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イラン艦船から発射される対艦ミサイル
◆12月28日
欧米側がイランを、その「核計画」が「核兵器計画」だと断定し、追い詰めるものだから、イランはイランで、制裁が課せられれば、ホルムズ海峡を封鎖すると、逆に欧米側を脅し始めたようだ。
イランは先週の24日から10日間、海軍の演習をペルシャ湾で行っているが、ロシア紙の見るところ、その狙いはホルムズ海峡封鎖を実施するための訓練のようだ、という。
ホルムズ海峡は世界の石油タンカーの40%が通過しているという、要するに戦略的要衝となる場所だけに、ここをイラン側とはいえ押さえられれば、世界経済に対する影響力は計り知れない。
逆に言えば、イランをけしかけることで実際にイランにホルムズ海峡封鎖の挙に出てもらえれば、そのことが世界経済に与える影響の巨大さから、イラン攻撃の口実になると言えよう。
しかしイランがイスラエルを含む欧米側から攻撃されれば、やはりロシアや中国も黙ってそれを見過ごすとは考えられず、世界は一触即発の状況に追い込まれる事になろう。
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●イラン:石油に制裁が課せられればホルムズ海峡を封鎖
http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=40320
【12月27日 TruthSeeker】
イランのモハマド・レザ・ラヒミ副大統領は27日、もしもイランの石油に対する制裁が実施されれば、イランはホルムズ海峡の石油通過を阻止する、と語った。世界のタンカーの40%がこの海峡を通過している。
「我々はいかなる敵対行動も望むものではないし、我々のモットーは友好と同胞愛である」と、イスラム共和国通信は副大統領の言葉として伝えている。「しかしながら、欧米諸国は陰謀を破棄しようとはしない」と語った。ラヒムの警告は、イランが行っているペルシャ湾での海軍演習によって現実味を帯びたものとなっている。
潜水艦や駆逐艦が参加している演習に加えて、イラン海軍は監視無人機の使用と対艦ミサイルの発射訓練を行っている。
ラヒム副大統領の警告は、イランの核計画に対し欧米側が脅しを繰り返していることを受けてのものである。
AFP通信は、「イランの石油に対する制裁が実施されれば、一滴の石油もホルムズ海峡を通過することはない」とラヒム副大統領が語ったと報じた。
25日、イラン海軍は海軍演習を監視していた「外国」のヘリコプターに、警告を発して立ち退かせた。そのヘリコプターの所有国は特定しなかった。コメンテーターらは、ホルムズ海峡が封鎖されれば、石油の価格の急上昇をもたらし、世界経済の復活が著しく損なわれると警告した。
そのような高度な駆け引きが行われる中、市場はこの10日間に渡るイラン海軍の演習を注視している。
増大している海軍の戦力を誇示するだけではなく、ヴェラヤト90と名づけられたこの演習は、イランがホルムズ海峡をコントロールしていることを強調することが企図されている。タレク級やクァディール級を含むさまざまなクラスの潜水艦、最新式の地対艦ミサイル・システム、魚雷などがこの演習に参加している。
火曜日の海軍の演習について、ロシアのネザヴィシマヤ・ガゼータ紙は、この演習の主目的は、ホルムズ海峡封鎖の実地訓練のようだ、と指摘している。
イラン海軍のスポークスマンによれば、艦船と航空機が27日、海峡に機雷の投下訓練を実施した、という。
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