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インド海軍が南シナ海に進出?

◆7月25日

 中国は激しく国力の増大を図っている。そして覇権的になりつつある。南シナ海に於ける中国の支配が周辺諸国に中国に対する脅威と反発を惹起している。

 これに対して、この中国と近い関係にあるパキスタンの敵対国となっているインドが中国を牽制する動きを活発化しはじめた。

 またかつてはベトナム戦争でアメリカと熾烈な戦いをしたベトナムがそのアメリカ海軍から支援を受ける形で、中国の海洋進出に対抗する動きを強化しようとしている。

 この問題は、日本とて他人事ではない。日本に入る石油の多くがこの領域を通ってくる。ここが「中国の海」となってしまったら、日本に入る石油航路が脅かされるわけだから、このインドやアメリカの動きを日本としても応援すべき立場にあるといえよう。

 特に中国が覇権主義的動きを強化している現在は、その動きにきちっとしたこちら側の姿勢を示す必要があるだろう。

 しかし、今回の中国新幹線事故のように、彼らの見せ掛けの大仰さにそんなに惑わされる必要もないかもしれない。これから、中国では急速に「発展」してきたツケが回ってくる時期になっている。彼らの足元から彼らの基盤が瓦解していくようになるだろう。

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●インドとアメリカがベトナムを中国から守る
http://english.pravda.ru/world/asia/18-07-2011/118509-vietnam-0/
【7月18日 Sergey Balmasov】

 中国と領海問題で争っているのはベトナムだけではない。近い将来インドの軍艦が南シナ海にやって来るだろう。これは、ミサイル防衛駆逐艦グループである。

 またそれに加えて以下のような状況がある。6月下旬にインド海軍が南シナ海に進出する意図があるという情報があった。インドはそこに継続的なプルゼンスを果たすことが期待されている。

 インド政府の公式見解では、これはインド海軍が戦略的に重要である航路が存在している東南アジアで重要な役割を果たすことを助けることになろう、というものだ。

 そうすることで、この領域で中国と競争している主要な国の一つであるインドは、中国が影響圏を拡大せんとする長期的計画を阻止することを狙っている。中国が南シナ海にある島嶼の全てを支配下に置こうとしていることは秘密ではないのだ。

 現在、中国はベトナムから1974年にスプラトリー諸島とパラセル諸島(西沙諸島)を奪い取り支配している。論争の激しさは、そこが太平洋からインド洋に向かう航路としてあること以外にも、南シナ海の生物学上の資源の宝庫として、更には最も重要なのは炭化水素鉱床の膨大な埋蔵海域だからだ。

 とりわけ、ベトナム側は、インド軍艦の出入り口となり海軍基地がナトラネグとハロン湾に存在している。これに加えて、インドはベトナムに対して艦船の建造と水兵の訓練面で支援している。 

 ベトナムは海洋での中国の圧力に抗しきれない。これは1988年に中国がベトナム海軍を打ち破ってスプラトリー諸島を奪い取った時に明確に示された。 

 それ以来、中国とベトナム海軍のギャップは増幅した。数年前には、ベトナムは海軍力を増強する措置をとった。とりわけ、彼らはロシアから6隻のディーゼルエンジン推進の潜水艦を購入した。それでも、はるかに強力な海軍を有する中国の進出を阻む事はできなかった。

 最近6ヶ月は、ベトナムだけでなくフィリッピンも力を誇示している。フィリピンもスプラトリー諸島の一部の領有権を主張している。この領土問題での論争の激しさは、最後にはフィリッピンがアメリカに介入を要請するほど高まった。そうしてフィリッピンとベトナムと共同して「中国の脅威」に統一戦線を強化しようとしている。

 しかしながら、中国海軍はベトナムとフィリピンを合せたものよりも海軍力では決定的に優勢であり、軍事的衝突が生じた場合には、フィリピンとベトナムが海洋で勝利するチャンスは殆どない。

 最近、このシナリオが起きそうになった。5月下旬、中国とベトナム、中国とフィリピンの緊張が劇的に高まった。各国は海軍を増強し紛争海域に送った。ベトナムのグエン・タン・ズン首相は6月14日、中国との紛争がエスカレートすれば、水兵の徴兵を行うという布告を出した。

 中国はバランス・オブ・パワーに基づき恐れることなく、スプラトリー諸島に対する支配権を誇示した。一つには炭化水素の世界的高値によって、もう一つは中国とロシア間のガス価格に関する交渉が進んでいないことがこの問題に一役買っている。

 しかしながら、南シナ海の諸島に対する中国の完全な支配権の確立は南・東南アジアの諸国に対して大きな問題を生み出した。マレーシアやフィリピンは言うに及ばずインドネシアでさえ、中国がスプラトリー諸島を跳躍台にして南海諸国に進出してくるのでは、という恐れが増大している。

 インドとしては、この領域に於ける中国の進出が強い反対を引き起こす別の理由がある。最近、インドの敵対者であるパキスタンは中国に対し沿岸に海軍基地を提供する決定を下している。南シナ海において中国が更に支配を強化する場合、インドは戦略的な観点から非常に不利となるリスクが存在しているのだ。

 しかしながら、中国の動きによる混乱に関しては、「幕の後ろの歌い手」を忘れるべきではない。アメリカはインドと共に反中国同盟形成で重要な役割を果たしている。

 2007年12月以来、CIA長官を含む影響力のあるアメリカの高官らが、ベトナムを定期的に訪問している。中国からの脅威が増大する中、関係諸国は過去の悔しかったことを忘れようという意図を示している。アメリカ軍艦はベトナム沿岸に近い将来やってくることになるだろうということを再び強調しておく。

 これは表敬訪問という枠に留まる事はない。彼らはベトナム海軍の訓練を指揮することになるだろう。それは勿論、中国の神経質な反応を引き起こした。中国はアメリカに対して「南シナ海の領海紛争に干渉するな」と声を上げた。それでもこの声は、中国が活動を活発化させているので、この海域で活動を活発化させるであろうアメリカをしり込みさせることはない。そうでなければ地政学的に重要なこの領域を中国側に取られてしまうだろう。

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