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10月12日、活動家のアル・ナシュミの喪に集まった民衆

◆10月16日

 バーレーンでは本物の「アラブの春」が起きていることを指摘してきたが、今回はバーレーンを保護国としてきたイギリスが、バーレーンの人権問題を批判し、人権擁護を要求したという。

 既にこのブログの9月30日号「バーレーンで数万人の反政府デモ」の中で、「純粋に独裁圧制国家であるから、その命脈は既に尽きているのだ」と指摘したが、本来ならば近い関係にあり、支援する側にあるイギリスが人権問題でバーレーン政府に対し批判的な指摘をしたということは、イギリスは今後このバーレーンのハリーファ政権を支持することはない、というシグナルになるだろう。バーレーンの命脈は確かに尽きていることが分かる。

 
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●イギリスがバーレーンに人権擁護を要求
http://www.presstv.ir/detail/2013/10/16/329619/uk-bahrain-must-respect-human-rights/
【10月16日 Press TV】

 イギリスの外務省の中東課のヒュー・ロバートソンは、バーレーンのアル・ハリーファ政権に対して、人権を守る義務を果たすよう要求した。

 10月7日に任命されたロバートソンは、イギリスはバーレーンにおける人権侵害について、勾留中の者たちに対する虐待も含め慎重に調べると語った。
 
 このコメントは11日にバーレーンの活動家のユセフ・アル・ナシュミが死亡した後に出てきたものだ。彼の死は、バーレーン人権センター(BCHR=NGO)によれば、拷問とその治療が拒否されたためという。

 「BCHRはアル・ナシュミは、モハメド・ムシャイマのように、拷問と適切な治療が拒否された為に死んだ犠牲者であることを深刻に受け止めている。バーレーンの囚人たちは意図的に医療を拒否されている」とこの組織は語った。

 「バーレーンにおける囚人達に対する現行の虐待の継続は将来も人命の損失に繋がるだろう」と語った。

 バーレーンは最近、民主主義を要望する者たちと囚人達に対する対応の仕方で国際的な批判を浴びている。

 9月にジュネーブで行われた国連人権委員会会合の期間中、47カ国が合同でこの件についての声明を発表した。これには、ヨーロッパ議会による非難の決議と国連人権委員会の公式非難が伴った。

 一方、ジュネーブのイギリス大使はバーレーン政府は、バーレーンの大臣と行った会談の内容を、イギリスがバーレーンの人権問題の記録を支持している、と言って誤って紹介したと語った。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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