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シリア・ヨルダン国境付近
◆12月14日
シリアに対して、米・NATOが本格的な軍事的介入の準備を進めているようである。彼らはヨルダンにそのような工作のための基地を設け、シリア軍内部に対する工作をしようとしている。
ヨルダンはアラブ人の国家であるが、そこにアラブと敵対しているはずのイスラエルの将校らが入り込み、シリアの逃亡将校らと一緒にシリア転覆の陰謀を練っているという。
これらの陰謀工作や破壊活動を隠蔽するために、シリアでは「アラブの春」の延長のような民主化を求めるデモがなされてきた、と偽りの報道が全世界で喧伝されてきたのである。やはりイスラエルが背後に存在していた事が分かった。
トルコからの大量の武器密輸問題も、トルコ軍内部に存在する親イスラエル勢力が加担していると見られる。すべて、ユダヤ・イスラエル絡みである。それにシリアの一部の連中が乗せられて反アサド運動を展開している、という構図になる。彼らはユダヤ・イスラエルの利益のために自国を売る、売国奴である。
このような状況が継続すれば、シリアもあのアフガンやイラクのような、流血の巷へと変貌していく事になる。しかし流血の果てに、今やアフガンでもイラクでもイスラム色の強い政権が生まれてきている。彼ら欧米側の思い通りに世界が動くとは決まっていないのだ。
本日の伊勢白山道のブログ記事でも、これからの世界は、水=金の時代になる、と記されている。このブログでもリビアの水資源を奪わんとしたのがフランスやイギリス、アメリカが介入したリビアでの戦争の実態(それだけではないが)であったことを指摘したが、恐らくはフランスなどはその水が足元から無くなっていくことになろう。既に旱魃に見舞われた過去があるが、それが今後より一層強化された形で襲う事であろう。アメリカでも農業地帯の地下水が枯渇し始めている。これからますますそれが大問題になっていくことになろう。
力でもって、他の国の平和な生活を脅かす破壊工作をする国々は、その対象となる国家からではなく、まさに天からの反撃を受けるような事態に陥っていくのである。天が代わって裁く格好となっていくのである。蒙古襲来の時は風の神であったが、今回は水の神の出番ということなのだろう。
※伊勢白山道ブログ ↓
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou
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●数百人の米・NATO軍兵士がシリア・ヨルダン国境に集結
http://www.opednews.com/articles/BFP-Exclusive-Developing-by-Sibel-Edmonds-111211-242.html
【12月11日 Sibel Edmonds – Opednews】
在ヨルダンのいくつかの情報筋からボイリング・フロッグ・ポストにもたらされたレポートによれば、数時間前に、数百人と見なされる外国軍のグループが、北ヨルダンのアル・マフラク市付近に展開し始めているという。この町はヨルダンとシリアの国境の町である。
匿名希望のヨルダン軍の一人の将校によれば、アラビア語以外の言語をしゃべる数百人の兵士がこの町付近でこの二日間にわたって目撃されたと述べた。彼らは車両でアル・マフラクのキング・フセイン航空基地(シリア国境から10km)と、シリアとの国境の町、サルハン・ダムのある地域にあるアルバエジ村(国境から5km)や、シリアとの国境に隣接しているズバイディア村、アル・ナダ村などの間を往復していたという。
アンマンの情報筋からの他のレポートでは、マフラクに近いアル・ホスハ村に米・NATO司令センターの存在を確認している。
在ロンドンの我々のイラク人ジャーナリストは、以下のような、関連情報を遣(よこ)してきた。
「12月7日にイラクのアイン・アル・アサド空軍基地を去った米空軍兵士らの中にはアメリカに帰国せずに、あるいはドイツの基地に帰還せずに、夜間の内にヨルダンへ移送された者たちがいる」と言う。
上記の情報は、ロイヤル・ヨルダン航空のロンドン支店の従業員とインタビューしたニザール・ナヨフ記者の情報と一致している。
「少なくとも、一機のアメリカ航空機が軍兵士をアル・マフラク市の東100kmにあるプリンス・ハッサン空軍基地に運んだ」と言う。
先週始めヨルダンの情報サイトは、「欧米将校らがヨルダン国王に対して、シリアの国境近くに、シリア軍にアクセスしシリア軍高級将校たちに軍事クーデタないしは政権に対する反乱を起こすよう説得するための電子スパイ局の設置を許可してくれるよう要請した」と暴露した。
BFPの顧問でロンドン在のシリア担当記者であるニザール・ナヨフは、アル・マフラクについて以下のことを語った。
「空軍アカデミーも含むアル・マフラク空軍基地はかつて、とりわけ1960年代にはヨルダン、イギリス、イスラエルによる対シリアの『陰謀的活動』のための拠点だった。1968年9月、軍事クーデタに失敗後仲間の将校らとヨルダンに逃れたシリア軍の特殊部隊員だったサリム・ハトゥーム少佐は、当時左翼政権だったヌレディン・アル・アタシ大統領とサラ・ジャディドのシリア政府に敵対する軍の基地を設立した。1970年代の終わりから1980年代の始めに、シリア・イスラム同胞団と彼らの軍組織である「アト・タリーア・アル・イスラミヤ・アル・ムカティラ『イスラム軍前衛)がハフェズ・アル・アサド政権に対する軍事的闘争のため同基地を使用した。彼らはヨルダンとイスラエル情報部によって訓練を受けていた。彼らがシリアの町に行き破壊工作をする前に彼らの車両は爆破された」
ナヨフは状況の皮肉な点を強調して述べた。「歴史とは茶番劇として繰り返すものだと思う。春にヨルダンに逃亡したシリア兵らはヨルダンの「ソルト」市の西にある基地に移送された。そこではイスラエルから来ているイスラエル軍情報部(AMAN)将校らが、彼らと共にヨルダン軍情報部の監督下で調査を開始した。これはシリア軍の展開の様子、軍装備、訓練などに関して特に2006年以降の状況について情報を集めるためである」と語った。
我々はアメリカのメディアと軍情報関係に精通している情報筋と接触し、アメリカのメディアは、この最近の状況に関しては12月13日火曜日までは報じないように言われていると知らされた。ボイリング・フロッグ・ポストは、これらの最近の状況を報じる最初のウェブ・サイトである。
この話は進展中であり、我々はトルコとヨルダンからの詳細な情報と確認の情報を待っているところである。
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