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カダフィ側のアメル・ムサ将軍の自宅

◆9月22日

 リビアの情勢はまだ予断を許さない、と指摘したが、首都のトリポリでも、倒されたカダフィ政権側の戦闘員が国民評議会(NTC)側と衝突を繰り返しているようだ。

 昨日のブログでは、カダフィ大佐の生誕地のシルトやカダフィ側の本拠地となったバニ・ワリドではカダフィ側戦闘員がNTCの側の攻撃を撃退していることを指摘した。

 リビア南部はいくつかのアフリカ諸国と国境を接しているから、資金の続く限りカダフィ側はそのようなアフリカ諸国の傭兵を募ることもできるだろう。

 このリビア攻略を率先して進めたフランスのサルコジ大統領は、今フランスの複数の高名な弁護士らから、戦争犯罪で訴えられようとしている。

 このブログでは、フランスの大統領は足元からやられる、と指摘したが、正にそのようになりつつある。奢れる者久しからず・・・である。

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●トリポリでカダフィ側勢力の抵抗が継続中
http://news.xinhuanet.com/english2010/world/2011-09/21/c_131150234.htm
【9月21日 Xinhua News Agency】

 リビア国民評議会(NTC)の戦闘員とカダフィ側の治安部隊との衝突がトリポリで20日(木)の夜間に起きたと新華社通信が伝えた。

 4人の親カダフィメンバーがNTC側との交戦の後、捕らえられたと目撃者は語った。
 捕らえられた者たちの名前は確認されなかったが、彼らはカダフィ政権では重要な軍人だった人物の自宅と考えられるビルで捕らえられた。

 この4人が捕らえられる前、彼らはビルの中からNTCの戦闘員に対して対戦車ロケット砲を撃っていた。NTCの戦闘員らは情報筋からこの4人の位置を知らされていた、と新華社通信は伝えた。また、NTCの戦闘員らはすぐさま反撃を開始し、交戦は30分ほど続いたと言う。

 バド・アル・アジジィヤ軍事基地近くにあるビルは衝突後火災に見舞われ、死亡者はいないが、NTCの戦闘員が数名負傷した。

 数日中には新政府の陣容がNTCから発表されると言われているが、リビアの首都トリポリでは散発的に射撃音が聞こえるが、とりわけ夜間は激しい。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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