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宇宙気象企業フォーラムで語るNASAの理事のチャールズ・ボルデン

◆6月5日

 地球上の生物が生存できるのも、太陽が存在しているお陰であるが、その太陽の動き一つで人間生活に大きな支障が出る。今回行われた宇宙気象に関する会議でも、太陽嵐によってアメリカの東海岸では数千万人が電源異常のため数十日から最長2年に及ぶ期間、影響を受けると指摘されている。

 我々は今、地球を含めた宇宙の大きな変化に遭遇している最中であり、それは人類自体の進化に繋がる変化であるから、避けることはできないが、それを最小の被害で済ますことはできそうである。

 これからは地球上のさまざまな「天変地異」が規模を大きくして再現されていくようだが、この地球の変化も太陽の変化に伴っておきている現象であり、従って我々は太陽の変化にもっと気を配るべきかもしれない。地球の生殺与奪権を握っているのは太陽なのだ。

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宇宙嵐はアメリカ東海岸を2年間停電にさせ得る  -その1-
http://en.ria.ru/science/20130605/181508968/Space-Storm-Could-Black-Out-US-East-Coast-for-Two-Years---Expert.html
【6月4日 by Karin Zeitvogel for RIA Novosti】

 激しい宇宙「気象」は衛星やGPSシステムの交信を途絶えさせ、宇宙飛行士らを放射線の危険なレベルに晒し、地上で停電を惹き起こし、それは最長2年間に及ぶかもしれない、と今回の会議で3日、科学者とNASAの担当者らは警告した。  
 イギリスのアマチュア宇宙飛行士のリチャード・カリントンが記録した1859年に起きた大きさの太陽嵐は、アメリカの人口密集地帯全体に及ぶような影響を与える可能性がある、と宇宙気象企業フォーラムで専門家らが語った。

 「電源異常状態が16日間から最長1,2年間になるかもしれないカリントン級の太陽嵐によって電源異常の危機に晒されるアメリカの人口は、2000万から4000万人になる」と、キャサリン・サリバン女史は語った。彼女は3日の会議を主催した海洋大気局(NOAA=National Oceanic and Atmospheric Administration)の理事で、宇宙で歩いた最初の女性である。

 「アメリカでこの大きさの太陽嵐によって惹き起こされる異常事態がおきる危機に晒されている地帯で最も危険なのは、ワシントンDCとニューヨーク市である」と彼女は語った。彼女は先月発表されたロンドンの保険会社の巨人であるロイドのレポートに言及し、「宇宙気象に晒されることを考慮する」よう、企業側に促していた。

 「宇宙気象はサイエンス・フィクションではない。それは確立された事実である」とロイドのレポートは書いてある。

 宇宙嵐は隠れた付加物を持っている:北極光ないしはオーロラは、宇宙での嵐の副産物である。1859年のスーパー・ストームはハワイやパナマのような南の地帯にまで赤、緑、紫のオーロラで染めた。それは「とても鮮やかで新聞を読めるほどだった」とNASAはホームページで記している。   (その2に続く)

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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