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押収した”イランのミサイル”の前で演説するイスラエルのネタニヤフ首相
◆3月27日
全世界のイスラエルの外交官に帰国命令が発せられているようだ。それが何を意味するのか?時あたかもマレーシア航空370便事件で盗まれたパスポートで搭乗したといわれていたイラン人二人の写真がフェイクだったといわれ、またイスラエルのテルアビブには、この370便とそっくりの航空機が格納庫に存在していると指摘する者がいて(http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=93377)、これが9・11同時多発テロ事件のような航空機テロに使用され、戦争の引き金に利用されるのでは、という懸念が浮上している、という。
もしもイスラエルが何か始めるとすれば、それはアメリカ軍も一緒、少なくとも、軍内のタカ派が一緒だろう。始まってしまえば、政府も軍全体もアメリカの国益を考えて行動せざるを得ない。それをイスラエルは狙っているのかもしれない。とにかくイスラエルのテルアビブにマレーシア航空370便とそっくりの航空機が存在している(いた?)ということには、不気味さを感じざるを得ない。
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●イスラエルは今週にもイラン攻撃を開始するのか?
By wmw_admin on March 26, 2014
http://presstv.com/detail/2014/03/25/355981/will-israel-kill-us-empire-this-week/
【3月25日 Kevin Barrett — Press TV】
アメリカ帝国、より正確に言えば新世界秩序の銀行家帝国だが、は死の痙攣を始めたので盲目的に突進しようとしているように見える
ウクライナ、シリア、リビヤ、イラク、アフガンその他あらゆる場所で、この帝国の力は混乱している。クリミアを失ったこと、そしてシリアでの後退、これらは多くの敗退の最新の例に過ぎない。この災厄的状況の原因:自業自得による傷が継続しているのだ。
この最悪の傷は帝国の狂気じみた過激グループによるものだ:イスラエル中心のネオコンたちだ。このグループには、ユダヤ好戦的国粋主義者とキリスト教アルマゲドン主義者の両方がいるが、不可能なプロジェクトに対する狂信的献身の重荷を背負っている:占領したパレスチナの地に持続可能な”ユダヤ国家”を維持すること。
イスラエルに対する非論理的執着はこの帝国をして、イスラム教徒が大多数の国家に対する災害的攻撃を連続的に行わせてきた。経済学者のジョセフ・スティグリッツは2008年、イラク戦争のコストは3兆ドル以上であったと推定した。それ以来、彼は繰り返しその推定を上方に修正してきている。アフガニスタンその他の地で反イスラム教親シオニスト十字軍を投入することで、何十兆ドルを使ってきた。
シオニスト・ネオコンの9・11戦争はアメリカと世界の経済を崩壊させた。2010年のワシントン・ポスト紙の記事で、スティグリッツは以下のように書いた:「この戦争がなければ、アメリカの世界における地位がもっと高かったというばかりでなく、わが国の経済もより一層強かったであろう。問題は、高値についたこの失敗から我々は学ぶことが出来るのか?ということだ」
残念ながら答えはノーだ。オバマはイスラエルのネタニヤフ首相のイラン攻撃の命令に逆らってきているが、アメリカはシオニストの銀行家オリガルヒの命令を実行している。この銀行家オリガルヒが欧米勢力の背後に控えている実際の権力者である。そしてこれらのオリガルヒ、あるいは少なくともその中のタカ派が、今でも世界大戦に向けて圧力を掛けているのだ。
欧米銀行家オリガルヒは、巨額の貸付金を複利で各国政府に借りるよう圧力を掛けるので、戦争が好きである。そうすることで各国は永続的な債務の奴隷になる。イラン攻撃をしぶるアメリカのせいでいらいらしているオリガルヒのタカ派と彼等の前衛であるネタニヤフは、直接的ではないやり方で第三次世界大戦を始めようとしている。
彼等はウクライナの正当な政府を、アメリカとロシアとの間の緊張を高めるためにファシストらによるクーデターで倒した。一国でのイラン攻撃計画を準備するために30億ドルを使ったネタニヤフは、絶大な権力を握り一速即発の態勢で自分の願う時に世界大戦の導火線に火をつけることが出来る。
ネタニヤフがその導火線の火をずっと後ではなくまもなく、今週にでも点火するかもしれない、という兆候がある。3月23日ロイターが以下のように伝えた:
「イスラエルの外交官は23日、かつてないようなストライキに打って出た。そのため世界中の大使館は完全に閉鎖された」
イスラエルの外交施設は閉鎖されたので、イスラエル軍もまた「かつてない攻撃を開始」するのだろうか?
前大統領補佐官でアメリカ海軍大学院付き軍事ジャーナリストのバーバラ・ホネッガーは、イスラエルの外交官ストライキはカモフラージュだと考えている:「このロイター電が本当だとして、イスラエル大使館と領事館関係者を給料問題でのストライキのために召還したということは、イスラエルはシリアとイランに対する戦争を始めようとしている、と考えられる。それによってロシアとアメリカ、それにNATOを戦争に引き込むことになる。マレーシア航空機の”捜索”は、恐らくは海軍と空軍関係の必要資材を運ぶためのカバーである」と考えている。
マレーシア航空370便事件は、別の目的に利用されるためであるかもしれない。
イランに対する欧米の世論を煽るため。それは、マレーシア航空機が消失して以来、フォックス・ニュースその他のシオニストのプロパガンダ機関は”イランのテロリスト”を非難してきた。彼等は二人のイラン人に焦点を合わせている。二人のイラン人は370便に盗まれたパスポートで搭乗したらしいのだ。
しかし今や、”二人のイラン人”という話は作り話になりつつある。
ロンドン・デイリー・メール紙は以下のように報じた。
「二人の搭乗者の写真は細工が成されたとの主張があって後、370便の運命についての隠蔽工作の恐れが大きくなっている。盗んだパスポートでマレーシア航空機に搭乗したという二人の男性の写真は、同じ脚をしていることが示されている。ボーイング777-200機が消失した三日後に示されたCCTVの映像は、緑のズボンに茶の靴のペアーを示している」
イスラム教徒に濡れ衣を着せようといういいかげんなフォトショップの作業はシオニストの主催する自作自演テロ攻撃のいつものやり方だ。・・・略
マレーシア航空370便に搭乗した二人のイラン人の明らかに加工された映像に、悪気のない言い訳があるのだろうか?それとも、これもイスラエルの敵に対する戦争を煽る意図がこめられているのだろうか?
もしもネタニヤフがイランを攻撃し、アメリカとロシアを戦争に引き入れることに成功したら、今週はアメリカ帝国の終焉だけでなく、文明の終焉を目撃することになるだろう。
私としてはバーバラ・ホネッガーが間違っていることを期待する。しかし、帝国の狂気じみた過激グループが行き詰ったとしても、比較的理性的な欧米の指導者らが、いたとしてだが、ネオコンの最悪のやり方を暴露し、戦争好きな彼等の向こう見ずさに終止符を打つことをしなければ、彼等は将来いくらでも大騒ぎを起こす機会を持っていることも事実だ。
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