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イスラエルのネタニヤフ首相とアメリカのシャピロ大使

◆9月10日

 オバマ政権のイラン核計画に対するスタンスは、制裁はすれど軍事行動は取らない、というものであることをこのブログでは繰り返し示してきた。とは言いながら軍事行動はテーブルの上にある選択肢の一つである、とも言ってきた。

 問題はイスラエルが言うように、その軍事オプションはいかなる場合に使用するのか、が明確に示されていないことらしい。イスラエルはそのオバマ政権の曖昧さのため、自分たちも明確な戦略を立てられずにイライラしているようだ。

 それは当然のことであって、イランの核施設を空爆するようなことがあれば、攻撃されたイラン側からの報復で、ペルシャ湾やイラク、アフガンで軍を展開しているアメリカとイスラエルも酷いダメージを受けることになるからだ。

 イラン攻撃がイスラエル崩壊の序章になるとこのブログでは言ってきている。オバマの方が正しいのだ。これでロムニーが次のアメリカ大統領になったとしたら、イラン攻撃が現実のものになるかも知れず、その時はイスラエルばかりか人類が地球に存在を許されなくなる時かもしれない。

 人間の愚かさで地球が苦しむとしたら、その地球は人類を地表に住まわせ続けないかもしれないからだ。地球が鳴動し始めているのだから、それがいつ何時大災害を引き起こし、愚かな戦いを続ける人類を大幅に削減するかもしれないのだ。

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●イラン攻撃でアメリカとイスラエルが対立
http://rt.com/news/netanyahu-rogers-shapiro-iran-618/
【9月7日 Russia Today】

 イラン攻撃に関してアメリカとイスラエルとの溝は殆ど裂け目のようになった。あるアメリカのベテラン政治家は、「かつてないほどの口論がネタニヤフ首相と駐イスラエル米大使との間でなされた」ことを目撃したと語った。

 両者とも最初は否定はしたのだが、この熱した口論のことはラジオインタビューの場で共和党議員のマイク・ロジャースによって指摘された。

 イランの核に対する野望を抑制させる方法について議論は集中した。議論の最中、ネタニヤフは突然アメリカ大使のダン・シャピロに対して我慢できなくなったという。

 「我々は他の国家首脳と情報機関の指導者らと鋭いやり取りをしてきた」とロジャースは語った。「しかし、私の人生でこれほど激しいものは経験していない」

 ロジャースはネタニヤフはオバマ政権が、アメリカがイランの核開発を阻止するための行動を起こす前にイランとして何をすべきか、という点を明確に示す「限界線」を引くことに失敗していることを、またこの曖昧さがイスラエルが自身の戦略を決定する面で困難さをもたらしている、と難詰したのだ。

 シャピロはネタニヤフ首相の議論を言い換えた:「君たちは待たねばならないとアメリカ政権は言ってきたが、では何がどうなったら待たなくて良くなるのかを示すべきだ。そうすれば我々自身で、この特別な計画を阻止すべきかどうか、を決めることができる」

 反対にオバマの政策に関しての親密なアドバイサーと見られているシャピロは外交儀礼を破って、ネタニヤフにアメリカはイランと戦う決意をしていると強圧的に語った。

 しかしロジャースは、ネタニヤフはそれに納得をしておらず、イランは核兵器を4~8週間で製造できる、ということを信じていることを知っている。

 「現在のところ、イスラエルはアメリカがあらゆる選択肢がテーブルにある、といってもそれを信じてはいない。それに更に重要なのはイランもそれを信じていない、ということだ。だからこそ核計画は進展しているのだ」とロジャースはまとめて簡潔に述べた。

 「この点で彼らは非常に不満を募らせている。それは、選挙の後に何が起きるのか、また核計画に影響を与えるチャンスがなくなりつつあり、どうなるか分からないからだ」

 この激しい口論の会議のニュースは先週初めてイスラエルのメディアに出てきた後、両者によって論駁された。 

 「この報道は正しくない。それ以上言うことはない」とネタニヤフのスポークスマンであるリラン・ダンは繰り返して語った。


■内部での不一致
 
 オバマの外交政策に対する無遠慮な批判をしつつ、ロジャーズ議員はこのやり取りを国内向けの点数稼ぎに利用した。同盟国の指導者との私的会合の詳細を暴露するという尋常ならざる動きをしつつ、議員は繰り返し、「イスラエルはオバマ政権に対する堪忍袋の緒を切った」と語った。

 オバマと共和党大統領候補のロムにーとの間で行われる対決を前に、二つの党はイランに対するスタンスで差異を見せている。ロムにーは空爆のための「一方的な支援」を約束している。反面、オバマの方は制裁という注意深い政策を推進してきた。そして空爆と可能性としてある中東戦争について外交上の問題で大喧嘩をしてリスクを背負うとは思わないであろう。

 イランは自国の核計画は核爆弾製造を目指したものではない、といい続けている。

 今週初め、国際原子力機関はイランが一つの軍事基地であるパシュトゥンを「消毒した」ことを示す衛星写真を発表した。又同機関は5月以降、イランはフォルドのウラン濃縮遠心分離機の数を2倍にしていると主張した。、

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