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◆5月4日

 ローマ法王ベネディクト16世が、8日から中東のエルサレムなど聖地を巡礼するという。
 この法王は「聖マラキの予言」によると、「オリーブの栄光」となっているという。
 この前の法王のヨハネ・パウロ2世は「太陽の労働」ということだった。言われてみれば、この法王がポーランドの労働者だったことがあったし、世界を駆け巡り、その地のカトリック教徒には太陽のような存在であったのだから、予言どおりの感もしないでもない。
 
 今回ベネディクト法王が中東を巡回するとなれば、当地にはまさにオリーブの丘なる場所もあるし、中東和平のための行動だとすれば、オリーブの葉が平和のシンボルとも言われているところから、ベネディクト16世が中東和平達成に貢献する予言とも取れる。
 「彼が襲名したベネディクトは聖ベネディクトゥスと結びつきが深い(ベネディクトゥスはオリーブの枝をシンボルとするベネディクト会の設立者である)」とウィキペディアの説明にあるような因縁もある。

 更にこの法王が、アウシュビッツでガス室でころされたユダヤ人はいない、と言って物議をかもしたイギリスの司教の破門を解いた、としてユダヤ人社会から攻撃されたこともあった。
 今回イスラエルを訪問する際は、ホロコースト記念館を訪れるというから、当時の失態(?)の贖罪(?)をさせられそうだ。
 なぜ、?マークかといえば、アウシュビッツのガス室などなかったと思われるし、ガス室で毒ガスで殺された人もまたいなかったと思われるからだ。
 つまり、イギリスの司教の言うことは正しい、と思われるからだ。この話は長いからここで扱うことはしないが、機会があれば取り上げたい。

 ところで、このオリーブの栄光の「次」の予言は「ローマの人ペテロ」が法王になると言われ、それで「終わり」となっているようだ。
 あるいは以下のような見方もあるようなので、ひょっとすると現在の法王が最後の法王かもしれない。
 
 いずれにしても、「ローマ・カトリック教会」の最後はそう遠くない、のかもしれない。


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●ローマ法王、8日から聖地巡礼に
【ウィーン4日世界日報】
 世界に約11億人の信者を抱えるローマ・カトリック教会最高指導者、ローマ法王べネディクト16世は8日から15日までヨルダン、イスラエル、パレスチン自治区を訪問し、聖地の巡礼を行う。バチカン放送によると、ドイツ出身のべネディクト16世は「1人のキリスト者として聖地を訪問することを楽しみにしている」と期待を表明している。 バチカン法王庁が公表した訪問計画によると、法王は最初の訪問地アンマンではアブドラ国王と会談するほか、イスラム教代表者たちとの会見も予定。11日午後にはイスラエル入りし、ペレス大統領らイスラエル政府首脳との会談の他、ユダヤ教大ラビを表明訪問し、ヤド・バシェムのホロコースト記念館を訪れ、13日にはイスラム教徒が多数を占めるベツレヘムを訪問し、少数派のカトリック教徒と記念礼拝を予定している。
 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地へのローマ法王の訪問に対して、イスラエル側は「ユダヤ教とキリスト教の和解を促進させる」と歓迎する一方、イスラム教国のヨルダンでは「イスラム行動前線」のダハビ議長が「法王は2006年9月、訪問先のドイツのレーゲンスブルク大学の講演でイスラム教徒を中傷した」と指摘、「イスラム教徒はローマ法王を歓迎しない」との内容の書簡をヨルダン政府に送付している。
 イスラム側の批判は、べネディクト16世が当時、講演の中でイスラム教に対し、「モハメットがもたらしたものは邪悪と残酷だけだ」と批判したビザンチン帝国皇帝の言葉を引用したことを指す。その直後、世界のイスラム教徒から激しい反発が起きたことはまだ記憶に新しい。
 なお、ローマ法王の聖地訪問は、1964年のパウロ6世、2000年のヨハネ・パウロ2世について、3回目だ。


●法王に相次ぐ批判…ホロコースト否定の司教「破門解除」
(2009年2月23日22時49分 読売新聞)
 【ローマ=松浦一樹】ローマ法王ベネディクト16世がナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を否定する英国人司教の「破門解除」を決定し、各国のユダヤ教徒ばかりか、カトリック教会内部からも痛烈な批判を受けている。
 教会保守派である法王の指導力を疑問視したり、政治センスの欠如を指摘したりする声もあり、「法王は無謬(むびゅう)」とされるバチカン(法王庁)では、異例の事態となっている。
 法王は先月24日、スイスを拠点とする超保守派修道会に属する司教4人の破門を解いた。その中に、「ガス室は存在しなかった」と公言するなど、ホロコーストを史実と認めない英国人リチャード・ウィリアムソン司教が含まれていた。
 法王の決定を受け、イスラエルのユダヤ教最高権威である大ラビ庁は、バチカンとの関係を「無期限で中断する」と一方的に宣言。法王の母国ドイツでは、メルケル首相が「ホロコーストは否定されてはならない」と批判した。
 法王は「英国人司教の言動を、知らされていなかった」と釈明。今月12日には「ホロコーストを否定し、矮小(わいしょう)化することは犯罪行為に等しく、耐え難いこと」と述べ、事実上謝罪した。
・・・以下略


●全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%95%99%E7%9A%87%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A4%A7%E5%8F%B8%E6%95%99%E8%81%96%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%81%AE%E9%A0%90%E8%A8%80

・・・
「ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう
ローマびとペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。」

これを112番目と見なすことには異説がある。オリジナル(信奉者にとっては聖マラキの手稿、偽作説にとっては1590年の手稿)には含まれていなかったのではないかという疑問や、前段が結句で後段はチャコンが勝手に付け加えた注釈にすぎないという見解が提示されている。これらの見解では、予言本体は111番目で終わっており、ローマびとペトロ云々はそもそもこの文書と無関係だった、ということになる。・・・以下略
・・・

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