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CIAの作り出すエルビス・ビンラディン?


◆1月24日

 ビンラディンがまた現れたそうな。こういった与太記事をまじめに大手メディアなどが取り上げている。いい加減にしないか、と言いたくなる。以下にあるように、オサマ・ビンラディンは既に死亡している。イスラム世界では常識だろう。欧米とそれにくっついている日本などでは相変わらず、オサマ・ビンラディンがどこかに隠棲しており、発見されずにいる、としている。一切はイカサマであり、茶番である。

 ウィキリークスがイスラエルやユダヤに関して、不利になるような情報を公開していない、という事実だけで、このウィキリークスなるモノが、いかなる存在か、ということを理解できなくてはならない。そのようなことを怠っておれば、何時までたってもお馬鹿なままで最後は骨までしゃぶられるのだ。

 しかし、今や人類歴史も最後の時代を迎えているようだから、どんなに工作し、隠して事を行っても、どんどんばれるようになっていく。そのようなことをし続けてきた者たちは、何処にも隠れるところが無くなっていくだろう。まともな人間はそれまで、何としてでもサバイバルしなくてはならない。

 
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●エルビス・ビンラディン・アサンジ
http://www.veteranstoday.com/2011/01/22/gordon-duff-elvis-bin-laden-and-assange/
【1月22日 By Gordon Duff Veterans Today】

 1977年、「ロックンロール王」のエルビス・プレスリーが死去した。彼の死以来、世界中でエルビスを見たという証言が何万件にも上った。2001年、CIA工作員で、パレスチナに於けるイスラエルの政策に批判的なオサマ・ビンラディンが死去した。彼の死以来、いくつものビデオテープと音声録音内容が彼のものであるとされてきた。

 ある意味、ビンラディンは、エルビス・ビンラディンとなった「テロリズム王」なのだ。しかし音楽の伝説は永遠であろう実際のエルビスと異なり、「エルビス・ビンラディン」や「アルカイダ」の伝説と、トラボラの地下にある「テロリストの巣窟」は、軍産複合体と彼らのパートナーであるメディアの詐欺師らによってのみ生き延びている。


◆いかさまビン・ラディン・テープ

 ビン・ラディンの声らしいと評された新しい「ビンラディン」の音声テープが本日公開された。メディア・インサイダーたちはビンラディンのことをUPIのアーノルド・ボルシュグラーブが名づけたように「エルビス・ビンラディン」と呼んでいる。

 イスラム地域では、オサマ・ビンラディンの死亡記事は2001年に第一面に取り上げられていたのを知っている。各新聞が彼の死亡記事を載せたのは、その時に彼が死んだからだ。

 彼の死以来、ビンラディンは、ないしはより正確には「エルビス・ビンラディン」は多忙な男になった。最初の露骨なビデオテープは、常にイスラエルのグループによってインターネット上に「発見」されたのだが、それはお笑いものだった。ビンラディンを装う俳優はデパートに現れるサンタクロースのように選抜された。結局は、ビデオテープは現れなくなってエルビス・ビンラディンは「音声テープのみ」での出演となったが、音声の専門家は即座にこれらを偽物であると証明した。 

 最近のエルビス・ビンラディンの失敗は、死んでからかなり経ったビンラディンがフランス人ジャーナリストの運命について議論しているものだ。いくつかの一貫性の不備は無視され、一つの非常に大きな問題も無視された。

☆タリバンは誘拐されたジャーナリストのビデオを公開したが、エルビス・ビンラディンは音声のみだ。恐らく、肉体的に醜くなったためカメラで撮られるのを恥ずかしがったためであろう;
☆アフガンのパシュトゥン族の誇り高きタリバンはビンラディンやその他のアラブのリーダーを受け入れる事は決してない。実際、アラブ人はゲストとして受け入れられるくらいであり、それも彼らがそのように振舞う時に、そしてただコーランの教えがそのように要求するからだ。アラブ人でもタリバンにとっては高く評価された者たちではなく、厄介な者と見られている。


 リーダーとして、あるいは戦士として、アフガンの部族の者たちは外部の者たちを素人として見ている。千年の歴史の年月がそうさせている。アフガンやパキスタン内では、アラブの戦力、アルカイダとしてアメリカが呼んでいるグループの戦力は20人以下である、と見ている。アラブ人の誰も、とりわけ、十年も前に死んだ者が、タリバンを代弁するなどということはありえないのだ。


◆アサンジ・ファクター

 エルビス・ビンラディンとウィキリークスのジュリアン・アサンジは一つ重要な共通点を持っている。両者とも、イスラエルの要請とか感情に「敏感」である、ということだ。オサマ・ビンラディンは、生きている時は、アメリカのことをイスラエルによってコントロールされていると言って非難していた。実際のビンラディンは、ティーをオーダーする際、シオニストという言葉を使わずにはオーダーしなかった。偽のビンラディンのテープは、シオニストに対してウィキリークス的な面を示している。


☆それらはイスラエルの情報源から来ている

☆彼らはアメリカとアラブをあらゆることで非難している

☆イスラエルのパレスチナに対する行動はアメリカの責任だといわんばかりに、アメリカ攻撃を呼びかけている



◆同じコインの表裏

 ジュリアン・アサンジのようにエルビス・ビンラディンは、強力な「親イスラエル・フィルター」を持っているように見える。「聖戦」を繰り返し呼びかける中に、イスラエルを実際に攻撃せよという呼びかけは何故か存在しないのだ。数千人の死者を出した、イスラエルがガザを攻撃した「鉛をぶち込め」作戦中でも、標的は常に「アメリカであり西欧」であった。

 エルビス・ビンラディンは、イスラエルに対する聖戦あるいはジハードを呼びかける代わりに、なにかおかしなことを次のように言っていた:アラブの指導者らを偽善者呼ばわりし、「エルサレムの解放にはアラブのリーダーシップが必要だった・・・アラブの指導者らはシオニスト同盟十字軍となあなあの関係だったことが明らかになった」

 エルビス・ビンラディンはそれからガザ攻撃のことを「歴史的な出来事であり悲劇である」と呼んだ。オサマ・ビンラディンの殺戮の聖戦の代わりに、エルビス・ビンラディンは「イスラム世界からなる諮問機関の設立のため専門委員会」を設置するよう呼びかけている。

 アラブ指導者らを非難することは、あの「ウィキーリング」に関係するのか? エルビス・ビンラディンの「シオニスト十字軍」という言葉にも関わらず、イスラエルの責任であるとしているガザの学校、病院に対する攻撃でクラスター爆弾、劣化ウラン弾、白リン弾を使用したというあらゆる戦争犯罪、人類に対する犯罪について、イスラエルについての言及がない。エルビス・ビンラディンは、ジュリアン・アサンジのように、アラブを非難はするが殆どはアメリカを非難しているのである。

 「シオニスト十字軍」はアメリカ人であり福音派キリスト教徒であり、イスラエルが一番という者たちである。それはイスラエルが金でロビー活動してきた者たちであるが、非難の時がやってくれば責任を取らされるのである。
 エルビス・ビンラディンは、イスラエルを非難しないし、「鉛をぶち込め作戦」を戦争犯罪だと考えていない。彼は、それを「歴史的な出来事で悲劇」であると呼んでいるのだ。殺人が歴史的出来事になるのだ。殺人は悲劇というわけだ。殺人はしかしながら、殺人である。誰かがエルビス・ビンラディンにそのことを思いださせる必要がある。

 わがエルビス・ビンラディンは、ウィキリークスのジュリアン・アサンジのように、どうもイスラエル人のようだが、単なるイスラエル人ではない。エルビス・ビンラディンは、決してイスラエルに対する攻撃を願わない。実際、イスラエルには責任があるということはなんであっても決して示唆することさえないのだ。ビンラディンの新しいギター演奏では、シオニズムはアメリカの問題なのだ。

 しかしながらアサンジは、ビンラディンが非難されたのに比べれば、ずっと狡猾である。彼は単にイスラエルのために都合の悪い部分を削除するだけではなく、イスラエルによって操作され「漏洩」された情報を積極的に偽情報として埋め込むのだ。これは両方とも認められ確認されている。

 アサンジはイスラエルの超民族派の敵を遣り込めるために生きている。アメリカでは、無人攻撃機によって殺された両親が残した孤児のために寄付を募る事は、「テロリズムの物質的サポート」であるとされている。そしてそれを行う者は即刻、引渡しの対象者にされてしまう。アメリカやイギリスでは長いこと正当であるとみなされてきたこの政策の下では、ジュリアン・アサンジは「敵の戦士」といわれてきたであろうし、ブルガリアやポーランドあるいはスーダン南部に引き渡され拷問を受けたり浅い墓に向かったことだろう。

彼を助ける人はどんな人物でも、彼の「共謀者」とされ、ニューヨーク・タイムズ紙の一ダースの従業員だけでなく、ガーディアン紙やその他の新聞社の者たちも同様だが、彼の「特別なインターネットの友人たち」も同様だったかもしれない。彼の「親友」で共謀者の中でベストな人物はイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフである事が分からない人は、単にしっかり見ていないからだ。

 同様に、エルビス・ビンラディンはネタニヤフとつるんでいると思われる。もしも、「ビンラディン」が、「幽霊」で、音声テープの声優ないしは仮装舞踏会に行くようなアラブ風のファンシードレスを着た道化風のボケであるにも拘わらず、テロリストとされるのであれば、イスラエル、正にネタニヤフ自身は同等にみなされるべきではないのか。

 次のように考えてみよう。もしも、ビンラディンが9月11日同時多発テロの犯人だとしたら、9・11で逮捕されたテロリストたちだけがイスラエルのための仕事をしたのか?5人のイスラエル人がこの攻撃を記録するためにイスラエルから派遣されたとテレビの中継時に認めたように、正にそういう者がいたのだ。勿論、もっとありそうなシナリオは、このモサドのカメラクルーは、前もって攻撃の前に最も劇的な映像を記録するよう完璧にカメラの準備を整えていたことを前提として、標的に航空機を誘導するためにそこにいた、ということだ。

 或いは、彼らは世界貿易センタービルにターゲット・レーザーを当てて「ペインティング」をしていたのであろうか?それ以外のことだったのか?10週に及んだ尋問後に彼らはイスラエルに送り返されたが、アメリカ人はビンラディンが彼の最後のCIAの支払小切手を現金化するのを捜索していた。

 アサンジ、エルビス・ビンラディン、オンデマンドでの頻繁な漏洩、死人からの摩訶不思議な脅威、全てが共通項を持つ。彼らは、一つのコインの表裏なのだ。両者ともイスラエルである。

 イスラエルを攻撃しているかのように見せることで暴露されることに対抗しているアサンジは、選別した新聞を通して、秘密のドキュメントだと主張していろいろなお話を公開することで、モサド工作員であると見られないように努めている。

 ビンラディンは、しかしながらまだ混迷した情況にある。彼のメッセージは本当のテロリストをリクルートし励ますことを狙っているかのようであるが、アメリカ兵の殺害だけを主張し続けている。更におかしい偶然の一致は、それをあなたが馬鹿らしいとみるか偶然だと見るかだとすると、いずれでもないのだが、エルビス・ビンラディンが本物だと思わせてきた同じソースがアメリカ人が狙撃兵ないしはIED爆弾で殺されるビデオを公開してきたことだ。

エルビス・ビンラディンを操っているのが誰であれ、アメリカ人を殺しそれをビデオに撮っているようだ。これだけは憶測ではない。アメリカ人を殺すということは、アサンジのアジェンダでもあるようだ。平和のアジェンダでもないし一体化のアジェンダでもなく、まして自由な発言のアジェンダでもないものが、「ウィキリークス検閲局」から発している。

 同じコインの二つの側面である。

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