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5日、ドネツク庁舎前に集まり国民投票を呼びかける親ロシアデモ隊

◆4月7日

 3月26日号「米支援のウクライナのティモシェンコ元首相はロシア殲滅を呼びかけた」で、「このティモシェンコの「殲滅」の言葉を聞いて、ウクライナ東部に住むロシア人が激高するのは間違いないし、殲滅される前に新政府を打倒、ないしはクリミアのようにロシアへの編入を願って、反乱を起こすのではないだろうか?誰だって殺されると分かっていて、黙ってそれを待つ者はいない。従って、ウクライナは東西に分裂、という未来の姿がより一層、濃厚になったと言えよう」と書いた。

 やはりこの予測のように、ウクライナの東に位置する地域では独立に向けた住民投票を呼びかける動きが出てきたようだ。クリミアに続け、ということだ。

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●東ウクライナのドネツク等の各都市で親ロシア勢力が政府庁舎を占拠
http://rt.com/news/ukraine-donetsk-protest-russia-733/
【4月6日 Russia Today】

 東ウクライナの各都市で6日、何千人もの市民がロシア国旗を振って通りに溢れ出た。ドネツク、ルガンスク、ハルコフの各都市ではデモ隊が政府庁舎を占拠、更にドネツクでは独立を掛けた住民投票を実施することを要求した。

 ドネツクの中心にあるレーニン広場に2000人以上の人々が、キエフのマイダン(広場)で暴徒に対して火器を使用したという間違った内容で起訴されたと考えるベルクト(特殊警察)署員らのための嘆願のために、集まった。

 デモ参加者らは「キエフでの不法な政権」が、抑圧政策と反対派に対する迫害を終わらせるよう呼びかけた、とイタールタス通信が報じた。

 彼等は自己決定権を尊重するよう要請し、ウクライナから独立するためのクリミア式の住民投票を要請している。

 抗議者らはロシア国旗を持ち、「ロシア!ロシア!」と叫び、キエフ政府からドネツク知事に新しく任命されたセルゲイ・タルタに対し「出て行け」と叫んでいた。

 抗議者らによって「ファシズムの根絶行動」としてナチ熱狂者の人形が焼かれた。これはウクライナの2月のクーデターで重要な役割を果たしたネオ・ナチ過激派の存在に関連してなされたものだ。

 人々はそれから巨大なロシア国旗を掲げながら、政府庁舎の中心地域に移動していった。政府庁舎の玄関前で親ロシアデモ隊が警官の楯を奪ったりして警察との衝突が起きた。

 デモ隊は庁舎の主要玄関に通じる通路を奪い取った楯で作り、バルコニーを占拠した。庁舎に掲げられていたウクライナ国旗はロシア国旗に付け替えられた。そこで警察は中のデモ隊を追い出した。

 ドネツクの騒擾についてはライフ・ニュースは、政府庁舎に掲げられた「ロシアよさようなら」という横断幕によって挑発されたのかもしれない、と報じた。

 政府庁舎の本庁は日曜日で役人は仕事がないため、警備員がいるだけであった。

 「状況はかなり緊迫している。デモ隊は市議会の建物を占拠しているし、ドネツクの将来を決めるための独立をかけた住民投票を実施することを要求している」と、活動家のアレクサンドル・ボロディンはロシア・トゥデイに語った。

 「デモ抗議者らは住民投票に関する特別会議を呼びかけている。それがなされねば、彼等はその問題を処理するグループを組織するだろう、という。デモ抗議者らはキエフ政府が任命した当局者らを認めないとし、最近選出した”公的知事”を認めるよう要求している」とボロディンは語った。


■ルガンスク

 ルガンスクでも似たような状況で、数千人のデモ抗議者らがウクライナ保安庁(SBU)前に集まった。彼等は逮捕された活動家であるアレクサンドル・ハリトノフと、その他の15人の親ロシア活動家の釈放を要求して、ロシア国旗を翻し、「SBUは恥を知れ!」を叫んだ。

 ウクライナ保安庁に突入するこのデモで8人の人々が負傷した、とウクライナのチャンネル5は報じた。ロシアの春ウェブサイトによれば、一人の警官が負傷、病院に運ばれたという。

 ルガンスクの知事とウクライナ保安庁の長官はデモ隊と話し合う為に外に出たが、その結果、反マイダン活動家6人が釈放された。


■ハリコフ

 ハリコフでも親ロシアのデモ抗議者らが、極右ライトセクターの活動家らと衝突した。

 乱闘の間中、爆竹が武器として使用され、何度か爆発音が聞こえたた。しかしながら負傷者は報告されてない。これは警察が両者を速やかに分けたからだ。

 この出来事に続いて、群集が物を投げ出したため、マイダンの活動家らは警察が作った通路を通って逃げていった。

 この集会に続いて、約1500人の親ロシアの活動家らがハリコフの政府庁舎に向かっていったとUNIAN通信社が報じた。

 庁舎は戦闘服によって身を固めた警官によって防御されていたが、抗議者の一団は建物の中に突入することに成功した。

 抗議デモのオーガナイザーがデモ参加者らに、「今朝早く、政府庁舎を占拠したドネツクとルガンスクを支援しよう」と呼びかけたので、大騒ぎになった。

 反マイダン活動家によれば、1万人ほどの人々が6日のハリコフの抗議デモに参加した、と言う。

 極右のクーデターでヤヌコビッチ大統領が追放された2月下旬以来、親ロシアの集会はウクライナのロシア語を話す地域では殆ど毎週末に起きている。

 新政府が廃止した新しい法律の一つが、ロシア語の地位に関するものであった。これはウクライナの東部に住む人々にとっては看過できないものだった。

 クリミア自治共和国はキエフにおける権力の変更を認めることを拒絶し、ウクライナからの独立を宣言した。これは3月16日の住民投票に続いておきた事で、この投票では投票者の96.77%の人々がロシア編入に賛成であった。

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◆小保方氏は「スケープゴート」にされた!

 「改ざん・捏造」という、その人の人格をまで否定するような強い意味を持つ言葉を使用することによって、理化学研は自らの客観性と潔白性を世間にアピールし、もって小保方氏一人の罪でことを終わらせ、自らに火の粉がかかることを避けようとしている。

 この改ざんといわれた部分と捏造と言われた部分についての両者の言い分を見ると、どうして理化学研が小保方氏の説明を受け付けないで、断罪的な判断をしたのか、理解に苦しむ。

 ひとつひとつ見てみよう。

1.改ざん?

 理化学研:科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」

 小保方氏説明:見やすい写真を示したいという考えからFigure1iを掲載したにすぎません

 小保方氏は写真を拡大して貼り付けて、見る側に写真を比較しながら明瞭に判断できるようにしただけ、という意味であろう。これを改ざんと呼ぶのはいかがなものか?氏が言っているように、「FIgure1iから得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません」というのだから、それは改ざんとは言いがたいであろう。なんら問題ないことであり、むしろそれはデータの比較が容易になった改良であり、強いて言えば、「誤解をまねくような論文の作成方法」であり、断り書きを添えなかったのは好ましくない、という程度である。それに対して、理化学研は「改ざん」という、つまりごまかし、というレッテルを貼ったのは、間違いである。

<参考>〔「竄」は改めかえる意〕 三省堂 大辞林
 文書の字句などを書き直してしまうこと。普通,悪用する場合にいう。 「帳簿を-する」

小保方氏の貼り付けた写真は、そのまま正しいものであり、ただ拡大しコピーし、比較のために他のデータの横に貼り付けただけのはず。だから、言葉の正しい意味においては、改ざんに当たらない。
 
2.捏造?

 理化学研:Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」 

 小保方氏説明:この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中でミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したものです。

 つまり、氏は既に掲載誌のネイチゃーと調査委員会に、ミスを発見した時点で報告している、というのだから、ミスであったと判断するのが妥当であろう。捏造であれば、誰かに指摘されるまでは隠し通そうとするはずであるが、氏は「外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中で、ミスを発見し」と述べているのだから、彼女に捏造し、それで押し通そうとした、という悪意があったとは到底判断できないはずである。

<参考>大辞林
 実際にはありもしない事柄を,事実であるかのようにつくり上げること。でっちあげ。 「会見記を-する」

 つまり捏造というのは、でっち上げる、嘘を作り上げる、という能動的・積極的な意図があって初めて可能な行為である。小保方氏の写真は、自分で信じ込んで掲載して、後から気がついて、それを報告しているのを見ても、嘘をでっち上げる意図をもっておこなったとは到底判断できない行為である。

 そもそも野依良治理事長も、小保方氏が「膨大なデータと取り組んで・・」と、彼女が論文作りで格闘していることを知っているのだから、似たような写真がそれぞれある場合、当該写真をそのデータと思い込んだとしても、あながち理解できないはずはないのだ。

 それを捏造とまで言い切ったことは、理化学研の勇み足であり、悪く言えば上記のように、小保方氏のみに罪を着せ、自らに火の粉が係ることを避けようとするあまりの断罪である。いわゆる、「組織ぐるみ」と言われることを嫌っての反応で、人間心理において良く見るパターンである。非常に姑息であり卑怯であり、「愚か」である。

 このように、日本の若い才能の芽を、保身のために断罪し潰すようなことをやっていては、育つものも育たなくなる。最初から完璧なものを目指す方がおかしいのである。少々、その論文に問題があったとしても、一番重要なことは、彼女が大発見をした、ということであり、それが示されている内容の論文ならば、応援する姿勢が大切である。寄ってたかって、しかもその言葉の内容に値しない断罪的な言葉で、若い才能を潰すようなことは、却って世間から大人気ないと見做されることになろう。ある意味、日本人的な心の狭さを示しているとも言える。

◆STAP細胞は数兆円の利益を生むかも知れない大発見

 このことで小保方氏が研究者として日本では活躍できなくなったとしたら、外国の資金の豊富な研究所や病院などから誘われて、高給で研究をすることができるようなオファーが出されるかもしれない。その際、日本に愛想をつかした小保方氏がその誘いに乗って外国で研究を続け、その外国の研究所は小保方氏の持っている知識、情報、ノウハウでもって、新しいSTAP細胞の論文を他の人間の名で作成、発表し、今度はその論文に問題がないとなれば、そっちが正式なSTAP細胞の発見者あるいは発明者となり、特許もそちらが持っていくことになるだろう。そうなるとその特許から生じる膨大な利益も、その外国のものになってしまうだろう。だから、「愚か」と言いたいのだ。

 従って、理化学研は後になってこのことをきっと後悔することになるだろう。

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●小保方晴子さんが単独で「STAP細胞論文を捏造・改ざん」理研が最終報告書
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/31/haruko-obokata-stap-cells_n_5066691.html
2014年04月01日 12時07分

 小保方晴子さんらが発表したSTAP細胞論文に多くの疑問が指摘されている問題で、理化学研究所(理研)は4月1日、記者会見を開き、調査委員会による最終報告書を公表した。

 報告書によると、論文の捏造は小保方さんが単独で行ったものであり、同論文の共同執筆者については、不正行為への関与はなかったとの報告がなされた。小保方さんらへの処分については、午後に行われる記者会見で発表される。

■改ざん、捏造は小保方さん単独の行為

 調査委員会の報告書によると、調査の対象となったのは、小保方さん及び、論文の共同執筆者である笹井芳樹さん、若山照彦さん、丹羽仁史さんの4名。

 報告では小保方さんの以下の2つの行為が、「改ざん」「捏造」などの不正行為にあたるとされた。

(1)科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」
(2)Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」

 STAP細胞の論文の一部が他の論文からコピーして記載されていると指摘された点については、「論文を適切に引用し、出典を正確に記載することは当然」とされ、「探して得た文章が特異なものではなく一般的に行われている実験手順に関するものであった」ことから、引用元を明記しなかったことや、記載内容が不正確であることは小保方さんの「過失」であるとされたものの、「研究不正とはいえない」とされた。

■共同執筆者についての見解は

 笹井、若山、丹羽の三氏は、小保方さんによって改ざんされた画像を、事実を知らされないまま示されており、この改ざんは容易に見抜くことができるものではなかったと判断された。

 しかし、笹井、若山両氏については、「シニアの研究者でありながら、データの正当性と正確性について自ら確認することなく論文投稿に至っており、過失とはいえその責任は重大である」とされた。

 丹羽さんについては、「論文作成の遅い段階でこの研究に参加したものであり、研究不正行為は認められなかった」とされた。

 なお、この調査委員会は論文作成に不正があったかどうかを調査するものであるため、STAP細胞が存在するかどうかという点については委員会の範疇を超えるとされ、回答がなされなかった。

 理研は1日の午後1時〜3時にも記者会見を行い、小保方さんらへの処分について発表を行うという。朝日新聞デジタルによると、小保方さんは「承服できない」として、近日中に理研に不服申し立てをするという。


●小保方氏「捏造認定、承服できない」 不服申し立てへ
2014年4月1日12時20分



 理化学研究所の最終調査報告を受け、小保方晴子ユニットリーダーは1日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。内容は以下の通り。(原文のまま)

「調査報告書に対するコメント」

 調査委員会の調査報告書(3月31日付け)を受け取りました。驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。特に、研究不正と認定された2点については、理化学研究所の規程で「研究不正」の対象外となる「悪意のない間違い」であるにもかかわらず、改ざん、捏造(ねつぞう)と決めつけられたことは、とても承服できません。近日中に、理化学研究所に不服申立をします。

 このままでは、あたかもSTAP細胞の発見自体が捏造であると誤解されかねず、到底容認できません。

 画像を合成し「改ざん」と認定されたレーン3の挿入について

 FIgure1iから得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません。そもそも、改ざんをするメリットは何もなく、改ざんの意図を持って、FIgure1iを作成する必要は全くありませんでした。見やすい写真を示したいという考えからFIgure1iを掲載したにすぎません。

 「捏造」と認定された画像の取り違えについて

 私は、論文1に掲載した画像が、酸処理による実験で得られた真正な画像であると認識して掲載したもので、単純なミスであり、不正の目的も悪意もありませんでした。

 真正な画像データが存在していることは中間報告書でも認められています。したがって、画像データを捏造する必要はありません。

 そもそも、この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中でミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したものです。

 なお、上記2点を含め、論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています。


●小保方さん単独か、それとも理研の組織ぐるみか STAP細胞論文問題
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/01/obokata-or-riken-on-stap-cells_n_5067352.html?&ncid=tweetlnkushpmg00000067
2014年04月02日 07時51分

 理化学研究所は4月1日、STAP細胞の論文に関して改ざん、剽窃など不正な点がある問題について最終報告書をまとめ、小保方晴子さんの2つの行為が、「改ざん」「捏造」などの不正行為にあたるとした。

(1)科学誌「Nature」に発表されたSTAP細胞論文の画像に切り貼りが行われていたこと=「改ざん」

(2)Natureに掲載されたSTAP細胞論文の画像に、小保方さんの学位論文に掲載された画像と酷似している画像が使われていたこと=「捏造」

 一方で論文の共同執筆者である笹井芳樹さん、若山照彦さん、丹羽仁史さんの3名については、「改ざんされた画像を、事実を知らされないまま示されており、この改ざんは容易に見抜くことができるものではなかった」と判断。うち笹井さん、若山さんについて「責任は重大である」としながらも、不正については認定せず、事実上、小保方さんが単独で論文を改ざん・捏造しているとした。

 この対応について、「小保方さんを切り捨て、問題解決を図っているのでは」といった、理研の組織ぐるみではないかとの疑問がTwitterを中心に集まっている。主な意見をまとめた。

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ラタキアを奪還したシリア軍

◆4月1日

 昨日の記事で、シリア北部のラタキア地方、その中のカサブがNATO勢力とシリア軍との雌雄を決する戦闘の場になることを示したが、シリア軍は戦略的要衝の高地を占領し、有利に事態を進めている、という情勢のようだ。ただラタキアの重要地点は奪還しても、まだ戦闘は継続中なので予断は許されない。この一週間で状況はハッキリしてくる事だろう。

 ラタキアの中でもカサブ(ケサブ)はアルメニア系シリア人の中心都市ということで、クリスチャンが多い。そこにイスラム系過激派のアル・ヌスラ戦線のテロリストが侵入してきて、その掃討作戦をシリア軍が始めた事で、多くのアルメニア系シリア人の難民が出ている、という。またこの件ではアルメニアがトルコを、イスラム系過激派テロリストをシリアに侵入させ、その支援をしているとして、非難している。

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●シリア軍:ラタキアの重要地点を奪還
http://en.alalam.ir/news/1580867
【3月31日 ALALAM】

 シリア軍は3月31日、沿岸部のラタキア地方のキーとなる地点を奪還したと、国営通信が報じた。「シリア軍の部隊がラタキア北方の展望台45を完全に掌握し、テロ・グループを追討中である」との軍の発表だと通信社は伝えた。
 
 この展望台45とはアラウィ派の民衆が居住している地帯を見渡せる戦略的高地のことである。このアラウィ派からアサド大統領は出ている。国営通信はライブで高地付近からの映像を放映し、横たわるテロリストらの死体を、殆どが非シリア人だと説明した。

 先週、この民兵らは3月21日からの攻勢でこの高地を占領した。アルカイダ系アル・ヌスラ戦線を含む民兵勢力はトルコ国境から近いアルメニア人の町であるカサブとその付近を占領した。また地中海に通じるサムラ村も占領した。

 シリア人権団体によれば、民兵が攻勢を掛けてから両サイドにそれぞれ300人ほどの死者が出たという。「シリア軍は展望台45に多連装ロケット砲を設置する事ができたが、戦闘は高地周辺で継続している」とこの団体は語った。

 ダマスカス地方における民兵側の敗退の後、彼等は勢力をラタキアに集中した。それでシリア軍はその地方を防衛するために集まってきた。31日には、反政府勢力側はバシャール・アル・アサド空港に向かって初めてグラッド・ロケットを発射した。

 シリア紛争は4年目に入り、開始以来この紛争で14万6000人以上が殺害されてきている。


●クリスチャンはカサブの町から逃亡。アルメニアはトルコを糾弾
http://rt.com/news/armenians-kessab-syria-attack-381/
Published time: March 31, 2014 21:06

 シリア軍はアル・ヌスラ戦線から住民の大多数がクリスチャンの町であるカサブを奪還しようとしている。そのため数百人にのぼるアルメニア人が町から逃げ出し、アルメニアはトルコが過激派を支援しているとして非難した。 

 カサブはシリアのラタキア地方にある町で、トルコとの国境に近い。この町に2000人以上のアルメニア人が住んでいるが、メディア同士の情報が錯綜している。

 アルカイダ系過激派組織であるアル・ヌスラ戦線のテロリストが3月21日、トルコからシリア領内に侵入、シリア軍部隊と自衛団とこのヌスラ戦線との間の戦闘が始まったという。

 アルメニア人側によれば、このジハーディスト(過激派)グループはトルコ軍に支援されている、という。トルコ政府はそれを、「完全に根拠のないことで、真実ではない」と否定した。

 アルメニアとトルコの関係は、第一次世界大戦中のトルコによるアルメニア人の虐殺をトルコが認めていないことで、緊張したままである。


■何百人と逃げ出している

 アルメニアの共和党のアーマン・サアキャン議員は最近シリアのラタキアから帰国した。彼はラタキアでカサブからの難民と話す事ができたと語った。彼はロシア・トゥデイに対し、武装グループがトルコからシリアに侵入したと語った。

 「3月22日早朝、トルコ国境警備隊がいなくなり、多国籍のテロリストがトルコ軍の砲撃の支援を受けながらカサブを襲撃した」と彼は語った。

 カサブの自衛団とシリア軍(アルメニア系シリア人が大多数)が協力してアルメニア系住民はカサブを脱出できたという。その後彼等はラタキアの沿岸都市にあるアルメニア教会の敷地内に落ち着く事ができていると、議員は語った。ただ年配の人々がアル・ヌスラ戦線の過激派が支配するカサブに残っているという。・・・以下略

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戦闘で敗退しシリアから隣国へ逃亡を図るテロリスト・ゲリラ

◆3月31日

 シリア戦線ではシリア軍が各地で反政府ゲリラを駆逐している。追討されたゲリラたちはトルコ、ヨルダン、レバノンなどの隣国に逃亡を図っている。そのような情勢下でシリア北部のかサブ市近郊で、追討するシリア戦闘機をトルコ軍機が攻撃、撃墜した。

 しかし撃墜された戦闘機とパイロットはシリア領内に落下しているから、この戦闘機がトルコ領空を侵犯したとは言いがたい。つまりトルコは勇み脚をしたと言えそうだし、その理由は、シリアの領空侵犯を口実に対シリア戦を始めようとした形跡があるという。

 これはシリアのアサド政権転覆を狙って、世界中のイスラム主義過激派を集めてシリアに投入してきたにも関わらず、当初の目論見どおりには事が進まず、アサド政権は民衆の支持を得たままであるし、シリア軍は国防大臣が暗殺されても士気は高く、意気軒昂である。

 シリア軍は12万の外国人テロリスト・ゲリラが立ち向かってきても、多大な犠牲を払いながらも、英雄的戦いを進め、つぎつぎに彼等テロリスト・ゲリラの拠点を破壊し追討し殲滅している。そのような情勢から来る焦りが、NATOとそのメンバー国であるトルコをして、直接的軍事介入を可能にさせる、このような国際法違反の愚挙をするに至ったのであろう。

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●NATOはシリア北方で決死的最後の戦いを行う
http://www.globalresearch.ca/nato-wages-desperate-last-battle-in-northern-syria/5375791?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=nato-wages-desperate-last-battle-in-northern-syria
【3月29日 Tony Cartalucci — Global Research】

 シリアとトルコの国境にあるシリアの北西部のカサブ市は、トルコ軍が支援する武装ゲリラとシリア軍との間の雌雄を決する戦場になった。国境を越えてシリア領内に侵入するゲリラに対する攻撃をしていたシリア戦闘機をトルコ軍が撃墜したことで、30日のトルコの新聞がその事件を一斉に一面で報じた。

 トルコ政府はシリア航空機はトルコ領空に侵入したとしているが、航空機そのものはシリア領内に墜落、またそのパイロットも成功裏に航空機から脱出しシリア領内で発見された。ロイター電は以下のように、「トルコは領空を侵犯したとしてシリア航空機を撃墜」の見出しで、「トルコのF-16はシリアのジェット機に対しロケットを発射、ジェット機は1200m上空で撃墜されシリア領内に落下した」と報じた。

 トルコ政府は、シリア軍がトルコが自国領内で保護してきたゲリラと交戦していることを、またシリアが領内に侵入するゲリラに対する討伐を行うことが、トルコ自身がイラク北部のクルド人ゲリラに対して行う追討以上の脅威をトルコの安全保障に対して与えるものでないことを明らかに知っている。反対にトルコ戦闘機はシリアに侵入するゲリラ達のために事実上、防空の役割を果たしてきているのだ。

 もっと重大なことは、欧米のメディアでは、アメリカ国務省がテロ組織として挙げた組織のジャブハト・アル・ヌスラであることがわかっているという事実だ。この組織はアルカイダのシリアの支部である。ウォール・ストリート・ジャーナルの中東リアル・タイムズは、「ラタキア攻撃はアルメニア・シリアの暗い記憶を呼び覚ます」とのタイトルで以下のように報じた:

 イスラム主義過激派が今週ラタキア地区の一定の部分を占領したことで、地中海に臨む地点を初めて確保したことになった。

 この軍事的攻撃はいくつかの点で象徴的である:アル・ヌスラ戦線のゲリラがアサドの故郷地区の一部を占領したことになり、このゲリラの侵入を阻止しようとしたシリアの戦闘機をトルコ空軍が撃墜したことだ。アル・ヌスラはシリアにおけるアルカイダの支部である。

 NATOメンバー国が隣国へのアルカイダの侵入を空から支援するということは、国家主権の、ないしは国際法のとんでもない侵害以上の何物でもないだろう。しかしトルコはシリアとの間の緊張を高めることを止めようとしなかったのは明らかである。最近暴露されたトルコの情報機関の長官であるハカン・フィダンとトルコの外相であるアハメト・ダブトグルとの間の漏洩された会話は、トルコがシリアとの戦争を挑発するために、自国に対する自作自演劇を実行しようとしていたことを、示している。

 トルコのエルドアン首相がユーチューブを禁止したのは、この漏洩があった後で、このユーチューブサイトから削除したかったのである。

 漏洩された電話会話は、シリアに対する攻撃は「トルコにとっての良い機会であると見做されるべきである」というエルドアンの考え方を示している。この会話で、情報機関長官のフィダンは、シリア人の要員を4人使ってトルコを攻撃させることで、「戦争の大義を作り出す」と言っている。

 フィダンのこの行動は、「戦争の直接的原因だ・・・あなたがすることは、戦争の直接的原因となることだ」とヤサル・ギューラー副参謀長が繰り返して述べている。

 トルコの外相は、シリア作戦について軍のトップの高官が語っている漏洩された内容は、「部分的に作られたもの」で、国家安全保障に対する「卑劣な攻撃」であると語った。

 漏洩したビデオで、フィダンはダブトグル、ギュラーその他の高官と、オスマン・トルコの創設者の祖父であるスレマン・シャーの墓を守るためのシリア内の可能な作戦について話し合っている。

 この驚くべき暴露内容は欧米のメディアによって一切無視され、代わりにトルコがただ「汚職」に関し隠蔽した問題を扱ったフェイスブックとツィッターを禁止した事のみに意図的に焦点を当てている。トルコが自作自演の攻撃でシリアに対する直接的な軍事介入を正当化しようとしたことは、トルコとその他のNATO諸国が関わるより拡大された中東紛争の引き金を引く恐れがあるが、これは2011年にシリアでの紛争が始まってすぐにも欧米が求めていたシナリオである。

 欧米の介入は、シリア北部に限定されたものだとしても、欧米が支配する「緩衝地帯」をシリア領内に生み出すことになろう。これはしかし特にアメリカの多くの軍事的冒険が計画されたブルッキング研究所の者たちのような、アメリカの政策立案者らが遅くても2012年には計画していたことである

 「緩衝地帯」を作るアイデアは、シリア・トルコ国境沿いでの暴力沙汰に対するお決まりの対応策のように見せるもので、ブルッキング研究所の2012年3月の「中東メモ#12」の「政権転覆のための選択肢査定」中で詳細に述べられているが、特に以下のことが語られている:

 「他の選択は、暴力をいかに終わらせるか、人道的支援をどう得るか、に集中する外交的努力である。これは安全地帯と人道的回廊を作り出すことになろう。これには限定的軍事力の保証が必要である。これはアメリカの対シリアの目標とは程遠いのは勿論ではあり、アサドは権力に留まったままになろう。しかしながらそれを起点として、拡大された同盟関係と適切な国際的委託で、その努力目標に向かって更なる高圧的な行動を進めていくことができるだろう」

 ブルッキング研究所の中東メモ#12は、人道的「保護の責任」なるものが、政権転覆に向けた長期的計画の為の工作に過ぎないということを隠そうともしていない。アルカイダを支援し教唆し、武装テロリストを供給し、防空を請け負い、シリアとの戦争を意図的に自作自演事件で挑発する計画を練ることは、そして今度は完全に暴露されたダマスカスを炎上させる攻撃計画は、世界的覇権が最悪の方向に向き始めた欧米の、危険な追い詰められた状況を表している。

 トルコが隣国シリアに対するあからさまな戦争行為を行う嫌われ役を演じる反面、NATOのメンバー国とNATOがトルコを非難しないことは、この軍事同盟が共謀していることを示している。皮肉的なことに、NATOがシリアとトルコの国境沿いにいるアルカイダを世話し、武装させ、防空を請け負う反面、アフガンにいるアルカイダの存在を、アフガンに継続的に駐留するための正当化に利用している。

 シリア紛争の期間のそれぞれの転換点で、何十年も設定しようと働いてきた「国際的ノルマ」を強調しながら、欧米は自分達の信頼性と評判を大いに食いつぶした。こういった転換点での欧米の失敗で、2011年の開始時には大いに頼りにしていた運勢はずっと弱まった。カサブでの戦いは、そしてシリアとヨルダンとの国境沿いのあまり言われない「南部戦線」もシリア軍の反撃で既に崩壊してるが、シリアでのNATOとその手下たちの最後の戦いになりそうである。

 シリア軍は国境から侵入してくるゲリラを阻止するに十分な能力があるように見えるし、NATOの挑発に対し無限の忍耐力をもって対処できることを示してきた。トルコが自国内で、シリアとの戦争を挑発するため攻撃することを計画していたことが暴露されたことで、自作自演攻撃を実行する試みは、トルコとNATOの両者を弱体化させるしかないだろう。もしも欧米が「緩衝地帯」を設定する事ができたとしても、そのために払うことになる信頼性、評判、正当性の値は、そのような「勝利」をピュロス王の勝利にさせるであろう。

 人類歴史を通して存在した全ての帝国は、衰亡が決定的になることが分かる時があり、帝国の解体が近いことがわかる時がある。「パックス・アメリカーナ」とウォール街やロンドンのシティーのエリート達にとって、その時とはカサブの戦いかも知れないし、シリアにおける政権転覆の欧米の試みの不名誉な終焉の時かも知れない。

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押収した”イランのミサイル”の前で演説するイスラエルのネタニヤフ首相

◆3月27日

 全世界のイスラエルの外交官に帰国命令が発せられているようだ。それが何を意味するのか?時あたかもマレーシア航空370便事件で盗まれたパスポートで搭乗したといわれていたイラン人二人の写真がフェイクだったといわれ、またイスラエルのテルアビブには、この370便とそっくりの航空機が格納庫に存在していると指摘する者がいて(http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=93377)、これが9・11同時多発テロ事件のような航空機テロに使用され、戦争の引き金に利用されるのでは、という懸念が浮上している、という。

 もしもイスラエルが何か始めるとすれば、それはアメリカ軍も一緒、少なくとも、軍内のタカ派が一緒だろう。始まってしまえば、政府も軍全体もアメリカの国益を考えて行動せざるを得ない。それをイスラエルは狙っているのかもしれない。とにかくイスラエルのテルアビブにマレーシア航空370便とそっくりの航空機が存在している(いた?)ということには、不気味さを感じざるを得ない。

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●イスラエルは今週にもイラン攻撃を開始するのか?
By wmw_admin on March 26, 2014
http://presstv.com/detail/2014/03/25/355981/will-israel-kill-us-empire-this-week/
【3月25日 Kevin Barrett — Press TV】

 アメリカ帝国、より正確に言えば新世界秩序の銀行家帝国だが、は死の痙攣を始めたので盲目的に突進しようとしているように見える 

 ウクライナ、シリア、リビヤ、イラク、アフガンその他あらゆる場所で、この帝国の力は混乱している。クリミアを失ったこと、そしてシリアでの後退、これらは多くの敗退の最新の例に過ぎない。この災厄的状況の原因:自業自得による傷が継続しているのだ。

 この最悪の傷は帝国の狂気じみた過激グループによるものだ:イスラエル中心のネオコンたちだ。このグループには、ユダヤ好戦的国粋主義者とキリスト教アルマゲドン主義者の両方がいるが、不可能なプロジェクトに対する狂信的献身の重荷を背負っている:占領したパレスチナの地に持続可能な”ユダヤ国家”を維持すること。

 イスラエルに対する非論理的執着はこの帝国をして、イスラム教徒が大多数の国家に対する災害的攻撃を連続的に行わせてきた。経済学者のジョセフ・スティグリッツは2008年、イラク戦争のコストは3兆ドル以上であったと推定した。それ以来、彼は繰り返しその推定を上方に修正してきている。アフガニスタンその他の地で反イスラム教親シオニスト十字軍を投入することで、何十兆ドルを使ってきた。

 シオニスト・ネオコンの9・11戦争はアメリカと世界の経済を崩壊させた。2010年のワシントン・ポスト紙の記事で、スティグリッツは以下のように書いた:「この戦争がなければ、アメリカの世界における地位がもっと高かったというばかりでなく、わが国の経済もより一層強かったであろう。問題は、高値についたこの失敗から我々は学ぶことが出来るのか?ということだ」

 残念ながら答えはノーだ。オバマはイスラエルのネタニヤフ首相のイラン攻撃の命令に逆らってきているが、アメリカはシオニストの銀行家オリガルヒの命令を実行している。この銀行家オリガルヒが欧米勢力の背後に控えている実際の権力者である。そしてこれらのオリガルヒ、あるいは少なくともその中のタカ派が、今でも世界大戦に向けて圧力を掛けているのだ。 

 欧米銀行家オリガルヒは、巨額の貸付金を複利で各国政府に借りるよう圧力を掛けるので、戦争が好きである。そうすることで各国は永続的な債務の奴隷になる。イラン攻撃をしぶるアメリカのせいでいらいらしているオリガルヒのタカ派と彼等の前衛であるネタニヤフは、直接的ではないやり方で第三次世界大戦を始めようとしている。

 彼等はウクライナの正当な政府を、アメリカとロシアとの間の緊張を高めるためにファシストらによるクーデターで倒した。一国でのイラン攻撃計画を準備するために30億ドルを使ったネタニヤフは、絶大な権力を握り一速即発の態勢で自分の願う時に世界大戦の導火線に火をつけることが出来る。

 ネタニヤフがその導火線の火をずっと後ではなくまもなく、今週にでも点火するかもしれない、という兆候がある。3月23日ロイターが以下のように伝えた:

 「イスラエルの外交官は23日、かつてないようなストライキに打って出た。そのため世界中の大使館は完全に閉鎖された

 イスラエルの外交施設は閉鎖されたので、イスラエル軍もまた「かつてない攻撃を開始」するのだろうか?

 前大統領補佐官でアメリカ海軍大学院付き軍事ジャーナリストのバーバラ・ホネッガーは、イスラエルの外交官ストライキはカモフラージュだと考えている:「このロイター電が本当だとして、イスラエル大使館と領事館関係者を給料問題でのストライキのために召還したということは、イスラエルはシリアとイランに対する戦争を始めようとしている、と考えられる。それによってロシアとアメリカ、それにNATOを戦争に引き込むことになる。マレーシア航空機の”捜索”は、恐らくは海軍と空軍関係の必要資材を運ぶためのカバーである」と考えている。

 マレーシア航空370便事件は、別の目的に利用されるためであるかもしれない。

 イランに対する欧米の世論を煽るため。それは、マレーシア航空機が消失して以来、フォックス・ニュースその他のシオニストのプロパガンダ機関は”イランのテロリスト”を非難してきた。彼等は二人のイラン人に焦点を合わせている。二人のイラン人は370便に盗まれたパスポートで搭乗したらしいのだ。

 しかし今や、”二人のイラン人”という話は作り話になりつつある。

 ロンドン・デイリー・メール紙は以下のように報じた。

 「二人の搭乗者の写真は細工が成されたとの主張があって後、370便の運命についての隠蔽工作の恐れが大きくなっている。盗んだパスポートでマレーシア航空機に搭乗したという二人の男性の写真は、同じ脚をしていることが示されている。ボーイング777-200機が消失した三日後に示されたCCTVの映像は、緑のズボンに茶の靴のペアーを示している」

 イスラム教徒に濡れ衣を着せようといういいかげんなフォトショップの作業はシオニストの主催する自作自演テロ攻撃のいつものやり方だ。・・・略

 マレーシア航空370便に搭乗した二人のイラン人の明らかに加工された映像に、悪気のない言い訳があるのだろうか?それとも、これもイスラエルの敵に対する戦争を煽る意図がこめられているのだろうか? 

 もしもネタニヤフがイランを攻撃し、アメリカとロシアを戦争に引き入れることに成功したら、今週はアメリカ帝国の終焉だけでなく、文明の終焉を目撃することになるだろう。

 私としてはバーバラ・ホネッガーが間違っていることを期待する。しかし、帝国の狂気じみた過激グループが行き詰ったとしても、比較的理性的な欧米の指導者らが、いたとしてだが、ネオコンの最悪のやり方を暴露し、戦争好きな彼等の向こう見ずさに終止符を打つことをしなければ、彼等は将来いくらでも大騒ぎを起こす機会を持っていることも事実だ。

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