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シリア紛争はサウジアラビア、カタール、欧米同盟国の陰謀工作だと暴露したブレジンスキー

◆7月2日

 アメリカの有名な外交専門家であり、戦略の大家と言われるブレジンスキーが、シリア紛争はサウジアラビア、カタール、そしてその欧米の同盟諸国らが行った陰謀工作によるものだ、と発言したようだ。これで、このROCKWAY EXPRESSが2年以上前から主張してきた事柄が正しかったという、「ありがたいお墨付き」をもらったことになった。

 要するに、工作であり、陰謀であり、決してシリア民衆が「独裁政権」に対抗して立ち上がって、反対運動のデモをした、というようなものではないのだ。これを口をすっぱくして、当初から指摘してきたのであり、それに反して、NHKを初めとする日本の主体性無きメディアが、欧米ユダヤ勢力のメディアの主張どおりの、間違った、あるいは偽りの「ニュース」を垂れ流してきたのである。

 そこに持ってきて、同じユダヤ系アメリカ人のブレジンスキーが、はっきりと、シリア紛争は工作された偽りの反政府運動だ、と指摘したのだから、日本のメディアはどうするのか?右往左往しなければならないはずだ。そして自らのしょうもない情けなさに慨嘆すべきなのだ。ただ、欧米のユダヤ系メディアの尻を追っかけて報道する、報道機関の名に値しない自分達のことを。

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●ブレジンスキー:サウジ、カタールと欧米同盟諸国がシリア危機を工作

http://www.presstv.ir/detail/2013/06/29/311339/ksa-qatar-orchestrated-syria-crisis/
【6月29日 Press TV】

 元アメリカ国家安全保障補佐官のズビグニュー・プレジンスキーは、シリアで起きている紛争はサウジアラビア、カタール、それにその両国の欧米の同盟諸国によって工作されたものである、と語っている。

 「2011年後半、シリアでは旱魃と、中東の良く知られている専制国家であるカタールとサウジアラビアによって扇動されて、反乱が起きている」と6月24日のザ・ナショナル・インタレストでのインタビューで語った。

 彼はさらに、オバマ大統領はシリアの紛争を支援し、アサド大統領の退陣を突然要求したとも語った。

 「それから、2012年春、今年の3月24日付きのニューヨークタイムズ紙によれば、ペトレイアスの率いるCIAがカタールとサウジアラビアに対する大掛かりな支援を行い、またトルコをこの両国と同じ目的に向かって共闘させるようにした」とブレジンスキーは語った。彼はジミーカーターが大統領であった時の元ホワイトハウスの国家安全保障問題補佐官で、現在は戦略国際問題研究所(CSIS)の顧問と理事を務めているし、ジョン・ホプキンス大学の高等国際関係大学院(SAIS)で教授を努めている。

 シリアに対するオバマ政権の政策を批判しながら、彼は「これが戦略的な取るべき姿勢なのか?何故我々は突然、シリアは不安定化されねばならないと、そしてその政権は転覆されねばならないと決定したのだろう?その点がアメリカ国民に説明されたであろうか?そして2012年の後半、とりわけ大統領選挙の後、紛争の流れは反政府側に不利に傾きだした。そしてこの反政府勢力の全てが『民主的』であるとは限らない事が明らかになった。それで全体の政策が見直されるようになった」

 「アメリカの政策が何を狙っていたかということに対する理解を得る為には、
これらの事柄が明らかにされる必要がある」とブレジンスキーは語った。

 彼はまた、シリア危機が平和的終結に至るよう中国、ロシアそして地域の大国を早急に引き込むようアメリカの高官らに呼びかけた。

 「もしもロシア人とのみ一緒にこの問題を解決しようとすれば、そして彼らは部分的に絡んでいるのだから、それはそうなされるべきであるのだが、そしてもしも我々がこの地域から嫌われている英仏というこの地域を植民地化した勢力に中心的に依存して問題解決を図ろうとすれば、より安定した中東の方を願っている中国、インド、日本と一緒に問題解決に当たるよりも、成功の確率は低い」とブレジンスキーは語った。

 ブレジンスキーはまた、アメリカが率いるシリアにおける軍事介入ないしは、政府軍と闘っている反政府側の民兵に武装を施すことに対し、警告している。

 「私は効果のない軍事介入に向かってアメリカが進むことを懸念している。それは事態をより一層悪化させるものだ。軍事介入することが最良のやり方ではないし、かといって最悪でもない、という状況がある。しかし今話していることは、アサドに反対する勢力にとって殆ど意味を成さない支援を増大させる、ということだ。よくて、それは我々の信頼を損なうだけである。最悪、アサドに敵対的であるより、むしろ我々に対してより一層敵対的な勢力の勝利を促すことになる。私は未だに理解できない、なぜそうするのか。そしてそれは、2011年ないしは2012年に、何故アサドは去るべきだと結論付けたのか、という問題に対する私の最初の回答に関係することだ」

 シリアにおける外国勢力の支援による軍事衝突は2011年3月に始まったが、多くの人々の命が失われたし、それにはシリア人兵士と治安部隊要員も含まれる。

 ニューヨークタイムズ紙は、最近の報道で、CIAがトルコと他の地域の政府と協力して、シリア政府と闘っている民兵に対する武器供給をしている、と報じた。

 この報道は、アメリカがアルカイダと関係を持つテログループに武器が渡る懸念を繰り返し語っている最中になされたものだ。

 アルヌスラ戦線はシリア政府に対する戦いを進めているアメリカが支援する自由シリア軍と一緒に闘っているとは言え、アメリカ政府によって昨年12月にテロ組織として指摘されている組織である。

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イランとロシアの合同海軍演習が今年中にカスピ海で行われる予定

◆7月1日

 カスピ海でイラン海軍とロシア海軍が合同演習を行う計画があるという。イランへの攻撃がカスピ海周辺国、つまりグルジア経由などで行われる可能性を考えてみれば、このようなイラン北方に位置するカスピ海でロシアが一緒になって軍事演習をすることが、暗黙のイラン保護のロシアの姿勢を明らかにし、かつ、軍事的にも、北方を警戒していることを表していることで、牽制になるであろう。


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●イラン・ロシア:カスピ海で合同軍事演習を計画
http://english.farsnews.com/newstext.aspx?nn=13920408001094
【6月30日 Fars News Agency】

 イランとロシアは2013年末までにカスピ海で海軍の合同演習を行うことを計画していると29日、ロシア海軍上級司令官が語った。

 ロシアのカスピ海艦隊副司令官のニコライ・ヤクボフスキーは、イラン海軍艦隊司令官との会合後にこの声明を発表した。イラン艦隊は26日、ロシアの港湾都市であるアストラカーンに派遣されていた。

 カスピ海での両国の合同海軍演習が行われたのは2009年が最初であった。合計30隻のイランとロシアの艦船がこの演習に参加した。

 イランとロシアは最近、軍事協力および相互関係を深めてきている。イラン海軍は26日、小艦隊をアストラカーンに派遣した。

 「イラン人専門家らによって建造され、2003年と2006年に海軍艦隊に編入された2隻のミサイル発射艦が、初めて小艦隊としてロシアのアストラカーン港に派遣された」と、イラン海軍提督のシヤバシュ・ジャレは26日発表した。

 彼はさらに、「イランとロシアの友好的関係の強化」が、イランの小艦隊の使命であると語り、イラン海軍は若い隊員の力量と知識それに経験を披露することを狙っている、と語った。

 ジャレ提督によれば、イラン海軍は、アストラカーンの軍事中枢部と港湾を訪問することになっている、ということ、またロシアの上級将校や司令官らとの会合に参加することになっている、という。

 ロシア太平洋艦隊の艦船はイランの南方の港湾都市であるバンダール・アッバスに4月中旬に一部ドック入りした。4月21日に、ロシア海軍戦艦の一部が太平洋から長い旅の後にバンダール・アッバスに入ったのだ。

 アドミラル・パンテレエブ対潜駆逐艦及びペレスベトとアドミラル・ノベルスコイの2隻の兵站船で構成される、合計712名の乗組員を抱えるこのロシア艦隊は4月21日にバンダール・アッバスに入港した。 ・・・以下略

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キリスト教司祭の首を切断するシリアの反政府ゲリラ戦士ら

◆6月29日

 シリアには人口の10%ほどを占めるキリスト教徒がいる。今回3名のキリスト教の司祭と助手が首を切断される、という事件が起き、それが撮影されインターネット上に掲載された。やったのはチェチェンからやってきた反政府側の戦士たちである、という。

 シリアにはその他にもドゥルーズ教徒も存在しモザイク国家的様相を呈している中、アサド政権は偏らない政治を行い、徐々に父親時代からの政治のあり方を改善し、より良い政治形態を目指して努力してきていたのである。そのためシリア国民はこのアサド政権を支持し、その民主的改革に参加してきたのである。

 そこへもってきて、チュニジアから始まったいわゆる「アラブの春」のうねりを悪用して、欧米・湾岸アラブ諸国・トルコ・イスラエル等がイランを戦略的に弱体化させるため、同じシーア派の流れをくむアラウィ派のアサド政権の転覆を図り、陰謀を仕掛け、その結果、世界のテロリストがサウジアラビアやカタールから資金をもらって、悪逆非道のゲリラ活動を好き勝手に行うようになってしまったのが、今のシリアの現状である。

 このようなことが許されてはならないことは言うまでもないことだ。従って必ずこのような悪逆非道を可能にした勢力側が、今度はその落とし前をつけさせられる時が巡ってくるのである。今後のサウジアラビアやカタール等の行く末を見ていれば分かることである。

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●シリア:キリスト教会司祭と助手二人が首を切断される
http://www.intifada-palestine.com/2013/06/bishops-2/
【6月28日 Intifada Palestine】

 シリア正教大主教に近い筋によれば、この事件はシリア・カトリック司祭であるフランソワ・ムラドと彼の二人の助手が犠牲となったということが確認された、という。

 ファーザー・フランソワと二人の助手は残忍なやり方で殺害された-戦闘用ナイフにより首を切断されたのである。シリアの反乱者たちによってなされた以前の首切断と同様、この首は周囲の者たちの叫び声に合わせて高く掲げられ、ついて遺体の上に置かれた。

 この司祭がいた修道院は焼かれ略奪されたが、これは先月ホムスで起きた殺戮事件と同様の結果であった。ホムスでの事件ではキリスト教徒の村の全員が殺害され、彼らの住居その他の持ち物は焼かれたのだ。今年初めにアレッポでチェチェンの武装勢力に誘拐され行方の知れない二人の司教は今回首を切断された人々とは同一人物ではない

 キリスト教徒と同様に、シリアの村落は大胆な反乱者らの自信に満ちた攻撃を受けている。この彼らの新たな自信は最近アメリカが明らかにした、彼らに対する武器供与の意図があることが確認されたところからきている。先週、反乱側民兵らはハトラの数十の村落の虐殺を行った。それ以来、即決の処刑と各戸に対する宗派的な襲撃が起きている。

 今月はこの反乱者側(外国人傭兵ら)によりなされる宗派的な非道がエスカレートしている。アメリカ、サウジアラビア、カタール、土耳古その他の関係国によって彼らの武装がなされ支援されている。実際、この非道は更なる武器の供給に合わせてなされてきている。

 最新のビデオに記録されインターネットにアップされた首切断事件は、イドリブの郊外で起きたと言われている。

 アメリカが反乱者側に武器供与を開始した時と合わせて、この三人のキリスト者の首切断事件は起きている。ウォール・ストリート紙は今週号でそれを暴露した。同紙は、CIAがヨルダン経由でシリアの反乱者戦士に向けて武器供給を開始したところだと報じた。

 この武器供給は自由シリア軍がアサド政権を転覆させることを狙ってなされている。ヨーロッパとアラブの同盟国からの武器移送に合わせて、8月には攻撃が予定されている、と同紙は報じた。

※以下のアドレスでビデオが見られる。

http://youtu.be/UCuKI9rIDOg



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ロシアに留まるようになるのか元CIA職員のスノーデン

◆6月26日

 元CIA職員のスノーデンはパスポートを無効にされたため、ロシア内に永続的に留まるようになるかもしれない、と機密暴露団体のウィキリークスが指摘したようだ。

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●ウィキリークス:スノーデンはロシアに留まるようになるかも
http://en.ria.ru/russia/20130626/181880675/Snowden-Possibly-to-Remain-in-Russia---WikiLeaks.html
【6月26日 RIA Novosti】

 機密暴露団体のウィキリークスはそのツィッターで26日、アメリカから機密漏洩で身柄引き渡しを要求されている元CIA職員のスノーデンが永続的にロシアに留まるようになるかもしれない、と語った。

 「スノーデンのパスポートが無効とされ、中継の国々が脅されているため、スノーデンはロシアに永続的に留まるようになるかもしれない」とウィキリークスは自らのツィッター上で指摘、しかし中継の国々の名称は明確にしなかった。

 アメリカは国家監視計画の詳細を漏洩した件でスノーデンに逮捕令状を出し、彼のパスポートを無効とした。アメリカはこれは彼が国際間の旅行をすることを阻止することになる、と語っている。

 ロシアのプーチン大統領は25日、過去二日間、その行方が国際的に取り沙汰されているスノーデンは、モスクワの空港のトランジットエリア内にいる、と語った。

 ウィキリークスは以前、組織の代表であるサラ・ハリソンが24日、香港からモスクワまでスノーデンと同伴した、と語った。

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増水した川が氾濫したインド

◆6月25日

 インドでの洪水で6500人ほどの犠牲者がでるかもしれない、という。洪水さわぎはインドだけでなく、先だってはドイツやハンガリーで、最近はこのインドやカナダなど世界の各地で起きているようだ。天変地異は今後、もっとそのスケールを大きくして人間に襲い掛かってくるかもしれない。これは、人間がこの地球に生かされている、ということを理解し、自然を尊び自然に感謝しながら生活することが大切だということが、多くの人々の認識となるまで、継続することであろう

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●インド:洪水と地すべりで6500人死亡か?
http://en.rian.ru/world/20130624/181836131/Some-6500-Feared-Dead-in-Floods-Landslides-in-India.html
【6月24日 RIA Novosti】

 インド北部のウタラクハンド州の高官らは、現在の洪水と地すべりの犠牲者は1000人からか6500人の間になると予想した、と24日アルジャジーラ通信が報じた。

 アルジャジーラの報道によれば、約680人の遺体が収容されたという。

 23日には先週の四日間継続した豪雨により生じた洪水の出たヒマラヤ地域の濃い霧のため、軍隊は救出ヘリの活動を中止せざるを得なかったという。



 ウタラクハンド州はいくつかの重要な寺院のある人気のある巡礼地であり、現在、最も聖なるヒンズー教寺院の一つがあるケダマスで2万7000名の人々を含む数万人の巡礼者らが立ち往生している。

 増水で膨れ上がった川の水が道路に溢れ出て橋などを破壊するため、100の町村の5万人ほどの人々が人里はなれた山間の地区に残されている、とスシクマール・シンデ住宅大臣が語った。

 インド軍による最大の救出活動によって被害を受けた地域から約3万4000人の人々が救出された。この救出作戦は8000人以上の公務員、3000人ほどの国境警備隊、そして数百人の警官によって成されている。

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