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◆小保方氏は「スケープゴート」にされた!

 「改ざん・捏造」という、その人の人格をまで否定するような強い意味を持つ言葉を使用することによって、理化学研は自らの客観性と潔白性を世間にアピールし、もって小保方氏一人の罪でことを終わらせ、自らに火の粉がかかることを避けようとしている。

 この改ざんといわれた部分と捏造と言われた部分についての両者の言い分を見ると、どうして理化学研が小保方氏の説明を受け付けないで、断罪的な判断をしたのか、理解に苦しむ。

 ひとつひとつ見てみよう。

1.改ざん?

 理化学研:科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」

 小保方氏説明:見やすい写真を示したいという考えからFigure1iを掲載したにすぎません

 小保方氏は写真を拡大して貼り付けて、見る側に写真を比較しながら明瞭に判断できるようにしただけ、という意味であろう。これを改ざんと呼ぶのはいかがなものか?氏が言っているように、「FIgure1iから得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません」というのだから、それは改ざんとは言いがたいであろう。なんら問題ないことであり、むしろそれはデータの比較が容易になった改良であり、強いて言えば、「誤解をまねくような論文の作成方法」であり、断り書きを添えなかったのは好ましくない、という程度である。それに対して、理化学研は「改ざん」という、つまりごまかし、というレッテルを貼ったのは、間違いである。

<参考>〔「竄」は改めかえる意〕 三省堂 大辞林
 文書の字句などを書き直してしまうこと。普通,悪用する場合にいう。 「帳簿を-する」

小保方氏の貼り付けた写真は、そのまま正しいものであり、ただ拡大しコピーし、比較のために他のデータの横に貼り付けただけのはず。だから、言葉の正しい意味においては、改ざんに当たらない。
 
2.捏造?

 理化学研:Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」 

 小保方氏説明:この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中でミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したものです。

 つまり、氏は既に掲載誌のネイチゃーと調査委員会に、ミスを発見した時点で報告している、というのだから、ミスであったと判断するのが妥当であろう。捏造であれば、誰かに指摘されるまでは隠し通そうとするはずであるが、氏は「外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中で、ミスを発見し」と述べているのだから、彼女に捏造し、それで押し通そうとした、という悪意があったとは到底判断できないはずである。

<参考>大辞林
 実際にはありもしない事柄を,事実であるかのようにつくり上げること。でっちあげ。 「会見記を-する」

 つまり捏造というのは、でっち上げる、嘘を作り上げる、という能動的・積極的な意図があって初めて可能な行為である。小保方氏の写真は、自分で信じ込んで掲載して、後から気がついて、それを報告しているのを見ても、嘘をでっち上げる意図をもっておこなったとは到底判断できない行為である。

 そもそも野依良治理事長も、小保方氏が「膨大なデータと取り組んで・・」と、彼女が論文作りで格闘していることを知っているのだから、似たような写真がそれぞれある場合、当該写真をそのデータと思い込んだとしても、あながち理解できないはずはないのだ。

 それを捏造とまで言い切ったことは、理化学研の勇み足であり、悪く言えば上記のように、小保方氏のみに罪を着せ、自らに火の粉が係ることを避けようとするあまりの断罪である。いわゆる、「組織ぐるみ」と言われることを嫌っての反応で、人間心理において良く見るパターンである。非常に姑息であり卑怯であり、「愚か」である。

 このように、日本の若い才能の芽を、保身のために断罪し潰すようなことをやっていては、育つものも育たなくなる。最初から完璧なものを目指す方がおかしいのである。少々、その論文に問題があったとしても、一番重要なことは、彼女が大発見をした、ということであり、それが示されている内容の論文ならば、応援する姿勢が大切である。寄ってたかって、しかもその言葉の内容に値しない断罪的な言葉で、若い才能を潰すようなことは、却って世間から大人気ないと見做されることになろう。ある意味、日本人的な心の狭さを示しているとも言える。

◆STAP細胞は数兆円の利益を生むかも知れない大発見

 このことで小保方氏が研究者として日本では活躍できなくなったとしたら、外国の資金の豊富な研究所や病院などから誘われて、高給で研究をすることができるようなオファーが出されるかもしれない。その際、日本に愛想をつかした小保方氏がその誘いに乗って外国で研究を続け、その外国の研究所は小保方氏の持っている知識、情報、ノウハウでもって、新しいSTAP細胞の論文を他の人間の名で作成、発表し、今度はその論文に問題がないとなれば、そっちが正式なSTAP細胞の発見者あるいは発明者となり、特許もそちらが持っていくことになるだろう。そうなるとその特許から生じる膨大な利益も、その外国のものになってしまうだろう。だから、「愚か」と言いたいのだ。

 従って、理化学研は後になってこのことをきっと後悔することになるだろう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●小保方晴子さんが単独で「STAP細胞論文を捏造・改ざん」理研が最終報告書
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/31/haruko-obokata-stap-cells_n_5066691.html
2014年04月01日 12時07分

 小保方晴子さんらが発表したSTAP細胞論文に多くの疑問が指摘されている問題で、理化学研究所(理研)は4月1日、記者会見を開き、調査委員会による最終報告書を公表した。

 報告書によると、論文の捏造は小保方さんが単独で行ったものであり、同論文の共同執筆者については、不正行為への関与はなかったとの報告がなされた。小保方さんらへの処分については、午後に行われる記者会見で発表される。

■改ざん、捏造は小保方さん単独の行為

 調査委員会の報告書によると、調査の対象となったのは、小保方さん及び、論文の共同執筆者である笹井芳樹さん、若山照彦さん、丹羽仁史さんの4名。

 報告では小保方さんの以下の2つの行為が、「改ざん」「捏造」などの不正行為にあたるとされた。

(1)科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」
(2)Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」

 STAP細胞の論文の一部が他の論文からコピーして記載されていると指摘された点については、「論文を適切に引用し、出典を正確に記載することは当然」とされ、「探して得た文章が特異なものではなく一般的に行われている実験手順に関するものであった」ことから、引用元を明記しなかったことや、記載内容が不正確であることは小保方さんの「過失」であるとされたものの、「研究不正とはいえない」とされた。

■共同執筆者についての見解は

 笹井、若山、丹羽の三氏は、小保方さんによって改ざんされた画像を、事実を知らされないまま示されており、この改ざんは容易に見抜くことができるものではなかったと判断された。

 しかし、笹井、若山両氏については、「シニアの研究者でありながら、データの正当性と正確性について自ら確認することなく論文投稿に至っており、過失とはいえその責任は重大である」とされた。

 丹羽さんについては、「論文作成の遅い段階でこの研究に参加したものであり、研究不正行為は認められなかった」とされた。

 なお、この調査委員会は論文作成に不正があったかどうかを調査するものであるため、STAP細胞が存在するかどうかという点については委員会の範疇を超えるとされ、回答がなされなかった。

 理研は1日の午後1時〜3時にも記者会見を行い、小保方さんらへの処分について発表を行うという。朝日新聞デジタルによると、小保方さんは「承服できない」として、近日中に理研に不服申し立てをするという。


●小保方氏「捏造認定、承服できない」 不服申し立てへ
2014年4月1日12時20分



 理化学研究所の最終調査報告を受け、小保方晴子ユニットリーダーは1日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。内容は以下の通り。(原文のまま)

「調査報告書に対するコメント」

 調査委員会の調査報告書(3月31日付け)を受け取りました。驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。特に、研究不正と認定された2点については、理化学研究所の規程で「研究不正」の対象外となる「悪意のない間違い」であるにもかかわらず、改ざん、捏造(ねつぞう)と決めつけられたことは、とても承服できません。近日中に、理化学研究所に不服申立をします。

 このままでは、あたかもSTAP細胞の発見自体が捏造であると誤解されかねず、到底容認できません。

 画像を合成し「改ざん」と認定されたレーン3の挿入について

 FIgure1iから得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません。そもそも、改ざんをするメリットは何もなく、改ざんの意図を持って、FIgure1iを作成する必要は全くありませんでした。見やすい写真を示したいという考えからFIgure1iを掲載したにすぎません。

 「捏造」と認定された画像の取り違えについて

 私は、論文1に掲載した画像が、酸処理による実験で得られた真正な画像であると認識して掲載したもので、単純なミスであり、不正の目的も悪意もありませんでした。

 真正な画像データが存在していることは中間報告書でも認められています。したがって、画像データを捏造する必要はありません。

 そもそも、この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中でミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したものです。

 なお、上記2点を含め、論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています。


●小保方さん単独か、それとも理研の組織ぐるみか STAP細胞論文問題
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/01/obokata-or-riken-on-stap-cells_n_5067352.html?&ncid=tweetlnkushpmg00000067
2014年04月02日 07時51分

 理化学研究所は4月1日、STAP細胞の論文に関して改ざん、剽窃など不正な点がある問題について最終報告書をまとめ、小保方晴子さんの2つの行為が、「改ざん」「捏造」などの不正行為にあたるとした。

(1)科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」

(2)Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」

 一方で論文の共同執筆者である笹井芳樹さん、若山照彦さん、丹羽仁史さんの3名については、「改ざんされた画像を、事実を知らされないまま示されており、この改ざんは容易に見抜くことができるものではなかった」と判断。うち笹井さん、若山さんについて「責任は重大である」としながらも、不正については認定せず、事実上、小保方さんが単独で論文を改ざん・捏造しているとした。

 この対応について、「小保方さんを切り捨て、問題解決を図っているのでは」といった、理研の組織ぐるみではないかとの疑問がTwitterを中心に集まっている。主な意見をまとめた。

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