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秘密結社スカル・アンド・ボーンズのメンバーであるジョン・ケリー米国務長官

◆3月18日

 3月11日号の「ウクライナの”民主化”と”反ユダヤ主義 -その2 最終章-」で、「このナチス的なものとユダヤ的なものとの野合、それにオカルト的なものが加わったものこそが、「新世界秩序」勢力の核となるものである。オカルト的というのは、宗教的・霊的要素であり、秘密結社がそれに代表される」と書いた。この場合、秘密結社とは、フリーメーソンであり、スカル・アンド・ボーンズなどのことで、欧米の権力者がその主要なメンバーになっている組織である。

 以下の、自身ユダヤ人であるヘンリー・メイコウの記事では、今回のウクライナ問題の背後に目をむけ、ずばりとその点を指摘している。そして秘密結社の霊的背後に悪魔的なものを認めている。西欧オカルティズムの闇の部分が関わっているということだ。

 ウクライナではナチス勢力とユダヤ人のオリガルヒ勢力とが結託しているが、ナチスがオカルトに深く関わっていたことは歴史的事実であり、ユダヤ人の中にユダヤ教のオカルト的過激思想に染まっている者たちがいるし、それらがウクライナ支配で野合している姿が今のウクライナのキエフ政権であり、それを支援しているのが欧米の権力者たちである。

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●ウクライナ問題:闇の勢力が我々を破滅へと導く
http://henrymakow.com/2014/03/Ukraine%20-%20Will-we-Pay-for-Satanist.html
【3月16日 by Henry Makow Ph.D.】

 願わくば、冷静な判断が支配するように。
 しかしそうでない場合には、ウクライナの危機に対しては
 いつもの被疑者らがその結果に責任があることは
 明確にしておこう。
 


 ウクライナの危機が手におえない状況になったならば、悪魔主義のユダヤ人とフリーメーソン(イリュミナティ)に欧米の経済、政府、文化、メディアを支配させた代価を我々は支払うことになるだろう。

 この危機の結果が戦争になるのか、金融危機になるのかは二つの要素に掛かっている。

1.欧米がもしもロシアに対して制裁を課すようなことがあれば、それは報復措置を招き、金融的メルトダウンを惹き起こしかねないであろう。ロシアは石油と天然ガスのヨーロッパとアメリカへの輸出を制限し、そのため価格は急騰する。ロシアはロシア内の欧米の資産を差し押さえると警告した。これは米ドルを不安定化させる。それが起きることを私は願わない。冷静な判断が支配し、欧米の制裁は名ばかりのもので、面目を保つ為のもの以上でないことを願う。欧米の企業、例えばペプシとかGEは既に警告し、ロシアと欧米が実際に衝突すれば、未来の成長に対する希望は無くなる。EUの銀行はロシアからのローンを2000億ドル負っている。反面、アメリカの企業は毎年110億ドルをロシアに輸出しているし、140億ドルを投資している。

2.キエフ政府ないしはネオナチのライト・セクターは、親ロシアの人々を襲撃し挑発することで、ウクライナ東部へのロシアの侵入を惹き起こし、欧米の支援を受けようと決定するかもしれない。再び、私は冷静な判断が支配することを願う。

 それでも私は懸念している。9・11事件を惹き起こし、アフガン、イラク、リビヤ、シリアの戦争を始めたのと同じ人々が、キエフの政権交代の背後にいる。これらの者たちはネオコン(イリュミナティ)ユダヤ人であり、彼等はロスチャイルドとIMFの代理としてアメリカの外交政策を支配している。彼等の最終目的は、一切の事、人も物も、支配することにある。ウクライナはその彼等の目論見を打破せんとするロシアにとっては一里塚である。

 この決定的な週に入ることで、以下の事柄を心に留めておこう。

1.プーチンはウクライナのヤヌコビッチ大統領政権を転覆させた事件の背後に誰がいるか、という点では、なんらの幻想も抱いていない、我々もそうでなければならない。ロシアはアメリカの国務次官補のヴィクトリア・ヌーランドが、キエフのジェフリー・パイアット米大使と会話した時の発言を記録したこのテープを発表した。彼等は後で実際に組閣メンバーとなる者たちの名前を挙げていたのだ。



 昨年の12月、ワシントンのウクライナ人グループに対するスピーチで、彼女は5週間で三度目のキエフ訪問から帰還したばかりだと語った。彼女はアメリカはウクライナに対し過去20年間で50億ドルを投資し、IMF「改革」を要求する、と語っている。彼女はウクライナ人は、ロシアの影響からウクライナをもぎ取り、ウクライナをヨーロッパとの近い絆を通して、”近代的欧米民主主義の責任ある」国家にすることを願っている、と語っている。

 もともと、ヌーランドの夫はネオコンの「アメリカのための新世紀プロジェクト」の共同設立者の一人であるロバート・ケーガンである。ユーチューブのコメンターが書いているように、「彼等はこの男以上にネオコンではない」という男だ。また、オバマはケーガンの最新の著書である、”世界的アメリカの誕生”を推薦している。アメリカ政府はハイジャックされ、グローバリストの代理として、地政学的チェスゲームで他の二つの競技者であるロシアと中国を弱体化させるために活動している。

2.アメリカとヨーロッパ(オバマとメルケル)は、プーチンを裏切った。モスクワの政治研究所の所長であるセルゲイ・マルコフは以下のように書いている。「アメリカのオバマ大統領とドイツのメルケル首相は、プーチン大統領を欺いた、マイダンを鎮圧するのにヤヌコビッチが力を使用しないよう説得するよう、また2月21日のその合意事項に署名するようプーチンを説得したのだが、彼等はそれを守ることをしなかったのだ。その代わりに、彼等はロシアに新しい事態を受け入れるよう迫った。しかしその事態とは、ロシアに敵対し民主主義と人権に逆行する事態であり、それをロシアがなぜ受け入れねばならないのか?」。2月21日合意は、国家統一政府、新憲法、新しい選挙を2014年12月前に実施することが語られている。ロシアはこの合意に戻ることを、秩序を復帰するための基礎として要求している。

3.キエフのアメリカの傀儡政権と首相としてのユダヤの中央銀行の前で、プーチンとしてはクリミアの海軍基地を防衛するしか選択の余地は無かった。プーチンを除去する前にアメリカはロシアを弱体化させたがっている。ズビグニュー・ブレジンスキーは以下のように書いている:「ウクライナが無ければ、ロシアはユーラシア帝国としては終わりを告げる。ウクライナ無しのロシアは、主にアジア帝国となり・・・もしもロシアがウクライナに対する支配を取り戻したら、5200万人の人口、黒海へのアクセスと主要な資源と共に、ロシアは再び自動的にヨーロッパとアジアにまたがる強力な帝国となるだろう」

4.イリュミナティ・ユダヤはキエフの反ユダヤのネオ・ナチと共通の大義を持つ事ができると言う事実は、ナチスが常にイリュミナティの支流であったことを示している。ウィリアム・エングダルはその重要な著書の中で、新政府は、デモ隊に約束したような「責任ある欧米型民主主義国家」とはならないことを示している。その代わりに、この新政府はオリガルヒの億万長者とネオ・ナチにポストを与えた。ネオ・ナチのスバボーダ党は六つの閣僚を獲得し、その中には、検事総長オフィスが含まれている。副首相のオレクサンドル・スチはスバボーダ党の出であり、経済分野の責任を持つことになるだろう。スバボーダは環境大臣を支配し、更に農務大臣も獲得した。ウクライナは世界第三位のトウモロコシ輸出国家である。

5.最後に、欧米のマス・メディアは再度、イリュミナティが支配する政権の支部以上のものではないことを暴露した。こういった売春婦たちがロシアのメディアはプロパガンダの売店だと批判しているのは、お笑いである。


■結論

 イリュミナティの立場は、弁明の余地はない。彼等は2008年のコソボの例から昨年の南スーダンまで、民族自決の国民投票を、自分達に利益がある場合には認めてきた。来年にはスコットランドがそうだろう。

 結果的に、我々は悪魔主義の外国銀行カルテルに秘密裏に我々の社会と文化のあらゆる分野を支配させている事に対する高い値を支払うことになるだろう。願わくは、イリュミナティ・ユダヤとフリーメーソンが、ウクライナではやりすぎたということに気がつけば、我々の破滅の日は延期されるというものだ。

 イリュミナティ・ユダヤとフリーメーソンは近代史において全ての戦争と革命を起こしてきた。彼等はユダヤ人のホロコーストと数百万人の死、計り知れない人類の苦悩の責任がある。彼等の小細工は普通のフリーメーソンの安全を危うくしている;そして私自身のような普通のユダヤ人のそれをも。ウクライナはサタンのイリュミナティの子分達のありふれた活動の一つなのだ。

 明らかにプーチンは砂に引かれた最後の一線である。彼自身もイリュミナティかもしれないが、彼はロシアが属国になることを見る準備は出来ていない。欧米の人々がこの事実を知れば、彼等はここで権力を握っているペテン師らに対する彼の行動を支持することだろう。

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マレーシア民間航空局のアズハルディン・アブドゥル・ラーマン局長

◆3月17日

 マレーシア航空370便の行方が分からないまま、事故というよりか事件であるという見方が強まってきているようだ。以下の記事では、この航空機が2001年9月11日同時多発テロ事件の際の航空機のように、地上からリモートコントロールで操作され、ある地点に飛行させられたのでは、という見解が示されている。

 記事とは別に、この航空機の消失事件は、乗客というよりか積荷に何か重大な問題があり、それで予定のコースをはずれてどこかに飛行した、と考えることができるようだ。一節にはこの航空機はインド洋のディエゴ・ガルシアにある米軍基地にまで飛行したというものがある。真相はまだまだ分からないし、分かるようになるのかも分からない。

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●マレーシア航空機行方不明事件と9・11事件の相似点
http://presstv.com/detail/2014/03/12/354317/malaysian-plane-incident-linked-to-911/
【3月12日 PressTV】

 トランスポンダー信号は奇妙な形で消えた。航空機はコースをはずれ、跡を残さずに消失した。ありえない携帯電話の呼び出し音が、謎を深めている。

 これはあの9月11日同時多発テロ事件の時にも起きたことだ。今度はマレーシアで起きた。

 マレーシア航空MH370便の乗客の家族らは、搭乗している家族から携帯電話の呼び出しがあったと報告している。SNSサイトでは行方不明の乗客らの「オンライン」を示している。航空会社は、乗務員の携帯電話の呼び出しを受けたことを報じている。

 ロンドン・デイリーメール紙によれば、「マレーシア航空の要員の、フュ-・ダンリービーは、乗務員の携帯電話に呼び出しをかけていたこと、乗務員も呼び出しをしていたことを家族等に証言した。China.org.cnによれば、行方不明の乗客の19の家族は、彼等の呼び出しは通じたが、鳴るだけだった」という内容の合同声明を出す事に署名した、という。

 これが示唆することは驚くべきことだ。再びデイリー・メール紙の記事からの引用である:

 「テレコミュニケーションの専門家のアラン・スペンサーはデイリー・メール紙オン・ラインに対して、もしも電話が鳴っていたとすれば、それは海底ではなかった。電話は、スイッチがオン状態で、水中ではなく、バッテリーは充電されていて、無線基地局が近いことで、初めて鳴る。これは、電話が実際に鳴っていたのならば、電話は地上にあったことになり、海ではない。そして例えばジャングルなどのような場所ではなく、基地局がある場所、ということを意味する」

 恐らく、これは通常の航空機事故ではなかった。

 マレーシア当局は、地上管制塔は370便との交信を離陸後ほぼ2時間で失ったと報告している。9月11日テロ事件の4機の航空機は、トランスポンダーが不可解なかたちで切られ、航空機はコースを大きく外れたが、乗務員はそれをするのに数秒もからない遭難信号を送ってこなかった。当局は、370便は数百マイルをコースを外れて飛行し、北に向かわず消失する前に西に向かったと報告している。 

 この行方不明の航空機は、どうも水面に落下したとは思えない;もしも水面に落下したとしたら、携帯電話は鳴らないはずだ。この航空機は基地局のある地上のどこかに落下したか、着陸したはずだ。

 アナリストの中には、航空機は盗まれたと考える者がいる。彼等によれば、それは「内部犯行」のハイジャックで、恐らくはリモートコントロールによるもの、だという。

 ラジオ・ジャーナリストのマイケル・リベロは、もしもお金が目的だとしたら:「マレーシア航空370便はチョップショップにあるのか?777機は大まかに言って3億ドルはする。777機の部品は少なくとも1億ドルはするだろう。航空機が消えることで跡形も残らないのが都合がいいし、劇的にコースを外れて飛行した動機も見える。私のこの考えが正しければ、マラッカ海峡を探しても何も見つからないだろう。このあたりで使用されていない飛行場で大きな格納庫のあるところを探すほうが早いだろう」と語った。

 トゥリース・ジハード・ラジオとの独占インタビューで、アメリカの物理学者のデイビッド・グリスコム博士は、9・11自作自演作戦の背後の国際的テロリストと同じギャングがこのMH370便を盗んだかもしれない、と語った。「フランスで生産された新型エアバスは、フライバイワイヤ方式であり、私は恐ろしいと思っている。それは、これらの航空機の何機かが、落下はしていないと思うのだが、消失しているからだ;これらの航空機は(リモートコントロールで)ハイジャックされ、誰かがどこかで別の自作自演用にそれらを使用しようとしていると思う。このマレーシア航空機、ボーイング777型機は、その最新の例(明らかにリモート・ハイジャック)だ。これの前には、ブラジルからパリに向かったエアバス744便があった。それは信じがたいほど異様な状況下で落下した。数日後、彼等は水面に「いくつかの破片」が漂っている写真を公表した。完全にでっち上げだ。その破片の一つは、次の波がくれば沈むような物だった」

 グリスコム博士は、この異常な370便からの携帯電話の呼び出し音は、2001年の9月11日テロ事件の際のハイジャックされた航空機からの携帯電話の呼び出し音のことを思い起こさせる、と語った。両方とも、「ありえない」携帯電話の呼び出し音に専門家も頭を悩ました。

 FBIとメディアは最初、9・11事件の際にはハイジャックされた航空機から15の携帯電話から呼び出しがあった、と報告した。少なくとも、その内の一つを受取ったディーナ・ブルネットは、間違いなくUA93便の乗客の彼女の夫が、彼の携帯電話から電話をかけてきたと言い張った。彼女の携帯電話に呼び出し者のIDが表示されたのだ。問題は:このブルネットの呼び出し、そしてその他の携帯電話の呼び出しというものは、高高度を高速で飛行している航空機、しかも当時の携帯電話技術では電波の届かない遠距離にある航空機からのものとは考えられない、という点である。

 彼の記事、「9・11テロ事件の際の航空機からの電話呼び出し:アメリカを馬鹿にする者たち」では、デイビッド・レイ・グリフィン博士は、9・11事件の携帯電話の呼び出しは、ブッシュ政権のチアリーダーの悪名高いバーバラ・オルソンから彼女の旦那の、テッド・オルソンへの電話は、作り話である、と説明している。

 FBIはグリフィン博士の指摘に同意している。5年が過ぎた2006年に、「携帯からの呼び出し」について、FBIは説明の内容を大きく変え、15の内13の携帯の呼び出しは無かったということを認めたのだ。びっくりするのは、FBIは更に、テッド・オルソンは妻からのあの有名な携帯の呼び出しは受けていないことを認めたのだ。妻は77便からかけたということだった。

 オルソンは司法妨害罪で即刻逮捕されるべきであろう。

 FBIは他の9・11事件の電話呼び出しの異常さを認めている。例えば、FBIによれば、93便からの呼び出しと言われるものの一つは、衝突後2時間6分に及んだのだ;その他では65分間続いたものもある。

 FBIは、「オサマ・ビン・ラディンは9・11事件では捜査対象になったことはなかったが、それは、彼が9・11事件に関わっていたという確たる証拠は何も無かったからだ」という常に公式の立場を取ることは不思議ではない。FBIは9・11事件は内部犯行である、ということを知っている。まさに、エリアス・ダビッドソンの著書、9・11でアメリカ人の精神をハイジャック、で説明しているように、9・11事件で非難された19人のアラブ人の誰も、ハイジャックされたという航空機に搭乗さえしていなかった、のだ。

 ペンタゴン(国防総省)の監査官のシオニスト過激派のドヴ・ザックヘイムは、9・11事件の直前にペンタゴン口座から2兆3000億ドルを失って見せた。ザックヘイムの会社であるSPCは「フライト・ターミネーション・システム」という、リモートコントロールで地上から航空機の操縦を行い飛行させることが出来るよう設計されているものを発明した。これを開発したキーとなる人々は9・11事件の時に航空機に搭乗していたのだ。彼等は沈黙させられた、ということなのか?あるいは、金で報われ、国家安全証人保護プログラムで新しいアイデンティティーを受取ったのであろうか?

 ザックヘイムの「フライト・ターミネーション・システム」は9・11事件の時に使用されたと思われている。マレーシア航空370便でも使用されたのであろうか? 

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ウクライナとの国境地帯に集結したロシア軍

◆3月16日

 16日のクリミアにおける国民投票に向かう週末にかけて、ウクライナにおける緊張状態が激化しているようだ。ドネツク市で親ロシアの人などに死傷者が出て、ハリキフ市でも二人の死者がでたため、ロシアが親ロシアの人々の保護のためにウクライナ東部に軍事介入する可能性が高まっている感じである。

 以下の記事などに、その緊張状態がエスカレートしていく様が見て取れる。この緊張状態を引き起こしているのは、キエフの新政府と欧米側の情報機関の仕業である、と示唆する情報がある。要するにヨーロッパ大陸内でロシアを対欧米の戦争に引き入れてロシアを叩こう、という陰謀が動いている、ということであろう。
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=pzjbJbK48jQ)

 欧米側はその戦争でロシアに勝てる、と踏んでいるのであろうが、既にこのブログで記したように、脆弱性が強いのは欧米側である、ということを知らねばならない。脆弱性というのは、核兵器による攻撃に対することについて、である。つまり、ロシアにおいては核戦争は既に視野に入っている、と見るべきだ、ということ。それを欧米側は分かっているのか、という問題だ。

 おそらくそれは分かっているアメリカのオバマ政権は、アメリカを戦争に引きずり込もうとするアメリカ内のタカ派(新世界秩序勢力)の陰謀に抵抗することで、戦争は避けようと努力するであろう。戦争を望んでいるのは、アメリカのタカ派であり、オバマ政権自体ではなさそうだからだ。

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●二人の親ロシア活動家が東部ウクライナで殺害される
http://en.ria.ru/russia/20140315/188453680/2-Killed-Several-Injured-in-Clashes-in-Eastern-Ukraine.html
【3月15日 RIANovosti】

 ウクライナ東部のハリキフ市で、二人の親ロシア活動家が親キエフ政府支持者との衝突で殺害された、と15日警察が発表、過激派の仕業と語った。・・・以下略


●ウクライナのドネツク市での死者を出した衝突でロシアが警告
http://www.theguardian.com/world/2014/mar/14/russia-warning-fatal-clashes-ukraine-donetsk-protect-compatriots
【3月14日 The Gardian】

 ロシア政府は「同国人を保護する権利を宣言し、親ロシア人と親ウクライナ人との間の衝突の件でキエフ政府を非難した。

 ロシアとウクライナとの間の緊張状態は14日、ドネツク市で親ロシア人と反ロシア人との間の衝突で死傷者が出たことで、高まっている。この件で、ロシア外務省は生命を保護するために介入もありうる、と示唆した。・・・以下略


●ロシア軍がウクライナとの国境地帯に集結
http://www.nytimes.com/2014/03/14/world/europe/ukraine.html?_r=1
【3月13日 New York TImes】

 クリミアでの国民投票が近ずく中、ウクライナと国境を接する少なくとも三つの地区で13日、ロシアは軍、装甲車を集結させている。これはウクライナの臨時政府をして、侵略の可能性とロシアと欧米との間の緊張状態を激化させるものとして、警戒を呼び起こした。・・・以下略


●ロシアは南部で砲撃演習のため8500名の兵士を展開
http://rt.com/news/russia-artillery-drills-south-554/
【3月13日 Russia Today】

 ロシアの国防省は、8500名の兵士で南部の軍管区内で砲撃演習を実施した。多くの兵器がこれに参加した。これは空挺部隊の演習と時期が一致している。・・・以下略

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チュルキン・ロシア国連大使が狙撃はマイダン司令部から、と発言

◆3月14日

 ロシアの国連大使であるヴィたーり・チュルキンが今回のウクライナのクーデターで、ヤヌコビッチ追放の決め手となった、市民と警官に対する狙撃事件の狙撃が、現在キエフで実験を握っている新政府側の、いわゆる「マイダン司令部」と言われる場所からなされた、と発言した。

 これと似た事件で、シリアで「化学兵器」が使用されたとして、欧米側がシリアのアサド政権を弾劾したことがあったが、あれは実際は反政府勢力側からなされたように、今回の一般市民に対する狙撃事件と、それに伴う犠牲者の責任は、実はヤヌコビッチを追い落とす口実作りのため、欧米が支援するマイダン広場のデモ隊勢力側の仕業なのだ。

 こういうことを仕出かすのは、やはり欧米の情報機関が深く関わっていると思わせるものであるが、彼らはユダヤ系メディアを駆使して欧米で喧伝して回り、新政府側の正当性を擁護し、力ずくでウクライナを親欧米政権に仕立てようとしている。そしてロシアは事の次第は一切、お見通しである、ということであるから、敢えて欧米側がその謀略を実行し続けるのならば、ロシア側も実力行使に出てくることになろう。

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●ロシア国連大使:キエフのデモ抗議者たちはマイダン司令部から狙撃された
http://en.itar-tass.com/russia/723475
【3月14日 itar-tass.com】

 キエフの最近の紛争の期間、デモ隊と警官達は所謂「マイダンの司令部」と言われる場所から狙撃された、とロシアの国連大使であるヴィターリ・チュルキンが安保理で語った。

 最新の情報によれば、これらの狙撃は「マイダン司令部」と言われている場所から行われた、と現在安保理を率いるチュルキンは語った。

 ロシアはクリミアでの戦争、あるいはそこでの更なる緊張の激化は望んでいない、とチュルキンは語った。

 更に彼は、ロシアの黒海艦隊はクリミアでの国民投票の準備ないしは実施に対していかなる介入もしない、と語った。

 ロシア国連大使は安保理で、現在のキエフの当局に合意していない者たちは、議員も含めて暴力の脅威を受けている、と語った。

 彼は、その結果、ウクライナで正当に選出されたヤヌコビッチ大統領が追放され、自らの健康と生命に対する脅威を受けてキエフを去らねばならなかった、と語った。

 「当局の強制的な転覆は違法である」とチュルキンは語った。「そのような行動は国連安保理で繰り返して非難され書類に認められてきている。しかし、2月21日に合意された国家統合政府の代わりに、キエフでは、ヤツェニュークが語ったような”勝った政府”が存在している」と語った。

 チュルキン国連大使は、キエフの政府内には、国防大臣も含めた多くのポストが、過激派国粋主義政党の自由党の代表者らによって占められている、と指摘した。

 「2012年12月に採決された決議では、ヨーロッパ議会はその政党の見解をファシスト、反ユダヤ主義、外国嫌い、として、またヨーロッパ連合の基本原理と価値観と逆行するものとして非難したはずである。更には、その決議では、ウクライナの議会内の親民主主義的政党に対し、その過激派国粋主義政党との連立を避けるよう呼びかけたはずである」と、チュルキンは語った。

 彼は当時のことを想い出させて、「どこのヨーロッパの価値は行ってしまったのか?キエフの新しい当局はそれらを実施すると公言しているのか?」とチュルキンは語った。

 「新しい当局は実際は更に過激な組織に依存している。いわゆるライト・セクターだ。その組織の指導者は既に大統領になる野望を表明している」とチュルキンは語った。「この過激派は2月21日の合意に反して、自分たちの武器を棄てていない。更に、彼らは彼らが襲撃した武器庫から武器を奪い、自分たちの武器庫を一杯にしている」とロシア国連大使は語った。

 「新しい当局は真摯な憲法改正のための国民対話に向けた調整を何もしていない」とチュルキンは語った。「実際はこのキエフの当局は、ウクライナを半分に切断しようとしているのだ」と彼は語った。

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NATOの演習に参加するF-16ファイティング・ファルコン

◆3月13日

 昨日はロシアの空挺部隊が軍事演習を始めたという内容であったが、今日はNATOが同じくウクライナ国境付近で軍事演習を開始した、という内容である。両者がウクライナ・クリミアを巡って、角突き合わす構図となった。

 キューバ危機の時には、ケネディー大統領(当時)の不退転の姿勢の前にソ連側が折れて、キューバ向けのミサイルを反転させて危機を脱したことがあったが、今回はプーチン側が折れることはないから、折れるとしたらNATO側である

 リビヤでのNATOの仕打ちに激怒したプーチンはシリアでは一歩も引かず、そのためシリア問題は、アサド政権が欧米側の思惑から外れて、現在に至るも健在であるし、ウクライナ、とりわけクリミアとなれば、ロシアが欧米に絶対に譲る事はない事情があるから、プーチンが引き下がるわけがない。またクリミアだけでなく、恐らくはロシア系住民の多い東部一帯はロシア側が取り込む可能性が高いだろう。つまり、ウクライナは東西に分裂する可能性が高くなっている。

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●NATOはウクライナ国境近くで空軍の演習を開始
http://rt.com/news/nato-war-games-poland-142/
【3月11日 Russia Today】

 NATOはポーランドで軍事演習を開始した。アメリカからの米戦闘機がこの演習に参加する。悪天候のため黒海での海軍演習は遅れている。アメリカはこの演習はウクライナで問題が起きる前から計画されていたものだ、と言っている。

 空軍の演習はポーランド中央のラスク空軍基地で11日に開始された。ポーランドのコモロウスキー大統領は演習に立会い、4機のポーランドのF-16戦闘機が離陸するのを見届けた。アメリカのハーキュリーズ輸送機が支援スタッフと共に到着した。少なくともアメリカの12機のF-16戦闘機と300人の兵士が13日までに到着することになっている。

 コモロウスキーは、クリミアの件は直接語ることは無かったが、「東方の出来事」は緊縮財政の時に軍事的支出を認める理由になった、と語った。

 「NATOのボーダーでもあるポーランドの国境線の東方の出来事が、ポーランドの安全保障問題において厳しい決定をさせるようになることを期待する」と、彼が語ったとロイターは報じた。

 このアメリカのジェット戦闘機を参加させるという決定は、アメリカのチャック・ヘーゲル国防長官とポーランドのシーモノアク国防相との間の電話会談で9日になされた。アメリカ政府はこの空軍の演習は前もって以前から計画されていたものと主張しているが、シーモノアク国防相は演習は小規模なものだったとし、輸送機だけが参加していた、と語った。

 最近のクリミアの出来事に鑑みて、シモニアク国防相はアメリカ国防総省にジェット戦闘機を送るよう要請した。

 「これは我々の要請だ」とシモニアクが語ったとロイターは報じた。「我々はすぐ回答がきたし十分な数だったことを評価している」と大臣は語った。

 10日、NATOはウクライナでの危機の状況をモニターするために、ポーランドとルーマニア上空での早期警戒機の飛行を承認した。警戒機はドイツのガイレンキルヘン基地とイギリスのワッディングトン基地から飛行することになっている。そこから警戒機はルーマニアの基地に11日に飛行することになっている。

 先週アメリカの決定で、KC-135 空中給油機と6機のF-15戦闘機をNATOのバルチック海空域のパトロールを補強するために送ることになった。これらの航空機は1月1日に到着した4機のF-15を補強することになる。

 バルチック同盟国は、クリミア半島でのウクライナとロシアとの間の手詰まり状況が悪化する中、支援を要請していた。事態の推移と共に、アメリカのジョン・ケリー国務長官は、アメリカの控えめな軍事力の展開は、「我々のNATO同盟国に対する保証に向けた実体的なステップ」として見做されるべきである、と語った。

 強い風と高波がアメリカとブルガリア、ルーマニアの海軍の演習を24時間遅らせている、とブルガリア国防省が語った。

 「天候は良くなってきているし、海もそれほど荒れなくなったので、更に延期になるとは思っていない」と、ディミター・ティテフ中佐が語ったとロイターが報じた。

 アメリカは空軍の演習と、黒海でのルーマニアとブルガリアと共同の海軍演習はウクライナの危機が生じるずっと以前から計画されていたものだ、と語った。

 8日、アメリカの駆逐艦のUSSトラクスタンが、トルコのボスポラス海峡を通過し黒海に入った。この艦船は300人ほどの乗組員がいて、「以前から計画されていた」、ブルガリアとルーマニア海軍との共同演習に向かっている。この演習は実弾を使用する予定はない。


アメリカ海軍の駆逐艦トラクスタン
 USSトラクスタンはアメリカ海軍の駆逐艦としては最大なものの一つで、3月12日から14日の間にブルガリアのヴァルナ港を訪問する予定になっている。しかしながら、ティテフは、悪天候のため到着時刻を前もって言うことは、現在のところ出来ないと語った。

 「ブルガリア海軍のドラツキーフリゲート艦と三隻のルーマニアの海軍艦船が演習に参加する予定で、その演習はルーマニアのコンスタンタ港の南東の国際水域で行われる。コンスタンタはロシアの黒海艦隊の基地であるクリミアのセバストーポリ港から220マイル離れたところにある。

 この演習は3月16日に予定されている国民投票に先立ちクリミア自治共和国議会が独立宣言を採択した状況下の中で行われる。

 アメリカはクリミアの国民投票を認めないと言っているが、ロシアの議会では国民投票の後、クリミアのロシア帰属問題だけを議論するだろう、と語った。

 この危機は最初、2月28日に起きた。国家の標識の無い部隊がクリミアの空港とその他の戦略的施設を占拠した時点で始まった。欧米は、これらの部隊はロシアがコントロールしていると言い、それに対しロシアのプーチン大統領は否定した。クリミア当局は、これらの部隊は「自衛団」に属する者たちだと述べた。ウクライナ政府との合意では、ロシアはクリミア半島に2万5000名の部隊を擁する事ができることになっている。

 アメリカはウクライナに対する軍事侵略をしたと糾弾しているが、ロシアはいかなる行動もロシア市民を攻撃から保護するための国際的規約の枠組み内であると否定している。

 プーチンはウクライナ内でのロシア軍の展開は、「最後の手段」としてのみありうる、としている。

 この危機に対する外交的的解決の望みは、ケリー米国務長官がこの問題でロシアのラブロフ外相と話合うため10日にモスクワを訪問する予定をキャンセルしたことで、厳しいものになった。

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