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時代の先読み
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日本の進むべき道
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我々の心構え
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ロスチャイルド家の紋章
◆2月16日
国際的金権勢力の中心者がロスチャイルド家である、ということは既に常識になっている。このロスチャイルド家が何代も掛けて築いてきた冨が膨大な量になっているという。本当かどうか確かめようも無いが世界の冨の半分という。世界がここまで本当に来ているとすれば、確かに「世も末」、である。つまり、世界が次のレベルに脱皮するかどうかの終末であり、末法の時期であろう。
世界の中央銀行にこのロスチャイルド家の力が影響力を及ぼしている。日本銀行でさえ、その出資証券の55%は政府所有であるが、残りの部分にこのロスチャイルドが入り込んでいる。イングランド銀行や連邦準備銀行、欧州中央銀行は元より、である。
返却不能なほどの大規模なローンを組ませることでその国を支配する、というが、国家が大規模なローンを組んでも資金が欲しい時というのは、戦争の時である。実際、日本でも日露戦争時にこのロスチャイルドの息の掛かったクーン・ローブ商会から日本政府は国債をさばいてもらったという。これが返却終了したのが、つい最近のことだったと聞いている。
今次の大戦でも、アメリカとの戦争を避けようとした日本であったが、政治家や官僚の中にこの「腐敗した」分子が存在し、ユダヤの金に誘惑されて日本を戦争への道に導いていった者たちが存在したようだ。人間の弱点をつくこの悪魔の所業で大金持ちになったとて、その栄耀栄華を満喫できるのも肉体を持っている短い間だけであるのに。
さて、このロスチャイルドがまだその支配力を及ぼす事ができないでいる中央銀行が少数ながら存在し、その内の一つがイランである、と指摘されている。そのため、イランは狙われている、というわけだ。ということは、イランを守ることは世界をロスチャイルドの支配から守ることにも繋がることになるだろう。
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●イランの銀行を狙うロスチャイルド
http://americanfreepress.net/?p=2743
【2月10日 By Pete Papaherakles】
イラン中央銀行を掌握することが、欧米・イスラエルがイランを標的にする主要な理由の一つであろうか? 緊張が高まる中、イランの銀行システムを米・英・イスラエルのそれと比較してみるべきであろう。
研究者の中には、イランは世界でロスチャイルドが支配するにいたっていない中央銀行を持つ三つの国の一つである、と指摘している者たちがいる。9月11日同時多発テロ以前には、7カ国の中央銀行がそうであった:アフガニスタン、イラク、スーダン、リビア、キューバ、北朝鮮、イランである。しかしながら、2003年までに、アフガンとイラクはロスチャイルドのタコに食われてしまった。また2011年には、スーダンとリビアが同じく食われてしまった。リビアではまだ国内で戦闘が続いている時、ベンガジ市にロスチャイルド銀行が設立されたのである。
イスラム教では、利息をとることを禁止している。これはロスチャイルド銀行システムにとっては、大きな問題である。数百年前までは、利息を取ることはキリスト教世界でも禁止されていた。それは搾取であり奴隷化である、と考えられていたのである。
ロスチャイルドが1815年にイングランド銀行を掌握して以来、彼らはその銀行支配を世界中に拡大した。彼らの方法はその国の腐敗した政治家たちに、返却不能なほどの大規模なローンを組ませることを通してであった。そうすることで、ロスチャイルド銀行に対し常に負債を負うようにさせたのである。もしもある指導者がこのローンを組む事を拒否すれば、多くの場合、彼は追放されるか暗殺されるかであった。またもしもそれが失敗すれば、侵略が襲い、高利なロスチャイルドの銀行が設立された。
ロスチャイルドは世界の主要な通信社に強力な影響力を保持している。繰り返すことを通して大衆は騙され、悪党に関するひどい話を信じ込まされるのである。ロスチャイルドはイングランド銀行、連邦準備銀行、欧州中央銀行、IMF、世界銀行、BIS(国際決済銀行)を支配している。また彼らは世界の殆どのゴールドを保有している。ロスチャイルド家はクレジット・スイス銀行の推定で231兆ドルという世界の冨の半分を所有していると言われている。
客観的な研究者らは、タリバン、サダム・フセイン、ムアマール・カダフィが脅威で無かったように。イランはその核の脅威のゆえに悪者にされているわけではない、と主張している。
では何が本当の理由であろうか? 原油で稼ぐ数兆ドルか、あるいは戦争による数兆ドルの利益か? アメリカ経済を破綻させるからか、世界大戦を始めるからか? イスラエルの敵だからか? あるいはイラン中央銀行を破壊することで、ロスチャイルドのマネーの詐欺に誰も逆らう者がいなくなるからか?
これらの理由の一つかもしれないし、最悪、これら全てのためかもしれない。
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ギリシャ問題は計画の一部であり想定内
◆2月15日
2月13日号の「ジョージ・ソロス:アメリカ経済崩壊で騒乱惹起」で、「従ってどうあがいても、長続きするとは思えない。早晩、ユーロ圏は崩壊し、統一通貨のユーロも崩壊するのではないだろうか?」と書いたが、以下の論考では、逆にこのギリシャ問題を契機に、一挙に、ヨーロッパ連合(EU)を超国家へと変貌させる陰謀がフリーメーソンによって組まれている、としている。
これはありうることである。実は初めから、超国家は無理だから、まずはゆるやかなヨーロッパ”連合”とし、そこで問題が生じることで、その問題の解決策として、超国家への移行をさせる、とするシナリオである。またこれが理由で、ジョージ・ソロスはEUがあるいはユーロが崩壊して欲しくない、と言っていたのかもしれない。彼もロスチャイルドに繋がる者だからだ。
今、実際にギリシャ問題で、EUは大揺れであり、なかなか根本的な解決策が出てこないまま、時間だけが過ぎ行き、事態はますます悪化しているから、最後の最後、結局は、この超国家、すなわち、各国が金にまつわる国家主権を放棄し、全てを中央政府に預ける、という形が提案されるかもしれない。
一旦、国家主権を放棄すれば、それを再度持とうとすれば(独立を模索すれば)、超国家内における「反乱罪」になるだろうから、ヨーロッパ軍というスーパーアーミーによる大弾圧を受け、その試みは粉砕されてしまうであろう。こうして、諸国民は一切の主権をこの国際的金権勢力の支配の下に委ねるしか生存の道を見出せなくなる、ということになる。
これが、2月9日号「イランとシリア防衛のためにロシアは軍事力を使用する用意」で「この時期、大切なことはロシアではプーチンが大統領になることであり、アメリカでは共和党の大統領候補としてジェブ・ブッシュがたとえ出てきても、オバマが再選されることであり、日本では、石原新党がキャスティング・ボードを握れる政党を形成できるか、と言う点にある」と書いたことと繋がってくる。
ロシアのプーチンがこの国際的金権勢力と対決し、ロシアをこの勢力から救ったのである。これが、2月8日号『「広場」と「丘」のラリー:反プーチンデモ対親プーチンデモ 』で、書いたことの深い意味である。
プーチンは歴史の学徒でもあったから、ロシア史を見て、何がロシアの歴史の問題であったかを良く理解しているからこそ、この国際的金権勢力と対決できたのである。以下の論文にでてくるハザール帝国と戦い、この帝国が瓦解してから流入してきたハザール人の問題で悩まされてきたのがロシア史の重要な部分であった。
また、アメリカのオバマは、この金権勢力の後押しで上院議員になり、大統領にまでなったのであるが、彼の本音というものはこの勢力とは異なり、逆にこの勢力からのアメリカの解放を模索している、と見るのが、このROCKWAY EXPRESSの見方である。それがそうかどうかは、彼が再選された後を見れれば、わかるだろうが、再選されねば見れないことになる。
石原新党への期待は、石原にせよ、亀井にせよ、それなりにこの世界の構造をある程度までは理解していると思われるから、他の民主党とか自民党とか、みんなの党などに比べればましだからだ。年は伊達に取っていない、という点があるのだ。若いからいい、とは限らないのであり人生のある程度を経験してみて、見えてくることもあるものだからだ。
以下に出てくる、「ハザール(カザール)帝国」というのは、10世紀前後にカスピ海付近で栄えたトルコ系民族による帝国で、ある時国家ごとユダヤ教に改宗した民族である。彼らは今のユダヤ人の中で、アシュケナジーと呼称されている人々であり、本当のアブラハムの息子のヤコブ(=イスラエル)の子孫ではない。
※以下の記事内容は、2010年2月20日号と同じ内容(同じ文章を再翻訳)
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●フリーメーソンは2008年に既にギリシャに対する陰謀を持っていた
http://www.henrymakow.com/the_secret_solution_to_greece.html
【2月13日 by Jean D'Eau】
この記事の初出は2010年5月18日
■ギリシャ”問題”に対するロスチャイルドの秘密の「解決策」
友人の一人は、ブタペストのユダヤ系フリーメーソンの高位メンバーであるがこの組織に幻滅を感じている。その彼がギリシャ危機について、今後何が起きるかを話してくれた。
ギリシャは、大問題を発生させるためにヨーロッパ連合内の破綻国家の役割を演ずるために選ばれたのであり、ギリシャが破綻することで、ヨーロッパ連合はまもなくそれに対する「解決策」を「見つける」ことになっている、という。
ギリシャは、ヨーロッパのシンボルとなる国であるために選ばれた(ヨーロッパ内の誰もハンガリーとかエストニアなどに関心など持たない)し、自国通貨を放棄した後には、その経済を破綻させるにたやすいからでもある。
ヨーロッパの”エリートたち”は、もしもギリシャ問題が解決されねば、南欧諸国は破綻にいたり、それはヨーロッパ全体の金融システムを崩壊に導くだろうし、ヨーロッパ全体の経済の破綻に繋がる、と言って、ギリシャを利用して従順な人々(sheeple=羊(sheep)と民衆(people)の合成語)を説得しようとしている。
この”問題”は、いわゆるユーロ圏は、南欧諸国(東欧諸国も)はユーロ圏にあるため自国の通貨を切り下げて輸出と観光事業を盛り立てようとしてもそれができないため、その経済を維持する事ができないので崩壊するしかない、ということだ。
これが、自国の経済をあらゆる方法で弱体化させるという、腐敗したグローバリストの政治家たちがやっている役割であるが、国際的銀行家たちによって引き起こされている現在の”世界的景気後退”は、南・東欧諸国の経済を破綻寸前にまで陥らせ、アメリカ経済を弱体化させ、中国、インド、ロシアの経済を破綻させるための計画の主要な部分である。
EUによってまもなく提案されるであろう”唯一の解決策”は、ヨーロッパの国庫と国家の予算方針を封じて中央集権的予算を組むようにする、ということである。全てのヨーロッパ諸国は、殆どの税金を欧州中央政府に送るようにさせられ、国家予算は、この中央政府によって組まれることになるであろう。
事態はもっと複雑なものになるであろうが、ヨーロッパの各国政府は消滅する、ということを意味するのである。並行してヨーロッパ連合は既に、NATOで支配的なアメリカの軍事力と釣り合うほどのヨーロッパ軍の創設が必要である、と宣言している。
既にご存知のように、国際的銀行家らは、実際ヨーロッパの銀行家たち(ロスチャイルドとその系統)であり、こういった者たちは、人工的な世界的景気後退の背後の計画者たちである(丁度、”世界の温暖化”詐欺の背後にもいたように)。
このように、ヨーロッパの”エリートたち”は、今や、伝統的なアメリカの”エリートたち”よりもより強力になりつつある。彼らに必要なことは、ヨーロッパ連合を本当のスーパーアーミー(程なくやって来るヨーロッパ軍)を持つ本当の超国家にすることである(中央集権的税制と予算政策)。そうすることで、アメリカの”エリートたち”は、願いどおりの対立勢力とならないで、EUに併合させられることになるだろう。
結果的に出来上がるこの「ユニオン(統一)」(計画されている名称)は、金権勢力が支配する帝国であり、この金権勢力の先祖はかつてハザール帝国なるものを支配していた者たちである。
もしも誰でも、「シオン賢者の議定書」が偽書である、と信じている者がまだ存在しているならば、上記の計画が成就するまで待っていれば良いだろう。そうすれば、”シオン賢者”の世界の中で目覚めることだろう。勿論、アメリカ、中国、ロシアがハザール帝国の再興を阻止することができなければ、の話であるが。
■金(ゴールド)について
資産の保護のためにゴールドを購入しているのならば、注意した方が良い。それは、同じこのフリーメーソンの友人が、ゴールドは中流クラスを壊滅させるための別の詐欺であるから、と語ったからだ。ゴールドの価格は、暫くは上昇するだろうが、充分に中流クラスの人々が購入した時点で、その捕らわれの資金を強奪するために価格の破壊が起きるだろう。友人は、今年にも起きるかも、と言っていたが、いずれにせよ、今後2~3年でやってくることだろう。それが真実なのかどうか分からないが、ゴールドを購入してあるため、注意していくつもりである。
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テロの犠牲者となったシリアの軍医
◆2月14日
シリアでは外国からの資金や武器供給で、多くの武装テロリスト・グループが活動してきたのだが、それを欧米のメディアは、「平和デモ」グループの活動だ、としてきた。
しかし、この記事にあるように、病院の院長などが殺害される事件、いわゆる暗殺事件などを、あるいは作家連盟のメンバーの自宅放火のような事件をどのように報じるのであろうか?
いい加減に、シリアには武装テロリスト・グループが存在することを認めたらどうなのか?
その武装テロリスト・グループが存在することが分かり、かつ認めたら、そのような存在が何時からシリア内に存在していたのか、を語るべきである。そしてそれが分かったら、そのような存在に対してシリア政府がどのように対処してきたか、を語るべきである。そのような作業をすることで、結局、シリア内で何がこの一年間あったのか、という全体像の片りんを垣間見ることができるであろう。
「外国のジャーナリスト」の活動に制限を課している、と言ってシリア政府を非難しているが、それは、その「外国ジャーナリスト」が、事実を報道しないから仕方ないのだ。事実を報道しないどころか、反対のことを、つまり嘘を報道しているのだから、どうしようもない。
いま、サウジアラビアとカタールが先導するアラブ連盟は、国連と一緒になって「平和維持軍」を作ってシリアに送り込もうという陰謀を図っている。公然とシリアに対する武力干渉をしよう、というわけだ。
当然、こういったサウジやカタールの息のかかった戦力(平和維持軍)がシリア内に入れば、反アサド・グループと同調した動きをすることになるのであろうから、シリア内の内戦は更に激化する羽目に陥るし、「イラク化・アフガン化」ともいうべき情勢になっていくだろう。従って、断固としてそのような動きは阻止しなければならない。
そしてそのような阻止する力は、恐らくはロシアからしか出てこないだろう。従ってロシアが先に、シリア防衛のためならば、ロシアは軍事力を使用する用意がある、というロシアの元統合参謀本部メンバーであるイバショフ上級大将のロシア・トゥデイでのインタビュー内容があったが、それが意味を持ち出すのだ。
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●ダマスカス市でシリア軍軍医が暗殺の犠牲者に
http://www.dp-news.com/en/detail.aspx?articleid=111407
【2月14日 DP-News】
「高級軍医が紛争における犠牲者の中で最高位の将校の一人となる。アサド政府は武装テロリスト・グループを非難した」と12日、シリアのプレスが報じた。
イサ・コーリ准将は自宅を出たところを三人のテロリストに襲撃され死亡したと、シリア・アラブ通信社が報じた。
シリアの公式メディアである、シリアTVとSANA通信は、「武装テロリスト・グループ」が11日(土)の朝、イサ・コーリ准将を暗殺した、と報じた。准将は軍医であり、ハメシュ病院院長であった。
この殺害事件は「シリアのインテリ層、医療と技術面での指導層を標的とする計画の中で」起きた、とSANA通信は報じた。
SANAは更に、「犠牲者となったコーリ准将は、ルーマニア大学の関節炎の学士号を持っている。パリの病院で研修を重ね、その他の大学で専門知識を習得した。2004年には、ティシュリーン陸軍病院で関節炎部門の部長を勤めていた。ついで彼はアハマド・ハメシュ殉死者病院の院長となった。
この殉死者は1957年ジャブレフ市で生まれ、4人の子供がいる。
「多くの力量のある専門知識を持った人々が武装テロリスト・グループによって暗殺されている」とSANA通信は報じている。教授、核の専門家、教師、技術者らが暗殺の対象となっていると報じている。
SANAは更に、その他の襲撃事件も報じている。「北方のイドレブでは、武装したテロリスト・グループが、アラブ作家連盟イドレブ支部メンバーのモハマド・カレド・アル・クドル氏の自宅に放火した。別のテロリスト・グループはレバノンのアル・ジャディードTVの特派員であるニダル・フメイディ氏と彼の兄弟の自宅に放火した」と報じた。
ほぼ一年前から発生しているアサド大統領追放を求める紛争で、国連高官は6000人が死亡したと推計している。反対派の別のグループでは、7000名を超えている、と言っている。、
外国通信社などはシリアについては、「シリア内での紛争の詳細を客観的に確認することはできない。それは政府が厳しく各国のジャーナリストの動きを制限しているから」だ、と示唆している。
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ユーロが崩壊して欲しくないソロス
◆2月13日
アメリカの投資家(投機家?)のジョージ・ソロスが現在の欧米社会、つまり先進国での金融・財政問題を危機的だと見なしている。
彼によれば、現在の情況は1930年代の「大恐慌時代」にも比肩される時だという。つまり10年以上の不景気になる危険性がある、という。またユーロはサバイバルすべきだ、と言っている。これは恐らく彼自身がヨーロッパのソブリン債を20億ドルも持っているからだ。
ギリシャとかイタリアなどがデフォルトでもすれば、リーマン・ブラザースと似たようなショックをもたらす、と言っているが、そんなもので終われば、御の字ではないだろうか。彼が恐れているように、最悪、金融システムの崩壊というか不能状態ということも考えられるから、その際には、リーマン・ブラザース時の10倍の衝撃波となるだろう。
ギリシャなどはその財政状態の実態はマーストリヒト条約に違反する内容でしかなかったのだから、ユーロ圏に組み込まれること自体に無理があったのだ。ギリシャは実態を隠していたわけで、いわばもぐりであったのだから、ギリシャはユーロ圏から離脱すべきか、と思われる。
またアイルランドも今の状態では債務情況を改善できる可能性は少ないので、やはり離脱した方がアイルランドのためかもしれない。
とにかく、税制、財政、経済力などが異なる国家同士を金融面のみ統合したのがユーロ圏だから、所詮無理があった。金融政策と財政とは不可分の働きをするのだから、それを分けてしまったところにこのユーロ圏の失敗の源がある。
従ってどうあがいても、長続きするとは思えない。早晩、ユーロ圏は崩壊し、統一通貨のユーロも崩壊するのではないだろうか?
またアメリカも更なるQEが必要になってきているようだから、ドルは更に下落し、アメリカの輸出力がでてくる1ドル60円付近にまで下げる可能性が高いのではないか。そうなれば、再びアメリカは息を吹き返すかもしれない。
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●ジョージ・ソロス:アメリカ経済崩壊で騒乱惹起
http://www.moneynews.com/Headline/Soros-US-Economy-Violence/2012/01/23/id/425096
【1月23日 Forrest Jones – Money News】
アメリカ経済が悪化するため、ウェール街占拠のような抗議運動が激化し、国中に暴力が蔓延する、と億万長者のジョージ・ソロスは語った。
「秩序維持のためというのは強権的に弾圧するための口実である。それを進めることで圧制的な政治システムを生み出し、それは個人の自由がずっと狭められてしまうが、それはアメリカの伝統を破壊することになるかもしれない」とニューズウィーク誌にソロスは語った。
アメリカ国内の騒乱というものは、悪化する世界経済の一つの症状とされ、資産の保護ということが優先事項になる。
「こういう時には、サバイバルということが一番重要なことだ」とソロスはニューズウィーク誌に語る。
「煽るために言っているわけではない。この情況は私のキャリアの中で経験した困難さと同程度に困難なものだ」とソロスは語るが、彼は1992年、ポンドに対する仕手戦で10億ドルを手にして有名になった。
「我々は非常に厳しい情況に直面しており、多くの点で1930年代の、大恐慌時代と比肩しうる。先進国では総体としての経済の縮小に直面しているが、これは十年かそれ以上の期間にわたる不景気に我々を引き込む恐れがある」とソロスは語った。
「最良のシナリオは、デフレ的環境であり、最悪のシナリオは金融システム崩壊である」
ヨーロッパの政策決定者らは、現在の形式における通貨圏を維持するしか選択肢はない。
デフォルトとブロック圏からのたった一国の離脱でも、世界中に衝撃波を送る事になるかもしれない。
「ユーロはサバイバルしなければならない。それは他の選択肢は、メルトダウンの原因となり、それは、ヨーロッパも世界も耐えることはできない」と述べた。ソロスは20億ドルのヨーロッパのソブリン債を持っているが、これは、元ゴールドマン・サックス社の会長のジョン・コルジンが率いた、そして昨年10月に破綻した証券会社のMFグローバル社から購入したものだ。
「ソ連邦の崩壊は相当に異常な出来事だったが、我々は何が起きているのかはっきり理解できないままに先進国で似たようなことが起きている」とソロスは語った。
この世界的な混乱情況の中心に、ギリシャとかイタリアなどの国があり、それらの国々はデフォルトするのではと、そしてユーロを捨ててしまうかもしれないと多くの者たちが恐れている巨額の負債を抱えている。そうなれば、世界中で金融システムの混乱が惹起され、リーマン・ブラザースが2008年に破綻した時と似た混乱を招くであろう
ある者はデフォルトは避けがたいと言うが、混乱を避けギリシャをユーロ圏に留めて置くことの方が寄りよい選択肢である。
他の者たちは、この危機からは最良のシナリオを期待することは出来ない、と言い、全面的な崩壊だけは避けたい、と指摘している。
ヨーロッパの政策決定者らの手に世界の運命は握られている。
「ヨーロッパの問題が完全に解決されることが必要だと市場が要求しているわけではない」とテレグラフ紙によれば、シティグループ最高財務責任者のジョン・ガスパックは言っている。
「つまり完璧な崩壊となならない、という保証が必要なだけなのだ」
そうなるまで、投資家らはリスクを避けようとするだろう、とガスパックは語る。
ギリシャのデフォルトはなさそうだ、と言う点では合意するソロスだが、混乱情況だけはどんな事があっても避けねばならないだろう。
「ユーロの無秩序的な崩壊があれば、数世紀にわたる混乱をヨーロッパにもたらしたような政治的紛争が再発する危険性が出てくる、国家主義の極端な情況では排外主義になり、外国人や少数民族に対する排斥運動などに発展する」とソロスは言う。
「ヒットラーの時代には、それはユダヤ人が標的だった。今日では、ジプシーとかロマと言われる少数民族の人々やイスラム教徒の移民者などがいる」
ソロスは、良く知られているように民主党よりで献金もしているが、アメリカの政治に拘わる事は避けてきている。
「政党政治に介入することは避けたいと思う。それは私が拘わったブッシュ政権は国をミスリードしたと感じているからだ」とソロスは語る。
「オバマ政権が始まった時は非常に希望を持っていたが、失望している。民主党を支援し続けるが、彼らの駄目な点を良く知っている」
オバマは再選されるか?
「オバマは民衆をびっくりさせるかもしれない。選挙での争点は富裕層に対する税をもっとかけるかどうかだ。オバマにとってはそれをやることは困難ではないはずだ」
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蕩尽大統領サルコジ
◆2月10日
ヨーロッパ全体がソブリン債問題で大揺れの今日この頃だが、フランスのサルコジ大統領が年間使うお金が9500万ポンド((1ポンド=123円で約117億円)だと、社会党議員がぶちまけた。
このユダヤ人大統領が金に目の無い御仁であるということは、以前から知られていることだが、今更驚くほどでもないかもしれないが、まあ俗人の典型例とでも言えようか。この世の名誉、地位、金、愛欲、あらゆるものを貪欲に手に入れよう、とする悲しい人間の性(さが)、と言っては言い過ぎかもしれないが、自分のために公金でも平気で使えるその精神が、哀れである。
「シリア大統領夫人は『現代のマリー・アントワネット』だ」と、ヨーロッパで批判された、という記事があったが、おひざ元である当のフランスの大統領がその何百倍もの支出をしていることを、まずは批判すべきであろう。このサルコジの支出内容に比べれば、アサド大統領夫人の支出など、全く批判にも当たらない。シリアのちょっとした金持ちならば、ブランド物を身に着けているなどいくらでもある話である。
ユダヤ教にはキリスト教国家であるフランスの一般国民が持っている「死後の世界でのさばき」のような観点は薄く(というか、存在しない)、彼らの人生観は、いかにこのこの世で、いい目を見るか、に絞られている。ユダヤ教の経典である、旧約聖書にも彼らの日常生活の考え方の基礎になっているタルムードにもいわゆる「あの世」という観点は存在しないか、曖昧である。
従っていかにこの世で成功するか、が彼らの大きな観点であり、そのためには汚い手を使おうと、隠れての犯罪であっても、成功すればそれでいいのだ、という考え方になりやすい。まして自分たちは、「神の選民」である、ということになっているし、それ以外の民族は、「家畜的存在」なので、本当は「人権」だってありゃしない、と考えている者たちも少なくない(ユダヤ人以外は人間じゃないから、人権などない、となるらしい)。
彼には残念ではあるが、死後の世界は歴然と存在する。これが人生の真実だ。目に見えないからと言って、死後の世界など存在しない、と嘯(うそぶ)いても、存在するものは存在する。これがはっきり分かるのが伊勢白山道である。伊勢白山道の情報をみれば、管理人は前世の記憶を保持しながら生まれてきているから、前世のことをよく知っているばかりか、現実界に生まれてくる前にいた霊界の事情もよく分かっているのだ。ほんの小さな例を示しておく。 ↓
「この世の行動には、一切の無駄がなく反射する事を肝に銘じておけば良いです。たった80年ほどの人生は、すべての詳細が空間に磁気記録されています。この事を認識するだけでも、今からの生き方が変わるでしょう。バルドォ(自分の人生をパノラマ映像で見せられ反省する期間)の49日間に、今回の人生での反射の刺激を受けた魂は、 自ら 霊界か地獄へと引き寄せられる様に進んで行きます。10倍の反射刺激にさらされると、逃げよう隠そう言い訳しよう…などの感情は吹き飛ばされます。何故なら、すべての魂は根源存在1つの分霊であるので、本性は絶対的に善なるモノだからです。自らの良心に逆らえる人は、最終的には誰もいません」(死後の行き先 3 2009年9月9日)
まあ哀れなのはサルコジだけでなく、フランス人自身でもある。このような御仁を自国の大統領に選んだお粗末さを今後、繰り返さないことが肝要であろう。
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●緊縮財政、俺が?:サルコジの食費1日1万ポンドで121台の車を所有
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2096799/Nicolas-Sarkozy-spends-10k-day-food-keeps-121-cars-palace.html
【2月10日 By Ted Thornhill Mail Online】
フランス大統領のニコラ・サルコジは自身の大統領府の支出を削減すると約束してきたが、実際は毎日食費に1万ポンドを使い、121台の車をエリゼ宮に保有したままだという。
社会党のルネ・ドシエール議員の書いた、「国からの資金」という著書で、フランス大統領の度を越した支出内容を描写している。この暴露本で、議員は「私的な支出と公的な支出を分ける、という最も基本的な原則を無視している」と大統領を非難している。
自分の大統領府の予算がイギリス女王の予算よりも多いサルコジは最近、過去のお金の散在のレベルを変えると言い、またより透明性を高めると言っていた。彼は毎年行っているガーデン・パーティー費用の50万ポンドをキャンセルしたが、ドシエールによると十分ではなかったという。
先週、サルコジはプライベート・ジェット機で息子の一人のピエールのために医療チームをウクライナまで送り、その息子をそのジェット機でパリまで帰還させ、そのために大枚2万2000ポンドを支出した。
彼の車の車列は前の大統領のジャック・シラクのそれの2倍であり、保険に10万ポンド、燃料代に27万5000ポンドの費用がかかっている。
更にこれに彼のどでかい旅行費用がある。彼はエアバスA330を使用する。エアーサルコ・ワンと言われている奴だ。こいつが2億1500万ポンドする。彼は旅行に300人を引き連れ、以前の大統領たちと比べてずっと頻繁に旅行をする、とドシエールはクレームをつける。
最近の旅行はパリからサン・ケンタンへの80マイルの旅行があるが、これが35万ポンドの支出で、ラスコー洞窟への夫人同伴での旅行で10万9000ポンド、エンへの2時間30分の旅行では、ドシエールの計算では1分あたり700ポンドかかっている。
更には、その土地の人々と会ったり彼らの文化を理解するために時間を使うということがあったためしがないのだ。「ミッテランとシラクは、景観を堪能し人々に会い、その国の歴史に興味を持って知りたがるなどして、時間をどう使うかということを知っていたが、サルコジはいそがしくするだけの男だとドシエールは不満をぶちまける。
このフランス人は新聞代に1000ポンドほど使うし、サルコジの”家”のワインは1
瓶160ポンドのクローゼ・エルミタージュでこれをゲストがロブスター・カルパチオとカルブス・チークなどの食事の時に胃袋の中に流し込むのだ。彼の年間支出合計金額は、9500万ポンドに昇る。「めまいを起こす金額だ」とドシエールは語る。
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