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ーーーハメネイ師 ーーーーモンタゼリ師 ーームサビ氏 ーーアハメドネジャド氏

◆6月23日

 以前の掲載内容で示してきたように、イランでの騒乱が収まっていない中、その騒乱の原因の一つにやはりCIAの工作があったようだということを示す記事があったので、翻訳して掲載することにした。
 また、22日号に続いて本日号にも、レーガン政権時の財務次官補だった、ポール・クレイグ・ロバーツ氏の論考を掲載する。翻訳する時間が少なくそれでコメントを書く時間もなかった。
 CIAが4億ドルを注いだという。約400億円だ。これは、ジョージ・ソロスがグルジアのバラ革命に投入した40億円の10倍の額だ。工作資金の額は、こうしてみるとイランとグルジアの国家の規模に比例するかのようだ。

 この騒乱状態がどう収まるかは、既に最初の6月13日号で語ったように、力ででも政府は押さえ込むと思われる。どんなにデモに参加したプロテスターたちがアハメドネジャド大統領ではなくムサビ氏を大統領にしたいと思っても、数の上からもやはりアハメドネジャド氏の方が上を行ったはずなので、あきらめねばならないのだ。あとは扇動する外国勢力の介入の実態を知って、反省してもらわねばならない。
 今度の騒乱の原因の一つには、聖職者たちの権力争いがあるようで、いずこもこういった争いは、外国勢力に付け入る隙を与えることになるので、よっぽど気をつけねばならないということだ。
 いずれにしても、これらを通して、イスラエル・シオニスト、ネオコンらが、相当あせっていることが分かる。

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●CIAはイラン革命扇動に4億ドルを供給
【6月18日 ParkAlertPress】

 パキスタンの元将軍であるミルザ・アスラム・ベイグ氏は、CIAがイラン国内に4億ドルをばら撒いて、革命を教唆した、と述べた。
 電話によるインタビューに応えて15日、ベイグ将軍はアメリカがイランに介入しているという疑えない情報がある、と語った。
 「その情報は、CIAが選挙に続いてカラー革命を惹起するためイラン国内に4億ドルを支出した」、という内容だと述べた。
 元統合参謀本部議長は、アメリカはイランの情勢を不安定にし、親アメリカの政権を打ちたてようとしたと述べた。
 彼はアハメドネジャド大統領に対し、その選挙の勝利と2期目の政権を祝し、パキスタンとイランは彼が大統領職にあった4年間で関係が改善された、と述べた。
 「アハメドネジャド大統領再選は、地域の政情に決定的なものとなる。もしパキスタンとアフガンがイランと一体となれば、アメリカはこの地域から去らざるを得なくなる、とりわけ占領しているアフガンからは」と語った。



●アメリカ高官:CIAはイラン政府高官、ビジネスマン、報道関係者に賄賂を贈り、イラン人にデモに参加するよう日当を支払った
ポール・クレイグ・ロバーツ

 スティーブン・キンザー氏の著書である「シャーとその人々:アメリカのクーデターと中東テロのルーツ」では、イランで民主主義的に選ばれたモハメド・モサデク政権を1953年、CIAとMI6が転覆させた話が語られている。CIAはイラン政府高官、ビジネスマン、報道関係者に賄賂を渡し、イラン人には日当を支払って通りに出てデモをするよう教唆したのだ。
 1953年の通りでのデモは、冷戦の最中、ソ連がイランを掌握する前にアメリカが掌握すべきだ、という正当化がなされ、イランの民主政体が転覆させられた。イラン人が何を望んでいるかは問題ではなかった。
 今、テヘランの通りで行われているデモは工作されたものであるというしるしがある。プロテスターら、特に若い女性らは英語で“Where is My Vote?”と書かれたサインボードを掲げている。このサインボードは欧米のメディア向けであり、イラン政府に向けられたものではない。
 工作されたものであるというしるしは、プロテスターらが唱える「独裁者に死を、アハメドネジャドに死を」というシュプレヒコールである。あらゆるイラン人が知っていることは、イラン大統領は限定された権力とともにある公的な存在である、ということだ。彼の主要な役割は、支配的なアヤトラのプレッシャーに耐えることだ。イラン人の誰も、あるいは事情を知っている人物なら欧米人であっても、アハメドネジャド氏が独裁者などとは考えない。アハメドネジャド氏の上司になるハメネイ師でさえ、独裁者ではない。彼も彼を指名する機関によりその位置を取り上げられることもあるのだ。
 1953年の時のように、今回のデモは、イラン政府の信頼を損なうことが企図され、また政府は抑圧的で、イラン人によって支持されていないという欧米の意見を定着させようという意図がある。この世論操作は、制裁とか侵略によって転覆させるしかない、独裁者による支配がなされていたイラクのような国に、イランを仕立て上げることになる。
 
 アメリカのテレビでは、インタビューに答えていたイラン人は完璧な英語をしゃべっていた。彼らは欧米化した世俗的イラン人で、かつてのシャーと連なり1978年のイラン革命の時、欧米に逃げたもの達か、欧米化したテヘランに住むもの達であろう。
 多くのデモ参加者らは、イスラムの道徳的規律から自由になることを望む誠実なもの達であろう。しかしもし、アメリカ政府がイランを不安定化する計画がある、という報告が正しければ、日当をもらって働いているもの達が彼らの中にいるはずだ。

 ジョージ・フリードマンなどの何人かの評者らは、アメリカの不安定化作戦は失敗すると見ている。しかしながら、多くのアヤトラたちは、アヤトラたちの腐敗を糾弾するアハメドネジャド氏に対し敵対意識を持っている。イランの田舎に住む人々の多くは、アヤトラたちは大きすぎる権力と富を持っていると考えている。アハメドネジャド氏の腐敗に対する攻撃はイランの地方では受け入れられているのだが、アヤトラは違う。 
 アハメドネジャド氏の腐敗に反対するキャンペーンは、グランド・アヤトラであるホセイン・モンタゼリ師を怒らせた。モンタゼリ師は現在のアヤトラ・ハメネイ師のライバルだ。モンタゼリ師はこの通りに出たプロテスターたちの動きを、リーダーシップにおける役割についてハメネイ師に挑戦する良い機会であると見ている。

 そういうわけで再度、、歴史に数多くあったように、ある人物の野望というものがイラン国家の運命を決定するかもしれない。
 ハメネイ師は、選出された大統領は一人の下役の者、ということを知っている。もし彼がモンタゼリ師の挑戦を回避するためアハメドネジャド氏の選出を犠牲にしなければならないならば、問題を終結させるために彼は票の数え直しをし、ムサビ氏を選んだだろう。
 ハメネイ師は、個人的な問題を解決しようとし、自国をアメリカ・イスラエルの攻撃に晒すようなことをしたかもしれない。
 表面的には、アハメドネジャド氏が去れば、イスラエルとアメリカにとっては「反ユダヤ主義者」のボギーマンを失うことになる。しかし実際はアメリカ・イスラエルのプロパガンダとなる。ようするに、孤立し民衆から離れたところにいるイランの指導者であるアヤトラは、イラン民衆によって選挙の不正を認めることになる。
 ムサビ氏とモンタゼリ師は包囲された彼らの国を危機に追いやっている。おそらく彼らはアハメドネジャド氏の過激なイメージを払拭することでイランに息をつく暇を与えることになる、と考えているのだ。
 もしムサビ氏とモンタゼリ師が成功すれば、イランの独立にとって損失となる結果に終わるかもしれない。新しい支配者は、イランの新しい穏健で改革的なイメージを、アメリカの要望に応えることで保持し続けることが必要になるだろう。
 もし政府が不正な選挙を認めるならば、イラン革命の正当性が問題視されるであろう。 アメリカのネオコンにとっては、民主主義国家は政体がどうあれ、アメリカの意向に従う国々のことだ。「民主主義」とは、傀儡となった政府役人などをとおしてアメリカが支配することなのだ。
 アメリカの民衆は、イランの選挙が正当なものだったのか不正が行われたのか知ることはないだろう。アメリカのメディアは、真実の運び屋としてではなくプロパガンダの道具として奉仕している。選挙の不正は確かに可能性としてはある。それはアメリカでさえ起きていることだ。不正があったというしるしは表面化している。大量の投票がすばやく数えられた。それが一体、票はかぞえられたのか、単に結果だけが発表されたのかという疑惑を呼んでいる。
 メディアのこの選挙に対する反応は、同じくすばやいものだった。アハメドネジャド氏を悪党に仕立てるために多くが投入され、メディアは選挙の結果を受け入れようとはせず、証拠をあげる前にその不正を宣言した。しかしながら、6月15日に行われたワシントン・ポスト紙の選挙前の世論調査では、アハメドネジャド氏が勝利者になると予想しているのだ。
 多くの利害関係を持つアメリカのグループがこの選挙が不正なものだったと非難している。多くのアメリカ人にとって重要なのは、選挙が正当なものだったかどうかではなく、勝利者の考え方が彼らの目指しているものと合致するかどうか、なのだ。
 たとえば、カール・ローブが仕切った共和党の時代の大統領選も議会選の両方に不正があったと考えている多くのアメリカ人は、イランの選挙に抗議するデモの運動を、ブッシュが不正を働いた選挙を受け入れたアメリカ人を辱めるのに利用したくなったものだ。

◎フェミニストは改革派のムサビ氏側
 ネオコンはこの選挙を、平和の候補者を抑圧するものだ、と非難している。ムサビ氏らはイスラエルの要請しているイランの核エネルギー計画の停止を受け入れるだろう。
 観念的で感情的な計画は物的、情的に自分にあうような情報をより好むことで実際的で分析的な情報から自らを疎外させることになる。
 事実より感情が重要となれば、将来に禍根をのこすことになろう。イランの選挙に注がれた特別な関心は、多くのアメリカ人の利害と思いが結果にかかっていたからである。
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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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