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3日、インドネシアの首都ジャカルタで同国のマルティ外相(右)の出迎えを受けるクリントン米国務長官(AP=共同)
◆9月4日
今日、明日とアメリカのクリントン国務長官が訪中する。このブログでたびたび紹介している伊勢白山道の以下のブログ記事にあるように、議題には尖閣諸島領有権問題など東シナ海で緊張が高まっている問題で中国に対して武力を行使しないよう要請・警告する方針であるという。
伊勢氏の見方では、このクリントン長官の今回の訪中が今後の世界にとって非常に重要な意味を持つことになる、という。つまり近年経済力を著しく増大させた中国が、いよいよアメリカの圧力にあからさまな反発を起こすきっかけになりそうだ、ということだ。
アメリカのアキレス腱は国債である。膨大な国債が処理できているのは中国や日本、それに湾岸諸国などが買っているからだが、アメリカからの圧力に対して中国がこの国債を切り札にして、アメリカに切り返す、ということが想定されるという。伊勢氏の幻視する近未来映像では、その時クリントンは「当惑の表情を見せる」となっているようだ。
伊勢氏は、この世界は何通りもの未来世界が幽界で並行して進んでいて、その内のどれかが実際の現実世界に反映される、と言っている。霊能力を持つ人間はこの幽界の未来世界を垣間見て、予言などをするのだが、彼らが見たのは幽界にいくつも存在する可能性としての未来世界像の一つだから、そうならない場合もいくらでもある。だから、予言は当たらない場合も多いのだ。
しかし、今回は伊勢氏はわざわざある事態を実現する可能性の高い未来像として示していることを見れば、今回ばかりは無視できない、と考えるべきだろう。いいほうに流れた場合と、そうでない場合とが列挙されている。我々としては、いいほうに流れることを願いたいが、そうでない場合の世界になって行く可能性も大きそうなので、我々は今回のクリントン長官の訪中に対して、注意深く見て行く必要がありそうだ。
■伊勢白山道ブログ(9月3日号) ↓
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20120903
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●今日の時点でのガイドライン
【8月29日 AFP】米国務省は28日、9月上旬に予定されているヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官の中国訪問の際、東シナ海などの領有権問題で緊張が高まっている周辺のアジア諸国との間で武力を行使することがないよう同政府に対し警告する方針であることを明らかにした。(c)AFP/Shaun Tandon
(感想)
ヒラリー女史の訪中は、今後の世界にとって非常に重要な意味を持つと感じます。穏便に平和に終わることを思いたいです。
中国は古い歴史を持つプライドの高い大国ですから、昔の中国を思ってアメリカが発言することは、非常に危険な方向に行かないかと心配です。
この会談の結果が、「2014年」における世界の運命を決める因子に成ると感じます。
今回は、表向きは目立った成果の報道がなされないまま普通に終わるでしょう。
しかし、この会談では、今年・来年と米国を動揺させる重要な懸念材料が中国からアメリカに対して投じられる感じがします。
それは、小さな島の領土問題ではなく、ドルと米国国債に関係する宿題が中国からヒラリー女史に対して提示されるような感じがします。
中国とすれば、領土問題に口出しするならば、基軸通貨ドルに関するルールの是正と、米国国債の換金についての中国からの意向を提示する感じがします。この大きな問題提示について、意表を突かれて当惑の表情を見せるクリントン女史は、返答保留のまま帰国されるでしょう。
この話題は、米国を真剣に怒らせるという脳内想像が私には浮かびます。
この小さな会談が、今後の未来世界を決める重要な因子・切っ掛けと成る感じがします。
◆悪いパターンの想定では、
(1)9月下旬~10月から為替も含めた第二のリーマン・ショック、またはブラックマンデー(月曜日の大暴落)のような経済に関する動揺への懸念。
(2)もし次に、そのような経済ショックが発生しますと、今回は穀物相場や食糧市場への影響を起こすことを想定します。
(3)これらを原因とする、色んな名目を付けた様々な紛争・事件が2013年に世界中で発生する想定。
(4)2013年の小競り合い、紛争が、2014年に「煮詰まる」という危険な想定。
以上のようなパターンが、今日の時点で私の脳内に浮かぶガイドラインです。
◆良いパターンの想定では、
今回のヒラリー女史との会談で問題提示が有りましても、「老子を生んだ国」中国が、高貴な龍顔であった周恩来さんのような長期の視点、大きな視野に基づいて穏便に流して行かれるパターンを期待しています。
アメリカが侮っていると思われる、中国のミサイル技術は今や世界一だと私は感じます。まだミサイルの実戦発射と誘導技術に難がありますが、これもクリアするでしょう。
インターネットなどの電子戦においても、中国には天才が居るようです。
これらに関しては、実力者ロシアも見過ごすことが出来ないと内心では中国・米国に態度を硬化させていると思います。
プーチン氏は、秋田犬ゆめチャンを抱きながら高みの見物をしていることでしょう。漁夫の利を狙います。
このような人間界の不安材料が有りますが、地球が見ていることを忘れては生けません。領土問題や通貨にしましても、地球にとっては関係がないことです。
「お前たちは、真の意味で持つことが出来ないモノをめぐって、何を争って私を汚すのか?」と見ていることでしょう。
もし地球が怒れば、人類など一瞬で終わります。そうならないように、地球にも感謝しながら暮らしましょう。
(伊勢氏の見方では地球=生命体であり、その地球の魂部分は古事記にでてくる国常立大神:クニトコタチオオカミである)
以上は、私の脳内の想像の物語であり、根拠はありません。
ヒラリー女史と中国の会談が実現するのかも含めて、今の世界を静観しましょう。
茨城県の日立沖も注視しましょう。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
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