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アメリカのオバマ大統領

◆2月7日

 イスラエルの副首相が、イランはアメリカ本土を攻撃できる大陸間弾道弾を開発している、とアメリカを脅してイラン攻撃を正当化し、アメリカ世論をイラン攻撃に向かわせようとしたが、オバマ大統領がそれを真っ向から否定し、イランの核問題の解決には、外交的手段が望ましいと断言した

 イスラエルはイランを叩きたいが、イスラエルだけでは不足だからどうしてもアメリカを巻き込みたい。しかしオバマ大統領はそのことを知っているから、ずっとイスラエルに対してはイラン攻撃はするな、と釘を刺してきた。

 イスラエルのイラン攻撃派とアメリカのイラン攻撃派とが、なんとかイラン攻撃を実行したいため、さまざまなレトリックを使って戦争へのベクトルを煽っているし、一部の両国の国民は、その勇ましいレトリックに熱狂している。

 このアメリカ国内で戦争を煽っている勢力の背後にはキリスト教原理主義がある。中東でハルマゲドンが起きる事を願っている者たちである。同時にアメリカの戦争屋は、戦争で儲けることを考えている。イスラエルは中東でお山の大将でいられるためには、中東での唯一の核保有国であることが重要であるため、イランが核兵器を保有する可能性を潰したいので、アメリカの軍事力を利用してそれをやってしまいたい

 しかし、アメリカのオバマ大統領は、断固としてイラン攻撃をしようとする動きを封じ、話し合いによる解決を目指して地道に努力を続けている、と言えよう。これが、ブッシュ前大統領とオバマ大統領との違いである。ブッシュは戦争屋のための大統領であった。また自分がその戦争屋と繋がっているのである。

 このオバマ大統領の言葉を見ても分かるように、そしてこのブログでも指摘してきたように、オバマ大統領の率いるアメリカとイスラエルとの間の矛盾が徐々に顕(あらわ)になりつつある事が窺われる。

 少々チキンレース化しつつあるイランの核問題であるが、焦っているのはイスラエルである。しかしアメリカが動かねば、イスラエル一国ではさすがにイラン攻撃には二の足を踏むであろう。

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●オバマ大統領:イラン攻撃はリスクが高く外交的解決が必要
http://www.presstv.com/detail/225191.html
【2月6日 Press TV】

 アメリカのオバマ大統領はイランに対する軍事作戦に対して、非常にリスクが高いと警告し、イランの核問題の解決には外交的アプローチが好ましいと強調した。

 NBCテレビとのインタビューで5日、大統領は、イランがアメリカ合衆国本土を攻撃する意図を有しているとは思わないと述べた。これは、イスラエルのモシェ・ヤアロン副首相が先に、イランは1万キロの射程を持つ大陸間弾道弾を開発しており、これはアメリカ本土の東海岸にまで到達するものだ、と主張したことを否定する内容となっている。

 「ペルシャ湾内における更なる軍事的活動は、混乱を助長させるものであり、我々に大きな影響を与える。原油価格に大きな影響を与える。我々はイランと国境を接するアフガンに軍を抱えている。従って、我々が望む解決法は外交的なものである」とオバマは語った。

 この主張は、トルコのアハメト・ダブトグル外相が欧米側に、イランの核問題に対し更なる努力をするよう促しているので出てきていることだ。トルコ外相はイランに対する軍事的攻撃は「大災厄」をもたらす、と警告している。

 「軍事的作戦の選択をすれば、我々のこの地域にとって大災厄となる。であるから、そのような大災厄が起きる前に、全ての関係者は交渉に真剣であるべきだ。我々は両者がまもなく会合を持ち、完璧な結果を引き出すよう願っている」と5日、ドイツで行われた第48回安全保障会議の席上でトルコ外相は語った。

 「もしも強い意欲と相互的な信頼が醸成されれば、この問題は数日で解決されるであろう」と外相は語った。更に、「技術的な議論はそんなに大きな問題ではない。問題は、相互信頼であり政治的な強い意志である」と語った。

 カタールのハリド・モハメド・アルアティヤ外相は、欧米はイランに対する攻撃は控えるべきだと述べ、イランの核問題は対話と交渉で解決されるべきだ、と主張した。

 「攻撃は解決ではない;そしてイランに対する禁輸は情勢を更に悪化させるだろう。私は、対話が重要だと考える」とアルアティヤ外相は語った。

 「私は、我々の欧米の同盟国と友人と共に、この問題の解決を目指してイランと対話を開始するべきと考える。我々のこの地域の問題について我々はそのように感じている」と外相は述べた。
  
 アメリカ、イスラエル、それにヨーロッパのいくつかの国で言われている、イランの核計画には軍事的側面が含まれている、という広く喧伝されてきた主張があるが、イランはその核計画が、民生用であり、核拡散防止条約(NPT)の署名国として、また国際原子力機関(IAEA)メンバー国として、イランは平和目的の核の開発および核技術を開発し取得する権利がある、と主張している。
 
 この国際原子力機関はイランの核施設にたいする数多くの視察を行ってきたが、イランの民生用核計画が核兵器製造に変更された、という兆候をつかんだためしがないのである。

 イスラエルが200発から400発の核弾頭を所有していることは広く知られている。更には、イスラエル政府は核施設を国際的核査察官による査察にゆだねることや国際的な核の規制に合意することを拒絶している。
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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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