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その財務内容が懸念され始めた連邦準備制度

◆6月11日

 米国債の長期金利の上昇が懸念されるようになってきた。ロシア中銀が、外貨準備に占める米国債の比率を下げたためその影響がもろに出た。こういう動きが今後強まれば、ますます米国債は買われなくなるであろうから、金利も上昇しこそすれ下がることはないだろう。またアメリカの財政赤字はますます増えていくしかないので、これも金利を上昇させる要因となるだろう。
 それで、今や米国債の引き受けてになった連邦準備銀行に対しても、懸念の声が上がってきている。通常の銀行としてみれば、その財務内容は既に業務停止状態になっていておかしくない、というのが下記の記事である。
 


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●ロシア、外貨準備の米国債比率引き下げIMF債購入へ=中銀第1副総裁
【6月11日 ロイター】
 ロシア中銀のウリュカエフ中銀第1副総裁は、外貨準備高に占める米国債の比率を引き下げる方針を明らかにした。
 同発表を受け、ドルは全般的に下落、米債利回りは上昇している。
 世界の主要な米債保有国であるロシアの外貨準備4042億ドルに占める米国債の割合は約30%。
 第一副総裁は、国際通貨基金(IMF)発行の債券を購入し、この比率を高める方針を示した。ロシアはこれまでに、IMFが資金調達の一環として発行する債券を約100億ドル購入すると発表している。
 また、ロシアは危機のピーク時に流動性のある米債への投資を高めたが、現時点でそれを取り崩し、民間金融機関の預金への投資を高める準備が整っている、とした。
 「(米債の)比率は低下する。これは、好機がめぐってきており、銀行の状況がより明確化してきているからだ。銀行預金やレポの比率を引き上げる」と述べた。


●米財政赤字、1兆ドル目前=8カ月累計で昨年度の倍に-財務省
【6月11日 時事通信】
 米財務省は10日、5月の財政収支が1896億5100万ドル(約18兆6000億円)の赤字となったと発表した。前年同月比14.3%増で、5月の赤字幅としては過去最大。これにより、2008年10月から始まった09財政年度の赤字は、同月までの8カ月で累計9919億4500万ドル(約97兆2000億円)となり、空前の1兆ドルに迫った。
 既に09年度の赤字は過去最大だった08年度(12カ月)の2倍以上。米財政の急激な悪化は米国債相場の圧迫要因となりそうだ。オバマ政権は09年度の財政赤字を約1兆8400億ドル(約180兆円)と予想している。 


●米金利が急上昇=NY債券市場
 【6月5日時事】
 週末5日のニューヨーク金融・債券市場では、米雇用統計を受けて景気底打ちへの期待が広がり、大きく売られている。この結果、利回りは急上昇し、午前11時35分現在、長期金利の指標である10年物米国債利回りは前日引け水準比0.10%ポイント上昇の3.82%で取引されている。


●米長期金利、4%台突破
【6月11日 時事通信】
 ニューヨーク金融・債券市場では11日、米国債の大量増発に伴う供給過剰懸念を背景に売りが膨らみ、長期金利の指標である10年物米国債利回りは一時4.008%をつけ、米メディアによると、約8カ月ぶりに4%台を突破した。ただその後は落ち着きを取り戻し、午前9時25分現在は、前日引け水準比0.01%上昇の3.96%で推移している。 


●もし連邦準備銀行を審査すれば業務停止になるだろう
【6月10日CNBC】
http://www.cnbc.com//id/31204170 

 連邦準備銀行(Fed)のバランスシートはでたらめで、通常の審査が行われればこの中央銀行は業務停止になるだろう、とグラント・インタレスト・レート・オブザーバー編集員はCNBCに語った。
 450億ドルの資本金と2兆1千億ドルの資産では、この中央銀行は通常、他の機関に対して行われている審査に耐えることはできないでしょう、と言う。
「もしFedの審査官がFed自身の書類、分類されていない書類、でFedのクレジットで直面している困難を乗り越える能力についての審査を通そうとすれば、彼はこの銀行を業務停止にするでしょう」と彼は語った。「Fedはシティ・グループが陥っていいるような資金不足状態にある」
 グラントは、議会を通してFedの審査を呼びかける法案を実現しようという動きに賛成だという
 更に、グラントはFedが金融危機に対処してきたやり方に対し批判的で、中央銀行の目標レートはゼロ近辺であるべきではない、と語った。
 「いかなる経済にとってもゼロではよくない」と語り、またFedは「モラル・ハザードの大いなる実験に乗り出した。金利は市場経済の交通シグナルで、一切はグリーン・・・我々はこの金利が適切なレートであるのか、中央銀行が押し付けたものなのか吟味するべきだ」

 しばらくは金利の引き上げはないだろうということと、FFレート先物は年末までに厳しくなると予想する分析内容に不一致がある中、グランドは、インフレが見えてきているので、Fedは金利の引き上げを始めるだろうと考えている、という。

 FFレート先物は0~0.25%の今のレンジから目標レートの半分になる点にまで、充分上げてきている。
 「多くの意見がある時、何か感じたら要注意なのだ」と彼は述べた。「Fedはよく知られているように常に遅いのだから」

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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