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レバノンの高速船

◆6月18日

 ガザに向かう支援船団が続いている。イランが今週末にもガザに到達するであろう船団を送っているが、イスラエル国防軍は隣国のレバノンが高速船団を送ることに厳戒態勢で臨んでいる。停船命令をだしても、距離と速度のためガザに到着してしまう可能性があるからだ。
 ネタニヤフ・イスラエル首相がこれから荒海が我々を待っていると警戒を呼びかけたがこのように国際社会では、とりわけイスラム・アラブ圏では今後ますますこの自由支援船団の戦略が継続的に行われるような雰囲気である。

 これをやられれば、遂にはイスラエルもどうしようもなくなり、ガザに対する封鎖を解除していく方向に向かうかもしれない。こうして、イスラエルは自らの意志に反して、ガザに自由を与えることになっていくのであろう。
 これこそこのブログで指摘してきた内容である。イスラエルは自らが国際的にいかに孤立しているかを思い知らされ、パレスチナ国家樹立に向けて真剣に考慮していくことになるだろう。


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イスラエルはレバノンの高速船団を恐れている
http://www.jpost.com/Israel/Article.aspx?id=178694
【6月17日 The Jerusalem Post】

 イスラエル国防軍(IDF)が16日、ガザに向かうイランの船団を追跡している最中、海軍はレバノンから新たな船団が出航するかもしれないという恐れから厳戒態勢に入った。レバノンからガザまでの短距離という点を考慮すると停止させることが困難だからだ。

 貨物船がイランを今週初めに出航している。今週末にもイスラエルのガザ封鎖を突破しようとするだろう。

 別の船が来週に追加されることになっている。IDFはこの船団を追跡しているが、レバノンからのヒズボラ要員が乗船しているかもしれない船団が出航することに特に警戒している。
 「レバノンから出航する速い船を停止させる時間は多くない」と国防軍将校は語った。「実質的には、海軍は24時間厳戒態勢にあるということだ」と語った。

 海軍はガザから相当離れた点で停止命令を出して停止させようとするだろう。これは、「鉛をぶち込め作戦」の時、イラン船が封鎖を突破しようとした時に有効だった。イラン船はイスラエル海軍によって遮られ積み下ろしをしないで反転していった。もしこれが失敗すれば、海軍は2週間前にトルコからの国際船団を停止させた作戦の元になっているシャイテットとして知られている船団13を準備している。

 ところで、イスラエルに先回停止させられた船団の背後にいるトルコの組織IHHの責任者のブレント・イェディリム氏は16日、彼の組織はガザに向けて7月、更に6隻の船団を出すだろうと発表した。マビマルマラ号上で殺された9人のトルコ人の家族の方々が次のIHH船団に乗船したいという要望を出していると語った。

 また16日、国際赤十字社はイラン赤新月社によって組織されたと言われるイラン船団と距離を置いた。イラン赤新月社はイラン船団は、国際赤新月社からのもので、イラン赤新月社とは違うと語っている。

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暗い日々が来ることを予期するネタニヤフ首相

◆6月16日

 イスラエルが国際社会の圧力を感じ始めている。今まで傍若無人に振舞ってきたイスラエルであったが、ガザ支援の自由船団襲撃事件でまた国際社会の非難を浴び、しかも同盟国だったトルコの人間を殺害したことからトルコが反イスラエル色を更に強めて来ているのが、こたえている様子である。

 以前からの流れもあったが、このところの風の吹き回しがどうもイスラエルに対して一段と厳しいものであることを感じているのだろう。
 「中世からの闇の力」というのは、かつてのオスマン・トルコ時代のことであろうか。トルコが反イスラエルの旗を掲げだしたことにかなりのショックを感じているのではないだろうか。

 それで今回、ネタニヤフ首相は調査委員会の設置を国際社会に約束し、イスラエル国民に向かって、「これから暗い日々が続く」と何時になくトーンのダウンした発言をしている。

 これは当然といえば、当然である。既にこのブログで示してきたように、このまま行けば、イスラエルの存在そのものが危機に瀕することになるのであるから、いくらイスラエルといえども、もう昔のようにいいように振舞って許され時代ではないことは理解しなければならい。少しは目が覚めて欲しいものである。しかしリーバーマン外相のような人物もいるから無理かも・・・


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イスラエル首相:暗い日々が待っている
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3905022,00.html
【6月15日 Attila Somfalvi】

 イスラエルのネタニヤフ首相は14日、イスラエルの未来に荒海が待っていると予見して、「困難な日々のために準備せよ」とリクード派会議で語った。その中で、イスラエル国防軍の自由船団襲撃事件の調査委員会の設置を発表した。「中世からの闇の力が我々に向かってきている。現在の状況を非常に心配しているバルカンと東ヨーロッパの同胞から電話を受けた」と語った。

 この前に、閣議の時にネタニヤフ氏は、イスラエルの同盟国からかもしれない「サプライズ」を予期するように人々に語っていた。しかしながら、委員会はイスラエルの有利になるように仕事をするだろうと言い、その反対ではないと言った。「この委員会は、国際政治のアリーナで戦う我々の能力を強化する。もしも、何もしなければ我々はもっと悪い問題を抱えるようになるだろうと思う。何らかの値を払うことになるが、現在の状況下ではそれがベストのやり方だ」と語った。

 「ガザへの船団は一回きりのことではない。我々は困難の真っ只中にいる。またイスラエルに対する継続する戦いの最中に我々はいる。憎しみの洪水がイスラエルの敵により引き起こされ我々に向けられている」とネタニヤフ氏は語った。「彼らはミサイルとテロの硬いペンチをもって我々を締め付けようとしている。そしてイスラエルの自己防衛の権利を、また国防軍兵士の自らの生命を防衛しようとする権利を無効にしようとしている」と語った。

 しかし、ジャコブ・トゥルケル元最高裁判事により指揮され、またアイルランドとカナダからのオブザーバーを含む調査委員会は、急いで仕事を始めるわけではない。このメンバーはネタニヤフ氏に会っておらず官房長官のズビ・ハウゼー氏は日程はまだ決められていないと語った。


◆閣僚らは乗り気でない

 閣僚らは、この委員会の設置に対しては賛成票を投じたが、各自はそれぞれ異なる理由を持っている。
 襲撃の時、「誰かが標準業務手順通りにやらなかった」と語ったことをYnetに暴露されたモシェ・ヤアロン戦略相は、「当局者の中に失敗を犯した者たちがいる」と指摘した。「この委員会は、我々自身の国家・軍のレベルでの内部調査に代わるものではない。それをやってこそ、今後また現れる船団やその他の事件に対して適切に処理できるようになるのだ」と語った。

 ヤアロン氏は、この調査の目的は、「首を切り落とす」ことではなく、将来のためのレッスンを学ぶためである、と語った。「船団を止める、ガザに到達させないという決定は全般的には正しかった。これは国家レベルでの自衛行為である。甲板上で銃を使用したことも明らかに正しい。勇気と自制、果敢さとさまざまなプロフェッショナリズムが発揮されたものだった」と語った。

 ネタニヤフ氏やヤアロン氏と違って委員会を免れることはできないと語ったメリオドール大臣は、国防軍下士官らに証言させることに賛成である。「それは違った角度からの見方を提供するだろう」と彼は述べた。

 しかし、バラク国防大臣は反対だ。「事件の内容を理解する点で正しいやり方である軍の調査の秘密性を傷つけるいかなるやり方にも国防陣営は反対だ」と大臣は語った。「兵士は一瞬の内に撃つか撃たないかを決定しなければならない。兵士は弁護士と後でかわさねばならなくなる会話を考えながら、理性と倫理をフル回転させねばならない」と語った。

 リーバーマン外相は「委員会の設置を避けることはできない」と語った。「国際社会の中には、イスラエルは自分自身を調査することはできない、と信じている者がいる」と述べた。「一切の事実について調査することは我々の利益に繋がる。また国際社会のめがねを通してチェックすることも我々の利益に繋がる」と外相は語った。「時間が経過すれば、物事はより一層はっきりすることだろう。我々にやましいところはないのだから」と述べた。

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支援物資が船積みされるのを見るイランの赤三日月社メンバー

◆6月9日

 ガザに向けた支援船団が相次いでイスラエル海軍に拿捕される事件が続いている中、今度はイスラエルの不倶戴天の敵と言えるイランの赤三日月社が、志願者を募り、支援船団を送り出すという。この護衛に革命防衛隊が名乗りを上げている、というからガザ沖はいよいよ緊張がたかまりそうだ。


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イランの赤三日月社が2隻のガザ支援船を送り出す
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5iEWKLpKjRKdQtCat_2tmvahx_Uaw
【6月7日 Farhad Pouladi・AFP】

 イランの赤三日月社はガザに向けて今週末にイスラエルによって敷かれているガザ海域の封鎖を破ってガザ支援を行う2隻の支援船を出航させる決定をした。
 赤三日月社のアブドラウフ・アディブザデ氏は、IRNA通信に5日、船舶をガザに送るという決定は外務大臣との会議後に決定された、と語った。
 「1隻は贈呈された貨物を、他の1隻は救援隊員を運ぶことになっている。今週末にガザに向けて出航することになる」とアディブザデ氏は語った。  

 赤三日月社はイランの志願者に救援部隊員として働くよう呼びかけまた船団に同行するよう要請した。
 「ガザに行き、占領下のパレスチナで圧迫されている人々を支援しようとする志願者は赤三日月社のウェブサイトで申込ができます」とアディブザデ氏は語った。
 最初の計画では船団は中立国を通して送ろうというものだったが、「国際社会の動向に鑑みて船団は直接ガザに向かうことにしました」と語り、また支援物資は食料関係と医薬品だ、と語った。

 イラン赤三日月社は以前2008年12月、食料と医薬品を積んだ船をガザに向かわせたことがあったが、イスラエル海軍のため目的地に到達できなかった。
 この2隻の船を送るという決定は、革命防衛隊がガザ支援船団の護衛を買って出るという報告があった時と重なる。
 「もしも、革命の指導者(アヤトラ・アリ・ハメネイ最高指導者)が、この点で命令を出せば、革命防衛隊の海軍部隊が能力と装備をもってガザ支援船団を護衛する実際的な措置を取るだろう」と6日、メール通信に対して革命防衛隊海軍局のアリ・シラジ補佐官は語った。
 しかしながら、高速艇と軽量船舶で構成されている海軍局の船隊で、どのように防衛隊が支援船団を保護するかは未定である。

 今回の死傷者を出した襲撃についてアメリカ、イギリス、フランスを非難して、ハメネイ師はイスラエルのネタニヤフ首相とエフード・バラク国防大臣の<告訴>を呼びかけている。
 1日に出されたメッセージで、イランの最高指導者は、国際社会に対してイスラエルの封鎖を終了させることを呼びかけた。
 アハマディネジャド大統領はイスラエルに今回の襲撃事件で政治的な制裁を科すべきだと訴えて激しく責め立てている。

 イランと中東地域での天敵であるイスラエルとの間の軋轢は、 アハマディネジャド大統領の下では更に悪化している。革命防衛隊司令官は繰り返し、イスラエルのどの地点でも到達できる能力を持つミサイルを保有していると豪語している。
 反面、イスラエルは明確には宣言していないが中東で唯一の核兵器保有者であり、イランに対する軍事的行動の可能性を否定はしていない。イランは、自国が核兵器を持つ意図はないと主張している。

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マティアス・チャン氏、デニス・ハリディー氏らが乗船しているレイチェル・コリー号

◆6月4日

 元マレーシア首相のマハティール博士が率いるペルダナ・グローバル・ピース機関の支援を受けているレイチェル・コリーMV号が、ガザ支援に向けて航海を続けている。
 
 既に多くの犠牲者を出した今回の支援船団であるが、レイチェル・コリーMV号はそれにもめげず、更なる支援物資供給のためにガザを目指している。
 その船上には、マハティール首相の右腕と言われた経済専門家のマティアス・チャン氏と、国連に長年勤めた後、イラクに対する不法な制裁措置に抗議して国連を辞職した、有名な人道活動家のデニス・ハリディー氏らが乗船している。

 彼らが乗船しているレイチェル・コリー号とは国際連帯運動(ISM)所属のアメリカ人人道活動家のレイチェル・コリーから取っている。彼女は2003年3月16日、ガザ地区でイスラエル軍がパレスチナ人住居を破壊しているのを止めようとして運転中のブルドーザーの前に立ちはだかり、轢き殺されたのである。
 その彼女の名前を船名としているこのレイチェル・コリーMV号をマレーシア元首相が率いる団体が支援しているのだ。従ってこの支援行動が、イスラエルの暴力的妨害を受ければ、既にアジア各地でも広がっているイスラム教徒の反発が更に拡大することは明らかである。
 かくして、イスラエルはアラブ系イスラム教徒のみならず、全世界の、特にアジアのインドネシア、マレーシアなど、重要な国の人々を敵に回すことになろう。

 それにしても、元首相のマハティール博士の行動力は見上げたものである。かつてよりその歯に衣着せぬ言動が有名であったが、今回は右腕といわれるマティアス・チャン氏が乗船しているのも、師弟の絆を示すものであろう。

 日本人の政治家の今回のこの問題に対する姿勢は相変わらずアメリカの顔色を見ながらの腰の引けた動きしか見えないのも情けない。 
 しかし、本当は、このアラブ・イスラムとイスラエル・ユダヤの問題を解決する立場と能力を持っているのは日本なのだ。日本人の覚醒と発奮が必要とされている。


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自由船団のレイチェル・コリーMV号は単船、ガザを目指す
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=19481
【6月1日 by Michel Chossudovsky】

 5月31日に起きたイスラエルの公海上での犯罪的襲撃後、レイチェル・コリーMV号はイスラエルの脅しにも係わらず、ガザ海岸に向かってその航海を続けている。

 途方もない勇気ある行為で、レイチェル・コリーMV号はイスラエルのガザ封鎖を突破しようと決意している。

 レイチェル・コリー号に乗船しているマレーシアとアイルランドの活動家に代わって、本日午後、以下のメッセージをクリストファー・チャン、ラム・カーディガスから受け取った。


 レイチェル・コリー号:本船は現在、ガザにただ一隻で向かっている自由船団の船である。
 乗船しているマレーシアとアイルランドの平和・人道活動家は、2010年5月31日(月)、地中海の公海上でなされたイスラエルの不法行為により殺害され傷害を受けた方々に対する深い哀悼の意と喪失感を共有している。

 我々の友人の名において、我々は封鎖され苦悩するガザの人々に向けた人道的積荷と我々の支援と共に、かつてないほどに更に決意を固くしてガザに向かっている。

 我々はイスラエルがその暴力行為に対する国際的な非難を受け入れ、レイチェル・コリー号に対し、どんなやり方であっても妨害することなしに、通過させるよう期待する。

 我々は国際社会、国連に対し、我々のガザに向かう航海を邪魔しないようイスラエルに要請することを訴える。

レイチェル・コリー号船上のマレーシア人とアイルランド人の共同声明
 レイチェル・コリー号船上の人道的活動家に代わって、PGPO地上チーム(ラム・カーディガスとクリストファー・チャン)により送信する

 レイチェル・コリーMV号上のマティアス・チャン、デニス・ハリディ


最近の事件で、ネタニヤフ政府は危機に瀕している
 「ネタニヤフ内閣のベテラン大臣は、ガザの船団を包囲し支配下に置く決定は7主要閣僚フォーラムの2回の会議後になされたが、この種の軍事行動の場合にはその認可の権威を持つインナーキャビネットの審議なしになされたことについて厳しく批判している」(ハアレツ紙)

 何を意味しているかというと、公海上で襲撃を実行するという実際の決定は内閣の許可なしになされた、ということだ。

 疑問が残る:もしもイスラエル内閣がこの作戦を裁可していないとすれば、誰がこの襲撃を命令しその後に起きた事柄が生じたのか、ということだ。
 イスラエル情報機関とイスラエル国防軍のこの襲撃における計画作りの役割は何だったのか?
 オバマ大統領のホワイトハウスの首席補佐官であるラーム・エマニュエルの役割は何であったのか? 彼はネタニヤフとシモン・ペレスの両方にそれぞれ5月26日、27日に会っている。

 ラーム・エマニュエルはイスラエル軍と情報機関の将官に会ったのか?
 オバマ政権はグリーン・ライト(承認の合図)を与えたのか?

 襲撃をされないで、イスラエルの犯罪的海上封鎖を突破してレイチェル・コリーMV号が安全にガザ沿岸に到達するためには、このニュースが出ることが重要だ。
 これをすることで、我々は遣り通すことができるだろう。我々の思いと心情は航海し続けるレイチェル・コリーMV号上の人々と共にある。

 イスラエルはレイチェル・コリーMV号に対する政策を一切修正していないということは明確にしておかねばならない。ガザに向かう船はレイチェル・コリーMV号のほかに2隻ある。イスラエルは「より一層厳しく対処する」と言っている。
 「船舶が海上封鎖を突破しガザに行くことを阻止するために、イスラエルは更に攻撃的な武力を使用するだろう、と海軍の司令官がエルサレム・ポスト紙に6月1日語った」

 「我々は船に乗船したが、戦争のように攻撃された」と高官は語った。「これはどういうことかというと、我々は将来、戦争に向かうつもりの準備をしていかねばならない、ということだ」 (www.ynetnews.com)

 レイチェル・コリーMV号は元マレーシア首相のマハティール・モハマド博士の指揮にあるペルダナ・グローバル・ピース機関によって一部分支援されている。

(グローバル・リサーチ局長であるマイケル・チョスドフスキー氏はペルダナ・グローバル・ピース機関のメンバーであり、クアラランプール戦争犯罪委員会の委員である)

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攻撃するイスラエル特殊部隊

◆6月2日

 2008年から2009年の冬のイスラエルの「鉛をぶち込め」作戦で、悲惨な状況に追いやれたガザのその後は、「青空ゲットー」という状況であり、食料、水、医薬品などありとあらゆる物資の不足で、人々が生きているのが不思議なくらい惨めな状況だった。
 そこに今回のような人道支援の有志の行動が起きた。それを従来どおり力で弾圧する側と人間の尊厳と良心にかけて一歩もひるまずに前進する魂の衝突が起きた。

 メイコー氏が指摘しているように、ホロコーストの結果できたのがイスラエル国家と思われているが、実際はイスラエル建国のために、ホロコーストが起きた、と言ってよい。それでヨーロッパにいられなくなったユダヤ人が仕方なくパレスチナ地方に運ばれてきた。それがイスラエルの建国だ。シオニストとナチスは組んでいたのだから。

 しかし、今やイスラエルは追い詰められつつある。世界中でイスラエルに対する嫌悪と怨嗟の声が満ちている。
 トルコは中東の大国だ。イランもそうだ。エジプトもそうだ。その国の民がイスラエルに対する声を本格的に挙げれば、時の政権はその声を無視することはできなくなる。既にガザ侵攻でその声は上がり始めていた。今回の自由小船隊虐殺事件で、更に声は高まるであろう。その中東の3大国が一致してイスラエルに迫ってくる。再びホロコーストが起きるとすれば、それはこの中東で起きることになる。

 トルコのエルドアン首相は、「我々の忍耐力をテストするな」とイスラエルに警告し、「イスラエルとの戦争も辞さない」と言ってトルコ艦体を東地中海に派遣しようとしている。エジプトは民衆の声に押されて、今まで閉鎖していたガザとの国境を開いた。

 だからそのホロコーストを再び起こさないためにも、イスラエル政府はパレスチナ国家を今からでも遅くないから早急に創建し、資金援助し、また平和条約を締結するようにしなければならない。それがイスラエルの行くべき道だ。それを怠れば、再びホロコーストの洗礼を受けるかもしれないのだ。
 

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再びシオニストはユダヤ人をホロコーストに追いやるのか
http://www.henrymakow.com/again_zionists_are_setting_jew.html
【5月31日 by Henry Makow, Ph.D.】

 今やイスラエルこそ世界で反ユダヤの主要な源になっている。また全てのユダヤ人の安全を脅かす存在となっている。自らをユダヤ国家と宣言しながら、ごろつき国家のように行動しているため、イスラエルは全てのユダヤ人を憎悪と報復の対象として世界に晒している。

 ガザ平和活動家の殺戮はシオニズムのゴールはユダヤ人を反ユダヤ主義から保護するためではなく、実際は反ユダヤ主義を生み出すことだという証拠を提供している。

 その目的はユダヤ人を国家のパーリア階級(最下層)に貶めシオニストの命令に従うしかない存在にすることにある。

 結果的には、ホロコーストでそうであったように彼らはシオニストのゴールのために犠牲にされるであろう。それはシオニズムはニュー・ワールド・オーダーの建設を意図しているメーソン的(イリュミナティ、カバリスト、サタニック)秘密結社だからだ。何も知らない理由のために犠牲にされることを除けば大多数のユダヤ人はこれに対して何の役割も持っていない。

 シオニストはイスラエルの道徳的正当性を剥いでいるので、彼らは良心の呵責もないまま再び粛清されることになる。そして大方のイスラエル人とユダヤ人はこれから起きることに対してのんきに無頓着なまま、イスラエルの不法行為を弱弱しい良い訳でもって支持することで協力している、

 道徳的算数をしてみよう:2006年、イスラエルは2名の兵士が拉致されたために、1400人のレバノン人を殺害し、100億ドルの損害をレバノンに与えた。2008年から2009年に掛けて、数発のポップガンのために、ガザの市民を1300人殺害し数え切れない建物を破壊した。今回はこの包囲され窮地にあるガザの人々に支援物資を運ぶ国際的な平和活動家らの殺害である。


◆ユダヤ人の祖国?

 イスラエルは単に、「ユダヤ人の祖国」であったならば創建されることはなかったであろう。イスラエルはロスチャイルド・カバリスト世界帝国の首都になることが意図されている。普通のユダヤ人は大砲の餌食になる以外、なんらの役割も持ってはいない。

 私の祖父母はホロコーストで死んでいる。
私はナチスを権力に就かせたイリュミナティ系銀行家を非難する。
私はナチスと協力し合ったシオニストを非難する。
私はヨーロッパのユダヤ人が救済されることを妨げたシオニストを非難する。
私はゲットーに支援物資が届けられることを阻害したシオニストを非難する。
私はユダヤ人をまとめて強制収容所に追いやったシオニストを非難する。
私はユダヤ人のレジスタンスを妨害したシオニストを非難する。

 イスラエルはホロコーストの結果として創建されたのではない。それは反対である。ナチスはある意味、ロスチャイルドとイリュミナティのためにユダヤ人をしてイスラエルを設立させるために権力に就かせられたのだ。


◆皮肉なこと

 歴史は皮肉なことで満ちている。 「自由小船隊」は私に、イギリスの封鎖を破ってユダヤ人の難民をパレスチナに運び入れたみすぼらしいハガナの船を思い出させる。今や、欺かれたイスラエル人の青年がイギリスの役割を演じている。

 前はナチスに包囲されゲットーで飢え死にしていったユダヤ人だったが、今やユダヤ人に包囲されガザのゲットーでパレスチナ人が同じ運命に見舞われているのだ!

 常のごとく、イスラエルは20人の無防備の平和活動家の殺害を正当防衛だという振りをしている。マシンガンを振り回す特殊部隊が棒切れで攻撃されたのだ!!! 一人の特殊部隊要員は、スキムミルク・パウダーをきれいで折り目の入ったユニフォームに投げつけられたのだ!

 これが旧来からのシオニストのやり方だ:奪い、殺害し、一切を取ってしまう。そして抵抗の手を挙げたことで犠牲者を非難する。反ユダヤ主義者!

 勿論、無価値な欧米のシオニストがコントロールしているメディアはシオニストの側についている。
 殆どのユダヤ人はまともで、善良な人々だ。彼らは道徳律(モラル・オーダー)を信奉しているのであって、新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)ではない。
 シオニストはユダヤ人ではない。 もっと多くのユダヤ人が目覚めてしかるべき時である。

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