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世界80カ国以上に拠点を持つHSBCグループ

◆2月6日

 ヨーロッパの金融機関周辺でいろいろ起きているようだ。以下の記事にあるようにイギリスの大手銀行のHSBCが、大金の引き出しに制限を設けたという。その他にも、銀行関係者らが3人相次いで死んだのと、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーで、金市場に関する内部告発があった。

 現在の世界の金融情勢は、あのリーマンショック以来、本質的には何も変わっておらず、問題は先送りされてきただけなので、いつかはその問題が火を噴く時がやってくると、再三このブログでは指摘してきた。それがそろそろ始まったのかもしれない。

 大まかに言えば、現在の人類の生存自体が問われている時代であり、天変地異と金融問題とは、深いところで繋がっている。いずれにしても、これからの時代は、この両面すなわち、天変地異と金融問題で、世界は大変革時代に入っていることを人類全体が知らされることになるだろう。

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●銀行破たんが間近?:HSBCは大金の引き出し制限
http://www.naturalnews.com/043762_bank_runs_restrictions_HSBC.html
【2月4日 by J. D. Heyes - NaturalNews】

 イギリスの大手銀行が大金の引き出しを制限したという決定は、なんらかの理由で、金融機関が一般人による取り付け騒ぎが起きることを恐れ始めているのではないかとアナリストらは心配している。

 BBCによって報道されたように、HSBCの顧客の何人かが最近、大金の引き出しを阻止された。また、問題は、「彼等は何故そうしたのか、という理由を提示できなかった」ということだ。

 明らかに、その理由は「それは私のものだから」では、十分ではない。BBCは更に:聴取者はラジオ4のマネーボックスに対し、5千ポンドから1万ポンドになる金額を引き出そうとして停止させられた、と語った。

 HSBCは11月に実施された政策の変更を顧客に連絡してなかったことを認めた。銀行はスタッフに対するガイダンスを変更したと言っている。
 
 昨年の秋、ヨーロッパで金融に関わるいくつかのことが起きた。ニューヨーク・タイムズ紙が記している:10月、ヨーロッパ中央銀行の金融安定局の局長であるイグナチオ・アンゲロニが、EUの130ほどの大銀行の「帳簿を調べる」という大変な仕事を命ぜられた。この新聞はそれを、「どの銀行が健全で、どの銀行が不健全かを見極めることを狙った金融的トリアージ」、と呼んだ。良くても困難なものになるその実施は、「この数年間、世界の金融機関はブラックボックスになっていて、非常に不明瞭で複雑なため、監督官や銀行の役員にも理解が困難であった」ため、予想より更に厳しく成されたのだ。

 ・・・ギリシャの金融状況は救済の可能性が劇的に増加する中、悪化していた。EUが支援する救済の資格を得るため、ギリシャ政府は、緊縮財政の実施を余儀なくされたが、これは一般市民には評判は悪かった。隣国のキプロスでは、政府は金融的ストレスを和らげる為、民間銀行口座を支援した。

 ・・・11月には、ヨーロッパ中央銀行は、「経済的警戒シグナルに対してのすばやい対応で、ベンチマーク金利を0.5パーセントから記録的な低さとなる0.25パーセントに縮小した」。この動きは、エコノミストらが考えた、一定の期間続いたかもしれない、世界第3位の日本で経験しているようなスタグネーションを阻止するための緊急措置と見られた。

・・・今月初め、ヨーロッパの経済的復興は「あやふや」と言われている。また、ヨーロッパ中央銀行は、タイムズ紙によれば、復興を維持するため「決定的行動」に出る準備が出来ていると発表した。しかし、ヨーロッパ中の失業率は高く、フランスなどの大国の多くで税金が高いままであるため、更なる復興は更に困難なものになっている。

 
■イギリス人は困惑:銀行は後退している

 それで我々がイギリスに目を向けると、HSBCの「大金の引き出しはできない」という規則である。

 銀行は発表の中で語っている:我々は顧客に対して、通常ではないような、口座の通常のやりくりを越えたような場合には、大金の引き出しの目的についてお尋ねしている。昨年の11月以来、時には我々は顧客に対して、何のために現金が必要なのか、というその証明となるものを示すよう要請してきた。

 その理由は、我々は顧客を守らねばならないという義務を持っているということ、そして金融犯罪の機会を最小限にするためである。しかしながら、フィードバックされたものを見て、我々は即座に顧客担当者に対するガイダンスを改訂し、大金の引き出しのための書類による証明を顧客が提出することは強制ではないと繰り返し、証明書を示せないとしても、それが引き出しを拒否する理由ではないことを指導している。我々は不正確な情報を与えることで迷惑を蒙られた顧客に謝罪の手紙を書いているところだ。

 すると、何故この規則が始まったのか? 恐らくEUが弱々しい経済状況に関して神経質になっているからだろう。 

 ヨーロッパ連合は経済問題を抱えたままであることは明らかだ。大金の引き出しを制限するということは普通は一つの目的からだ-現金の準備金が空になることを避けるためだ。そして一般市民が大挙して自分達の現金を引き出す唯一の時は、彼等が経済状況がとても悪化していると考える時、ないしは悪化しそうで、そのため自分たちの金が消えてなくなる、ないしは差し押さえられる危険性があると考えた時である。

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北カリフォルニアにあるフォルサム湖が枯れている

◆2月5日

 アメリカの北東部や中部は寒冷に襲われる一方、西海岸は旱魃が心配されている。例年の山火事などと共にこの旱魃が長引いているようで、ある専門家らは何十年、ひょっとすると何百年と続く「大旱魃」に入っているのではないかという。

 これからの地球は、このように大寒冷、大旱魃、極暑、豪雪、豪雨、大台風、大ハリケーン、など、気候の極端さが世界各地で見られるようになるようである。それと共に、大地震、大噴火、大津波、なども起きるようであるが、これもそれも、太陽と地球が変化し出しているための現象と捉えるべきであろう。

 2012年12月3日号「伊勢白山道の指摘する国難と地球大激変」に示されているように、これからの時代は地球が大激変する時代のようだから、さまざまな意味で、準備をしていく事が望まれる。そしてその「大激変」の規模を小さくする秘訣は、どうも人間が太陽や地球に、つまり大自然に対し感謝の念を持つ事にあるようだ。

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●アメリカ西海岸:500年間で最悪の旱魃
http://www.globalresearch.ca/west-coast-is-on-track-for-having-the-worst-drought-in-500-years/5367205
【2月3日 GlobalResearch】

 西海岸は「大旱魃」の最中にあるのか?ロサンジェルス・タイムズ紙は以下のように指摘している:「我々は500年間で最悪の旱魃に向かっている」とカリフォルニア大学のリン・イングラム地球惑星学教授は語った。

 カリフォルニアの旱魃は数十年・・・あるいは数世紀も継続するかもしれない。サン・ホセ・マーキュリー・ニュースは指摘する:「年輪の研究、沈殿物、その他の自然現象研究から、専門家らはカリフォルニアの複数の旱魃に関する研究内容をまとめた。この研究は現在の3年間の旱魃に対し、ここ1000年間の間で10年から20年継続した旱魃を取り上げたものだ。二つの最も厳しい大旱魃は1930年代のダスト・ボウルを取るに足らないもののように見せる:西暦850年に始まり240年間継続した大旱魃と、そレが終わって50年後に始まり180年間継続した大旱魃がある。

 「我々はあたかもこれから遭遇する旱魃は長くても7年くらいだというようにカリフォルニアの旱魃に対処しようとしている」と、カル・ステイト・イースト・ベイの地理環境学のスコット・スタイン教授は語った。「それは夢物語だ」と彼は続けた。

 科学者の中には、我々は既に大旱魃に入っている、と考える者もいるが、その考え方は一般には受け入れられているわけではない。

 パサデナのNASAジェット推進研究所の海洋学者で博士研究員のビル・パツァートは、西海岸は2000年に始まった20年来の旱魃の最中にある、と語った。彼は、「負の太平洋十年規模振動」(気候変動とは関係ない)として知られている現象を引用し、それが底流にあるとし、それと歴史的に嵐をさえぎっている非常に高い尾根の存在が関係している、と語った。
 
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シリアにおけるイラクとレバントのイスラム国戦士ら

◆2月4日

 昨日の記事で、「このグループはアルカイダのリーダーであるアイマン・アル・ザワヒリによって、アル・ヌスラ戦線と置き換えられた」とあり、アルカイダ系のISIL(イラクとレバントのイスラム国)とアル・ヌスラ戦線との間に確執が存在していることが示唆されていたが、今回の記事では、詳細が示され、ISILはアルカイダ系グループではなくなったとある。

 つまりアルカイダ系グループ内での造反劇が存在し、一枚岩ではなくなっている事が示されたわけだ。そうすると、このISILがアル・ヌスラ戦線というアルカイダ系グループと戦闘をしている、という以前からの情報も理解できる。まさに二つの強力な武装グループ同士が内ゲバをしてくれれば、双方に犠牲者がでて、自滅の速度が速まることになるだろう。

 この件に関しては、シリア人権監視団体によるレポートに、ISILと他の武装グループ間での内部抗争で、1月中に2300人が死亡したという。これはシリア軍にとっても願ったりの状況になる。またこれは、武装グループに武器と資金を提供してきたサウジ・アラビアのバンダル王子の戦略が失敗しつつあることを示している

 こうして団結し愛国の心情で結ばれたシリア政府・軍・一般国民が外国から侵入したこういったテロリストとの戦いで、一定の期間を踏ん張り続けた結果、侵入者側が分裂し、相互破壊活動をすることで自滅して行く、という対照的な現象が起きていることは注目すべきだろう。

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●アルカイダ:シリアのISILとの関係を断絶
http://en.alalam.ir/news/1562000
【2月3日 ALALAM】

 アルカイダ・グループから一般指令が出され、「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」との関係は断絶した、と語られた。このISILはシリアにおいて欧米が支援するシリアの反政府勢力の最強の武装勢力の一つである。

 このグループはアルカイダの代表グループとしてアルカイダの旗を掲げシリア戦争に介入したが、後になってアルカイダ・グループの精神的リーダーであるアイマン・ザワヒリによってアル・ヌスラ戦線と置き換えられた。

 「アルカイダは、ISILとの関係は無い...この組織はアルカイダ・グループの支部ではないしこの組織とアルカイダ・グループとは組織的関係はない。また、アルカイダはこのグループの行動に責任を持つものではない」と3日、アルカイダ系のウェブサイトに掲載された一般指令書には認められてある。

 ISILとアル・ヌスラ戦線は、シリアにおける二つの主要なアルカイダ系武装グループであるが、シリア人と軍兵士に対する数々の残虐行為を行ってきた過激派として最も恐れられてきている者たちだ。

 シリアの各地でこれらのグループによってなされた多くの暴力的な刑罰の仕方を示す、公開処刑のビデオがある、

 2013年11月、ザワヒリはカタールのニューステレビのアルジャジーラで、音声によるメッセージでISILの解散を命じた。

 「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)は廃止されることになったが、イラクのイスラム国(ISI)は機能し続ける」とザワヒリは語っている。彼は、イラクのアルカイダのリーダーであるアブバクル・アル・バグダディは、「許可なしに、あるいは私に連絡も無しにイラクとレバントのイスラム国を設立するという過ちを犯した」と語った。

 彼は、ISIの支配は、イラクに限られる、またシリアのアル・ヌスラ戦線は、「アルカイダの独立した支部となり、総司令部に報告をすることになる」と語った。

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イスラム過激派の最後の標的とされるアメリカのホワイトハウス

◆2月3日

 シリアのアサド政権を転覆させるために、欧米、湾岸アラブ諸国、トルコ、イスラエルなどがアルカイダ系テロリストを利用し、シリアで戦争をさせているが、そうすることで強大になったテログループがその矛先をシリアだけでなく、エジプトのシナイ半島に、更にはアメリカのホワイトハウスまでも標的にする意図を持っているという。

 飼い犬に手を噛まれる事態になり出している、と言えよう。フランケンシュタイン博士が自分の作り出した化け物に殺される恐怖を扱った物語を彷彿とさせるものである。自分の作ったゾンビに食い殺される映画「バイオハザード」のオチと同じである。その愚かさに一体、何時気がつくのであろうか?

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●アルカイダの次の標的はシナイ半島、最後はホワイトハウス
http://en.alalam.ir/news/1561167
【1月31日 ALALAM】

 レバノンのアルカイダに近い過激派の一人は、シリアの後の過激派の次の標的はエジプトのシナイ半島である、と語ったという新しい報道がある。

 クウェートの日刊紙のアル・クァタン紙によると、オマール・バクリは、アルカイダ系の「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」のリーダーであるアブ・バクル・アル・バグダディが、脆弱なシナイ半島に移動する計画を持っている、と明言した。

 バクリはアル・クァタン紙に対し、アル・バグダディがシナイ半島に行こうとしているだけでなく、そこを新しいイスラム国にすることと、それを拡大し、最後は地球を回ってホワイトハウスにまで至ることを願っている、と語った。

 彼はバグダディが、彼の計画の実行は、意思のある民衆がどう協力するかにかかっていると考えていると語った。そうでないと、大きな戦いが避けられなくなると考えているという。

 レバノンにISILの支部を作ったアブ・サヤフ・アル・アンサリについて彼は、「アルカイダのリーダーシップの戦略は、安全保障を基礎としている、彼は他の人々を知っているが、他の人々は彼のことを知らない、彼は打つが決して打たれることはない、彼は他を見るが、他の者たちは彼を見ない、彼は聖職者のように何処にでも行ける」と語った。

 彼は更に、アル・バグダディがアブ・サヤフにレバノンのISILを指揮して欲しがっているという事実以外のアブ・サヤフについての情報は少ないと語った。

 今月初め、自分をアブ・サヤフ・アル・アンサリだと自己紹介した男が、ある記録映像を発表し、その中で、「我々はアブ・バグダディに対し忠誠を誓う」と語っていた。

 ISILまたはISISはアルカイダの主要支部としてシリアに入り、シリア軍と戦いシリア政府を転覆させることを狙っている。このグループは戦争が繰り広げられたシリアの北部の広い部分を支配している。

 このグループはアルカイダのリーダーであるアイマン・アル・ザワヒリによって、アル・ヌスラ戦線と置き換えられた。このグループはシリアでアルカイダのための戦いをしている。アメリカが支援するシリアの反政府勢力と協力しているグループでは最強の武装グループの一つである。

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キエフの警備隊 -1月27日-

◆1月30日

 欧米勢力がロシアを孤立化させ、最終的に攻略しようとするのは、ロシアが地上で国際金融資本勢力の、あるいは新世界秩序勢力の影響下にまだ入っていないからであり、そのロシアが今のまま生き残るとすれば、彼ら金融資本勢力の目指す世界統合政府はできないからだ。

 今や時が迫っていて、事態は彼らがロシアを攻略できるのか、自分たちが自ら崩壊していくのかの瀬戸際にまで来ている。従って、これからの何年かはその最後の闘いが熾烈さを増す時期になるだろう。この戦いは地上的な政治・軍事・経済・文化・宗教的な闘いであるが、同時に背後の霊的・オカルト的闘いでもある

 かつてヒトラーが政権を握り、瞬く間にヨーロッパを席巻していったのも、その背後には霊的・オカルト的要素が絡んでの現象だったように、現在の世界もヒットラー当時からの流れが生きている。すなわち、目に見える政治・経済・軍事等の現象の背後には、霊的・オカルト的要素が絡んでいる。そしてロシアは今、世界征服を目指すその新世界秩序オカルト勢力の攻撃を受けているところである

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西ウクライナのクーデター (その2:最終章)
http://www.eurasiareview.com/25012014-coup-western-ukraine-arab-spring-unleashed-europe-analysis/
【1月25 By Andrew Korybko - Eurasia Review】

 ジェネ・シャープは、前奏曲としての、またこの重要な暴動の号令係りとしての働きをした、見たところ無害の戦略の首謀者であり、ジョージ・ソロスは資金提供者だ。諸国家はこの謀略に対して自分たちと一般市民を守り、世界の安定を維持し、反撃するために一致して働く必要がある。ヨーロッパでのアラブの春のようなこの運動は、自分たちの好むところでこの戦術を使用できるという陰謀者らの自信を示している。今日はウクライナである。明日は、「非欧米的非自由民主的」国家と定義されたどこかだ。

 ウクライナは、欧米がロシアに対抗することを狙った拡大された戦略地政学的ゲームの一部分として、欧米の干渉の焦点となっていた。ズビグニュー・ブレジンスキーは1994年に、「ウクライナ無しではロシアは帝国として留まることはできないが、ウクライナと共にあれば、それを取り込み更に従わせることで、ロシアは自動的に帝国になる」と書いた。

 一年とちょっと前、アメリカは当時国務長官であったヒラリー・クリントン女史を通して、できうる範囲内で、アメリカはロシアの経済的統合の動きを巻き返すようにするだろう、という声明を発表した。ロシアのユーラシア・ユニオン計画を「この地域を再度ソビエト的にする動きと描写した後、彼女は、「その目標が何であるか我々は知っているし、我々はそれを鈍化させあるいは阻止するための効果的方法を考え出そうと努力しているところだ」と脅した。 

 間違いなく、世界はウクライナとロシアの経済協力を鈍化させ阻止すると脅した時、アメリカが何を考えていたのかを目撃しているところだ。継続する混乱の圧力の下で、またほぼ完全に経済が崩壊の縁にあるという、ウクライナの安定が崩れることで、ユーロ・広場の「親EUの統合主義者」のゴールの嘘があからさまになった。EUが長引く騒乱による傷をなめながら、EUに加盟しようとする失敗した国家の未来のウクライナを受け入れるのか、あるいは、NATOとの共同で、ウクライナの崩壊を計画し、欧米の保護の下で自分たちに有利になるよう再建するのであろう。

 いずれにしても、「ヨーロッパへの道」という作り話はインチキだと暴露され、「ヨーロッパ統合」という名目で戦闘的抗議デモ参加者らが自分たちの国に行ったことから、一般の平均的市民にとっては完全に何もいいことはもたらされないのだ。

 多く語られた「停戦」は、反乱側が時間稼ぎをし、西ウクライナの行政府をできるだけ多く転覆させる活動を継続しようとするための何ものでもなかった。彼らは不幸にもシリアに関するジュネーブ会議2と同じくインチキである。両者とも、「反乱勢力」グループは政権交代が狙いであり、これのためには何でもするのだ。一切の活動、一切の言葉は、騙すための、武装解除させるための、抵抗を和らげるための嘘であり、そうすることで、彼らは当初からの国家的クーデターを一歩でも進めようとしているのである。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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