅の初期の点検では遺体は確認できていないと発表した。
■オーストラリアは壊滅的な日々を過ごしている
山火事は4日以来南部タスマニア全体で5万エーカーの森林と農場を焼失させた。ニュー・サウス・ウェールズではこの山火事は6万4000エーカーを焼き尽くした。このニュー・サウス・ウェールズでは130以上の山火事が延焼を続けているが、今のところ危険にさらされている住居はキャンベラの南にあるクーマ町近郊にある数十軒ほどだ。クーマ・モナロのディーン・リンチ州市長は、住民の何人かは近くのニミタベル町に避難した、と語った。
強風によって消火活動に支障が出ている。場所によっては毎時60マイルの突風が記録されたところもある。
■タスマニアの山火事
いくつかの火事は放火犯によるものと、7ニュースが報じた。8日シドニー西部で、火事を起こしたとして3人が起訴されたと7ニュースが報じた。
いくつかの場所では華氏113度以上を記録したため全国の森林地帯と国立公園は閉鎖され火の使用が全面的に禁止された。
一人のボランティア消防士が7日、シドニー南西140マイルにあるグンダルー村で消火作業中に手と顔に深刻な火傷を負った。彼は治療のためシドニーの病院に搬送された。フィッツィモンスは彼の症状は8日快方に向かっていると語った。
■その他のニュース
オーストラリアでは夏に山火事が起きることはよくあることだ。2009年2月、ヴィクトリア州で数百ヵ所で山火事が発生し、173人の死者を出し、2000軒以上の住宅を破壊したことがあった。
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2011年7月に撮影された黒海に浮かぶロシア艦隊
◆1月8日
シリア情勢に変化が出始めているようだ。今年の3月でシリアの紛争は丸二年が経過するが、チュニジア、エジプト、そしてリビヤのようにシリアも政権交代が成されるという大方の見方があったが、アサド政権は今に至るも踏ん張り続けているばかりか、二期目を迎えたアメリカのオバマ政権がシリア紛争解決に向けて、新しい動きを開始する可能性が出て来た、というのだ。
トルコ・シリア国境にはパトリオット地対空ミサイルが展開されシリア空軍の動きに制限を加えようという動きがある一方、ロシアはシリア沖に上陸用艦艇に海兵隊を乗せて、欧米の軍事介入を阻止すべく睨みを利かせている。
シリアのアサド大統領は6日、ダマスカスで演説し、内戦終結を目的とする国民憲章の制定や、新憲法下での新政府樹立、自由選挙の実施などを含む包括的な和平提案を行った。これは以前から彼の政権が進めてきている内容であり、目新しいものではないが、そういうことを報道してこなかった世界のメディアが今回は取り上げた、ということである。要するに、「話し合い」で決めるべき、という提案であり、軍事力で政権転覆を狙う武装勢力を牽制する内容となっているのだ。
1万2000名の殉死者の写真でできたシリア国旗を背景に語るアサド大統領
ここでフランスのジャーナリストのティアリー・メイサンは、オバマ大統領が中央軍司令官のデイビッド・ペトレイアスを辞任させ、シリア問題解決のため、ロシアと一緒になってジュネーブ協定を持ち出し、同時にシリアの反政府武装勢力の自由シリア軍を見捨てる決定を行ったと言っている。
シリアの自由シリア軍はアメリカに見捨てられた、と語るティアリー・メイサン
しかも、オバマ政権は新国防長官にチャック・ヘーゲルをなんとしても指名しようとしているという。この人物については既に昨年の12月26日号の「アメリカの新国防長官に最適なチャック・ヘーゲル」で示したように、彼はアメリカが外国にむやみに介入することに反対の人物である。ペトレイアスとは真逆の政治姿勢を持っている、と言えるだろう。ペトレイアスはネオコンであり戦争屋である。
従ってこれらの動き全体から言えることは、シリア紛争は、アサド政権の転覆まで行かずに終息する可能性が高まった、ということだ。この件では、昨年の11月26日・27日・28日号の「ワシントンでのクーデタと反クーデタ」で示した内容と合致するものであり、オバマ大統領の二期目が始まることを契機にアメリカの外交姿勢が転換しつつあることを示している、と言えよう。
従ってメイサンが下記に示したように、アメリカの同盟国は自分たちもアメリカに見捨てられることは無いのか、と問いかけるべき時がやってきていると言えよう。特にイスラエルは自国の今後の身の振り方を真剣に考慮すべき時がやってきた、と判断すべきであろう。
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●ロシア艦隊が欧米牽制のためシリア沖に集結
http://www.presstv.com/detail/2013/01/06/282035/russian-ships-near-syria-to-deter-west/
【1月6日 Press TV】
ロシア軍艦は欧米による軍事介入を阻止するため地中海のシリア沖に集結している。
サンデー・タイムズ紙は、ロシア外交官の言葉として、ロシアが数百人の海兵隊員と軍用車両を載せた5隻の上陸用艦艇と戦闘用艦艇を最近、地中海東部へ派遣した、と報じた。
「シリアの情勢はイースター前にそのピークを迎えるだろうから、ロシアはいかなる事態の展開にも準備しておくべきである」とタイムズ紙は、匿名を条件の外交筋の発言を掲載した。
この外交官は、ロシア海軍がシリア沖に存在していることは、シリア政府軍と戦っている反政府勢力を支援するため、「欧米が陸上戦闘員をシリアに展開する」ことをを阻止するだろう、と語った。
ロシアはしかしながら、これらの艦船は、「海軍の統御、維持、相互作用の改善」のための演習のために派遣されている、と言っている。
先月、ロシアは自国の海軍基地のあるシリアのタルトス港へ海兵隊を乗船させた軍艦一隻を派遣した。
軍事筋の情報として、ロシアのメディアは12月30日、ノボチェルカサック上陸用艦艇が黒海のノボロシイスク港を出て1月の初旬にはタルトス港に到着することになっている、と報じた。
他の2隻、アゾフとニコライ・フィルチェンコフは、12月29日以降、シリアに向けて派遣されたと言われている。
12月中旬、ロシアの国防省は、バルチック海のバルチイスク港からシリア沖の地中海に向けてロシア艦隊が派遣された、と発表した。
この艦隊にはヤロスラブ・ムドライ・フリゲート艦、カリーニングラードとアレクサンダー・シャバリンの上陸用艦艇、その他の2隻の艦船が含まれている、という。
ロシアはシリアの主要な同盟国であり、シリアのタルトス港に海軍用の小規模な修理施設を持っている。
これは、アメリカが4日、トルコ・シリア国境に欧米のパトリオット地対空ミサイルを展開するのを監督するための軍と装備を展開し始めた時と時期が重なる。
シリア、ロシア、イランはこのミサイルの展開はNATOによる軍事行動を惹き起こしかねないものだ、と語っている。
●アメリカ政府はシリアの「自由軍」を見捨てる決定をした
http://www.sana-syria.com/eng/22/2013/01/03/460197.htm
【1月3日 SANA】
フランスのティアリー・メイサンは、アメリカ政府がジュネーブ協定に従ってロシアと共にシリアの危機の解決に向けた動きを開始するため、「自由軍」と自称しているシリアにおける武装テログループを見捨てる決定をしたと語った。
ボルテール・ネットワークに掲載された記事で、ワシントンの全米情報評議会は皮肉っぽく「世界的ジハードはまもなく消滅するだろう」と発表したことを述べつつメイサンは、アメリカ政府は「自由軍」と言われる存在について新しい姿勢で臨む決定を行ったと語った。
メイサンは、シリアの戦争は戦略的レベルに到達し、ヨーロッパのシリア指導部に対する途切れることのない挑発にも拘らず、武装勢力に向けた資金と兵器の流れとが枯渇し、多くの国際的支援が停止したことを語ることで、「自由軍」にとってその目標を達成する可能性は無い、と判断した。
彼は、アメリカ政府は上院で批准され次第、シリアに対する和平計画を提出することになるだろう、と語った。
メイサンは、オバマは大統領選キャンペーンの最中に彼の補佐官の何人かがジュネーブ協定実施を阻止した際、なんらの反応も見せなかったが、再選後には、シリアに対する戦争を企画したデイビッド・ペトレイアスを片付けるクリーンアップ工程を実施した、と語った。
メイサンは、アメリカの同盟国は、この新しいアメリカの動きが自国をも見捨てることにならないかを問うべきであろう、と語った。
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地球外生命体の存在を肯定するロシアのメドベージェフ首相
◆1月7日
まだ正月のお屠蘇気分が抜けない中で、今回は再び「トンデモ」話を紹介したい。ロシアのメドベージェフ首相が記者の質問に答える形で、地球外生命体の地球訪問と地球在住について肯定的な内容のコメントをした、と言うものだ。
そのコメントの中で、ハリウッド映画の「メン・イン・ブラック」はある程度の事実に基づいたものだ、という発言もあるようだ。欧米その他の国の中にはこの地球外生命体の存在に関するまじめな研究が政府レベルでなされているところもあるが、日本ではどうもまじめに取り上げるところまでは行っていないようである。
マヤの暦では2012年の12月21日冬至の日に地球が滅びるようなことを言ってきた人々もいたが、それはご覧のように起きていない。しかし、では全くのでたらめかというとそうでもなく、その日以降、大きな変化が地球に訪れる、ということが実際のところのようだ。
このROCKWAY EXPRESSでは、昨年の12月3日号「伊勢白山道の指摘する国難と地球大激変」でも示したように、地球外生命体の存在は否定しない。ただその存在様相が肉体的なものか、地球人から見て、霊的なレベルか、という問題はある。これは同時に龍や天狗の存在も否定しないことと同じことである。龍や天狗も存在しているが、通常人にはなかなか見ることができないだけである。
そしてこれからの時代には、これらの存在が徐々に地球人の目にも明らかになってくるものと考えている。従って以下のロシアのメドベージェフ首相のコメントも、新しい時代の到来を示唆するものと認識したいし、同時に伊勢白山道の指摘内容が正しいものだという示唆にもなるものと認識する。
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●ロシア首相:地球外生命体が我々の中にいる
http://exopolitics.org/?p=732
【12月8日 Dr Michael Salla 】
去年の12月7日(金)、ロシアのメドベージェフ首相はマイクがまだ入っている状態で記者団を前にオフ・エアで、驚くべきコメントをなした。大統領職についていた時、何か地球外生命体に関する件で秘密のファイルなどがあることを知らされたかと問いかけられた。彼の回答は、地球外生命体が地球を訪問していることだけでなく、地球に住んでいる者たちもいる、ということを知らされた、というものだった。
彼は更に、ハリウッド映画の「メン・イン・ブラック」は事実を元に作成されたものだと語った。彼の回答はオフ・エアの際のおふざけの回答の感を免れないが、それでも幾分かの真実が含まれているのではないかという疑問が出てくる。オフ・エアでなされ彼自身もマイクがまだ切られていないということを知らなかったわけだから、その彼の言葉は額面どおりに、地球外生命体がこの地球を訪問しているだけでなく我々の間に住んでいる、という主張に対して信頼性を与えていると言えるだろう。
五つのテレビ局とのインタビューを終えてから、メドベージェフ首相は記者からの質問に対し、マイクがまだ切られていないことを知らないでオフ・エアのコメントを発した。彼のオフ・エアのコメントは、当局が公共の自由に対する締め付けを強めている政治的な最近の動きに比べればかなりフランクなものであった。そこで彼は記者の一人に、「大統領として、ロシアの核を使用する際に必要なブリーフケースを受け取った際に、地球外生命体に関する秘密のファイルを渡されたかどうか」と質問されたのだ。メドベージェフは以下のように回答した。
「核のコードと共にブリーフケースを受け取った際、ロシアの大統領は『トップシークレット』のファイルを渡される。このファイルの中味は地球を訪問したエイリアンに関するものだ・・・これと共に、ロシアにおけるエイリアンをコントロールする作業を行っている極秘の特殊部隊の報告書が渡される。この件でのより詳細な情報は、良く知られている映画である、メン・イン・ブラックで示されている。何人くらいのエイリアンが我々の間に住んでいるかは、パニックになるから言えない」
メドベージェフのコメントは、地球外生命体についてテレビのインタビューでロシアの高官が語った最初のものではない。2010年5月に放映された特別インタビューで、カルムイキア共和国のキルサン・イリュムジノフ知事は、1997年に自分のアパートから地球外生命体の乗り物に連れて行かれたと語っていた。彼は自分が会った地球外生命体はヒューマノイドで、船内を案内してくれ、またほかの世界に連れて行ってくれた、と主張した。
地球外生命体が我々の世界を訪問しているばかりでなく、我々と共に住んでいる、という主張は昔から成されていた。アミシツィア(友人関係)というイタリアの書物は、1956年から1978年までの22年間に公務員を含む100人以上の人々が地球外生命体に遭ったことを明かしている。重要なのは、これら地球外生命体はNATO当局によって秘密裏にモニターされていたことだ。アミシツィアの場合は、もし本当なら、メン・イン・ブラックの中で示されているような、地球外生命体をモニターする秘密部隊というものが、事実に基づくものだということを示唆していることになる。確かに、メドベージェフ首相は、そのような「秘密特殊部隊」が存在していると考えているように思える。
記者の質問に対しメドベージェフがおふざけで回答したという事は言えるが、全体的なオフ・エアの回答内容は、彼が地球外生命体に関する件を含めてトピックの全体に意欲的に回答していることが見て取れる。メドベージェフのフランクなオフ・エアのコメントを分析すればもっともらしい否定の思いが出てくるのは確かだ。これは、メドベージェフのコメントはロシア国民に向かって、当局は地球外生命体が我々の間に住んでいるということを世界に向かって公式に発表することはまだ出来ない、ということを前もって示すことを狙ったものである、という可能性を示している。
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クリントン女史はイランとの秘密交渉に臨む途中で飛行機事故に遭った?
◆1月3日
アメリカのクリントン国務長官が年末から姿を見せなくなり、やがてインフルエンザだとか腹痛、果ては脱水症状で失神し、脳震盪を起こし、そこで血栓が見つかり云々という経過らしきものが発表され、今年に入ってから病院から退院した、というニュースが流れた。
この件について中東地域を中心に「噂」が沸きあがったようだ。時期を同じくして米海軍シールズ要員のジョブ・プライスが突然死んだ事実があり、インターネットのあるサイトではクリントンの怪我とこのプライスの死とは同じ事件の犠牲者たちだ、と指摘しているものがあるのだ。
イランとの秘密交渉のためイラン南部のアバズを目指したが、航空機に何らかのトラブルが生じて緊急着陸した際の事故で、プライスは死亡、クリントンは怪我をした、というのである。その他の随行員も負傷したようだ。
もしもこの話が本当だとすれば、オバマ政権がイラン問題をなんとか収拾しようとする努力を嫌う勢力が航空機に細工をしたとも考えられる。オバマ大統領はクリントン長官の復帰を断念したのか、ジョン・ケリーを次期国務長官に指名したのもこの時期である。
我々一般人には知られないところで、さまざまな勢力が駆け引きを行っていることは想像に難くない。今回のこの件もその一つである可能性は否定できないだろう。デブカファイルはイスラエルの軍事情報関連サイトであり、彼らのもたらす情報はそれなりの信憑性があるものだからだ。
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●ヒラリー・クリントンはイランで飛行機事故に遭遇し負傷したのか?
http://debka.com/article/22645/Hillary-Clinton-in-hospital-amid-speculation-of-plane-accident-in-Iran
【12月31日 DEBKAfile Special Report】
ヒラリー・クリントン米国務長官が脳震盪による血栓のためニューヨーク長老教会病院に12月31日に入院したというニュースは、彼女の現在の病状に関して陰謀論と噂を惹き起こしている。この病院は長官は抗血液凝固剤の投入を受けており彼女の病状は48時間後に判断するだろうと語った。
しかしながら、NBCテレビの医療特派員であるロバート・バゼルは脳震盪で血栓ができたということに疑問を持っている。彼は、もしそうならば抗血液凝固剤で処置されることはないはずだ、という。「従ってこれは脳震盪に実際は関係ないことで、彼女は血栓を脚とかに持っているか、ないしは我々が知らされていないことがあるのかもしれない」と彼は語った。
彼女の状況に関する憶測は去年の12月初旬から出始めていた。彼女が12月6日モロッコのマラケシュで行われることになっていたシリアの友フォーラムへ無断欠席した時からだ。彼女はこのフォーラムの創立者の一人であり、NATOとアメリカがシリア軍の化学兵器の取り扱い方に不審感を強めている時であったからなおさらであった。
彼女は最初はインフルエンザに罹ったと言われ、三日後の12月9日には腹痛を起こしたと言われた。また上院の情報委員会でベンガジでの米領事テロ攻撃について証言をすることになっていた12月11日の前日の10日に、脱水症状で失神した後、脳震盪を起こしたと国務省が発表した。
このようなケースでは通常は発表される詳細については何も発表されなかった。国務省筋はただ、「深刻ではない」とだけ言うだけだった。
別の非公式の情報によれば、彼女は明らかに自宅で仕事をしていた、という。オフィスの誰も彼女の仕事を代行しているようには見えなかった。そして12月21日、次の国務長官としてマサチューセッツ州上院議員のジョン・ケリーが指名された。クリントンは少し前にオバマ大統領の次の任期が始まる際に辞任することを語っていた。彼女は大統領とケリーと話し合いをしたと言われ、ケリーについて彼女は長期の軍事的、政治的、外交的キャリアにおいて能力を証明している、と語ったと言う。この時には彼女の健康状態に関することは何も語られなかった。
しかしイランとアラブ首長国連邦では、デブカファイルは既に、クリントンは12月の最初の週でこの中東での秘密のミッションを遂行する最中に深刻な怪我をしたという噂を聞いていた。その中の一つは、同じ事故で彼女の一行の中のアドバイザーとか護衛要員などが負傷したり死亡したりした、と言っているのだ。これらの噂では何が彼女の秘密のミッションなのか、という点については語られていない。しかしながら、この事故は12月1日の直ぐ後に起きたと言われ、デブカファイルが報じたように、それはオバマ政権高官とアリ・ハメネイ師の代理とがイランの核問題で秘密会談を行ったという時期である。
我々の情報筋はこの両者の交渉人が誰だったかは特定していないが、流れている噂の一つは、クリントンは3週間前、この問題についてアハマディネジャド大統領との秘密会談に臨むところだった、というものだ。バハレーンからバクダッド行きの予定にあった、彼女を乗せた航空機は、空中で方向を変えイラン南部のフゼスタンの首府であるアバズに向かった、という。そこでアハマディネジャド大統領がクリントン長官の到着を待っているというのである。しかし航空機がトラブルを起こし緊急着陸をして、その時クリントン長官が怪我をした、というのである。
アフガンでシールズのコマンダーであったジョブ・プライス司令官(42歳)の不審な死がこの事故と結び付けられて語られている。この時、国防総省は、彼の12月22日の突然の死については調査中だと発表した。今は、コマンダー・プライスはクリントン付きの警護チームの責任者でこの事故の犠牲者であることが示唆されている。
このような噂の影響は公式に否定されるとますます広まるものだ。とりわけクリントン長官が異常とも言える長期に渡って公衆の前に姿を現わしていないのだから。26日病院で約束した48時間後に成されると言われた彼女の「脳震盪と関連するその他の問題も含む」状況についての判断が待たれたが、この病院はその後、「担当医がその他の必要な措置があるかどうかを決めるだろう」と語った。
●クリントン長官が退院=療養中も国務省と連絡―米
【時事通信 1月3日】
【ワシントン時事】米ニューヨーク市内の病院で頭部の血栓治療を受けていたクリントン国務長官(65)が2日、退院した。CNNテレビは、夫のクリントン元大統領や娘のチェルシーさんに付き添われて病院を後にするクリントン長官の姿を放映した。国務省は声明で、同長官の病状について「あらゆる面で回復しつつあり、医師団は全快すると確信している」と述べた。
同長官は昨年12月半ばからウイルス性の腹痛を訴え、自宅で静養していたが、脱水症状で倒れ脳振とうを起こした。この際に血栓ができていたことがその後の診察で判明し、同30日に入院して抗血液凝固剤の投与を受けた。
国務省によると、同長官は入院前日の同29日、国連・アラブ連盟共同のブラヒミ特別代表やカタールのハマド首相とシリア情勢などをめぐり電話で意見交換。入院後も職員らと電話で連絡を取り、書類に目を通していた。
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