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時代の先読み
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日本の進むべき道
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我々の心構え
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◆4月6日
北朝鮮が長距離ミサイルを発射、日本上空を通過し、太平洋に落下、という発表がアメリカ当局からなされた。
日本は「分析中」と言って現時点では結論を出していない。しかし北朝鮮は、衛星打ち上げに成功、金日成と金正日をたたえる歌を地球に向かって発信している、と発表した。
今回のミサイル発射自体は一応成功した(発射台での自爆はなかった)が、アメリカ側の発表では、2段目と3段目はそのまま太平洋に落下、と言っているから、全面的に成功ではなく、まだまだ技術的な問題が残っていることを示している。しかし前のテポドン2号から見れば、飛翔距離は伸びているから、その点だけでも発展・進歩はしている、と認めることはできそうだ。
この発射について、ロシアは北朝鮮がいうように、衛星を軌道に乗せた、と発表した。つまりアメリカの発表と真っ向から矛盾する発表内容である。もし衛星が軌道に乗ったのならば、そこから発信されている信号があるはずであり、それを確認すればいいだけであろうが、それが確認されていない。とすれば、やはり軌道に乗ってはいない、というか落下して海に沈んだ、と判断せざるを得ないのではないか。
前の実験の時も、北朝鮮は衛星は軌道に乗り、同じように、金日成・金正日を讃える歌を発信している、と発表したが、どこの国もそれを確認していない。したがって、今回もいくら北朝鮮が衛星を軌道に乗せ、歌を発信している、と言っても誰も信じられないだろう。
結局今回のミサイル騒動は、以下にあるように、前のテポドンに比べれば、飛翔距離が伸びた、という点では進歩があったので、部分的には成功したが、北朝鮮が言っていた「衛星打ち上げ」そのものは失敗、ということで一件落着、としたい。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
●北ミサイル実験は部分的成功 前米防衛局長
4月6日10時6分配信 産経新聞
【ワシントン=有元隆志】オベリング前米国防総省ミサイル防衛局長は5日、CNNテレビに出演し、北朝鮮が5日に行ったミサイル発射について、部分的な成功だったとの見方を示した。
オベリング氏はその理由について「第1段ロケットに成功し、次の段階への移行も制御できた。ミサイル計画では、各段の移行期で不安定になるため、大きな前進だ」と説明した。
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の分析によると、ミサイルの1段目は日本海に落ちたものの、2段目以降は弾頭の搭載物を含めて太平洋に落下した。オベリング氏は「第2段または第3段ロケットから搭載物を分離できなかったことは、北朝鮮にまだやるべきことがあることを意味する」と述べた。
そのうえで、「肝心なことは、北朝鮮が射程をのばし続けていることであり、この脅威を防ぐ能力を持つことの重要性を示している」と述べ、ミサイル防衛(MD)計画の推進を訴えた。
北朝鮮は人工衛星を軌道に乗せたと主張しているが、NORADは「何も軌道に乗らなかった」として、打ち上げは失敗したとみている。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
そして想定どおりというか、日本への落下物はなく、それで「迎撃ミサイル発射せず」、で終わり、逆にミサイル自体は2段目、3段目が正常に動作せず、その点では失敗して海に落下したので、日本にとってもまあ溜飲を下げることのできる結果と言えそうだ。
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●北朝鮮、衛星の打ち上げに成功し軌道に乗せたと発表
4月6日6時31分配信 ロイター
[ソウル 5日 ロイター] 北朝鮮は5日、3段式ロケットによる衛星の打ち上げに成功し軌道に乗せたと発表した。衛星は軌道上で「革命歌」を伝送しながら地球を周回しているという。
朝鮮中央通信(KCNA)は「われわれの科学者と技術者は衛星『光明星2号』を運搬ロケット『銀河2号』で打ち上げ、軌道に乗せることに成功した。咸鏡北道花台郡にある東海衛星発射場から11時20分(0220GMT、日本時間午前11時20分)に発射された『光明星2号』は、9分2秒後の11時29分2秒に軌道に乗った」と伝えた。
衛星は、「金日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」を伝送しているという。
●北の人工衛星、軌道に=「追跡システムで特定」とロシア
4月5日19時1分配信 時事通信
インタファクス通信によると、ロシア外務省のネステレンコ情報局長は5日、「北朝鮮が人工衛星を打ち上げた」と確認した上で、「軌道に乗せた」と語った。さらにロシアの航空宇宙追跡システムを通じ、「衛星の軌道データが特定されている」と明らかにした。
ネステレンコ局長は「われわれは、あらゆる関係国に対し、抑制された判断や行動を示すよう促す」と求めた。
●北の「衛星」、軌道に乗らず=打ち上げ失敗か-米防衛司令部
4月5日19時33分配信 時事通信
【ワシントン5日時事】北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は5日、北朝鮮が人工衛星を軌道に乗せたとの主張について、「何も軌道に乗らなかった」と否定し、打ち上げが失敗したとの見方を示した。
同司令部は「北朝鮮が発射したミサイル一弾目は日本海に落下し、残りの搭載物は太平洋に着水した」と指摘した。
●北ミサイル「2、3段目が一緒に落下」
=「衛星」打ち上げは失敗-韓国高官
4月5日22時38分配信 時事通信
【ソウル5日時事】韓国政府高官は5日、北朝鮮が発射した「長距離弾道ミサイル」に関する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の分析として、「ロケットの2段目と3段目が同時に太平洋に落ちたと米国が評価している」と明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
同高官は「(衛星が)軌道に乗ったということはない」と語り、北朝鮮の「衛星打ち上げ」は失敗だったと強調した。正確な地点は不明としながらも、2段目と3段目は当初の計画よりも早く落下したとの見方を示した。
●北朝鮮がミサイル発射、日本上空を通過 (読売新聞)
北朝鮮は5日、人工衛星打ち上げとして事前通告していた多段式の弾道ミサイル1発を発射、ミサイルは秋田県西方の日本海に1段目を落とし、日本のはるか上空を通過した。
自衛隊は迎撃を見送った。国内に被害はなかった。
政府は北朝鮮に対し、国連安全保障理事会の決議違反だとして厳重に抗議した。
安保理は日本の要請を受け、緊急会合の開催を決めた。
北朝鮮は人工衛星打ち上げに成功したと発表したが、米軍は2段目以降が太平洋上に落ち、軌道には何も乗っていないとの声明を出した。ただ、北朝鮮は弾道ミサイルの長射程化に成功した可能性が高い。
◇
日本政府は米軍の早期警戒衛星の情報などから、北朝鮮が5日午前11時30分ごろ、日本海に面した 舞水端里 ( ムスダンリ ) の基地からミサイル1発を発射したことを探知、ただちに公表した。
ミサイルは同37分ごろ、秋田県と岩手県の上空から太平洋上に抜けた。1段目ブースターは秋田県西方約280キロ・メートルの日本海に落下。海上自衛隊の哨戒機P3Cが海上の変色(午後3時の時点で幅50メートル、長さ3キロ・メートル)を確認した。自衛隊はミサイル防衛(MD)システムで迎撃態勢をとっていたが、発射直後の分析で日本に落下する可能性が無いと判断、迎撃を見送った。日本に落下物はなかった。
自衛隊は同48分、日本の東方約2100キロの太平洋上までミサイルが飛行したことを確認して追尾を終えたが、ミサイルはさらに飛び続けた可能性もある。
ミサイルの航跡に関し、浜田防衛相は「我が国のはるかかなた上空を飛んだラインは、ほとんど(事前通告と)合致している。距離的なものは分からない」と説明。また、北朝鮮が今回の発射で、弾道ミサイルの射程を伸ばすために必要なデータを獲得した可能性があるとの見方を示唆した。
政府はミサイルの2段目以降についても、午前11時43分ごろに日本の東方約1270キロ・メートルの太平洋上に落下すると推測したが、落下物の有無や地点などを確認する作業が続いており、発表を巡る混乱もあった。
一方、海上自衛隊のイージス艦による分析の結果、ミサイルは人工衛星が地球を周回するのに必要な速度に達していないことが判明した。日本政府は、人工衛星打ち上げに失敗したか、人工衛星が搭載されていなかった可能性があると見て詳細な分析を急いでいる。
政府は、今回の発射は弾道ミサイルに関する活動の停止を求めた国連安保理決議1695と、これに北朝鮮への制裁を加えた1718に違反するとして、国連代表部を通じて安保理の開催を要請。また、在北京の日本大使館を通じ、北朝鮮に強く抗議した。
麻生首相は5日午後、首相官邸で記者団に、「極めて挑発的な行為で、断じて看過できない」と語った。
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北朝鮮が長距離ミサイルを発射、日本上空を通過し、太平洋に落下、という発表がアメリカ当局からなされた。
日本は「分析中」と言って現時点では結論を出していない。しかし北朝鮮は、衛星打ち上げに成功、金日成と金正日をたたえる歌を地球に向かって発信している、と発表した。
今回のミサイル発射自体は一応成功した(発射台での自爆はなかった)が、アメリカ側の発表では、2段目と3段目はそのまま太平洋に落下、と言っているから、全面的に成功ではなく、まだまだ技術的な問題が残っていることを示している。しかし前のテポドン2号から見れば、飛翔距離は伸びているから、その点だけでも発展・進歩はしている、と認めることはできそうだ。
この発射について、ロシアは北朝鮮がいうように、衛星を軌道に乗せた、と発表した。つまりアメリカの発表と真っ向から矛盾する発表内容である。もし衛星が軌道に乗ったのならば、そこから発信されている信号があるはずであり、それを確認すればいいだけであろうが、それが確認されていない。とすれば、やはり軌道に乗ってはいない、というか落下して海に沈んだ、と判断せざるを得ないのではないか。
前の実験の時も、北朝鮮は衛星は軌道に乗り、同じように、金日成・金正日を讃える歌を発信している、と発表したが、どこの国もそれを確認していない。したがって、今回もいくら北朝鮮が衛星を軌道に乗せ、歌を発信している、と言っても誰も信じられないだろう。
結局今回のミサイル騒動は、以下にあるように、前のテポドンに比べれば、飛翔距離が伸びた、という点では進歩があったので、部分的には成功したが、北朝鮮が言っていた「衛星打ち上げ」そのものは失敗、ということで一件落着、としたい。
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●北ミサイル実験は部分的成功 前米防衛局長
4月6日10時6分配信 産経新聞
【ワシントン=有元隆志】オベリング前米国防総省ミサイル防衛局長は5日、CNNテレビに出演し、北朝鮮が5日に行ったミサイル発射について、部分的な成功だったとの見方を示した。
オベリング氏はその理由について「第1段ロケットに成功し、次の段階への移行も制御できた。ミサイル計画では、各段の移行期で不安定になるため、大きな前進だ」と説明した。
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の分析によると、ミサイルの1段目は日本海に落ちたものの、2段目以降は弾頭の搭載物を含めて太平洋に落下した。オベリング氏は「第2段または第3段ロケットから搭載物を分離できなかったことは、北朝鮮にまだやるべきことがあることを意味する」と述べた。
そのうえで、「肝心なことは、北朝鮮が射程をのばし続けていることであり、この脅威を防ぐ能力を持つことの重要性を示している」と述べ、ミサイル防衛(MD)計画の推進を訴えた。
北朝鮮は人工衛星を軌道に乗せたと主張しているが、NORADは「何も軌道に乗らなかった」として、打ち上げは失敗したとみている。
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そして想定どおりというか、日本への落下物はなく、それで「迎撃ミサイル発射せず」、で終わり、逆にミサイル自体は2段目、3段目が正常に動作せず、その点では失敗して海に落下したので、日本にとってもまあ溜飲を下げることのできる結果と言えそうだ。
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●北朝鮮、衛星の打ち上げに成功し軌道に乗せたと発表
4月6日6時31分配信 ロイター
[ソウル 5日 ロイター] 北朝鮮は5日、3段式ロケットによる衛星の打ち上げに成功し軌道に乗せたと発表した。衛星は軌道上で「革命歌」を伝送しながら地球を周回しているという。
朝鮮中央通信(KCNA)は「われわれの科学者と技術者は衛星『光明星2号』を運搬ロケット『銀河2号』で打ち上げ、軌道に乗せることに成功した。咸鏡北道花台郡にある東海衛星発射場から11時20分(0220GMT、日本時間午前11時20分)に発射された『光明星2号』は、9分2秒後の11時29分2秒に軌道に乗った」と伝えた。
衛星は、「金日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」を伝送しているという。
●北の人工衛星、軌道に=「追跡システムで特定」とロシア
4月5日19時1分配信 時事通信
インタファクス通信によると、ロシア外務省のネステレンコ情報局長は5日、「北朝鮮が人工衛星を打ち上げた」と確認した上で、「軌道に乗せた」と語った。さらにロシアの航空宇宙追跡システムを通じ、「衛星の軌道データが特定されている」と明らかにした。
ネステレンコ局長は「われわれは、あらゆる関係国に対し、抑制された判断や行動を示すよう促す」と求めた。
●北の「衛星」、軌道に乗らず=打ち上げ失敗か-米防衛司令部
4月5日19時33分配信 時事通信
【ワシントン5日時事】北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は5日、北朝鮮が人工衛星を軌道に乗せたとの主張について、「何も軌道に乗らなかった」と否定し、打ち上げが失敗したとの見方を示した。
同司令部は「北朝鮮が発射したミサイル一弾目は日本海に落下し、残りの搭載物は太平洋に着水した」と指摘した。
●北ミサイル「2、3段目が一緒に落下」
=「衛星」打ち上げは失敗-韓国高官
4月5日22時38分配信 時事通信
【ソウル5日時事】韓国政府高官は5日、北朝鮮が発射した「長距離弾道ミサイル」に関する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の分析として、「ロケットの2段目と3段目が同時に太平洋に落ちたと米国が評価している」と明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
同高官は「(衛星が)軌道に乗ったということはない」と語り、北朝鮮の「衛星打ち上げ」は失敗だったと強調した。正確な地点は不明としながらも、2段目と3段目は当初の計画よりも早く落下したとの見方を示した。
●北朝鮮がミサイル発射、日本上空を通過 (読売新聞)
北朝鮮は5日、人工衛星打ち上げとして事前通告していた多段式の弾道ミサイル1発を発射、ミサイルは秋田県西方の日本海に1段目を落とし、日本のはるか上空を通過した。
自衛隊は迎撃を見送った。国内に被害はなかった。
政府は北朝鮮に対し、国連安全保障理事会の決議違反だとして厳重に抗議した。
安保理は日本の要請を受け、緊急会合の開催を決めた。
北朝鮮は人工衛星打ち上げに成功したと発表したが、米軍は2段目以降が太平洋上に落ち、軌道には何も乗っていないとの声明を出した。ただ、北朝鮮は弾道ミサイルの長射程化に成功した可能性が高い。
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日本政府は米軍の早期警戒衛星の情報などから、北朝鮮が5日午前11時30分ごろ、日本海に面した 舞水端里 ( ムスダンリ ) の基地からミサイル1発を発射したことを探知、ただちに公表した。
ミサイルは同37分ごろ、秋田県と岩手県の上空から太平洋上に抜けた。1段目ブースターは秋田県西方約280キロ・メートルの日本海に落下。海上自衛隊の哨戒機P3Cが海上の変色(午後3時の時点で幅50メートル、長さ3キロ・メートル)を確認した。自衛隊はミサイル防衛(MD)システムで迎撃態勢をとっていたが、発射直後の分析で日本に落下する可能性が無いと判断、迎撃を見送った。日本に落下物はなかった。
自衛隊は同48分、日本の東方約2100キロの太平洋上までミサイルが飛行したことを確認して追尾を終えたが、ミサイルはさらに飛び続けた可能性もある。
ミサイルの航跡に関し、浜田防衛相は「我が国のはるかかなた上空を飛んだラインは、ほとんど(事前通告と)合致している。距離的なものは分からない」と説明。また、北朝鮮が今回の発射で、弾道ミサイルの射程を伸ばすために必要なデータを獲得した可能性があるとの見方を示唆した。
政府はミサイルの2段目以降についても、午前11時43分ごろに日本の東方約1270キロ・メートルの太平洋上に落下すると推測したが、落下物の有無や地点などを確認する作業が続いており、発表を巡る混乱もあった。
一方、海上自衛隊のイージス艦による分析の結果、ミサイルは人工衛星が地球を周回するのに必要な速度に達していないことが判明した。日本政府は、人工衛星打ち上げに失敗したか、人工衛星が搭載されていなかった可能性があると見て詳細な分析を急いでいる。
政府は、今回の発射は弾道ミサイルに関する活動の停止を求めた国連安保理決議1695と、これに北朝鮮への制裁を加えた1718に違反するとして、国連代表部を通じて安保理の開催を要請。また、在北京の日本大使館を通じ、北朝鮮に強く抗議した。
麻生首相は5日午後、首相官邸で記者団に、「極めて挑発的な行為で、断じて看過できない」と語った。
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◆4月5日
4日に発射かと見られた北朝鮮のミサイルだが、結局発射せず、で終わっている。何が理由か今のところ分からないが、天候が理由だったとすれば、今日は良い天候らしいので、いよいよ発射かもしれない。
ところで4日にロシアも北朝鮮のミサイルないしはその付属物などがロシア領内に落下する事態を想定し、S-300という迎撃用ミサイルを配備したという。
以前ロシアは北朝鮮のミサイル発射を把握できず、テレビの報道で知らされたという過去があり、今回はそのような失態を避けたい、ということか、日本と同じように、領内への落下物に対する迎撃まで視野にいれた対応を準備しているようだ。
このようなロシアの姿勢、つまり、北朝鮮のミサイルを「迎撃」する、という姿勢に、北朝鮮は、日本やアメリカに対して取ったのと同じような激越な反応を示すのであろうか、あるいは、もともと自分たちの国作りに一定の支援をしてきた国だから、見過ごすのであろうか、興味深々というところだ。
またこのロシアの姿勢を見れば、ロシアも相当北朝鮮の今回のミサイル騒動に対し、不快感を持って見ていることが分かる。一種のロシアからの抗議の姿勢を露にしているシグナルと見られる。これは北朝鮮にとっても相当のストレスとなるであろう。
また今回日米などが北朝鮮に対する制裁などのなんらかの対北安保理決議案を提出する際には、中国は反対だというメッセージを早々と中国は韓国に通達したそうだ。
ロシアはどうでるのか、また北朝鮮は実際ミサイルを発射するのか、そもそも発射できるのか、発射は成功するのか、失敗するのか、日本領内になんらかの落下物があるのか、ある場合、日本は破壊する措置を実行するのか、それは成功するのか、などなど、ここ数日は気がかりな時間帯を過ごすことになりそうだ。
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●露も北のミサイル迎撃態勢、極東の監視強化
4月4日 読売新聞
【モスクワ=緒方賢一】タス通信によると、ロシア軍の当局者は4日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する弾道ミサイル発射に備え、極東地域で監視を強化し、最新鋭の防空ミサイル「S-300」で迎撃する態勢を整えたことを明らかにした。
この当局者は、北朝鮮によるミサイル発射そのものは脅威ではないものの、「大事なのは人的被害を出さないこと」と述べ、領内に落ちる可能性が出た場合はミサイルを撃ち落とす方針を明らかにした。
●対北安保理決議案に反対=中国が韓国に伝達-米政府系放送
4月4日 時事通信
【ソウル4日時事】米政府系の自由アジア放送(RFA)は4日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射し、国連安保理に新たな対北朝鮮決議案が提出された場合、中国はこれに反対するとの意向を韓国側に伝達したと報じた。
ソウルの複数の外交筋によると、中国の胡正躍外務次官補が1日、北京で韓国側外交官に対し、新たな対北朝鮮安保理決議案に反対する方針を伝えた。中国のこうした立場は、北朝鮮が人工衛星を打ち上げるとの判断に基づくとみられるという。
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4日に発射かと見られた北朝鮮のミサイルだが、結局発射せず、で終わっている。何が理由か今のところ分からないが、天候が理由だったとすれば、今日は良い天候らしいので、いよいよ発射かもしれない。
ところで4日にロシアも北朝鮮のミサイルないしはその付属物などがロシア領内に落下する事態を想定し、S-300という迎撃用ミサイルを配備したという。
以前ロシアは北朝鮮のミサイル発射を把握できず、テレビの報道で知らされたという過去があり、今回はそのような失態を避けたい、ということか、日本と同じように、領内への落下物に対する迎撃まで視野にいれた対応を準備しているようだ。
このようなロシアの姿勢、つまり、北朝鮮のミサイルを「迎撃」する、という姿勢に、北朝鮮は、日本やアメリカに対して取ったのと同じような激越な反応を示すのであろうか、あるいは、もともと自分たちの国作りに一定の支援をしてきた国だから、見過ごすのであろうか、興味深々というところだ。
またこのロシアの姿勢を見れば、ロシアも相当北朝鮮の今回のミサイル騒動に対し、不快感を持って見ていることが分かる。一種のロシアからの抗議の姿勢を露にしているシグナルと見られる。これは北朝鮮にとっても相当のストレスとなるであろう。
また今回日米などが北朝鮮に対する制裁などのなんらかの対北安保理決議案を提出する際には、中国は反対だというメッセージを早々と中国は韓国に通達したそうだ。
ロシアはどうでるのか、また北朝鮮は実際ミサイルを発射するのか、そもそも発射できるのか、発射は成功するのか、失敗するのか、日本領内になんらかの落下物があるのか、ある場合、日本は破壊する措置を実行するのか、それは成功するのか、などなど、ここ数日は気がかりな時間帯を過ごすことになりそうだ。
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●露も北のミサイル迎撃態勢、極東の監視強化
4月4日 読売新聞
【モスクワ=緒方賢一】タス通信によると、ロシア軍の当局者は4日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する弾道ミサイル発射に備え、極東地域で監視を強化し、最新鋭の防空ミサイル「S-300」で迎撃する態勢を整えたことを明らかにした。
この当局者は、北朝鮮によるミサイル発射そのものは脅威ではないものの、「大事なのは人的被害を出さないこと」と述べ、領内に落ちる可能性が出た場合はミサイルを撃ち落とす方針を明らかにした。
●対北安保理決議案に反対=中国が韓国に伝達-米政府系放送
4月4日 時事通信
【ソウル4日時事】米政府系の自由アジア放送(RFA)は4日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射し、国連安保理に新たな対北朝鮮決議案が提出された場合、中国はこれに反対するとの意向を韓国側に伝達したと報じた。
ソウルの複数の外交筋によると、中国の胡正躍外務次官補が1日、北京で韓国側外交官に対し、新たな対北朝鮮安保理決議案に反対する方針を伝えた。中国のこうした立場は、北朝鮮が人工衛星を打ち上げるとの判断に基づくとみられるという。
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◆4月2日
日本は、北朝鮮のミサイルが発射に失敗し、その一部などが日本領内に落下する際について、安全保障上の措置としてそれを「破壊」することもあるということを発表したが、それに対し北朝鮮側は過剰反応している。
いわく、「強力な軍事報復を警告」、「日本の牙城を無慈悲に粉砕」と言ってみたり、「日本に対抗し戦闘機配置」といったことだ。
そこにもってきて、「北、核爆弾小型化に成功か=日本全土が射程のノドン-米韓当局」(3月31日時事通信)とか、「北朝鮮、東京に核撃ち込む能力持つ」(4月1日読売新聞)などのニュースが入ってきている
このような過激な発言、ニュースが入れば当然日本人の不安感が増大させられることになる。
しかし今回のミサイル発射は、あくまでミサイル発射そのものが目的と言ってよく、直ちにそれが日本に対する脅威を形作るものではない、と認識すべきだろう。以前のテポドンの改良型と見られる、いわゆる3段式ロケットらしいということだし、先端部分は衛星を格納するような形状で、弾頭が装填されるような円錐形でもないという。弾頭の場合には落下してから大気圏に再突入した時、そこで起きる空気抵抗による摩擦熱の問題などがあるため、当然円錐形などとがった形になるが、今度のミサイルはそうなっていないという。
してみると、北は新しいこのミサイルの発射実験を行いたい、というのが目的と見ていいだろう。勿論、この時期にそれを強行しようとするのは、それなりの理由があろう。その詮索はここではしない。
ただし、実験に成功すれば、今度はそのミサイルに弾頭を搭載してみたくなるだろう。我々が本腰を入れて防衛体制で臨まねばならないのはその時である。その時、迎撃でも無能化でも、とにかく日本が被害を受けない措置をとり、それが効果あるものにしておかねばならないはずだ。
しかしそれはあくまでも、北が兵器としてのミサイルを発射する、ということが明らかな場合にのみ限られる。そしてそのような事態が生起しないような外交を行わねばならないだろう。
実験が失敗し、ミサイルなりその一部なりが日本領内に落下する際には、日本が「破壊」措置をとり、それが成功し落下物体を破壊したとしても、北朝鮮がそれに対して、軍事的報復をすることはまず考えられない。
北が上記のように、核を搭載した「ノドン」で、日本の基地なり大都市などを狙って発射するとして、その目的は一体何かと考えるとき、何のメリットもないことが分かるだろう。
北朝鮮は日本が北朝鮮を攻撃するようなことはないことくらい先刻しっているはずであり、従って日本からの攻撃を恐れる必要はないが、日本は唯一世界で、北朝鮮に大金を施す可能性を持っている国なのだ。そんな国を攻撃し、百年、千年の恨みを買うようなことをするメリットは何も無い。それとも、数発の原爆で、日本が北朝鮮にまいってしまうとでも思っているのだろうか?それを行えば、今度は間違いなく日本は一切の平和主義を捨てて、核兵器を自前だろうが外国から買おうが、とにかく調達し、遠からず北朝鮮の殲滅に向かうことだろう。
勿論過去の「いきさつ」の誤解に基づく認識から北朝鮮が衝動的な攻撃をする可能性も絶対に無いとは言えないかもしれない。しかしそんなことを言えば、我々日本の隣にはそんな国が複数存在しているのであり、いくら心配しても始まらないだろう。
むしろ、北朝鮮は、アメリカの偵察機が目障りだから、それを撃ち落とすなどと言っているように、今回の実験をなんとしても成功させたい、という意図がはっきりしていると言える。
アメリカ政府も、ゲーツ国防長官が、ミサイル発射に対して「迎撃」に関するいかなる措置も取る計画はない、と言明したように、今回の発射実験は新型ミサイルの実験と見て、その能力を観測することに主力を注いでいると言えよう。
そして今も昔も北朝鮮の本当の狙いは、韓国の武力統一であり、それができなければ、選挙を通してでも、とにかく韓国を攻略し統一することである。日本を攻撃するようなことは彼らの眼中にはない。
従って一番良いことは北朝鮮が発射実験を止めることだが、事ここにいたってはそれも適わないようなので、後は実験が成功し、日本がMDシステムを使用することもなく、無事に終了することが願われていると言えよう。いや、一番はミサイルが発射台で自爆してしまうことだ。
~~~~~~ 関連記事 ~~~~~~~
●米国防総省:北朝鮮「ミサイル」、人工衛星の可能性高い
【ワシントン小松健一】北朝鮮が「人工衛星」として発射準備を進めている長距離弾道ミサイルについて米国防総省当局者は31日、ロイター通信に対してミサイルの先端が球状になっており、人工衛星を搭載している可能性が高いとの見方を示した。
当局者は「先端の形状は人工衛星打ち上げ用のロケットとほぼ同じ」と指摘し、北朝鮮の予告通り「人工衛星を打ち上げるのだろう」と語った。
・・・以下略
●北朝鮮:核小型化に成功、「ノドン」搭載…国際調査機関
【ジュネーブ澤田克己】安全保障問題を専門とする国際シンクタンク「国際危機グループ」(本部・ブリュッセル)は31日、北朝鮮が核爆弾の小型化に成功し、日本を射程に入れる中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300キロ)用の核弾頭を配備した、との報告書を公表した。関係国政府の内部メモに基づく情報という。事実ならば日本にとって重大な脅威となる。
報告書はまた、ノドンの実戦配備数を最大320基と見積もった。韓国政府は北朝鮮が保有する核兵器数を6~8個と推定しているが、うち何個が弾頭化されたかは不明だ。・・・以下略
●「北朝鮮、東京に核撃ち込む能力持つ」国際研究機関が報告書
4月1日 読売新聞
【パリ=林路郎】ブリュッセルに本部を置く国際研究機関「国際危機グループ」(理事長・エバンス元豪外相)は31日、北朝鮮が核弾頭の小型化に成功し、「(中距離弾道ミサイル)ノドンが、すでに東京に核弾頭を撃ち込む能力を持つ」とする報告書を発表した。
複数の情報筋の分析結果だとしている。
北朝鮮はこれまで、核の小型化に成功したと公表したことはないが、米国防情報局(DIA)は3月10日、プルトニウムを原料とする核爆弾数発を弾道ミサイルに搭載できるよう小型化させた可能性があるとの認識を示していた。・・・以下略
●強力な軍事報復を警告=「日本の牙城を無慈悲に粉砕」-北朝鮮
3月31日時事通信
【ソウル31日時事】朝鮮中央通信は31日の論評で、北朝鮮が「人工衛星」と称して発射の準備を進めている長距離弾道ミサイルを日本が迎撃した場合、北朝鮮は「再侵略戦争の砲声」とみなし、「最も強力な軍事的手段によってすべての迎撃手段とその牙城を無慈悲に粉砕する」と警告した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
論評は、日本が北朝鮮の衛星打ち上げをミサイル開発とみていることについて、「相互尊重」をうたった2005年9月の6カ国協議共同声明を認めない立場を宣言し、「6カ国協議のテーブルをひっくり返す行為だ」とけん制した。 ・・・以下略
●改良型、3段式か 北ミサイル本体を確認 米衛星写真
3月31日産経新聞
【ワシントン=有元隆志】米衛星画像大手、デジタルグローブ社は29日に撮影した北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンプクド)舞水端里(ムスダンリ)にある長距離弾道ミサイル発射施設の最新の衛星写真を公表した。3層に分かれた細長い円筒形のミサイルが発射台に設置されている様子が写っている。
米シンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)の上級アナリスト、ポール・ブラナン氏は産経新聞に対し「3段式とみるのは理にかなっている」と語った。2006年7月に発射された「テポドン2号」の改良型である可能性が高まった。ブラナン氏はこの写真からでは、北朝鮮が主張するように「人工衛星」が搭載されているかは判断できないとしている。・・・以下略
●ゲーツ米国防長官「北朝鮮ミサイルの迎撃ない」
ゲーツ米国防長官は29日(現地時間)「北朝鮮がミサイルを発射しても迎撃しない」と明らかにしたと、AFP通信が報じた。
ゲーツ長官はこの日、米FOXテレビ番組に出演し「北朝鮮のミサイル発射が差し迫ったが、ミサイル迎撃に関連したいかなる措置も準備せずにいる」と述べた。同コメントは、これに先立ち「米軍は命令が下されれば、北朝鮮のミサイルを撃墜する可能性が非常に高い」と明言したキーティング米太平洋軍司令官の発言に反するものだ。
ゲーツ国防長官は「(北朝鮮の)ミサイルがハワイに向かって来るようなら、これを迎撃する案も検討できるが、現時点では迎撃に向けたいかなる計画もない」とした。また「ミサイルの打ち上げが差し迫ったか」という質問に「そのようだ」とした後「しかしこれについていかなる措置を取る準備もできていない」と再度強調した。
●米韓両国の偵察機、「200回北朝鮮領空に」とKCNA
4月1日CNN.co.jp
(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は3月31日、軍関係筋の発言として、近く予定されている「人工衛星」名目のロケット打ち上げを前に、米国と韓国の偵察機が3月中に約200回領空を飛行したと伝えた。
●ミサイル偵察米軍機を「容赦なく撃墜する」、北朝鮮が警告
4月1日 読売新聞
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央放送は1日、「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイル発射準備に関連し、米軍機が咸鏡北道舞水端里(ムスダンリ)の発射基地を空中偵察しているとして、「米帝が我々の平和的衛星打ち上げ準備に干渉し、領空を偵察機に侵犯させれば、容赦なく撃墜する」と警告した。
北朝鮮メディアが米軍機の空中偵察回数を伝えることはあるが、「撃墜」に言及するのは極めて異例。・・・以下略
●北、日本に対抗し戦闘機配置か=聯合ニュース
【ソウル2日時事】韓国の聯合ニュースは2日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射準備中の咸鏡北道舞水端里に近い空軍基地に、ミグ23戦闘機を配置したと報じた。日本のミサイル迎撃態勢に対抗した動きとみられる。韓国政府筋の話として伝えた。 (時事通信)
日本は、北朝鮮のミサイルが発射に失敗し、その一部などが日本領内に落下する際について、安全保障上の措置としてそれを「破壊」することもあるということを発表したが、それに対し北朝鮮側は過剰反応している。
いわく、「強力な軍事報復を警告」、「日本の牙城を無慈悲に粉砕」と言ってみたり、「日本に対抗し戦闘機配置」といったことだ。
そこにもってきて、「北、核爆弾小型化に成功か=日本全土が射程のノドン-米韓当局」(3月31日時事通信)とか、「北朝鮮、東京に核撃ち込む能力持つ」(4月1日読売新聞)などのニュースが入ってきている
このような過激な発言、ニュースが入れば当然日本人の不安感が増大させられることになる。
しかし今回のミサイル発射は、あくまでミサイル発射そのものが目的と言ってよく、直ちにそれが日本に対する脅威を形作るものではない、と認識すべきだろう。以前のテポドンの改良型と見られる、いわゆる3段式ロケットらしいということだし、先端部分は衛星を格納するような形状で、弾頭が装填されるような円錐形でもないという。弾頭の場合には落下してから大気圏に再突入した時、そこで起きる空気抵抗による摩擦熱の問題などがあるため、当然円錐形などとがった形になるが、今度のミサイルはそうなっていないという。
してみると、北は新しいこのミサイルの発射実験を行いたい、というのが目的と見ていいだろう。勿論、この時期にそれを強行しようとするのは、それなりの理由があろう。その詮索はここではしない。
ただし、実験に成功すれば、今度はそのミサイルに弾頭を搭載してみたくなるだろう。我々が本腰を入れて防衛体制で臨まねばならないのはその時である。その時、迎撃でも無能化でも、とにかく日本が被害を受けない措置をとり、それが効果あるものにしておかねばならないはずだ。
しかしそれはあくまでも、北が兵器としてのミサイルを発射する、ということが明らかな場合にのみ限られる。そしてそのような事態が生起しないような外交を行わねばならないだろう。
実験が失敗し、ミサイルなりその一部なりが日本領内に落下する際には、日本が「破壊」措置をとり、それが成功し落下物体を破壊したとしても、北朝鮮がそれに対して、軍事的報復をすることはまず考えられない。
北が上記のように、核を搭載した「ノドン」で、日本の基地なり大都市などを狙って発射するとして、その目的は一体何かと考えるとき、何のメリットもないことが分かるだろう。
北朝鮮は日本が北朝鮮を攻撃するようなことはないことくらい先刻しっているはずであり、従って日本からの攻撃を恐れる必要はないが、日本は唯一世界で、北朝鮮に大金を施す可能性を持っている国なのだ。そんな国を攻撃し、百年、千年の恨みを買うようなことをするメリットは何も無い。それとも、数発の原爆で、日本が北朝鮮にまいってしまうとでも思っているのだろうか?それを行えば、今度は間違いなく日本は一切の平和主義を捨てて、核兵器を自前だろうが外国から買おうが、とにかく調達し、遠からず北朝鮮の殲滅に向かうことだろう。
勿論過去の「いきさつ」の誤解に基づく認識から北朝鮮が衝動的な攻撃をする可能性も絶対に無いとは言えないかもしれない。しかしそんなことを言えば、我々日本の隣にはそんな国が複数存在しているのであり、いくら心配しても始まらないだろう。
むしろ、北朝鮮は、アメリカの偵察機が目障りだから、それを撃ち落とすなどと言っているように、今回の実験をなんとしても成功させたい、という意図がはっきりしていると言える。
アメリカ政府も、ゲーツ国防長官が、ミサイル発射に対して「迎撃」に関するいかなる措置も取る計画はない、と言明したように、今回の発射実験は新型ミサイルの実験と見て、その能力を観測することに主力を注いでいると言えよう。
そして今も昔も北朝鮮の本当の狙いは、韓国の武力統一であり、それができなければ、選挙を通してでも、とにかく韓国を攻略し統一することである。日本を攻撃するようなことは彼らの眼中にはない。
従って一番良いことは北朝鮮が発射実験を止めることだが、事ここにいたってはそれも適わないようなので、後は実験が成功し、日本がMDシステムを使用することもなく、無事に終了することが願われていると言えよう。いや、一番はミサイルが発射台で自爆してしまうことだ。
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●米国防総省:北朝鮮「ミサイル」、人工衛星の可能性高い
【ワシントン小松健一】北朝鮮が「人工衛星」として発射準備を進めている長距離弾道ミサイルについて米国防総省当局者は31日、ロイター通信に対してミサイルの先端が球状になっており、人工衛星を搭載している可能性が高いとの見方を示した。
当局者は「先端の形状は人工衛星打ち上げ用のロケットとほぼ同じ」と指摘し、北朝鮮の予告通り「人工衛星を打ち上げるのだろう」と語った。
・・・以下略
●北朝鮮:核小型化に成功、「ノドン」搭載…国際調査機関
【ジュネーブ澤田克己】安全保障問題を専門とする国際シンクタンク「国際危機グループ」(本部・ブリュッセル)は31日、北朝鮮が核爆弾の小型化に成功し、日本を射程に入れる中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300キロ)用の核弾頭を配備した、との報告書を公表した。関係国政府の内部メモに基づく情報という。事実ならば日本にとって重大な脅威となる。
報告書はまた、ノドンの実戦配備数を最大320基と見積もった。韓国政府は北朝鮮が保有する核兵器数を6~8個と推定しているが、うち何個が弾頭化されたかは不明だ。・・・以下略
●「北朝鮮、東京に核撃ち込む能力持つ」国際研究機関が報告書
4月1日 読売新聞
【パリ=林路郎】ブリュッセルに本部を置く国際研究機関「国際危機グループ」(理事長・エバンス元豪外相)は31日、北朝鮮が核弾頭の小型化に成功し、「(中距離弾道ミサイル)ノドンが、すでに東京に核弾頭を撃ち込む能力を持つ」とする報告書を発表した。
複数の情報筋の分析結果だとしている。
北朝鮮はこれまで、核の小型化に成功したと公表したことはないが、米国防情報局(DIA)は3月10日、プルトニウムを原料とする核爆弾数発を弾道ミサイルに搭載できるよう小型化させた可能性があるとの認識を示していた。・・・以下略
●強力な軍事報復を警告=「日本の牙城を無慈悲に粉砕」-北朝鮮
3月31日時事通信
【ソウル31日時事】朝鮮中央通信は31日の論評で、北朝鮮が「人工衛星」と称して発射の準備を進めている長距離弾道ミサイルを日本が迎撃した場合、北朝鮮は「再侵略戦争の砲声」とみなし、「最も強力な軍事的手段によってすべての迎撃手段とその牙城を無慈悲に粉砕する」と警告した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
論評は、日本が北朝鮮の衛星打ち上げをミサイル開発とみていることについて、「相互尊重」をうたった2005年9月の6カ国協議共同声明を認めない立場を宣言し、「6カ国協議のテーブルをひっくり返す行為だ」とけん制した。 ・・・以下略
●改良型、3段式か 北ミサイル本体を確認 米衛星写真
3月31日産経新聞
【ワシントン=有元隆志】米衛星画像大手、デジタルグローブ社は29日に撮影した北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンプクド)舞水端里(ムスダンリ)にある長距離弾道ミサイル発射施設の最新の衛星写真を公表した。3層に分かれた細長い円筒形のミサイルが発射台に設置されている様子が写っている。
米シンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)の上級アナリスト、ポール・ブラナン氏は産経新聞に対し「3段式とみるのは理にかなっている」と語った。2006年7月に発射された「テポドン2号」の改良型である可能性が高まった。ブラナン氏はこの写真からでは、北朝鮮が主張するように「人工衛星」が搭載されているかは判断できないとしている。・・・以下略
●ゲーツ米国防長官「北朝鮮ミサイルの迎撃ない」
ゲーツ米国防長官は29日(現地時間)「北朝鮮がミサイルを発射しても迎撃しない」と明らかにしたと、AFP通信が報じた。
ゲーツ長官はこの日、米FOXテレビ番組に出演し「北朝鮮のミサイル発射が差し迫ったが、ミサイル迎撃に関連したいかなる措置も準備せずにいる」と述べた。同コメントは、これに先立ち「米軍は命令が下されれば、北朝鮮のミサイルを撃墜する可能性が非常に高い」と明言したキーティング米太平洋軍司令官の発言に反するものだ。
ゲーツ国防長官は「(北朝鮮の)ミサイルがハワイに向かって来るようなら、これを迎撃する案も検討できるが、現時点では迎撃に向けたいかなる計画もない」とした。また「ミサイルの打ち上げが差し迫ったか」という質問に「そのようだ」とした後「しかしこれについていかなる措置を取る準備もできていない」と再度強調した。
●米韓両国の偵察機、「200回北朝鮮領空に」とKCNA
4月1日CNN.co.jp
(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は3月31日、軍関係筋の発言として、近く予定されている「人工衛星」名目のロケット打ち上げを前に、米国と韓国の偵察機が3月中に約200回領空を飛行したと伝えた。
●ミサイル偵察米軍機を「容赦なく撃墜する」、北朝鮮が警告
4月1日 読売新聞
【ソウル=浅野好春】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央放送は1日、「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイル発射準備に関連し、米軍機が咸鏡北道舞水端里(ムスダンリ)の発射基地を空中偵察しているとして、「米帝が我々の平和的衛星打ち上げ準備に干渉し、領空を偵察機に侵犯させれば、容赦なく撃墜する」と警告した。
北朝鮮メディアが米軍機の空中偵察回数を伝えることはあるが、「撃墜」に言及するのは極めて異例。・・・以下略
●北、日本に対抗し戦闘機配置か=聯合ニュース
【ソウル2日時事】韓国の聯合ニュースは2日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射準備中の咸鏡北道舞水端里に近い空軍基地に、ミグ23戦闘機を配置したと報じた。日本のミサイル迎撃態勢に対抗した動きとみられる。韓国政府筋の話として伝えた。 (時事通信)
◆4月2日
金融サミットがロンドンで始まった。
各国それぞれの思惑が交差し、どれほど効果的な議論がなされるか、当初から疑問視されている面がある。
経済予想を発信する以下のサイトでは、今回のG20では世界は2つの選択肢があるのみだと言っている。もし失敗すれば、これから10年は危機が継続するという。
つまり、世界のすべての有力な国家を巻き込む形での新しい国際的な通貨システムを作り、今の危機的状況を3年から5年ほどで収められるようにするか、現在のシステムを継続することで2009年末から始まりその後10年は継続する長い危機的状況に陥るかという、2つのオプションが残されているのみだというのだ。
↓ 以下リンク先
■■■
今回のG20に合わせてロシアと中国が金本位制も絡めた新しい世界的基軸通貨の創設といった案も提出されている。世界はどこまで踏み込んだ対策を講じることができるか注目したい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↓ 有料版の内容を以下のブログで解説している。
■■■
●2009年4月~7月
米国大企業(GMとクライスラー含む)の倒産・米国銀行の国有化とそれによる欧州・アジアへの連鎖・英国の負債について英国中銀以外の資金の出し手がなくなる・ポンドの崩壊およびIMFとEUの英国デフォルトへの干渉
●2009年8月~10月
中国、日本、産油国の米国国債を買う能力の喪失・FRBによる米国債直接購入・ドル崩壊・米国の金融システム、政府のすべてのデフォルト・世界的失業者の増加
●2009年11月~2010年3月
共通課題の喪失によるG20の継続中止・米国における失業率20パーセント越え・中国における各地からの労働者の日々の暴動・日本における民主党政権の樹立・欧州の失業者の増大する地域のための欧州共通ファンドの創設・欧州の大都市における毎日のデモと暴動・米国における税収入の崩壊による州政府から連邦政府への納税不可能(テキサス・カリフォルニア等)・米国における反連邦政府攻撃の増加(極右の軍事勢力に主導される)・予算カットによる米軍の海外の半分以上の拠点からの撤退・(銀行倒産による重要なサプライルートの喪失による)世界経済システムの脆弱化
●2010年4月~2014年4月
世界的な食料、薬品、機械部品、エネルギー等の不足・米国における2008年比GDPの30パーセントダウン、生活水準の50パーセントダウン・失業その他の社会問題の増加による米国での大規模な戦闘の発生・米国南部地方の浸食(メキシコ国境の政治的問題)・米国各州の利害衝突による軍事的行動の発生(特に連邦政府に対して)・米軍の残された最後の部隊の欧州撤退・NATOのロシアを含む欧州米国連合への変化・コロンビアにおける全面的な市民戦争・ブラジルを中心とした南米連合の創設・ロシアの辺境部の問題発生による非常事態・ウクライナの分裂・アフリカからの大量の飢餓難民の欧州への流入・2008年比20パーセントの欧州の生活水準ダウン・イスラエルの経済危機とイランへの核攻撃・世界的産油能力の喪失・中国、日本、韓国のアジア連合の創設・中国の台湾併合・アジア連合が米国西海岸の州と特別な条約を結ぶ
●2014年以降
あたらしい枠組みを作ろうとするリーダーのもとで一部の大国が力をつける(「弱肉強食」の状態となる)・第1次世界大戦後100年の記念すべき年、世界は1914年の欧州に逆戻りしたように見える
金融サミットがロンドンで始まった。
各国それぞれの思惑が交差し、どれほど効果的な議論がなされるか、当初から疑問視されている面がある。
経済予想を発信する以下のサイトでは、今回のG20では世界は2つの選択肢があるのみだと言っている。もし失敗すれば、これから10年は危機が継続するという。
つまり、世界のすべての有力な国家を巻き込む形での新しい国際的な通貨システムを作り、今の危機的状況を3年から5年ほどで収められるようにするか、現在のシステムを継続することで2009年末から始まりその後10年は継続する長い危機的状況に陥るかという、2つのオプションが残されているのみだというのだ。
↓ 以下リンク先
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今回のG20に合わせてロシアと中国が金本位制も絡めた新しい世界的基軸通貨の創設といった案も提出されている。世界はどこまで踏み込んだ対策を講じることができるか注目したい。
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↓ 有料版の内容を以下のブログで解説している。
■■■
●2009年4月~7月
米国大企業(GMとクライスラー含む)の倒産・米国銀行の国有化とそれによる欧州・アジアへの連鎖・英国の負債について英国中銀以外の資金の出し手がなくなる・ポンドの崩壊およびIMFとEUの英国デフォルトへの干渉
●2009年8月~10月
中国、日本、産油国の米国国債を買う能力の喪失・FRBによる米国債直接購入・ドル崩壊・米国の金融システム、政府のすべてのデフォルト・世界的失業者の増加
●2009年11月~2010年3月
共通課題の喪失によるG20の継続中止・米国における失業率20パーセント越え・中国における各地からの労働者の日々の暴動・日本における民主党政権の樹立・欧州の失業者の増大する地域のための欧州共通ファンドの創設・欧州の大都市における毎日のデモと暴動・米国における税収入の崩壊による州政府から連邦政府への納税不可能(テキサス・カリフォルニア等)・米国における反連邦政府攻撃の増加(極右の軍事勢力に主導される)・予算カットによる米軍の海外の半分以上の拠点からの撤退・(銀行倒産による重要なサプライルートの喪失による)世界経済システムの脆弱化
●2010年4月~2014年4月
世界的な食料、薬品、機械部品、エネルギー等の不足・米国における2008年比GDPの30パーセントダウン、生活水準の50パーセントダウン・失業その他の社会問題の増加による米国での大規模な戦闘の発生・米国南部地方の浸食(メキシコ国境の政治的問題)・米国各州の利害衝突による軍事的行動の発生(特に連邦政府に対して)・米軍の残された最後の部隊の欧州撤退・NATOのロシアを含む欧州米国連合への変化・コロンビアにおける全面的な市民戦争・ブラジルを中心とした南米連合の創設・ロシアの辺境部の問題発生による非常事態・ウクライナの分裂・アフリカからの大量の飢餓難民の欧州への流入・2008年比20パーセントの欧州の生活水準ダウン・イスラエルの経済危機とイランへの核攻撃・世界的産油能力の喪失・中国、日本、韓国のアジア連合の創設・中国の台湾併合・アジア連合が米国西海岸の州と特別な条約を結ぶ
●2014年以降
あたらしい枠組みを作ろうとするリーダーのもとで一部の大国が力をつける(「弱肉強食」の状態となる)・第1次世界大戦後100年の記念すべき年、世界は1914年の欧州に逆戻りしたように見える
長さ約3メートルの発砲スチロール製のベルシオン飛行艇のテスト機
◆3月31日
明日は4月1日、エイプリルフールなので、誤解されそうだから、今日掲載することにした。
以下、まことに驚くべきニュースだ。特許を取られないように願うばかりだ。
<動画>
■■■
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FujiSankei Business
2009/3/30
●逆説理論で開発 宙に浮く飛行艇
世界が栃木県の片田舎で生まれた発明に大きな注目を寄せ始めた。驚異の飛行艇が現れた。
その飛行艇は両翼がない。魚のマグロが3本寝たような形状である。ほとんど滑走することなく垂直に近い角度で上昇し、180度旋回や横転を瞬時にこなす。圧巻は、空中停止。そのままゆっくり下降して着陸できるが、上昇や直進を再開することもできる。まるで水中を泳ぐ魚のように自由自在。見た者誰もがUFOの実在を信用するようになる。
≪全く新しい航空理論≫
飛行艇の名は「ベルシオン飛行艇」だ。栃木県に研究施設を持つベンチャー、グローバルエナジーが開発した。
視察に訪れた航空理論のある専門家は目の前で見ていながら信用せず「どういうトリックを使っているのか」と声を荒げた。
通常の航空理論は機体に備わった両翼の上下間で、機体が直進滑走する際に発生する気圧差により揚力を発生させ、空中へ舞い上がる方式であるからだ。直進速度が落ち揚力が減少すると失速して墜落する。だが眼前の機体は空中停止し、両翼がないのだ。
開発者の鈴木政彦会長は「空気をつかむ、という新しい考え方で飛んでいる。正統な航空理論を学んできた方は自己否定になるため信じないが」と笑う。
空気をつかむとは、両サイドの胴体で空気を逃がさないように空気抵抗を作り抵抗の反作用で浮くことだという。例えば、水泳は水をつかんで後方へ押しやる時の反作用で体を前へ進める。空気中も同じ。空中停止はさながら立ち泳ぎだ。
同社は実は、回転時に発生する負のトルクがなく、微風時から回転し騒音もない「ベルシオン式風車」で知名度を上げつつある。現在、関連のベルシオンパワー(杉崎健COO)が事業化を進めており、大手コンビニが環境対策の一環で広島県呉市内の店舗で導入テストを始めている。ゆくゆくは各店舗の使用電力を風力発電で補う構想だ。
≪外国企業が殺到中≫
鈴木氏は「最初開発したのはベルシオン式風車の方。従来の風車理論とは逆説の位置にあり、学界から批判された。従来の風車は航空理論から生まれたもの。つまりベルシオン式風車の力学を証明するには、飛行艇の開発が必要だった。逆説の正しさを証明したかったのだ」と語る。
飛行艇の情報はやがて口コミで伝わり、各国から視察や交渉申し込みが現在、殺到している。米、独、印、中、東南アジアや中東諸国の企業や研究所、政府関係者だ。「知的財産権交渉が中心となるので、各国で知的財産権を確立しておくことが課題。世界で500件以上を出願する予定で、著名な米国知財弁護士であるヘンリー幸田先生と相談し、戦略的に進めている」とする。
一方、国内組の出足は遅い。鈴木氏は「権威も実績もないベンチャーが日本で認めてもらうには、海外で認めてもらうことから始めなくてはいけないことが分かった。残念なことだが仕方ない」と、ため息をもらす。
「今夏、人が乗れるグラスファイバーかカーボン製の長さ5、6メートルの実機を作成し試験を許可してくれるどこかの湖上で飛ばしたい」と鈴木氏。最初に乗って飛行するのは「もちろん自分だ。機体が大きくなるほど空気をつかめ、安定して飛べるはず」と少しも恐れていない。
歴史上の大発明家と変わらぬ、旺盛な開拓者精神がそこにはある。(知財情報&戦略システム 中岡浩);
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