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ダマスカス郊外のジョバールに展開するシリア政府軍戦車

◆8月26日

 米英仏はシリアで化学兵器が使用された点について、シリア政府側が使用したという立場から、シリアへの軍事介入に向けての動きを強めているが、この化学兵器が反政府勢力側からなされたとの立場から、ロシアがその動きを牽制して、イラクで大量破壊兵器が存在するという偽りの口実で、イラク侵攻を果たした米英に対し、その失敗を繰り返す事の内容に、と警告している。

 真にもって正論であり、日本国内でも、このような正論が、たとえそれがロシア側からなされたとしても、認める度量と誠実さが欲しいものである。幸いオバマ大統領は、化学兵器使用者の正体がハッキリしない内は軍事介入などの選択肢を採用することはできない、としているし、アメリカ国民も、シリアへの軍事介入に対しては、全く興味を示さず、介入反対が大多数を占めている、という健全さがある。

 したがって、アメリカがシリアへの軍事介入を直ちに行う、ということは可能性が低いとみていいだろう。ロシアが指摘するように、もしもシリアへ外国軍が軍事介入すれば、それは明確な国際法違反となる事案であり、オバマ大統領はその点も指摘しつつ、介入に消極的であるから、アメリカや英仏の戦争屋共も、いらいらしていることではあろうが、それが彼らのためでもあるのだ。

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●シリア問題:ロシアはアメリカにイラクの失敗を思い出せと警告
http://rt.com/news/syria-russia-us-iraq-976/
【8月25日 Russia Today】

 アメリカは、シリアが一般市民に対して化学兵器を使用したという点では、「殆ど疑っていない」。これはオバマ大統領が「レッド・ライン」と描写した、限界線であった。しかしながら、ロシアはアメリカに対し、イラクの時のような失敗をしないよう、また国際法を破らないよう警告した。

 オバマ政権の高官は25日、アメリカの情報機関は、評価の基礎となるものを、「報告された犠牲者の数、死傷した人々の報告された症状、証言」とした、とAP通信が報じた。

 これは、オバマ大統領がシリアへの軍事介入の選択肢があることをアメリカ軍が示した時になされたものだ。この時、国防長官のチャック・ヘーゲルは、オバマ大統領が指令を出せば、国防総省はこれらの選択肢を採用する準備はできていることを示唆した。

 ロシアは、申し立てられている化学兵器による攻撃というものは、シリアの反政府勢力による計画された「挑発行為」かもしれない、と警告した。また、アメリカの言い方は、イラク侵攻をした際になされた言いがかりを思い起こさせるものである、と語った。

 「これら全ては、10年前におきた出来事を思い起こさせるものである。イラクが大量破壊兵器を所有しているという誤った情報を使用して、アメリカは国連を迂回して侵攻計画を実行したが、その結果は万民が知るところである」と、ロシア外務省は声明の中で語った。

 「もう一度、我々は過去の失敗を繰り返すな、ということと、国際法に違反する行動をゆるすな、と言っておく」とロシア外務省は指摘した。

 シリアは25日、国連の査察団に対し、ダマスカス近郊でなされた化学兵器による攻撃の現場への訪問を「許可」した。国連はその化学兵器専門家が、現場であるゴウタ地区の現場検証を26日から始めるだろう、と語った。

 ロシアはこの動きを歓迎しているが、あらゆる関係者に対し、「前もって調査の結果に影響を与えようとすること」を行って、「悲劇的な失敗」をしないよう、語った。

 しかしながら、アメリカはシリアが国連査察団に攻撃現場へのアクセスを与えたことに対し、「信用できるかどうか判断するには遅すぎる」として、満足はしていない。

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