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蕩尽大統領サルコジ

◆2月10日

 ヨーロッパ全体がソブリン債問題で大揺れの今日この頃だが、フランスのサルコジ大統領が年間使うお金が9500万ポンド((1ポンド=123円で約117億円)だと、社会党議員がぶちまけた。

 このユダヤ人大統領が金に目の無い御仁であるということは、以前から知られていることだが、今更驚くほどでもないかもしれないが、まあ俗人の典型例とでも言えようか。この世の名誉、地位、金、愛欲、あらゆるものを貪欲に手に入れよう、とする悲しい人間の性(さが)、と言っては言い過ぎかもしれないが、自分のために公金でも平気で使えるその精神が、哀れである。

 「シリア大統領夫人は『現代のマリー・アントワネット』だ」と、ヨーロッパで批判された、という記事があったが、おひざ元である当のフランスの大統領がその何百倍もの支出をしていることを、まずは批判すべきであろう。このサルコジの支出内容に比べれば、アサド大統領夫人の支出など、全く批判にも当たらない。シリアのちょっとした金持ちならば、ブランド物を身に着けているなどいくらでもある話である。

 ユダヤ教にはキリスト教国家であるフランスの一般国民が持っている「死後の世界でのさばき」のような観点は薄く(というか、存在しない)、彼らの人生観は、いかにこのこの世で、いい目を見るか、に絞られている。ユダヤ教の経典である、旧約聖書にも彼らの日常生活の考え方の基礎になっているタルムードにもいわゆる「あの世」という観点は存在しないか、曖昧である。

 従っていかにこの世で成功するか、が彼らの大きな観点であり、そのためには汚い手を使おうと、隠れての犯罪であっても、成功すればそれでいいのだ、という考え方になりやすい。まして自分たちは、「神の選民」である、ということになっているし、それ以外の民族は、「家畜的存在なので、本当は「人権」だってありゃしない、と考えている者たちも少なくない(ユダヤ人以外は人間じゃないから、人権などない、となるらしい)。

 彼には残念ではあるが、死後の世界は歴然と存在する。これが人生の真実だ。目に見えないからと言って、死後の世界など存在しない、と嘯(うそぶ)いても、存在するものは存在する。これがはっきり分かるのが伊勢白山道である。伊勢白山道の情報をみれば、管理人は前世の記憶を保持しながら生まれてきているから、前世のことをよく知っているばかりか、現実界に生まれてくる前にいた霊界の事情もよく分かっているのだ。ほんの小さな例を示しておく。 ↓

 「この世の行動には、一切の無駄がなく反射する事を肝に銘じておけば良いです。たった80年ほどの人生は、すべての詳細が空間に磁気記録されています。この事を認識するだけでも、今からの生き方が変わるでしょう。バルドォ(自分の人生をパノラマ映像で見せられ反省する期間)の49日間に、今回の人生での反射の刺激を受けた魂は、 自ら 霊界か地獄へと引き寄せられる様に進んで行きます。10倍の反射刺激にさらされると、逃げよう隠そう言い訳しよう…などの感情は吹き飛ばされます。何故なら、すべての魂は根源存在1つの分霊であるので、本性は絶対的に善なるモノだからです。自らの良心に逆らえる人は、最終的には誰もいません」(死後の行き先 3  2009年9月9日)

 まあ哀れなのはサルコジだけでなく、フランス人自身でもある。このような御仁を自国の大統領に選んだお粗末さを今後、繰り返さないことが肝要であろう。

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●緊縮財政、俺が?:サルコジの食費1日1万ポンドで121台の車を所有
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2096799/Nicolas-Sarkozy-spends-10k-day-food-keeps-121-cars-palace.html
【2月10日 By Ted Thornhill Mail Online】

 フランス大統領のニコラ・サルコジは自身の大統領府の支出を削減すると約束してきたが、実際は毎日食費に1万ポンドを使い、121台の車をエリゼ宮に保有したままだという。

 社会党のルネ・ドシエール議員の書いた、「国からの資金」という著書で、フランス大統領の度を越した支出内容を描写している。この暴露本で、議員は「私的な支出と公的な支出を分ける、という最も基本的な原則を無視している」と大統領を非難している。

 自分の大統領府の予算がイギリス女王の予算よりも多いサルコジは最近、過去のお金の散在のレベルを変えると言い、またより透明性を高めると言っていた。彼は毎年行っているガーデン・パーティー費用の50万ポンドをキャンセルしたが、ドシエールによると十分ではなかったという。

 先週、サルコジはプライベート・ジェット機で息子の一人のピエールのために医療チームをウクライナまで送り、その息子をそのジェット機でパリまで帰還させ、そのために大枚2万2000ポンドを支出した。

 彼の車の車列は前の大統領のジャック・シラクのそれの2倍であり、保険に10万ポンド、燃料代に27万5000ポンドの費用がかかっている。

 更にこれに彼のどでかい旅行費用がある。彼はエアバスA330を使用する。エアーサルコ・ワンと言われている奴だ。こいつが2億1500万ポンドする。彼は旅行に300人を引き連れ、以前の大統領たちと比べてずっと頻繁に旅行をする、とドシエールはクレームをつける。

 最近の旅行はパリからサン・ケンタンへの80マイルの旅行があるが、これが35万ポンドの支出で、ラスコー洞窟への夫人同伴での旅行で10万9000ポンド、エンへの2時間30分の旅行では、ドシエールの計算では1分あたり700ポンドかかっている。

 更には、その土地の人々と会ったり彼らの文化を理解するために時間を使うということがあったためしがないのだ。「ミッテランとシラクは、景観を堪能し人々に会い、その国の歴史に興味を持って知りたがるなどして、時間をどう使うかということを知っていたが、サルコジはいそがしくするだけの男だとドシエールは不満をぶちまける。

 このフランス人は新聞代に1000ポンドほど使うし、サルコジの”家”のワインは1
瓶160ポンドのクローゼ・エルミタージュでこれをゲストがロブスター・カルパチオとカルブス・チークなどの食事の時に胃袋の中に流し込むのだ。彼の年間支出合計金額は、9500万ポンドに昇る。「めまいを起こす金額だ」とドシエールは語る。

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