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我々の心構え
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民主党のデイビッド・オベイ議員
◆12月9日
オバマ大統領はアフガンへの増派を発表した。以前から指摘してきたが、彼は本心では、アフガンからもイラクからも撤退を進めたいのだが、以下の記事にあるように、軍・産・金複合体にがんじがらめになっていて、自由な采配を揮えない状況に置かれているようだ。従って、アフガンに対しては増派となり、そのための増税の必要性が出てきた。
このようなことを続ければ、アメリカ国民はやがて連邦政府に対する反発から騒乱が起きるようになるだろう。不必要な戦争だが、戦争で儲けることのできる者たちが、この国のエリートたちだから、戦争はなくならない。
このままではアメリカはこの戦争のため、その費用に押しつぶされ、分裂・瓦解していくようになるだろう。
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●新しい戦争に付加税
【12月7日 American Free Press.net】
アメリカの労働階級が税を払い、戦争で血を流しているというポピュリストの見方が今日真実であることを告げている。金がかかる、不必要な戦争をイラクとアフガンで継続することで、ホワイトハウスの民主党員と議会は、あと何人のアメリカ人を戦場に送るべきか、誰がその費用を払うのかを話し合っている。
法とは対照的に、議員らは、アフガンで大砲の餌食(兵士)になる者の数を増やすことを提案している。同時に、下院の民主党員らは、イラクとアフガンでの戦争の増大する費用のために新しい税を課すことを願っている。
下院は、アメリカ兵をもっとアフガンに送るというホワイトハウスの計画を取り上げるようだ。しかしおかしなねじれ現象は、民主党はこの問題では意見が割れているので、ホワイトハウスは共和党からの支持を利用して、この計画を通そうとしていることだ。
オバマ氏の、2つの戦争はエスカレートさせないという選挙キャンペーンにおける誓約にもかかわらず、オバマ氏は、軍・産・金複合体にがんじがらめに縛られているようだ。民主党内のポピュリストは、戦争を終わらせ、軍を撤退させるよう圧力を掛けている。その結果、ホワイトハウスは、勝利の見込みのない戦争に更なるアメリカ人を数万人も送るための支持と資金のめどをつけるため、両党のネオコン派と結ばざるを得なかった。
11月の中旬、歳出委員会議長の民主党のデイビッド・オベイ議員は、国防経費小委員会議長のジョン・P・ムルタ議員(民主党)と、民主党幹部会議議長のジョン・B・ラーソン議員と共に、新しい付加税を作る方法を明らかにした。これを、大統領は毎年課すことで戦争の費用を賄うことができるようになる。
「大統領は、アフガンでの対ゲリラ対策を拡大するよう要請されていたが、その提案者は、それが少なくとも10年は継続するもので、1兆ドルの費用が見込まれると言っていた。しかし、ヘルスケアー法案とは違い、それは認められないだろう。それは間違っている」、と3人の議員は共同声明で述べた。
「イラクとアフガンの軍の介入で代償を払った人々は、軍の家族だけだ。もしこの戦争が正当なものならば、誰もがそれを負担するのが公正なことなのだ」
議会の中の誰かが、この不必要な二つの戦争に関連したこの狂った費用を認めたことは見上げたものだ。しかし、増税することが、ほかの誰でもなく銀行と兵器製造業者を利するという提案があっぱれだというのは、それほど深刻なことではない。召集令がアメリカ人の富裕者の息子や娘が戦場に送られるということを示唆することが誤りなのと同じように、増税がこの国の富の分配率に応じて負担されるとになるということも誤りである。
その名のとおり、付加税は小企業と平均的アメリカ人に偏って直撃する。それは、多国籍企業とエリートたち-戦争をもっとも強く煽っている者たち-は、自分らの金と権力を、システムをどうにかして操って、支払いを避けたり、戦争で血を流すことを避けるために使うからだ。
不必要なコストと流血を終わらせるずっといい解決法は、イラクとアフガンから出ることだし、後片付けをイランとパキスタンの指導部に任せることだ。彼らはこの地域に安定をもたらす、既得のそして正当な利益を持っている。
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ドバイ・デリバティブ・バブルの崩壊
◆12月8日
ドバイの負債支払い延期問題がボディーブローのように今後の世界経済に影響を与えるという点は、多少の違いはあっても、誰もが認めることであろう。まさか今沈静化しているからといって、それで終わる、と考えている者は少ないのではないだろうか。
以下の記事では、ドバイの今回の問題を、核爆弾の閃光、であったと表現している。閃光があってから、一瞬は静寂が空気を支配するが、その後、きのこ雲が立ち上り、そこで衝撃波が周囲に及ぶ・・・その衝撃波で閃光で残ったものも粉々に砕かれていく・・・
数兆ドルが流れ込んだドバイが破綻した。そこに流れ込んだ数兆ドルの清算がなされる時、何が起きるのであろうか? それは素人でも予想がつくというものである。
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●ドバイの金融核爆弾
【12月6日 Clive Maund】
我々は予想していた金(ゴールド)の大きな反応を4日(金)に見た。問題は、我々はまた大きな重要なドルのブレイクアウトを見たことだ。これはこれからしばらくの間、重要な可能性を秘めていると見ている。これは商品と株式市場にとってはいいニュースではない。それは、昨年見たような現金への逃避の始まりを意味するからだ。
昨日のことで奇妙なことは、ドルの大きなブレイクアウトを見たが、国債は大きく下げたことだ。我々は去年あったような、ただし更に悪質なデフレの大きな波の入り口に立っていると思われる。しかし、現金への逃避を見ることになるだろうが、国債になだれ込む様なことにはならないだろう、ということだ。では何が起きているのか? 何が動きの背後にある主要な力学か? 誰でも、核の爆発を見た不運な者は、熱線を浴びたから不運だったのだが、最初は明るい閃光を見て、それから閃光は消えしばらくは静寂があり、それから衝撃波が来る前にきのこ雲が立ち上り始める、控えめに言ってもひどい状態になる時のことを知っている。
我々は閃光をみたのだから、衝撃波に備えるべきだろう。
ドバイで何が起きたのか、ということは、明るい閃光であり、メディアは衝撃波が来る前の少しの期間を利用して、全てこともなし、と大衆に安心させようとした。「安心してください。何も起きませんから。たったの600億ドルの問題です。お茶でも飲んでゆっくりしてください」
問題は、600億ドルだけの問題ではない、ということだ。これはより大規模なデフォルトだ。ドバイは大きな下水口で、欧米の銀行と政府が無条件に、数百億ドルではなく、数兆ドルを注ぎ込んでいるのだ。それが、デリバティブの手段を介しレバレッジを掛けられて巨大な資金となって、落日のローマにドバイの建設ラッシュがなされ、その飽食のレベルは、シーザーも嫉妬で顔を青ざめさせるほどだったのだ。
ドバイのことを人々が考えると、心に浮かぶことは、7つ星の巨大な豪奢なホテルであり、記録的な高さのビル群であり、ヤシの木の形の人工島だったり、新しいオフィスビル、あるいはマンションの森だったり、etcである。
多くの人々が知らないことは、デリバティブの途方も無いレバレッジで、ドバイがビジネスの世界的な巨大帝国を生み出すようにさせたということだ。その多くは破綻していて、驚くべき負債を積み上げている、ということだ。ドバイは、デリバティブのピラミッドの連鎖でできていて、その一切がぺちゃんこになって全くの無一文状態になったのだ。どこからこの一切のものを支払う金はやってきたのか? なぜ、納税者から年金基金運用者まで、世界中で、特にアメリカで、ウォール街が大きなチャネルとなって、ドバイに金を流し込んだのであろうか?
興味深いことは、なんらの説明責任もなされていないことだ。国と企業はこの首長国に資金を流すことで張り合って、限りないと思われる石油に魅了され、保証を要求することは礼を失することと見なされた。今や、ドバイは破綻した。ドバイ政府は突然ドバイワールドから距離を置き始め、あるいはドバイに数兆ドルを流し込んだ欧米の銀行と政府に対する姿勢は、「お気の毒様、損しましたね、馬鹿を見ましたね」という感じなのだ。
何を意味するか、といえば、、世界中の銀行のバランスシート上では、資産に勘定されている数兆ドルの資金は実際は負債である、ということだ。だから世界がこの事実を知るようになった時、つまり衝撃波がやってきた時、こういった銀行の株の値に、あるいは株式市場全体で、これから何が起きるのかということなのだ。
小さな驚きは、ゴールドマンサックスとJPモルガンのチャートは、87年のクラッシュ前のチャートと非常に似ているということだ。しかし今回起きることに比べれば、あれは小さなポテトだった。
前進し目を凝らしてみよーいずれにしても既に支払ってしまっているのだ!
もし商品と株から資金が逃げ出せば、どこかに行くしかない。昨年は、知っているように、米国債に向かった。特に短期国債に、またそれは大量のドルを全面的な流動性資金として現金化に向かわせ、ついで国債購入に向かわせた。今回似たような動きが予想されるのは、投資家の殆どは、米国債以外の選択肢を思い浮かばないからだが、カール・デニンガーが繰り返し取り上げている複雑な要素がある。それは、同時に何の金利も支払わずドルを危機においやりつつ、終わりの無い貨幣化と詐欺的なマネーサプライをすることで、外国の国債購入者をアメリカは馬鹿にし、まぬけな者たちと見立てていたということだ。 彼らは正しい、彼らはまぬけなのだ。彼らはいずれにしても、結局のところ、結果を引き受けざるを得ないだろう。愚かな彼らは破綻した国の負債を買い込んだ。「いつも全ての人をだますことはできない」ということわざがある。また外国の国債購入者と保有者はアメリカの人を見下した姿勢に飽き飽きしだしているし、ドルと国債への新しい逃避を引き起こす更なるデフレ的な収縮が無い中、彼らはそれを投売りする動きを始めているようなのだ。これが、デニンガーが指摘しているように、金利上昇の「死のスパイラル」が開始されることにつながるだろう。その結果として、ひとつには、株式市場のクラッシュがあるだろう。
広範な株式市場の上昇率はここ数ヶ月遅くなってきている。S&P500のインデックスの6ヶ月チャートは、頂点に上り詰めているように見える。それで、まもなく市場は下落に向かうと思われる。下落時には市場は上昇の2倍の速さで進むということを知っておかねばならない。
銀行株は、第2次の下落の波では厳しい打撃をうけそうである。これは最近数ヶ月の相対的強度が悪化していることから明らかなことだ。彼らは既に、クラッシュする付近に来ている。
ゴールドマンサックスとJPモルガンの2つのエリート企業は、金融危機の最中もっとも多くの役得を得た企業だ。全てにおいて前線にいて、それが株の価格の復帰が大変よかった理由だが、またそのことで、彼らに弱い点はないと広く考えられている。それでも彼らが第2次の下落の波で、それを避けられるとは考えられてはいないし、現在の高い評価は空売りあるいはプットオプションのいい候補とされるだろう。
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ブラック・ウォーター社のエリック・プリンス氏
◆12月7日
ブラックウォーターという表向きは警備会社だが、実際はプロの工作部隊が正式なアメリカ軍、あるいはCIAに代わって、特殊工作・作戦を中東などを中心に行ってきていた。ブット前パキスタン首相を暗殺したのもこのブラックウォーターだと言われていることは以前示した(ブラックウォーター社がブット元パキスタン首相とハリリ元レバノン首相暗殺にかかわった◆9月15日号)。
以下の記事では、その社長である、エリック・プリンスという人物についての情報がある。やはり彼も海軍特殊部隊のSEALの要員だった人物で、CIAなどとの契約があったとある。アメリカ軍の特殊部隊に暗殺の仕方を訓練していたようだし、上記のように、ブット元パキスタン首相の暗殺などをしているようだから、それが公式なものになれば大問題であろう。
こういうことが国際社会では許されることとは思えない。しかしそれがかなり公然とした形で表面に出てきても、あまり騒がれないのは、国際社会なるものも既に、この種のことには麻痺してしまったからかもしれない。
ただ中東地域はその限りではなく、このブラックウォーター社を糾弾する声を上げている。欧米のメディアがそれを取り上げないから日本などにも詳細は伝わってこないだけなのだ。
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●ブラックウォーター社の社長はCIAの工作員だった
【12月5日 The Times】
公衆の前では、やせた冷酷なアメリカ軍のイラク在のアウトソーシング会社の表情であった。警備会社であるブラックウォーター社の創立者のエリック・プリンスは携帯電話をお尻のポケットに突っ込み、拳銃をもうひとつのポケットに突っ込んで、世界中の問題のある地に飛んで、アメリカのVIPの警護チームと協力してきた。また2007年のバグダッドで17人の市民を殺害した件で糾弾された時にはその非難の対応を迫られた。
個人的には、彼はCIAの工作員だった男だ。彼自身のファイルには、本部の「ベテラン工作員」とあり、アルカイダ要員を探索し殺害する点で、特別で余人に変えがたい能力を持つ、とある。
こういったプリンスによるクレームは、彼の活動を知るものたちに支持されたが、アメリカでもっともよく知られている傭兵の人生に対し、何が飛び出すか分からないような調査が始まるだろう。
プリンス氏は、イラクでの仕事のほかに、アフガン内のパキスタン国境沿いにアメリカの最前線の基地を設立している。そしてCIAの暗殺部隊の訓練を補佐した。この部隊は、アルカイダの財務係りの上級要員でドイツ在の人物を追っていた。そのほかにもパキスタンの核科学者であるA.Q.カーンも彼らの暗殺リストに載せていた、とヴァニティー・フェアー誌にある。
プリンス氏は、億万長者で、以前はアメリカ海軍のSEAL特殊部隊要員だった。彼は国防総省、国務省、そしてCIAとの間で交わされた警備の契約の契約者として長期で儲かる仕事をしていた期間のことを公にすることを避けてきた。
2001年から2009年の期間、彼の会社は、15億ドルの政府との契約を獲得、ブラックホーク・ヘリコプターと兵員輸送エアクラフトを擁する私有の空軍ヘリコプター部隊をノースカロライナ州に設立した。
政治的な混乱状態や、2007年のイラクでの殺戮事件以来、司法省による15ヶ月にわたる調査にもかかわらず、プリンス氏は、自分の会社についてはほんの少ししか話していないし、自身のCIAとのかかわりについては口をつぐんでいる。
ヴァニティー・フェアー誌に語った情報筋によれば、プリンス氏は2004年にCIAによってリクルートされ、ある悪の枢軸国の中で2ヶ月前まで、情報収集作戦に従事、しかし昨年の夏、レオン・パネッタCIA長官による議会の指導者の非公開のブリーフィングの後、漏洩によってある意味は彼は「追放」された、という。
プリンス氏は、この漏洩問題を裏切りと見ている:「そうすることが好都合であるとなったので、誰かが私を窮地に追い込んだのだ」と彼は語った。彼は彼の会社が月に200万ドルを弁護料としてこの裁判のために支払っていると言う。そして自分がこういうことをしているので、この会社が選ばれたのだ、と言う。「自分は狙われやすい標的だ」とマガジン誌に語った。「私は共和党の家庭の者だし、この会社の持ち主だ。我々の競争相手は無名の、匿名の経営陣だ」
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ベンジャミン・フリードマン
◆12月6日
昨日は、イスラエルに養子で向かったウクライナの子供たちが臓器摘出をされていたのではないか、という記事を紹介した。臓器目的で、養子という言葉で人を釣ったのであろうか。
それを平気で行うことのできる精神性は尋常ではない。これは自分たちユダヤ人という「選民」以外の世界の民族は、選民である自分たちユダヤ人の奴隷となってしかるべき存在である、という教えがあるタルムードを信奉する者たちであってこそ、可能な所業といえるだろう。
聖書に出てくる、パリサイ派がじつはタルムード信奉者のグループであるという。このパリサイ派は、聖書の中で、イエスによって激しく非難されている。それで、パリサイ派の者たちは、「何とかして、イエスを殺そうとした(マタイ伝12章14節)」のである。
ユダヤ人の持つこのタルムードの存在は、もちろん彼らは正反対のことを思っているであろうが、この民族の未来を破滅へと追いやるものではないだろうか?
なお、ヘンリー・メイコウ氏が「自称ないしはいわゆるユダヤ人」、という言い方をしているのは、本当のユダヤ人とは、アブラハムの血統的子孫のことをいうのだが、今の「ユダヤ人」の大半は、タタール系のハザール帝国の末裔であり、アブラハムの血統ではない、偽のユダヤ人だからであろう。
世界の知識人がこれから問題とすべきは、このタルムードであろう。
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●ベンジャミン・フリードマン:ジュダイズム=タルムード=嫌悪
http://www.henrymakow.com/judaism_pharisaism_talmudism_s.html
【12月3日 by Henry Makow】
1954年10月10日、デイビッド・ゴールドスタインに宛てたベンジャミン・フリードマン(1890-1984)の長い書簡からの抜粋。フリードマンはアメリカン・シオニストの奥の院の一員だったが、ゴールドスタインと同様、キリスト教徒に改宗した。書簡の完全版は「事実は事実だ」のタイトルのパンフレットとして発表された。タルムードの中心性からジュダイズムへの変移にもかかわらず、ユダヤ人の10%ほどもタルムードの内容を読んだことがあるかどうか、私は疑っている。これらの条項は非ユダヤ人同様、ユダヤ人にも重要な内容を含んでいる。(ヘンリー・メイコウ氏の抜粋)
ジュダイズム(ユダヤ教)の名称の下、自称ユダヤ人によって、イエスの時代にユダの地で実践されていた宗教は、「ファリサイズム(パリサイ派)」という名称の下行われていた宗教である、とアメリカ・ユダヤ神学セミナー大学総長のルイス・フィンケルステイン師は言う。
イエス・キリストの時代にユダの地でファリサイズム(パリサイ派)として知られていた宗教形式は、もっぱらタルムードを基礎とする宗教的実践であった。イエスの時代のタルムードはマグナ・カルタであり、独立宣言であり、憲法であり、権利章典であり、「ファリサイズム」を実践する者たちの一切を仕切るものであった。
タルムードは今日、同じような位置を「ユダヤ教」を公言する者たちに対して持っている。タルムードは今日、そのことを彼らが理解しているかどうかは関係なく、「ユダヤ人」の生活に対し、事実上、全体主義的独裁的権限を行使している。彼らの精神的な指導者は、自称、ないしは、いわゆる「ユダヤ人」、の生活を支配していることを隠そうともしない。彼らはその権威を精神的な事柄として正当とみなされる限界以上に及ぼしている。彼らの権威は宗教の外で並ぶものが無い。
ユダヤ教の中でタルムードが行使する役割は公式に、著名なラビである、モリス・N・ケルツァー師によって規定されている。
「タルムードは古代のラビによる63の法律、倫理、歴史的な書き物から成り立っている。イエスの誕生後5世紀たって編集された。それは法律と学問の概要である。これは法律的規約であり、ユダヤ教の規約の基礎を形成し、ラビの訓練で使用されるテキストブックである」(ユダヤ人とは何か?から:「Look」誌1952年6月17日号)
・・・イエスの誕生から今日まで、イエスの、あるいはクリスチャンの、そしてキリスト教信仰に対する凶暴で中傷に満ちたひどい冒涜が、このタルムードと言われる、「古代のラビによる63の法律、倫理、歴史的な書き物から成り立っている。イエスの誕生後5世紀たって編集された。それは法律と学問の概要である。これは法律的規約であり、ユダヤ教の規約の基礎を形成し、ラビの訓練で使用されるテキストブックである」という書物以上に表現されたことはない。
タルムードの内容の、明らかで明示的な、そして間接的で暗示的な非宗教的性格と言外に意味するものは、今まで決して開かなかったあなたの目を開くであろう。タルムードはイエス・キリストやクリスチャン、そしてキリスト教信仰を罵っている・・・あなたは公式の完本のタルムードの英語への翻訳の逐語的な引用としてここに出ている、下品、わいせつ、放蕩、不道徳な言葉を容赦する必要があるだろう。びっくりしないよう準備をしなさい。
1935年、いわゆる「ユダヤ人」の国際的組織が歴史上初めて、公式の完本の完全版タルムードの英語の翻訳を完全な脚注付で発行した。英語に翻訳するに際し、彼らが取り付かれたものは、解決できない謎のひとつであった。これはあまりにも多くの自称ないしはいわゆるユダヤ人の若い世代は、このタルムードが「B.C200からA.D.500の間に63冊が最初に編纂され・・・」ていたから、古代の言葉でタルムードを読むことができなかったので、なされたようなのだ。
このタルムードの公式の完本の公式脚注付きでの英語への翻訳は、1935年にロンドンでSoncino Pressで印刷された。これはタルムードのソンシノ版として常に引用されてきた。ソンシノ版の大変に少ない限定版が印刷された。これはいかなる購買者も手に入れることはできないものだった。このソンシノ版のタルムードは議会図書館とニューヨーク公立図書館で見ることができる。ソンシノ版のタルムードは何年も私は自由に使用していた。これは今や希少な「コレクターアイテム」となっている。
ソンシノ版タルムードはその脚注と共に、両刃の剣といえよう。古代に生きた著者によりかかれた古代言語のタルムードでは読むことのできない、自称あるいはいわゆるユダヤ人の何百万という若い世代にタルムードを教えることができる。これはまた、クリスチャンにも、タルムードがイエスについて、クリスチャンについて、あるいはキリスト教信仰について語っていることを教えることになる。
いつの日か、これはバックファイアーを起こす。クリスチャンはいつか、タルムードはイエス・キリストが道徳と宗教的主題の点で世界を変革させうる教えを引き出したと言われている書物のようなもの、という主張に挑戦するようになるだろう。そのとどろきが既にあちこちで響き出している。
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ウクライナのティモシェンコ首相
◆12月5日
ユダヤ教教師が臓器を営利目的で密輸したという報道が今年アメリカであったことは、既にこのブログでも掲載した(アメリカのユダヤ教教師:腎臓を16万ドルで販売 ◆7月27日号)ことがあったが、今回もまたこのユダヤ系による臓器に関連する、おぞましい記事である。
2万5000人ものウクライナの子供たちが臓器のためにイスラエルに連れて行かれた、というのだ。養子ということで連れて行かれたようだが、その先で待っていたのは、臓器の摘出だったというようなことであろう。
以前もスウェーデンの新聞がイスラエル軍がパレスチナ人の臓器の摘出をしている、と報じたことがあった。このようにユダヤ系、イスラエル人の臓器に対する姿勢に関する記事が増えている。
火の無いところに煙は立たない、から、そういうことがあった、と判断できる。これが1件だけならば、まだしも何件もそれぞれ異なるシチュエーションながら存在していることを鑑みれば、まず事実であることは間違いないであろう。
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●ウクライナ人教授:イスラエルが臓器獲得のため2万5千人の子供を輸入
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1132425.html
【12月4日 By Lily Galili】
ウクライナのインターネットサイトで、イスラエルが約2万5000人のウクライナ人の子供たちを臓器獲得のため、この2年間かけて自国に引き入れた、と申し立てをしている。
申し立ては、ウクライナの哲学教授であり著者でもある二人の教授によるもので、5日前キエフで行われた仮のアカデミック会議でなされた。これは同国における反セミティズム主義運動の波の最新のものだ。これは、スウェーデンのタブロイド新聞が、イスラエル国防軍がパレスチナ人を臓器のために殺害している、と報じた記事を掲載した数ヵ月後のことだ。
ユダヤ人、イスラエルと反セミティズムはウクライナの大統領選挙の主要なテーマとなっている。ユダヤ系やそのライバルがユダヤ系だと主張している候補者の中には、第3番目のライバルである、ティモシェンコ首相が反セミティズムをこの選挙に持ち込んだと非難している。
「ウクライナの政治システムは民主主義のパロディだ」とロシアのチーフ・ラビであるベレル・ラザール師は語った。
ヴァチスラヴ・グディン氏はキエフ会議に出席した300人に、イスラエルに養子で行った15人の捜索をしたが失敗したウクライナ人の話をした。この子供たちは、「スペア・パーツ」のため使用されているイスラエルの医療センターによって連れられて行った、とグーディン氏は語った。グーディン氏は、全てのウクライナ人にとって、イスラエルが進めているこの悪事についてはっきりと理解することは重要だと語った。
この会議では、参加者の中にはスラブ権利運動に属する者もいるが、1930年代のウクライナの飢饉と今の自国の置かれた現状についてシオニストを非難している本を紹介した2人の教授が中心となった。
多くのウクライナのウェブ・サイトはこのスピーチを掲載している。ユダヤ人社会による要請に応えて、ウクライナ警察はZUBRというウェブ・サイトのひとつを捜査した。
また、ウクライナのデモ隊は、キエフのイスラエル大使館の外で1日、大統領候補者のセルゲイ・ラツシュニヤック氏の行った演説を反セミティズムだと、26人のクネセット議員が非難し署名した書簡に対して抗議を行った。抗議者らは、クネセット議員らが自国に支配を及ぼそうとしていることを示唆して「ウクライナはガザではない」と叫んでいた。
この書簡は、先月ウクライナの指導部に送られたが、ウシュゴロドの市長であるラツシュニヤク氏が大統領選挙の候補者となったことでピークとなったウクライナでの反セミティズムの波に対する脅威を明確に表現している。
市長選では、ラツシュニヤク氏は、ユダヤ人のホロコーストを非難、ドイツの資産をユダヤ人が奪ったことを語り、また同じことがウクライナで生じていると警告した。
デモ隊は自分たちをラツシュニヤク氏の支持者であるとは言わなかったが、デモの様子を写した写真が、デモの少し後、ラツシュニヤク氏の候補者ウェブ・サイトに掲載された。
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