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S-300防衛システム

◆11月14日

 ロシアがイランに防衛ミサイルの引渡しを遅らせている。ここで引渡しを実行され、実戦配備されれば、イスラエルはイラン攻撃が困難になるので、引渡し完了前、ないしは配備前にイラン攻撃を実行する可能性が高まる。これをロシアは恐れている、と見られる。
 それに今は、イランの核燃料の濃縮をイラン外で行う提案が吟味されている最中だ。この経過を見定めることも願われている。

 このS-300の今後の行方がイスラエル・イラン抗争の行方を左右することになる。同時にこれがイスラエルのイラン攻撃のタイミングを決めるだろう。


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イラン将軍:S-300引渡し遅延でロシアを非難
http://www.presstv.com/detail.aspx?id=111181&ionid=351020104
【11月13日 PressTV】
 イランのトップの司令官が、 S-300として知られている最新鋭の対空ミサイルシステムのイランへの引渡しを引き延ばしていることでロシアを批判した。
 イランの統合軍の参謀長であるハッサン・フィロザバディ将軍は、ロシアがS-300対空ミサイルシステムの納入を怠っていることにイランは困惑していると語った。

 最高国家安全保障委員会委員のフィロザバディ将軍は、ロシアに対し、ミサイルシステムの納入を躊躇することで、ロシアの安全保障がイランと連携されているのだから、ロシア自体の安全保障を損なうかもしれない、と警告した。
「ロシアの戦略家は、自国におけるイランの地政学的重要性を理解していないのか?」と最高司令官は疑問を呈している。
 フィロザバディ将軍は、ロシアが引き渡しを遅延する動機を疑っている。両国間で締結された契約では、ロシアはイランの防衛能力を高めることを期待してミサイルシステムを供給することになっていた。
 「引渡しはすでに6ヶ月も遅れている」とロシアに引渡しを済ませるよう要請して将軍は語った。

 イランのアハマド・ヴァヒディ国防大臣は18日、ロシアはシステムを引き渡す契約上の義務がある、と語った。
 「我々はS-300防衛システムを購入する契約をロシアと結んだ」と、契約が2007年に締結されたことを引用しながら、と将軍が語った。
 「ロシア側が契約不履行を行ったと世界がみなすことをロシア高官らが願っているとは思わない」と彼は言う。
イスラエルの戦争レトリックと進んでいるイスラエルの防衛システムに反応する形で、イランは最新鋭の防衛システムを獲得しようと努力している。
 イスラエルは繰り返し、軍事的手段でイランの核計画を阻止すると脅してきている。
 欧米の専門家によると、S-300ミサイルシステムは、イスラエルの空襲からイランの核施設を防衛することになる。
 このS-300システムは、120kmはなれたところにいる航空機を捕捉し発射される。高度な妨害電波を持ち、同時に100の標的に対応できる。

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デニス・クシニッチ議員

◆11月13日

 イスラエル・ロビーの弊害がアメリカを本来の世界史的な使命から逸脱させる働きをしている。クレイグ・ロバーツ氏が指摘するように、アメリカを動かしているのは、このイスラエル・ロビーであり、それと連携しているイスラエルだ。また彼らがアメリカの金融を掴んでいる。

 この問題に対し、ジョン・ミヤシャイマー教授とスティーブン・ウォルト教授が「イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策」を書き、世界に解説した。それ以来、イスラエル・ロビーの問題が時折問題視されるようになってきているが、まだまだその力は弱く、相変わらず彼らの跋扈を許している。

 この問題を解決するためにも、アメリカの破産が必要なのかも知れない。彼らの影響力の源泉のひとつがこの金の力だからだ。


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●イスラエル・ロビーがオバマ大統領を追い出す
http://www.rense.com/general88/israelg.htm
ドルが死にいくので
【11月12日 By Paul Craig Roberts 】
 イスラエル・ロビーがオバマ政権の新味のない入植に関する政策を手玉に取るのに時間はかからなかった。ネタニヤフ・イスラエル首相は、イスラエルが占領しているパレスチナの土地で入植地を建設し続ける面でアメリカに勝利したことを自慢している。

 5月、オバマ大統領は、イスラエル政府に対し、パレスチナとの紛争を終わらせることに真剣であること、また永続する和平合意はイスラエルが占領中の西岸での一切の入植活動を終わらせることを必要としていると、イスラエルに厳しい警告をした。

 11月10日、オバマ大統領のホワイト・ハウス首席補佐官であるエマニュエル氏は、 統一ユダヤ人委員会の年次大会で、彼のボスに降伏した。
 進行中のイスラエルの入植活動は、“和平合意の気晴らし”であるべきではない、と言った。
 アメリカは超大国であり、イスラエルは保護国であるとされている。その存在そのものは全面的にアメリカの軍事力と経済支援、外交面での保護に依存している。しかし、現実では、その反対が行われている。イスラエルが超大国でアメリカがその従属国なのだ。

 この真実の姿は、我々に少なくとも、一週間に一度証明される。時には2、3度あることもある。数日前、米議会は344対36で、著名なユダヤ系のリチャード・ゴールドストン氏の調査で発見された、イスラエルのガザ・ゲットーにおける戦争犯罪を報告している国連レポートを否認した。
 イスラエル・ロビーは議会に対し、事実で埋められているレポートを否認するよう要請した。また奴隷のような議会は彼らの主人が命令するようにした。

 デニス・クシニッチ議員は同僚らに2分間、ゴールドストーン・レポートに反対投票をすることは、米政府にとって非常に困惑させられることになるし、議会の品位を落とすことになるということを分からせようと努力した。しかしイスラエルがその従僕に命令を与える時、それらは問題ではなかった。議会は自らの品位を貶める方を選んだ。イスラエル・ロビーに逆らうより米政府を困惑させる方を選んだ。

 この2分間のスピーチのためにクシニッチ氏に早速報復がなされた。11月9日、クシニッチ氏はフロリダ州のパームビーチ郡の民主党年次ファンドレイジング・ディナーでの主席スピーカを辞退するよう圧力を掛けられた。イスラエル・ロビーはクシニッチ氏にオーダーダンプを与え、金がない、ないしはディナーには誰も来ないと脅した。郡コミッショナーのバート・アーロンソンはクシニッチ議員を「完全な恐怖」と呼んだ。

 クシニッチ氏は、民主党員としては稀な人物で、党の党是に立っており、労働者階級の味方で、企業が放り出したアメリカ人に対しヘルス・ケアーを与えようと努力している。しかしアメリカ人を支援することは何にもならない。イスラエルが全てなのだ。

 その間、アメリカ・ドルは他の通貨に対し下落し続けている。今年の春以来、他の通貨のドルに対する割合で2桁の率のリターンを得ているだろう。

 IMF(国際通貨基金)は最近、ドルの下落にもかかわらずまだドルは高すぎるという懸念を表明した。連邦準備理事会の低金利政策は投機家らに、ドルの「キャリートレード」を促している。 投機家らは、個人であろうと金融機関であろうと、ドルを底値の金利で借り受け、より金利の高い他国の債権を買い込むことに投入している。このドルをキャリートレードに当てるという需要があるため通常よりかドルを高値に維持させている。

 昨年、実際上ゼロ金利だったためキャリートレードに使われたのは日本円だった。次の怖いことは、キャリートレードが巻き返すことで、金融アセットが大きな損失を出すということだ。これは、株式市場は大変ボラタイル性が強い、ということだ。投機を基礎としていて、ファンダメンタルではない
キャリートレードが次に巻き戻し始めたら、ドルに対する需要は一時的にドルを高騰させるだろう。しかしこれで間違ってはならない。大きなアメリカの貿易と財政赤字はドルの死刑執行令状だ。

 ドルが最終的に行ってしまえば、政府の侵略戦争を行う可能性、イスラエルのために保証すること、彼らの赤字を埋め、輸入代金を支払ってやることもできなくなる。その時が、印刷機が本当に動き出す時だ。

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連邦準備制度のあるエクルズ・ビル


◆11月12日

 連邦準備制度というのが、民間の会社である、という点。これをアメリカ国民の大半が知らない。ドルを発行するとそこに利子が生まれ、発行する連邦準備銀行はその利子を受け取るから、この民間会社はアメリカ国民から居ながらにして毎年何兆円もの利子を受け取ることになる。
 なんでこんな組織になってしまったのか、誰もうまく説明できない。すべてはその創設時のごまかしに遡る。
 ジム・トラフィカント氏は、明確にこの連邦準備制度を廃止せよ、と言っている。それは正論だ。それがなされねば、アメリカの本当の復活はなされないだろう。このまま連邦準備制度に手を加えずに流れるままにすれば、アメリカ国民は財産を失い、食うためにお金を支払ってくれる者、すなわちこの国際的銀行家らの奴隷となり、兵隊でも警備員にでも、なんでもになって彼らに仕える存在に成り下がってしまうだろう。
 
  アメリカ国民が目覚めねばならないのは、まさにこの点だ。


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連邦準備銀行の救済は考えず、廃止せよ
http://www.americanfreepress.net/html/abolish_fed_traficant_199.html
【11月9日 By Jim Traficant】
 1993年3月17日、私は下院の多くの予算審議にかかわった。16年間、多くの出版物や本が私の演説内容を印刷した。彼らは私の演説内容は的を得ている、と考えた。
 私の演説は今日、預言的だとなっている。アメリカは破産しており、日々悪化している。アメリカ政府は技術的に1933年3月9日の緊急銀行救済法によって解体させられている、ということは事実だ。
 もし疑うならば、見渡してみればよいだろう。差し押さえ、失業はどんどん広がっている。ドルは下落し、それでいて毎日主流メディアは、リセッションは終わったと信じ込ませようとしている。誰が誰を子ども扱いにしているのか?もし社会保障とメディケアーを経済から除けば、完全な破綻恐慌だ。
 本当の障害は、アメリカの破産を管理する“管財人”が、国連、世界銀行、国際通貨基金を経由する国際銀行家たちだという事実から発している。
 
 すべてのアメリカの官庁と官僚たちは、事実上は名称のみの“緊急戦時権”の下で業務を行っていると、私は宣言する。われわれの憲法上の政府組織は技術的には解体し、アメリカの新しい統治者の下での社会・共産主義的秩序の政府である、いわゆる“民主主義”というものに取って代わってしまっている。
 このごまかしは、権力が移されて、IMFの統治者の下にある財務長官の下に置かれた時に起きた。

 要するに、ドルは“1ドルに対し銀か金を支払う約束”ということから“連邦準備券”に変わったのだ。ドルは「金」ではなく、「約束」になったことを考えよ。

 アメリカ・ドルは債務証書であり、アメリカ国民の義務としての負債以外の何物でもない。そして誰にこの負債を支払うのか?お分かりのように連邦準備銀行へだ。
 このように言おう。
 連邦準備券は、締め切られた口座に対して切られた、文字通り無署名の小切手だ。これは、通貨の価値の下落があるたびにインフレーションを通して負債を拡大する単なる膨張する紙だ
 真実は、インフレーションは、実際は別の形の税だ。見えないが、しかし税とまったく同じである。

  もし何らかの“良心的で価値ある考慮”のやり取りを介入させたものならば、基本法の下での契約が唯一有効だと考える。
 もしそれでわからないならば、これを考えて欲しい。連邦準備制度とは、合衆国政府から隔絶し異なる主権機構だということだ。これは実際は民間会社なのだ。

 我々合衆国国民は、国際的銀行家から成り立っているこの民間会社に対し、山のような負債を負っている。その負債の担保は、我々自身の住宅であったり資産だたりする。
 我々国民は、連邦準備銀行から我々の資産を借り受けている借家人であり小作人なのだ。ほとんどのアメリカ人は、激しく働きながらも得るところは少なく、よく知らないこの民間会社に対して常に負債を負い、ほんの少々かまったく財産のない形ですっかり抵当に入れられている。

 これが長すぎるほど続いてきた。これでは国際的な金持ちグループの経済奴隷の何者でもない。

 我々の憲法は上下さかさまになっている。それは侵され、トイレット・ペーパーのように捨てられてしまっている。信じがたいことだ。これは別に高度な物理学ではない。議会が貨幣を鋳造するべきだ。憲法はそのように命じている。これは明らかなことだ。連邦準備制度は廃止されるべきだ。政治家がいい気持ちになるからと、単に監査するのではなく、廃止すべきなのだ。

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砲撃する米軍と弾薬

◆11月11日

 CIAとタリバンの関係に言及したメイコウ氏の論文を11月9日号で示したが、この記事は、タリバンが最新のアメリカ製弾薬を使用している映像がある、と言っている。どこから手に入れたのか、が問題だ。タリバンが米軍を攻撃して奪取したのか、というと以下の記事では、センシティブなアイテムはみなそろっている、と言われているから、別のルートでタリバンが手にした、と考えられる。
 結局このような点からも、CIAがタリバンに武器・弾薬を供給している可能性が出てきていることになる。11月9日号の論文を追認するような内容である。
 
 

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●アメリカ製弾薬を所有するタリバン
http://www.presstv.com/detail.aspx?id=110932&ionid=351020403
【11月10日 PressTV】
 アフガンの戦士が爆撃作戦を強化しつつある中、そのタリバンがアメリカ製地雷を持っているところを発見された。
 10日、カタールのアル・ジャジーラ放送は、タリバンがUSという標示が彫り込まれている地雷を含む、アメリカの弾薬類を選んで運んでいる場面を放映した。
 このチャンネルでは、これらの弾薬は東部ヌリスタン地方にある二つの離れた米軍基地で行われた10月の武装勢力の作戦中に奪われた、と説明している。
 武装勢力は、毎日のように、戦乱で荒廃した国中で爆撃を繰り返していると報じられている。この爆撃は一般人と米軍指揮下の軍を苦しめている。反撃は多くの場合、武装勢力に損害を与えることが少なく、反対に数千人もの非戦闘員を殺害している。
 
 新しいアメリカの連合戦略を基礎に、より人口の多い地に焦点を絞るため、この二つの基地と他の離れた前哨地は閉鎖された。

 NATOと米軍指揮下の共同指令センターのスポークスマンのネイサン・ガラハン氏は、DPAによると、その期間タリバンがその基地を襲ったということはない、という。
 ガラハン氏は、すべての「センシティブなアイテム」は、前哨地が閉鎖された時、把握されていると説明している。

 ニューヨーク・タイムズの記者のC・J・シバー氏は5月、アフガンに供給する業者が搬入したものと武装勢力から捕獲した武器の両方に同一の標示があったと指摘した。彼は、弾薬は腐食がほとんどなく、最近の梱包品からのものであることを示していると指摘した。

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ラビ・イツハク・シャピロ

◆11月10日

 中東問題は、イスラエル問題である、と指摘してきたが、そのひとつは、以下の記事にあるように、ユダヤ人の持っている極端に肥大化された「選民思想」にある。この選民思想はいかなる手段を使用してでも、またどんな相手であっても、イスラエルの行く道を遮る、ないしは脅威となりそうな存在に対し、殺害することをよしとすることを宗教的な信条として持っている。
 このような狂った考え方、あるいは物事の捉え方がまかり通るため、中東のパレスチナの問題の解決はほとんど不可能になっているのだ。これをパレスチナ人は身をもって体験してきているため、絶望の中にいるが、世界のイスラム教徒、アラブ人の同胞らの、そして世界中の人々の支えがあるため、祖国の解放と独立のための戦いを継続できている。

 このイスラエルの病理をいかに解決するか、というのが人類最後の問題のひとつかも知れない。


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ユダヤ人はイスラエルの脅威となる異邦人を殺してもよい
【11月9日 Haaretz】
 ユダヤ人テロリストのヤコブ・テイテルが逮捕された数週間後、西岸にいるラビ(ユダヤ教教師)は9日、イスラエルの脅威となる異邦人をユダヤ人は殺してもよい、という内容の本を出版した。

 ラビ・イツハク・シャピロは、イェツハル入植地のオド・ヨセフ・チャイ・イェシバの代表者だが、著書の「王のトーラ」の中で、国家に脅威を及ぼすならば、子供でも赤子でも殺してよい、と書いている。
 シャピロは、彼の多くの教えを聖書から引用した成句を利用している。それに自分の意見や信じることを加えている。
 「脅威を与える面では責任はない者たちでも、諸国の有徳な者たちを殺害することは許される」と書き、更に「もしわれわれが罪を犯した異邦人あるいは、7つの戒律を犯す者を-われわれは戒律を大事にするゆえ-殺害することで悪いことは何一つない」

 ラビ・イツハク・ギンツブルグやラビ・ヤコブ・ヨセフを含む何人かの著名なラビたちは、自分の生徒や弟子たちにこの本を推薦している。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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