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シリア軍が押収した武装テロリストの武器類

◆7月25日

 シリアでの紛争が2011年3月から始まって以来、このブログではシリアで何が起きているか、以下の記事にあるような実態を記してきた。その間、欧米のメディア、そして日本のNHKをはじめとするあらゆるメディアが欧米側(とアルジャジーラ、アルアラビアなど)が垂れ流す嘘にまみれた話を事実のように報道してきた

 しかし今や、シリアでは外国勢力に資金と武器を援助してもらっている、やはり外国人の傭兵らを中心とする武装勢力がシリア人の反アサド勢力と一緒になってアサド政権転覆を狙って、ゲリラ的攻撃をしていることは、誰も否定できない状況であることが明らかになっている。

 ようするに、シリアを舞台に欧米NATOとそれにくっつくトルコ、アラブ湾岸君主国群、イスラエルが、傭兵たちを使ってアサドの軍隊と戦わせるという代理戦争をしているのである。

 歴史は作られると言われるが、嘘の情報が満載の今の新聞などを後世の研究者が調べて歴史を綴っても、結局嘘の歴史が綴られてしまうことになる。これを見れば、我々が知っている古代史はもとより、近・現代史も、嘘が綴られていると言えよう。問題はどの程度の嘘か、ということだ。ことシリアのこの紛争については真っ赤」な嘘であり、事実は180度反対である。

 つまり、新聞やテレビの報道内容では、「正義の味方」と思える方、自由シリア軍やシリア国民評議会の方が、拷問、殺戮をものともしないごろつきどもで、反対に、「独裁者」でありその独裁者の軍であるアサドとシリア軍は「悪者」となっているが、彼らこそが、多民族・多宗教複合国家のシリアを平和裏に統治してきた当事者たちなのだ。

 今回のこの記事の内容は、このROCKWAY EXPRESSの主張内容と同じと言えるものである。これがシリア紛争の実態であることを、他のメディアの者たちは刮目して学ぶべきであろう。

 おりしもサウジアラビアの情報機関の本部建物で爆破事件があり、情報機関の副長官が死亡した、というニュースが流れてきている。サウジアラビアの心臓部に対するテロ行為の可能性が高い。「攻撃は最大の防御」・・・これは7月17日号のイントロで書いたことだ。「やれば、やられるのだ」。


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●シリアとユーラシアでのプーチンの対米地政学的チェスゲーム-その2-http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=32019
【7月23日 by F. William Engdahl】

■アメリカの二重基準

 シリアにおける暴力的な政権交代勢力側には、奇妙な同盟国がいる。アメリカとヨーロッパのNATO家臣国家群(ブレジンスキーが言う)に加えて、誰も民主主義の模範国家とは言わないサウジアラビアだ。もう一つのシリアに対抗する先導役はカタールが演じている。アメリカ軍基地があり親NATOプロパガンダ衛星放送のアルジャジーらの本拠地だ。これに加えて、エルドアンのトルコ政府は訓練と領土を隣国シリアに国境を越えて侵入する傭兵のために提供している。

 ファントム空軍機を挑発的な低空飛行でシリア領空に向かわせたエルドアン政府による試みは、明らかに「トンキン湾」事件を起こして、NATO介入の口実にさせようというものであったが、「爆発物の痕跡は残骸からは発見されなかった」とトルコ軍の参謀本部が声明を発表したため、空振りに終わった。エルドアンは面目を保つ為、「シリア軍によって撃墜された」という文言は使わず、代わりに「シリアが破壊したという我が軍機」という言い回しをするようになった。NATOは指令コントロールセンターをトルコのハタイェ地区のイスケンデルンに数ヶ月前に設置した。ここはシリアとの国境に近い場所だ。ここで他ならぬ自由シリア軍に訓練を施し武器を装備させるのだ。オバマ政権は11月の選挙前のシリアでの全面戦争は望んでいないので、エルドアンに今は「静かにしておけ」と言ったと言われている。

 ワシントン・ポストとかCNNあるいはBBCなどから国際情勢に関するニュースを得ている殆どの欧米人は、シリアのシリア国民評議会とその仲間のつぎはぎだらけの「自由シリア軍」のことを、本物の「いい人達」で、「悪い奴ら」はアサド独裁政権とシリア軍だ、と信じ込んでいる。1年以上にわたって、欧米メディアはシリアで撮影されたものではない映像フィルムを使用し、無辜で無防備の民主的な反対派市民が無慈悲にも一方的に虐殺されている、と報じてきた。 

 彼らは、アサドがシリアの主権問題に対する外国勢力の介入とアサドが正確に指摘したことに対するシリア人の大多数の支援という、アサド大統領の生き残りに必要な最強の資産を離反させるに、このやり方がどう機能するのかは説明したことがない。

 目撃談を中心とする報道をしているトルコとシリア在のRTを含む多くのジャーナリストは、最初から「平和的民主的反対運動」は秘密裏に、しばしばトルコ側の基地内で、武器を装備し訓練を受けていたと主張している。ヨルダン大学のイブラヒム・アロウシュ教授はRTに以下のように語った:

 「いたるところから大量の武器がシリア内に密輸されている。反政府勢力が武器を外国から受け取っていることはきわめてはっきりしている。シリア国営テレビは殆ど毎日、レバノン・トルコその他の国境を通って密輸された武器類を放映している。反政府勢力はGCC(湾岸強力評議会)とNATOが支援しているので、彼らから資金と武器を獲得することは問題なくできると反政府勢力側は考えている」

 シングがトルコのアンカラで4月にインタビューしたトルコのベテラン・ジャーナリストは、シリアの取材旅行から戻ってきたばかりだったが、小さなグループの「反政府」勢力の戦士らの捕縛に関する目撃談をしてくれた。このジャーナリストはアラビア語に堪能なのだが、この反政府グループの頭目が彼らの捕虜たちがアラビア語を何故しゃべるのか知ろうとして彼らに尋ねるのを目撃してびっくりした。自分たちの母国語だと言われて、頭目の男はうっかり口をすべらせて、「しかしお前たちはヘブライ語をしゃべるべきだろう、おまえたちはイスラエル軍につかまっているじゃないか、違うか?」

 つまり、傭兵たちはトルコ領内で訓練を受け、カラシニコフ銃を持たされ一掴みのドル紙幣を持って、イスラエル軍に対する聖戦をするのだ、と告げられたのだ。彼らは一体自分たちが誰と戦っているのかさえ知らなかったのだ。その他の例では、傭兵たちはアフガンその他の地域からリクルートされサ、アルカイダのメンバーといわれる者たちも含まれる中、サウジアラビアが資金を与え、アサド政権に対する「民主的反政府勢力」に仕立て上げられている。

 アメリカの究極のエスタブリッシュメントの新聞であるニューヨーク・タイムズ紙でさえも、CIAが武器をシリア反政府勢力側に送り続けていることを認めざるを得なくなった。タイムズ紙は、「アメリカの高官とアラブの情報機関高官らによれば、CIAの高官らが秘密裏にトルコ南部で活動をしていて、シリア政府と戦わせるために同盟国がどの反政府勢力の戦士に武器を与えるかを決める面で助けている、という。自動小銃、ロケット発射グレネード、弾薬、対戦車武器などを含むこれらの武器は、殆どがトルコ国境から、シリアのムスリム同胞団を含む影の中継網を通して密輸され、トルコ、サウジアラビア、カタールが支払いを請け負っている、と高官は語った」と報じた。

 国際赤十字社はシリアでの紛争を内戦と評価している。ウプサラ大学の平和研究家のピーター・ウォーレンスティーンは、「これはますます国際化している内戦だ。いくつかの歴史から我々は知っているように、より国際化が進めば、より長く紛争は続くことになる・・・内戦ではあるが、大量の武器が外国から流れ込んでいるので、国際化された内戦が進められている」と語った。

 ノートルダム大学の法学教授で国際紛争解決の専門家であるマリー・エレン・オコーネルによれば、「国際赤十字社の声明は、アサド政権は組織された武装反政府勢力と戦っているのであり、アサド政権は軍事力で対処する法的権利を有している。平和時には規制のある軍事力使用だが、この紛争ではシリア軍は武装勢力側である者たちを殺害する権利を持っている。反政府勢力が主張していることはまったく逆のことだ」という。 

 アメリカ国務省が「民主主義」を支援しているというご立派なことを言い、アサドに、党派に分裂しムスリム同胞団が支配する胡散臭い亡命グループであるシリア国民評議会を認め、政権を引き渡すよう要請しているが、ロシアは欧米側の戦争への行進を弱めるため上手に外交面で活動している。 

                          -(その3)に続く-

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