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ホルムズ海峡のアメリカ第五艦隊

◆12月30日

 イラン海軍がホルムズ海峡で演習を行っているところに、アメリカは空母部隊を入れてきた、という。このため、この海域の緊張はいやがおうにも高まっている。

 しかし、ロシアの海軍副司令官が、イランの海軍力ではアメリカの空母部隊を撃退することはできない、と指摘。イランが無謀な行動に出るのを牽制した。

 イランの後ろ盾になっているロシア側からそう言われてしまうと、イランとしても困惑するであろうが、ホルムズ海峡の封鎖ないしは付近での戦闘とでもなれば、世界経済が大変なことになることを考えれば、とにかく軍事的衝突が起きないようにしようとするロシアの牽制は意味がある。

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●イラン海軍はアメリカ戦闘部隊に勝てない
http://rt.com/politics/iran-us-russia-strait-hormuz-919/
【12月29日 Russia Today】

 ロシア海軍の高級将校によれば、ホルムズ海峡に入ったアメリカ海軍の部隊の戦闘能力はイランい海軍と沿岸地域の戦闘能力より大きい、という。

 「イラン海軍の戦闘力は、ホルムズ海峡に入ったアメリカの空母部隊とは比肩できず、それに対抗できる力量はない。間違いなく、無理だ」と29日、海軍副司令官のイヴァン・カピタネッツ大将はインタファックスに語った。

 アメリカ海軍のジョン・C・ステニス空母と護衛艦隊はホルムズ海峡のイラン海軍演習海域の東に入った。

 カピタネッツ大将は、アメリカ海軍部隊はイランの沿岸部施設を「粉砕」してしまうだろう、と語った。

 「イラン海軍は沿岸用であり、イランの沿岸部分の権益を防衛することができる。アメリカ海軍は、海洋全体に対する海軍力である」とロシア海軍司令官は語った。「従って、これは比較できるものではない。艦載機を持つ空母と護衛艦隊はイランの沿岸施設と海上艦船を粉砕してしまうだろう」と述べた。

 イランの海軍司令官はそうは考えていない。セイドゥ・マフムド・ムサビ・イラン海軍副司令官は、イラン海軍は、演習を行っている海域に入ってくる外国の海軍部隊と対峙する準備はできている、と語った。

 両者間に高まる緊張と軍事的な論戦にも拘わらず、カピタネッツ大将は両者は冷静さを示すだろうと見ている。

 「アメリカの行動は確かに挑発的であるが、直接的な軍事衝突ということに関しては、そこまで事態は進まないと考えられる」と大将は語った。「確かに、この区域の状況は非常に複雑であるが、軍事行動はないだろう」と言う。

 イラン側は、この演習は国際法の枠内で行われていて、したがってそれは尊重されるべきだ、と言う。

 「我々は、国際法によって決められた演習のための安全海域を無視し、侵入する者に対しては対決する準備ができている」と、ムサビ司令官は語った。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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