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ギリシャ問題は計画の一部であり想定内
◆2月15日
2月13日号の「ジョージ・ソロス:アメリカ経済崩壊で騒乱惹起」で、「従ってどうあがいても、長続きするとは思えない。早晩、ユーロ圏は崩壊し、統一通貨のユーロも崩壊するのではないだろうか?」と書いたが、以下の論考では、逆にこのギリシャ問題を契機に、一挙に、ヨーロッパ連合(EU)を超国家へと変貌させる陰謀がフリーメーソンによって組まれている、としている。
これはありうることである。実は初めから、超国家は無理だから、まずはゆるやかなヨーロッパ”連合”とし、そこで問題が生じることで、その問題の解決策として、超国家への移行をさせる、とするシナリオである。またこれが理由で、ジョージ・ソロスはEUがあるいはユーロが崩壊して欲しくない、と言っていたのかもしれない。彼もロスチャイルドに繋がる者だからだ。
今、実際にギリシャ問題で、EUは大揺れであり、なかなか根本的な解決策が出てこないまま、時間だけが過ぎ行き、事態はますます悪化しているから、最後の最後、結局は、この超国家、すなわち、各国が金にまつわる国家主権を放棄し、全てを中央政府に預ける、という形が提案されるかもしれない。
一旦、国家主権を放棄すれば、それを再度持とうとすれば(独立を模索すれば)、超国家内における「反乱罪」になるだろうから、ヨーロッパ軍というスーパーアーミーによる大弾圧を受け、その試みは粉砕されてしまうであろう。こうして、諸国民は一切の主権をこの国際的金権勢力の支配の下に委ねるしか生存の道を見出せなくなる、ということになる。
これが、2月9日号「イランとシリア防衛のためにロシアは軍事力を使用する用意」で「この時期、大切なことはロシアではプーチンが大統領になることであり、アメリカでは共和党の大統領候補としてジェブ・ブッシュがたとえ出てきても、オバマが再選されることであり、日本では、石原新党がキャスティング・ボードを握れる政党を形成できるか、と言う点にある」と書いたことと繋がってくる。
ロシアのプーチンがこの国際的金権勢力と対決し、ロシアをこの勢力から救ったのである。これが、2月8日号『「広場」と「丘」のラリー:反プーチンデモ対親プーチンデモ 』で、書いたことの深い意味である。
プーチンは歴史の学徒でもあったから、ロシア史を見て、何がロシアの歴史の問題であったかを良く理解しているからこそ、この国際的金権勢力と対決できたのである。以下の論文にでてくるハザール帝国と戦い、この帝国が瓦解してから流入してきたハザール人の問題で悩まされてきたのがロシア史の重要な部分であった。
また、アメリカのオバマは、この金権勢力の後押しで上院議員になり、大統領にまでなったのであるが、彼の本音というものはこの勢力とは異なり、逆にこの勢力からのアメリカの解放を模索している、と見るのが、このROCKWAY EXPRESSの見方である。それがそうかどうかは、彼が再選された後を見れれば、わかるだろうが、再選されねば見れないことになる。
石原新党への期待は、石原にせよ、亀井にせよ、それなりにこの世界の構造をある程度までは理解していると思われるから、他の民主党とか自民党とか、みんなの党などに比べればましだからだ。年は伊達に取っていない、という点があるのだ。若いからいい、とは限らないのであり人生のある程度を経験してみて、見えてくることもあるものだからだ。
以下に出てくる、「ハザール(カザール)帝国」というのは、10世紀前後にカスピ海付近で栄えたトルコ系民族による帝国で、ある時国家ごとユダヤ教に改宗した民族である。彼らは今のユダヤ人の中で、アシュケナジーと呼称されている人々であり、本当のアブラハムの息子のヤコブ(=イスラエル)の子孫ではない。
※以下の記事内容は、2010年2月20日号と同じ内容(同じ文章を再翻訳)
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●フリーメーソンは2008年に既にギリシャに対する陰謀を持っていた
http://www.henrymakow.com/the_secret_solution_to_greece.html
【2月13日 by Jean D'Eau】
この記事の初出は2010年5月18日
■ギリシャ”問題”に対するロスチャイルドの秘密の「解決策」
友人の一人は、ブタペストのユダヤ系フリーメーソンの高位メンバーであるがこの組織に幻滅を感じている。その彼がギリシャ危機について、今後何が起きるかを話してくれた。
ギリシャは、大問題を発生させるためにヨーロッパ連合内の破綻国家の役割を演ずるために選ばれたのであり、ギリシャが破綻することで、ヨーロッパ連合はまもなくそれに対する「解決策」を「見つける」ことになっている、という。
ギリシャは、ヨーロッパのシンボルとなる国であるために選ばれた(ヨーロッパ内の誰もハンガリーとかエストニアなどに関心など持たない)し、自国通貨を放棄した後には、その経済を破綻させるにたやすいからでもある。
ヨーロッパの”エリートたち”は、もしもギリシャ問題が解決されねば、南欧諸国は破綻にいたり、それはヨーロッパ全体の金融システムを崩壊に導くだろうし、ヨーロッパ全体の経済の破綻に繋がる、と言って、ギリシャを利用して従順な人々(sheeple=羊(sheep)と民衆(people)の合成語)を説得しようとしている。
この”問題”は、いわゆるユーロ圏は、南欧諸国(東欧諸国も)はユーロ圏にあるため自国の通貨を切り下げて輸出と観光事業を盛り立てようとしてもそれができないため、その経済を維持する事ができないので崩壊するしかない、ということだ。
これが、自国の経済をあらゆる方法で弱体化させるという、腐敗したグローバリストの政治家たちがやっている役割であるが、国際的銀行家たちによって引き起こされている現在の”世界的景気後退”は、南・東欧諸国の経済を破綻寸前にまで陥らせ、アメリカ経済を弱体化させ、中国、インド、ロシアの経済を破綻させるための計画の主要な部分である。
EUによってまもなく提案されるであろう”唯一の解決策”は、ヨーロッパの国庫と国家の予算方針を封じて中央集権的予算を組むようにする、ということである。全てのヨーロッパ諸国は、殆どの税金を欧州中央政府に送るようにさせられ、国家予算は、この中央政府によって組まれることになるであろう。
事態はもっと複雑なものになるであろうが、ヨーロッパの各国政府は消滅する、ということを意味するのである。並行してヨーロッパ連合は既に、NATOで支配的なアメリカの軍事力と釣り合うほどのヨーロッパ軍の創設が必要である、と宣言している。
既にご存知のように、国際的銀行家らは、実際ヨーロッパの銀行家たち(ロスチャイルドとその系統)であり、こういった者たちは、人工的な世界的景気後退の背後の計画者たちである(丁度、”世界の温暖化”詐欺の背後にもいたように)。
このように、ヨーロッパの”エリートたち”は、今や、伝統的なアメリカの”エリートたち”よりもより強力になりつつある。彼らに必要なことは、ヨーロッパ連合を本当のスーパーアーミー(程なくやって来るヨーロッパ軍)を持つ本当の超国家にすることである(中央集権的税制と予算政策)。そうすることで、アメリカの”エリートたち”は、願いどおりの対立勢力とならないで、EUに併合させられることになるだろう。
結果的に出来上がるこの「ユニオン(統一)」(計画されている名称)は、金権勢力が支配する帝国であり、この金権勢力の先祖はかつてハザール帝国なるものを支配していた者たちである。
もしも誰でも、「シオン賢者の議定書」が偽書である、と信じている者がまだ存在しているならば、上記の計画が成就するまで待っていれば良いだろう。そうすれば、”シオン賢者”の世界の中で目覚めることだろう。勿論、アメリカ、中国、ロシアがハザール帝国の再興を阻止することができなければ、の話であるが。
■金(ゴールド)について
資産の保護のためにゴールドを購入しているのならば、注意した方が良い。それは、同じこのフリーメーソンの友人が、ゴールドは中流クラスを壊滅させるための別の詐欺であるから、と語ったからだ。ゴールドの価格は、暫くは上昇するだろうが、充分に中流クラスの人々が購入した時点で、その捕らわれの資金を強奪するために価格の破壊が起きるだろう。友人は、今年にも起きるかも、と言っていたが、いずれにせよ、今後2~3年でやってくることだろう。それが真実なのかどうか分からないが、ゴールドを購入してあるため、注意していくつもりである。
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