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◆小保方氏は「スケープゴート」にされた!

 「改ざん・捏造」という、その人の人格をまで否定するような強い意味を持つ言葉を使用することによって、理化学研は自らの客観性と潔白性を世間にアピールし、もって小保方氏一人の罪でことを終わらせ、自らに火の粉がかかることを避けようとしている。

 この改ざんといわれた部分と捏造と言われた部分についての両者の言い分を見ると、どうして理化学研が小保方氏の説明を受け付けないで、断罪的な判断をしたのか、理解に苦しむ。

 ひとつひとつ見てみよう。

1.改ざん?

 理化学研:科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」

 小保方氏説明:見やすい写真を示したいという考えからFigure1iを掲載したにすぎません

 小保方氏は写真を拡大して貼り付けて、見る側に写真を比較しながら明瞭に判断できるようにしただけ、という意味であろう。これを改ざんと呼ぶのはいかがなものか?氏が言っているように、「FIgure1iから得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません」というのだから、それは改ざんとは言いがたいであろう。なんら問題ないことであり、むしろそれはデータの比較が容易になった改良であり、強いて言えば、「誤解をまねくような論文の作成方法」であり、断り書きを添えなかったのは好ましくない、という程度である。それに対して、理化学研は「改ざん」という、つまりごまかし、というレッテルを貼ったのは、間違いである。

<参考>〔「竄」は改めかえる意〕 三省堂 大辞林
 文書の字句などを書き直してしまうこと。普通,悪用する場合にいう。 「帳簿を-する」

小保方氏の貼り付けた写真は、そのまま正しいものであり、ただ拡大しコピーし、比較のために他のデータの横に貼り付けただけのはず。だから、言葉の正しい意味においては、改ざんに当たらない。
 
2.捏造?

 理化学研:Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」 

 小保方氏説明:この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中でミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したものです。

 つまり、氏は既に掲載誌のネイチゃーと調査委員会に、ミスを発見した時点で報告している、というのだから、ミスであったと判断するのが妥当であろう。捏造であれば、誰かに指摘されるまでは隠し通そうとするはずであるが、氏は「外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中で、ミスを発見し」と述べているのだから、彼女に捏造し、それで押し通そうとした、という悪意があったとは到底判断できないはずである。

<参考>大辞林
 実際にはありもしない事柄を,事実であるかのようにつくり上げること。でっちあげ。 「会見記を-する」

 つまり捏造というのは、でっち上げる、嘘を作り上げる、という能動的・積極的な意図があって初めて可能な行為である。小保方氏の写真は、自分で信じ込んで掲載して、後から気がついて、それを報告しているのを見ても、嘘をでっち上げる意図をもっておこなったとは到底判断できない行為である。

 そもそも野依良治理事長も、小保方氏が「膨大なデータと取り組んで・・」と、彼女が論文作りで格闘していることを知っているのだから、似たような写真がそれぞれある場合、当該写真をそのデータと思い込んだとしても、あながち理解できないはずはないのだ。

 それを捏造とまで言い切ったことは、理化学研の勇み足であり、悪く言えば上記のように、小保方氏のみに罪を着せ、自らに火の粉が係ることを避けようとするあまりの断罪である。いわゆる、「組織ぐるみ」と言われることを嫌っての反応で、人間心理において良く見るパターンである。非常に姑息であり卑怯であり、「愚か」である。

 このように、日本の若い才能の芽を、保身のために断罪し潰すようなことをやっていては、育つものも育たなくなる。最初から完璧なものを目指す方がおかしいのである。少々、その論文に問題があったとしても、一番重要なことは、彼女が大発見をした、ということであり、それが示されている内容の論文ならば、応援する姿勢が大切である。寄ってたかって、しかもその言葉の内容に値しない断罪的な言葉で、若い才能を潰すようなことは、却って世間から大人気ないと見做されることになろう。ある意味、日本人的な心の狭さを示しているとも言える。

◆STAP細胞は数兆円の利益を生むかも知れない大発見

 このことで小保方氏が研究者として日本では活躍できなくなったとしたら、外国の資金の豊富な研究所や病院などから誘われて、高給で研究をすることができるようなオファーが出されるかもしれない。その際、日本に愛想をつかした小保方氏がその誘いに乗って外国で研究を続け、その外国の研究所は小保方氏の持っている知識、情報、ノウハウでもって、新しいSTAP細胞の論文を他の人間の名で作成、発表し、今度はその論文に問題がないとなれば、そっちが正式なSTAP細胞の発見者あるいは発明者となり、特許もそちらが持っていくことになるだろう。そうなるとその特許から生じる膨大な利益も、その外国のものになってしまうだろう。だから、「愚か」と言いたいのだ。

 従って、理化学研は後になってこのことをきっと後悔することになるだろう。

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●小保方晴子さんが単独で「STAP細胞論文を捏造・改ざん」理研が最終報告書
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/31/haruko-obokata-stap-cells_n_5066691.html
2014年04月01日 12時07分

 小保方晴子さんらが発表したSTAP細胞論文に多くの疑問が指摘されている問題で、理化学研究所(理研)は4月1日、記者会見を開き、調査委員会による最終報告書を公表した。

 報告書によると、論文の捏造は小保方さんが単独で行ったものであり、同論文の共同執筆者については、不正行為への関与はなかったとの報告がなされた。小保方さんらへの処分については、午後に行われる記者会見で発表される。

■改ざん、捏造は小保方さん単独の行為

 調査委員会の報告書によると、調査の対象となったのは、小保方さん及び、論文の共同執筆者である笹井芳樹さん、若山照彦さん、丹羽仁史さんの4名。

 報告では小保方さんの以下の2つの行為が、「改ざん」「捏造」などの不正行為にあたるとされた。

(1)科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」
(2)Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」

 STAP細胞の論文の一部が他の論文からコピーして記載されていると指摘された点については、「論文を適切に引用し、出典を正確に記載することは当然」とされ、「探して得た文章が特異なものではなく一般的に行われている実験手順に関するものであった」ことから、引用元を明記しなかったことや、記載内容が不正確であることは小保方さんの「過失」であるとされたものの、「研究不正とはいえない」とされた。

■共同執筆者についての見解は

 笹井、若山、丹羽の三氏は、小保方さんによって改ざんされた画像を、事実を知らされないまま示されており、この改ざんは容易に見抜くことができるものではなかったと判断された。

 しかし、笹井、若山両氏については、「シニアの研究者でありながら、データの正当性と正確性について自ら確認することなく論文投稿に至っており、過失とはいえその責任は重大である」とされた。

 丹羽さんについては、「論文作成の遅い段階でこの研究に参加したものであり、研究不正行為は認められなかった」とされた。

 なお、この調査委員会は論文作成に不正があったかどうかを調査するものであるため、STAP細胞が存在するかどうかという点については委員会の範疇を超えるとされ、回答がなされなかった。

 理研は1日の午後1時〜3時にも記者会見を行い、小保方さんらへの処分について発表を行うという。朝日新聞デジタルによると、小保方さんは「承服できない」として、近日中に理研に不服申し立てをするという。


●小保方氏「捏造認定、承服できない」 不服申し立てへ
2014年4月1日12時20分



 理化学研究所の最終調査報告を受け、小保方晴子ユニットリーダーは1日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。内容は以下の通り。(原文のまま)

「調査報告書に対するコメント」

 調査委員会の調査報告書(3月31日付け)を受け取りました。驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。特に、研究不正と認定された2点については、理化学研究所の規程で「研究不正」の対象外となる「悪意のない間違い」であるにもかかわらず、改ざん、捏造(ねつぞう)と決めつけられたことは、とても承服できません。近日中に、理化学研究所に不服申立をします。

 このままでは、あたかもSTAP細胞の発見自体が捏造であると誤解されかねず、到底容認できません。

 画像を合成し「改ざん」と認定されたレーン3の挿入について

 FIgure1iから得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません。そもそも、改ざんをするメリットは何もなく、改ざんの意図を持って、FIgure1iを作成する必要は全くありませんでした。見やすい写真を示したいという考えからFIgure1iを掲載したにすぎません。

 「捏造」と認定された画像の取り違えについて

 私は、論文1に掲載した画像が、酸処理による実験で得られた真正な画像であると認識して掲載したもので、単純なミスであり、不正の目的も悪意もありませんでした。

 真正な画像データが存在していることは中間報告書でも認められています。したがって、画像データを捏造する必要はありません。

 そもそも、この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中でミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したものです。

 なお、上記2点を含め、論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています。


●小保方さん単独か、それとも理研の組織ぐるみか STAP細胞論文問題
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/01/obokata-or-riken-on-stap-cells_n_5067352.html?&ncid=tweetlnkushpmg00000067
2014年04月02日 07時51分

 理化学研究所は4月1日、STAP細胞の論文に関して改ざん、剽窃など不正な点がある問題について最終報告書をまとめ、小保方晴子さんの2つの行為が、「改ざん」「捏造」などの不正行為にあたるとした。

(1)科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」

(2)Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」

 一方で論文の共同執筆者である笹井芳樹さん、若山照彦さん、丹羽仁史さんの3名については、「改ざんされた画像を、事実を知らされないまま示されており、この改ざんは容易に見抜くことができるものではなかった」と判断。うち笹井さん、若山さんについて「責任は重大である」としながらも、不正については認定せず、事実上、小保方さんが単独で論文を改ざん・捏造しているとした。

 この対応について、「小保方さんを切り捨て、問題解決を図っているのでは」といった、理研の組織ぐるみではないかとの疑問がTwitterを中心に集まっている。主な意見をまとめた。

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禁止された考古学の表紙


◆3月12日

 現代社会を形作っているさまざまな考え方の枠組み、パラダイムの要素とでも言うものに、ダーウィン主義つまり進化論がある。これは現代の日本でも確か生物の時間に必ず教えられる理論だろう
 「進化」という言葉は、今や発展という言葉に置き換わるような感じにもなってきている。それほど「進化論」は常識になってしまっている。ここで聖書の中に書かれている、神は6日目に人間アダムとエバを創造した、などと言えば、大手の会社の昼休みの話の中では笑われるであろう。このRockWay Expressを読みに来る方々の多くもそうであろう。

 勿論ここで6日目にアダムとエバが神から創造されたと主張したいのではない。しかし、このダーウィンの進化論は、実は嘘と言って言い過ぎではないのだ。以下にあるように、科学的に否定しようのない、しかし進化論と矛盾する結論がいろいろある。以下の記事の中にあるだけではない。いくらでもある、と言えるくらいある。従って、我々はそろそろ唯物的であり、無神論的である、それが現代社会の根底にある傾向であるが(だから人間は今、根源的な実存的な問いかけの前に追い込まれてしまっているのだが)、進化論を乗り越えねばならない地平に到達しているのではないだろうか?


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考古学で否定されたダーウィン主義
http://www.henrymakow.com/forbidden_archeology.html
【3月10日 by Cornelius B】

 人類は数百万年前から地上に生存していた。フリーメーソンはその証拠を覆い隠そうとしてきた。
 「解剖学的には現生人類は地上に10万年くらい生存していたと言われてきたが、実際は数百万年に及ぶ。また高度なデザインの金属物が同じように早い時期から使用されていた」

 人類の先史時代のモデルは学者らによってこの200年間で作られてきたが、残念ながら完璧に間違っており、偽情報とマインド・コントロールの道具として計画的に利用されてきたものだ。
 これが、マイケル・クレモとリチャード・L・トンプソンの「禁止された考古学」の命題である(http://www.bibliotecapleyades.net/ciencia/ciencia_forbiddenarcheology.htm))

 二人は、考古学は基本的には良心的である、という前提ではじめている。しかしながら、公式の説明とは違う事実を示している証拠をシステマティクに少しずつ破壊してきたことを実証している。そのような証拠の曲解と、はなはだしくは破壊ということがこの200年間普通に行われてきた。
 彼らの最初のエッセーである、「人類の隠された歴史」で、クレモとトンプソンは、数千年ではなく、数百万年も人類史を遡らせた。そして我々が教えられてきた我々の起源と進化は殆ど全てがきわめて恣意的な調査のサンプリング抽出によるものであることを示した。
 
 二人の著者は、全ての削除された調査結果を示すことで記録というものをそのままセットしてみた。それは何か間違いがあったからではなく、単に「アカデミックな見解に合わなかったからだ」という。
 クレモとトンプソンが「人類の隠された歴史」の中で、報告している、特異で、場違いな発見物には、解剖学的にみて現生人類が地上に存在したのは、10万年前からではなく、数百万年前からであることを示す決定的な証拠が含まれているし、高度なデザインの金属物が同様の期間、使用されてきたものが含まれている。

科学的な検閲
 二人は現在進められている知識のろ過作用の社会的なプロセスを描いている。それは一見無害なものに見えるが、実は相当な累積効果があるという。あるカテゴリーの証拠は我々の視界から消えてしまった。

 このようなデータの改竄のやり方は長期にわたって進められてきた。例えば、1880年、カリフォルニア州考古学者のJ・D・ウィットニーはカリフォルニアの金鉱で発見された発達した石器道具についての長い論評を発表した。これらの道具には、鉱山のシャフトの深いところで、900万年から5500万年前に形成された厚い溶岩の下で発見された槍の穂先、石臼、乳棒などがある。
 このカリフォルニアの発見に対する口うるさい批判者の一人であるスミソニアン研究所のW・H・ホルムズは、以下のように書いている:「おそらくもしウィットニー教授が人類進化の話を今日知られている形で完全に受け入れていれば、彼が直面したはっきりとした証明の羅列にもかかわらず、出てきた結果(北アメリカでは人類は非常に古い時期から存在していたという)を発表することに躊躇したことであろう」。
 それはつまり、事実が受け入れられている理論と食い違う場合、そういった事実は、それが堂々とした内容であっても、廃棄されねばならないということだ。
 私はここでいくつかの例を挙げてみよう。
 1881年、イギリス科学振興協会に配布された報告の中に、H・スロープス(地質学協会会員)は、表面に粗野であるが、まぎれもない人間の顔が彫られているある貝の話をしている。彫刻された貝は200万年から250万年前のレッド・クラッグの層となっている堆積物の中に発見された。
 心に留めておかねばならないことは、伝統的な古生物学によれば、約3万年前の後期更新世のクロマニョン人の時まではそのような芸術的な物には出会っていないのだということだ。
 1890年8月2日、J・H・ニールは自身で行った発見について、以下のような声明にサインをしている:「1877年、J・H・ニールはモンテズマ・トンネル会社の監督であり、モンテズマ・トンネルをテーブル・マウンテンの溶岩の下にある砂利の中に通していた。トンネルの入り口から426mから457mの距離の地点に、あるいは硬い溶岩の端の先から60mから90mの地点に、ニール氏は、いくつか黒い石の30cmほどの槍の穂先を見た。更にその先を探検することで、彼自身で小さな直径7cmから10cmのでこぼこのすり鉢を発見している。これはさっきの槍の穂先から30cmから60cmほどの距離の地点で発見したのだ。それから彼はよくできている大きなすりこぎを大きくて形の良いすり鉢の近くで発見している。これらは今はR・I・ブロムレイ博士の所有となっているものだ」
 ニールの供述書は続けて述べている:「全てのこれらの物は、岩盤の近くで、おそらくは30cm以内で発見された。ニール氏は、その当時砂利が堆積し、溶岩のキャップが形成される前であれば、と言う場合を除いて、これらの遺物がそれらが発見された地点に到達するということは不可能なことであると宣言する。これらの塊になんらかの変化があったという形跡は何もない、あるいは自然の裂け目ができてそれを通って発見された地点に遺物が到達できたと思われるものもない」
 
岩盤に近い砂利の中にあったこの人工物の位置は、3300万年から5500万年前のものだ。
 1844年、デイビッド・ブリュースター卿は、スコットランドのキングーディーの砂岩のブロックの中に埋め込まれていた釘を発見したと報告している。イギリス地質学調査学会のA・W・メッド博士は、1985年にこの著者に対し、この砂石は「ロウアー・オールド・レッド・サンドストーン・エージ(デボン紀:3億6000万年から4億800万年前)」のものだと書いている。ブリュースターはスコットランドの有名な自然科学者だ。彼はイギリス科学振興協会の創設者であり、光学の分野で重要な発見をした人物だ。・・・
 1844年7月22日、ロンドン・タイムズ紙に奇妙な記事が載った:「数日前、ツウィードに近い、ルーサーフォードミルの400m下流付近の岩の砕石に労働者らが雇われたのだが、深さ2m50cmほどの地点にあった石に埋め込まれている金の細い糸が発見されたというのだ。
 イギリス地質調査学会のA・W・メッド博士は、この著者らに1985年、この石は前期石炭紀のもの(3億2000万年から3億6000年前のもの)だと書いた。


偽情報とマインド・コントロール
 「禁止された考古学」は、1993年が初版であるが、すぐアンダーグラウンドの古典的なものとみなされるようになった。受け入れられている科学的見解と、異例で、伝統的な人類進化に対する見解に対立する科学的証拠を示していることで、今日では12ヶ国語以上に翻訳されベストセラーとなっている。この本は隠された知識の膨大な貯蔵庫の知的な興味深い発掘である。人類進化を支持する彼らの論証の判断は皆さんにお任せしよう。マインド・コントロール、従ってそれによって社会を騙して操作しようとするソーシャル・エンジニアリングでないとすれば、この偽情報の背後にある目的とは一体何か、

 科学とは誰でも学べかつ適用できる方法である。自由で開かれた社会では、科学は民主的なプロセスの一つであるべきだ。ところが我々は、古代エジプトの神官たちの全体主義的な姿勢に似たものを目撃する。この主張を分かりやすいようにお見せするために、私は科学ジャーナリストのリチャード・ミルトンのケースを紹介する。ある日彼の探求本能がうずき始めるまでは、彼は最初はダーウィン主義の熱心な信者であった。
 進化に関しての20年以上の研究と執筆の後、彼は突然、ダーウィンの理論にはあまりにも多くの当惑させられる要素が多いということに気づいた。彼はダーウィン主義のあらゆる古典的な主要な証拠をテストに掛ける決心をしたのだ。結果は信じがたいものとなった・・・調査ジャーナリズムの通常の厳密さにも耐えうる理論ではないということを発見した。次に、彼は「生命の事実:ダーウィン主義の神話を破砕する」というタイトルの本を発刊した。
 ミルトンは次のように言っている:「私はじかにダーウィン主義警察の魔女狩り活動を体験した-有名なオックスフォードの動物学者であるリチャード・ドーキンスによって、純粋に科学的なレポートに対する反応として、自分のことを「間抜け」「愚か者」「精神科に見てもらう必要がある」などと書かれたことは実にがっかりさせられるものだった。
 これは25年前のソ連で、異議のある科学者が語り始めた時にあったような話に聞こえないか?間違いなく、ドーキンスは権力層から金を注がれている「秘密結社」のメンバーの一人である。リチャード・ドーキンスはオックスフォード大学の国民科学知識教授の地位を指名された。この無神論の擁護者は、神経の最前線をパトロールする古典的「思想警察」ストーム・トルーパー(映画「スターウォーズ」に出てくる白い防護服の兵士)である。
 ミルトンによれば、ロンドン・タイムズ高等教育サプリメントが彼にダーウィン主義の批判を書くよう委託した時に、そのプロセスは頂点に達したという。その発行は彼の作品に対しこう書いた:「次週:ダーウィン主義-リチャード・ミルトンが攻撃する」。ドーキンスはこの気配を察知し、異端説をつぼみの内に取り除くことに時間を浪費することは無かった。彼は編集者のオーリオル・スティーブンスと連絡を取り、ミルトンのことを創造論者だと非難した。またスティーブンスを説得してこの記事の始末をつけるようにさせた。ミルトンは背後から中傷する動きを知り、スティーブンスに抗議の手紙を書いた。最終的に、彼女はドーキンスに屈服し記事を削除した。

マインド・コントロールとしてのダーウィン主義
 欧米の科学的エスタブリッシュメントとマスメディアは偏見とか検閲などが一切ない公開フォーラム的であると自負している。しかしながら、ダーウィンの故郷の国でもアメリカでもダーウィン主義の弱点と不備を検証するテレビ番組が放映されたことなど一度もない。この理論に反対する科学者は論文を出版することができない。

 ダーウィンの進化の理論は、公立学校で通常に教えられている唯一の理論であり、一度も厳しい吟味に晒されたことがない。またいかなる批判もカリキュラムに取り入れられることは無い。最近の世論調査では71%のアメリカ人は生物学の教師はダーウィン主義とダーウィンの理論に反する科学的な証拠の両方を教えるべきだとなっっているのは興味深い事実である。
 しかしながら、このバランスの取れた方法を採用する計画は無い。

 そこで、アメリカ地質学調査(USGS)のバージニア・スティーン・マッキンタイル博士の有名なケースがある。彼女は1970年代に、人工物の年代を査定するためにメキシコの考古学上の場所に派遣された。
この滑稽な物語は科学者同胞団が、正統派の教義を死守するためにどこまでやるのか、ということを示している。
マッキンタイルは最先端の装備を使用し、4つの異なる方法で結果をバックアップしたが結果は海図を外れてしまった。指導考古学者は2万5000年かそれ以降と考えていたが、地質学者の発見したのは25万年前かそれ以前だったのだ。
 2万5000年かそれ以降という数字は、ベーリング海峡踏破理論にとって決定的なものだ。 そしてそれがスティーン・マッキンタイルの結果をくずかごに投げ入れ、新しい一連の年代測定のテストを求めた、指導考古学者の背後にあった動機である。このような反応は受け入れられた理論を支持するような、期待した年代の型にはまる年代ならば起こらない。
 スティーン・マッキンタイルは、彼女の結論を撤回する機会を与えられたが、この女性は知的に正直だったため拒否したのだ。彼女はその後彼女の論文を出版するのが難しくなったということを知ったし、アメリカの大学で教える仕事を失ったのだ。

結論
 このように、ここに記された情報から得る結論は、ダーウィン主義、つまり適者生存の理論と、双子の姉妹関係にある人類の進化理論とは、一緒になって古生物学と考古学の公式理論となっているが、それは疑似科学であるということだ。
 事実、大衆のマインド・コントロールのための道具である。彼らの主要な目的は、人類の真の歴史の根源を切り捨てることであり、適者生存という自然を模倣し力学的な生命観を促進するところにある。彼らはキリスト教を破壊するための手段として無神論を促進している。
 我々はマルクス主義とフロイド主義に同様の、神とキリスト教に対する憎悪を見ることができる。

 大変興味深い本に、リチャード・ウォンブランドの「マルクスとサタン」がある。その本の中で、ウォンブランドはマルクスは神に対する深い憎悪を持つサタニストの司祭であり、人間社会の崩壊と消滅を願っているということを発見する。どのように我々はこれらの者たちの心の中に養われた憎悪を説明できるのだろうか?サタンの憑依なのか?
 私は次の事実をもって終わるとしよう-カール・マルクスの葬儀のおり、フリードリッヒ・エンゲルスはマルクスをダーウィンに匹敵する人間精神の巨人だとしたが、これはダーウィンはマルクスと同類であるということを示唆している。

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◆2月25日

 「世界は温暖化しているのではないかもしれない、と科学者は語る」のタイトルの2月14日号で、IPCCの主張する人為的な二酸化炭素排出が温暖化の原因だという主張がおかしい、という観点を示したが、以下の論文は温暖化そのものが怪しいとなっている。
 少なくとも人為的な温暖化ということは根拠がいよいよ薄弱になってきたようだ。

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温暖化理論に75の疑問点あり
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=17769
【2月23日 by Josh Fulton】

1.温室効果ガスに対する二酸化炭素の割合はたったの4.2 - 8.4%である
2.二酸化炭素の内、人工的なものはたったの4%である
3.温室効果ガスの内、水蒸気の占める割合は90 - 95%である
4.水蒸気の99.99% は自然的なものであり、産業を縮小させても効果はない
5.中世の温暖化期間を含み、完新世、ジュラ紀、エミアン紀(Eemian)などのいくつもの温暖期があった。
6.温度上昇に続いて二酸化炭素の増量が800年毎にあり、その前ではない
7.フィル・ジョーンズ氏とクライメイトゲート・スキャンダル(気候変動スキャンダル)の主要人物らは、統計的に意義のある温暖化は1995年以来存在しないことを認めている
8.2008年と2009年はこの10年で最も寒い年だった
9.オルドビス紀の二酸化炭素集中度は、今日の12倍であったが、気温は今より低かった
10.太陽活動は気温変化に強く関係している



11.研究によれば、最近の温暖化の原因の半分は太陽によるもの
12.火星は1970年以来 0.5度温度が上昇しているが、同時期に地球の温度と同程度の上昇である
13.前世紀における 0.7度の温度上昇は、長期の自然的傾向と一致している
14.地球と太陽の距離は毎年変化し、地球が受けるエネルギー量に影響を与えている
15.地球は21.4度と 24.8度の間で振動しており、それは太陽エネルギーの分配に影響を与えている
16.ロイ・スペンサー博士は2000年以降は、雲量が二酸化炭素より気候変動の重要な推進役となっていると書いている
17.気温予測における不確かさの40%ほどは、気温と二酸化炭素のフィードバック・ループの不確かさから来ている。最近の研究では、フィードバック・ループは多くの人が考えていたより半分以下の影響しかないことを示している。
18.NASAのジェームズ・ハンセン氏は、1880年から2000年までの気温シミュレーションでは、観測された温暖化の25%がススによるものと語っている
19.研究調査では、ススは二酸化炭素と同程度に気候変動に影響を与えるとなっている
20.南極大陸は地球の氷の90%を持っているが、その量は増大している
21.北極海の氷は1979年の基準に戻ってるが、それは記録が取られ始めた年である
22.北極の氷冠は減少分を2007年には回復している
23.北極は現在、1940年に比べ、1度気温が低い
24.北極熊の数は増えている
25.北極熊は60マイルをノンストップで泳げる
26.8万1000年前の海水面は、現在より1m高かったが、二酸化炭素量は現在より少なかった
27.海水面レベルは100万年の間、以下のような変化である




28.衛星からのデータによれば、海水面は2005年以来低下している
29.二酸化炭素の増加は森林を損傷する代わりに、彼らの成長を促している
30.公式の気温の「記録」は、150年までしか遡れない
31.IPCCは2500人のメンバーがいるが、ほぼ800人ほどしか科学的な論文を書いていない
32.2007年の政策立案者用のIPCC概要に対して、科学者はたったの52人しか係わっていないが、115カ国の外交官が係わった
33.IPCCメンバーのたった20%が、気象科学にかかわる者たちである
34.IPCCの議長のラジェンドラ・パチャウリ博士は気象科学のバックグラウンドを持っていない。彼の博士号は経済であり、IPCC議長になる前は鉄道エンジニアであった
35.前IPCCの監修者であるベン・サンター氏は、1995年のIPCCリポートを「他の章との整合性のために」、一部を変更した、と語っている
36.2001年のIPCCリポートの監修者であるジョン・クリスティ氏は、以前の監修者らがリポートをわざと扇動的にしようとしていたと語っている
37.2001年IPCCリポートのもう一人の監修者であるリチャード・リンツェン氏は、IPCCを「政治に動かされていた」と非難している
38.マイケル・マン氏の「ホッケースティック」グラフは、2001年のIPCCリポートを飾ったが、データの一部のみを利用して作成したものだ。赤線はマン氏の選んだデータのグラフだが、黒線は全てのデータによるグラフである



39.最後の2年間のIPCCリポートの校閲者の専門家として行動するよう要請された時、ニル・アクセル・モーナー博士は「22人の海水面に関する論文を書いた著者らの一人だに海水面の専門家ではなかったことに驚いた」
40.2003年になるまで、IPCCの衛星からの証拠というものは、海水面の上昇傾向ということは示していなかったので、IPCCは香港の潮位計を利用し、世界の海水面が2.3mm上昇したと言う整合性をつけた
41.ヒマラヤの氷河は融解しているというIPCCの主張は、科学者ではない人物の電話インタビューに基づいている。彼らはその主張を撤回することを余儀なくさせられた
42.温暖化によりアフリカ農業に50%の損害が出ているというIPCCの主張は、同じ分野の専門家の批判も受けていないし、科学論文を基礎としたものでもない。彼らはこの主張を撤回することを余儀なくされた
43.「アマゾン森林の40%以上は、ほんの少量だけでも減少すれば劇的な変化が起きてそれを止められなくなる」というIPCCの主張は、同じ分野の専門家の批判も受けていないし、科学論文を基礎としたものでもない。彼らはこの主張を撤回することを余儀なくされた
44.IPCCはオランダの55%は海水面以下にあると報告したが、実際は26%だけである。彼らは後になって、これを撤回することを余儀なくされた。
45.アメリカ歴史気象学ネットワーク(USHNC)によれば、アメリカの気象観測所(百葉箱)の90%は、「ひどい場所」であることが判明した。それは大きければ1度の違いをもたらすもので、地球温暖化より大きい差となる(アメリカの地表データは世界中で最良のデータと思われている)
46.多くの気象観測所の多くはこんな場所である:



47.気象観測所の気温測定は手で行われる。カリフォルニアの観測所ではアントニー・ワット氏は一月の31日の内14日だけが記録されていたことを発見している
48.もし観測所がある日のデータを失えば、周囲にある観測所のデータがその穴埋めに利用される。90%の観測所がひどい場所にあるため、ある観測所が良い場所にあったとしても、ある日そのデータを失った場合、ひどい場所にある観測所のデータが利用されることになる
49.1978年4月、6000箇所に気象観測所があったが、現在では1200箇所である
50.なくなった気象観測所の大多数は、地方にあるもので、最も正確なデータを表していた観測所だった
51.データ原料はコンピュータ・プログラムで「調整」される。この調整の影響は、原料となる数字に華氏で5度分、調整された数字に加えられる。この増量は毎年増えていく
52. USHCNの原料のデータ(青)とNASAの均質化されたデータ(赤)の違いは以下の通り:



53.クライメートゲート(気候変動スキャンダル)の電子メールの漏洩によれば、オーストラリアのダーウィンの「気温」は、1世紀、0.7度(摂氏)低下しているが、均質化加工の後では、1世紀で1.2度増加していることになった
54.クライメートゲートの電子メールの漏洩によれば、コンピュータ・プログラマーのハリー・ハリス氏はCRUのデータ・セットは「どうしようもない代物」と呼んでいる。「データベースの残りもオーストラリアの物と似たようなひどいもののようだ」と語った。このようにこのプロジェクトの全体はこのようなしっちゃかめっちゃかな状況である
55.クライメートゲートの漏洩問題で「過程」と「調整」に使用されたソースコードを見ると、少なくとも5つの誤りを発見し、「信用できない」とソフトウェア・エンジニアのジョン・グラハム・カミング氏は語った
56.クライメートゲートの研究所であるハードレイCRUは、「貯蔵スペース」を持っていないためと言って自前の気温データを投げ出した。
57.1990年、クライメートゲートの中心人物であるフィル・ジョーンズ博士は中国東部の都市温暖化の影響は、「無視し得ない」と語っていた。これはIPCCの鍵となる参照元になった。このリポートに利用された84箇所の気象観測所の内、49箇所は場所の経歴やその他の詳細が不明のものだ。これは42箇所の地方の観測所の内40箇所を含む。残りは、調査研究中に移動したのが18箇所、その内の一つは5回移動し距離にして41kmになった。ジョーンズ氏が2008年の論文中で、同じ地域のデータの「再調査」をしたら、1951年から2004年までに、都市化による温暖化への影響は40%になると言う
58.ロス・マッキトリックとパトリック・マイケルは1980年から2002年までの温暖化の傾向は都市の温熱化が原因だと語った。
59.ハードレイCRUは、ロシアの気象観測所のたった25%のデータしか使用しないで、1870年から1990年の間に0.64度(摂氏)上昇したとわざと結論付けたとして非難されている
60.クライメートゲートの電子メールの漏洩によれば、「気候調査(Climate Research)」誌が温暖化に疑問を持つ記事を掲載した時、フィル・ジョーンズ氏と他の者たちは科学者を煽って「気象調査」誌を「正当な専門家の批判に耐えた出版物とみなすことのないよう」にした
61.ウィキペディアの管理者で人為による温暖化の理論を支持する Realclimate.orgのウェブサイトの共同創立者のウィリアム・コノリーは、ウィキペディアの記事の内、5400箇所に手を入れて、日課のように温暖化に疑惑を持つ書き込みを削除している
62.大規模な気象コンピュータ・モデルは数十万年のサイクルの氷河期などの過去の気象をシミュレートすることはできない。この氷河期は過去70万年続いているものだ
63.「バーベキュー的な夏になる」と予想した最新の「気候スーパーコンピュータ」が予想した2009年の夏のイギリスがどうだったかというのが下記の写真である:



64.アメリカ政府は毎年気象研究に25億ドル支出している。また70億ドルを技術分野、タックスブレイク、外国援助が含まれている(これはエクソンが2200万ドルを10年にわたって疑惑派へ与えた時だ)
65.多くの科学者たちは、政府の援助資金は温暖化は人工的なものという論を擁護する側に偏って与えられていると考えている
66.CFTC委員のバート・クリントン氏は、「取引が開始されて5年以内に炭素市場は2兆ドルになる。これは物質的な取引では石油を超えて最大の商品となる」と言っている。
67.カーボン・クレジットが取引される貿易フロアのゴールドマン・サックスとアル・ゴアを含むオーナーたちは、もしもキャップ・アンド・トレードがパスすれば、数兆ドルの稼ぎが可能となる
68.キャップ・アンド・トレード法案は、政府の警察権力があなた方の自宅に来て「エネルギー効率」について査察をすることを可能にさせるものであり、効率的でないことで科料を課すことができるというものだ
69.オーストラリアの住宅はエネルギー効率評価の指導に従わねばならなくなっている。これは各戸に1500ドルの支出となる。
70.国連事務総長の潘基文は温室効果ガスをモニターするため世界的統治機構を呼びかけた。これは地球に住む全ての人間が息をするごとに吐き出しているガスのことだ
71.国連は2050年から2300年の間に、世界の人口は増加し、頂点に達した後減少するとしていて、それは90億ほどと予想している
71.「合意」がなされ、討論は「収まった」という宣言がなされはしたが、最近の世論調査では18%の科学者たちが人工的な温暖化ということを信じていないとなった
72.45%のアメリカ人は温暖化は人工的なものだと信じている。これは半年前からみて9%の減少である
73.教育技術長官の裁判ケースでは、イギリスの裁判官は「不都合な真実」の中に9つの「不正確」さがあったとした。そこにはゴア氏が主張した、海水面は20フィートまで上昇するというものが含まれている。IPCC自身のリポートは100年間で最大59cm上昇するとある。科学と公共政策研究所は、不都合な真実の35箇所に異議を唱えた
74.アル・ゴア氏はサンフランシスコのフィッシャーマン・ワーフに400万ドルのコンドミアムを購入した。この都市をゴア氏は不都合な真実の中で明確に警告していた

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世界は本当に温暖化しているのか?

◆2月14日

 今年の冬は世界的な豪雪報道が多い。中国や韓国での豪雪による交通マヒなどの報道もあった。アメリカ東部では仕事がここ数日間はできないほどだった。
 温暖化が叫ばれている中、本当に地球は温暖化しているのか、という疑問が素人ながらも出てくるが、専門家の間でも、実は意見が分かれ始めているようだ。
 数年前には、アメリカ国防総省が、温暖化による「寒冷化」の危険を示すシミュレーションを報告していた。それによれば、メキシコ湾流がイギリス沖まできても、温暖化のために北極圏の氷が解けていて海水の塩分濃度に変化がおきているので、メキシコ湾流が下にもぐって深層海流にならないために海流自体の動きが止まりあたたかいメキシコ湾流がこなくなるためヨーロッパの気温が下がってしまうという説明だ。

 海水面が上昇し、そのため国の存続が危ぶまれている島嶼国が存在しているから、そのような現象からは、やはり温暖化は進んでいると見ることもできる。
 暫くは成り行きを静観視するしかないのかもしれない。


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●世界は温暖化しているのではないかもしれない、と科学者は語る
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/environment/article7026317.ece
【2月14日 Jonathan Leake】
 人間の汚染によって世界の気温が上昇しているという主張に対し、科学者らが疑問を投げかけているため国連気候パネルは新しい挑戦に直面している。
「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の最新の評価では、世界の温暖化現象の証拠は「はっきりとしている」と言っている。

 それは、温室効果ガスは既に世界を 0.7C上昇させ、それは2100年には 5C-6Cまで上昇させ人間と野生生物にとって破滅的な影響を与えるかもしれないと警告している。しかしながら、イギリスの科学者を含む新しい研究調査では、上記のような主張に対する疑義が出ている。世界は温暖化はしていないのではないかと示唆する科学者まで出てきている。
 「温度の記録は 世界的な気候変動の指標として信頼することはできない」と、ハンツビルにあるアラバマ大学大気科学のジョン・クリスティ教授は語った。IPCCに関する著作の監修者だ。
 クリスティ教授とその他の研究者らの疑問は、過去150年間にわたって気温のデータを集めるために利用されてきた数千もの世界中の気象観測所に焦点を当てている。
 これらの観測所は、都市化現象とか、土地利用の変化などで多くの場合、場所をあちこちと移動してきている、と彼らは考えている。
 クリスティ教授は、東アフリカ、アメリカのカリフォルニア州やアラバマ州の異なる地域でのこれらの影響を見つめた調査報告を出版した。

 「話は同じだ」と彼は語る。「一般のデータセットは温暖化を示しているが、明らかな気温の上昇は、実際は土地開発などの各地の状況が気象観測所に影響を与えているために起きている」
 IPCCはカナダのゲルフ大学のロス・マッキトリック教授による似たような批判に直面している。教授は過去の報告書の見直しのためIPCCに招かれている。 この経験で彼は強い批判をするようになり、以来IPCCの方法についての疑義を示す調査報告書を出版している。
 「我々は結論として、圧倒的な統計的な意義をもって、IPCCの気候データは工業化による地表の影響に汚染されたものであり、データの質の問題がある。これらが温暖化への偏向を起こしている」と教授は語った。

 そのような警告はアメリカの気象学者で気候変動に対する懐疑論者であるアントニー・ワット氏との共著となっているアメリカ気象観測所の研究によっても支持されている。 
 彼の研究は、同じ専門家らによる評価はなされていないが、発電装置による影響で読み取りのゆがみががある気象観測所の写真でイラストされている。

 いくつかはエアコンディショナーの横にあり、あるいは廃棄物処理工場の上にある。ひどいのは、気象観測所が廃棄物燃焼炉の横に建っているというものだ。

 ワット氏は、外国の例を見つけた。例えば気象観測所がローマ空港にあるというケースだ。そこでは地上走行するジェット旅客機による熱い排気ガスが噴出しているものをキャッチしてしまうものだ。
 イギリスでは、マンチェスターにある気象観測所は、周囲が野原であった時に建設されたが、今は熱放射現象を起こすビル街に囲まれている。
 ラフバラ大学の統計学と計量経済学の教授のテリー・マイルス氏は、IPCCと同じデータを見ている。彼はここ30年間IPCCが報告してきた温暖化の傾向は、温室効果ガスによるものとと同様に、ランダムな変動によるものでもあるらしいということを発見した。マイルス氏の発見は、環境ジャーナルである「気候変動」誌に公開されることになっている。
 「地球は1000年前に2度あった温暖化の時期を通過している」と彼は語った。
 IPCC報告の観測された気温変動の章の監修を行ったケビン・トレンバース氏は、世界の気温の記録には問題があることを認めるが、最終報告では計算し直されている」と語った。
 「 世界は温暖化しているというのは単なる気温の上昇があるからではない」と彼は語った。「1972年から見て5インチの海面上昇、北極の氷冠は40%減少し、北半球の雪で覆われた地域は減少している、などの物理的な変化もあるからだ。」

 ヨーロッパ中距離気象予報センターは、衛星データで追加された温度計観測による過去30年間をカバーする新しい世界気温観測セットを発表した。

 気象庁気候変動アドバイス長のビッキー・ポープ博士は、「データのこの新しいセットは、世界的な気温上昇傾向を追認し、何もなされなければ、世界の温度は我々が考えるよりもずっと早く上昇するかもしれないことを示している」と言う。

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◆1月7日

 世界中が豪雪で大混乱になっている。一体これは、地球温暖化からみて、どういうことなのか? 本当に温暖化しているのか、暖かくなったり、寒くなったりしている中で、本当はどっちに事態は進んでいるのだろうか?
 確かに温暖化しているように見えることがある。日本列島でもその例はいろいろ挙げることができる。桜前線だけではない。最近では巨大氷床が南極大陸から切り離されて、オーストラリアに迫っているという話もある。温暖化の現象が各地でみられることは確かだ。
 しかしまた、このような豪雪のニュースなどを見れば、寒冷化が進んでいるのでは、と思わせる現象も存在する。もしも大きなトレンドが温暖化よりは寒冷化の方が強い、となれば、先のCOP15の会議の大騒ぎななんだったのか、となる。
 我々はもう一度、この地球温暖化問題を冷静に見つめなおす必要がある。


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豪雪混乱:それでも彼らは地球的温暖化を主張している
http://www.dailyexpress.co.uk/posts/view/149966
【1月6日 By Martyn Brown】
 100年に一度の最悪の冬が国を締め付けている時、気候専門家らはいまだに世界は暖かくなっていると主張している。
 イギリス人の数百万人が仕事場に出ようとして雪と氷と格闘している中で、科学者らは低温状態を人的原因による気候変動の反証として利用してはならない、と主張している。

 ブリザードと0度以下の気温はイギリスをもう1ヶ月ほども締め付けているが、これは世界的な気候パターンの健全な指標ではない、と彼らは言う。
 彼らの主張は、北半球のアメリカからヨーロッパ、アジアが記憶にある限り最悪の冬で苦しんでいる事実があるにもかかわらずなされたのだ。
 豪雪は中国、韓国、東欧から中欧、西欧を覆って、アメリカへ、そこではフロリダまで氷点の上の気温でもがいているのだ。
 昨晩、地球温暖化ロビー批評家らは、人間が原因の排出が問題を大きくしていると信じるようだまされることはもはやない、と語った。
 長期予想とトレンドアナリストのウェザー・アクションのピエール・コルビン氏は、「地球温暖化は破綻した科学理論で偽造されたデータに基づいて組まれた理論だ。人がその原因を作っているということは恥ずべきことだ」と語った。
 しかし、東アングリア環境科学院のスティーブン・ドーリング氏は、気候変動に反対するための証拠として天気を使用するべきではないということに固執している。
 しかし彼は:「人々が自分の窓から眺めることは驚くべきことではない。また長期のトレンドとして何が進んでいるのか理論的に説明することは難しいと思う」と語った。



2009年は世界的寒冷化
【1月4日 Global Research】
 2009年は地球寒冷化の年だった。多くの低温を観測し、大雪の記録が続いた。オランダの運河は12年で初めて記録的な寒さに見舞われ、地球温暖化をストップさせるための会議の行われたコペンハーゲンではブリザードが皮肉にも大雪をもたらした。
 BBC放送が地球温暖化というが一体どうなっているのだ、と聞かざるを得ないほど寒かった。
 クライメイトゲイトが暴露するように、IPCCの科学者らは、地球寒冷化を隠すために必死になっている。しかし、実測的な証拠は無視することはできない。
 「温暖化が現在のところ十分でないことを説明できないというのが事実だ。また説明できないというのは、滑稽なことだ」-ケビン・トレンバース、IPCC(2001, 2007)監修者-


◆新聞などに掲載された寒冷化を示す記事の例

2009 - 記録的な寒さの-50 C が一晩で記録された サスカチェワン(カナディアン・プレス 2009年1月4日)
2009 - 北極海の氷は記録的に増大(Watts Up With That 2月3日)
2009 - ココ13年間でイギリスで最も寒い冬 (BBC放送 3月3日)
2009 - 今世紀では、2009年の3月が最も寒い3月だった(ザ・レフェランス・フレーム 4月14日)
2009 - サウジアラビアに雪が舞う(Watts Up With That 5月12日)
2009 - 5月に記録的な寒さ (TVNZ ニュージーランド6月3日)
2009 - 43年間で最も寒い日 (The Australian 6月13日)
2009 - 地球寒冷化:地球温暖化を警告する人には悪いニュース(Right Side News 7月6日)
2009 - 8月は地球の気温の低下、最大0.4°C下げた (Watts Up With That?9月4日)
2009 - 科学者らは地球寒冷化の兆候を見ている(Belfast Telegraph, イギリス9月21日)
2009 - デンバー市で104年ぶりに最低温記録を破る (Denver Weather Examiner, 10月11日)
2009 - ワシントンDCで138年ぶりに最低温度記録 (The Washington Examiner, 10月17日)
2009 - 記録的な積雪がヘベイ市首府を覆う(Global Times、中国 11月12日)
2009 - ヒューストン市に記録的な積雪(Denver Weather Examiner、12月5日)

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