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ロッカビーに墜落した機体の一部

◆7月19日

 今進められているNATO諸国によるリビア空爆の背景に、1988年12月におきたパンナム機103便爆破テロ事件が絡んでいることは、4月1日号の「石油のためのリビアの血:バンパイアー・ウォー」で示されている。この事件は墜落地点の名称からロッカビー事件とも言われている。

 リビア人情報部員であったアブデルバセト・アル・メグラヒともう一人が犯人だということで、最終的にはカダフィ大佐も折れて賠償金を27億ドルも支払わされた事件だ。これを内心不服としていたカダフィ大佐が後になってリビアに入ってきた欧米石油会社をゆすってキックバックをさせ始めたことで、欧米側がカダフィ追放を決意して始めたのが、リビア戦争だという。

 しかし以下の記事では、やはりパンナム機爆破テロ事件には決定的な証拠となる物体の件で、疑惑があることが暴露されている。証拠となる小さなプリント基板が「航空機の残骸の上に発見された」などという点は、あの9・11事件の犯人のパスポートが、崩落したビルの残骸の上で発見された、という点を思い出させる。どちらもありえないことだ。よくも平気で嘘を言えるものである。


この小さい破片が風で遠くに飛ばされないで航空機の残骸と一緒に発見?

 レバノンのハリリ元首相暗殺事件にしても、このパンナム機爆破事件にしても、結局は欧米側の仕業であるにもかかわらず、濡れ衣を欧米側に盾突く者たちに被せてきている。つまりシリアやリビアだ。その最たるものが2001年9月11日同時多発テロ事件だろう。この犯人に仕立て上げられたのがアラブ・イスラムのアルカイダであり、オサマ・ビン・ラディンだ。

 7月11日号の「英国警察主席情報アナリスト:2005年7月7日地下鉄テロは内部犯行」の記事のように、これからはどんどんとこのような真相暴露的記事が続発してくる。いやすでに続発しているのだ。そして誰が真の犯人であるかが、明白になってくる。殆どすべてが内部犯行であり自作自演なのだ。

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●パンナム機爆破テロ裁判の証拠物に新疑惑
http://www.heraldscotland.com/news/home-news/new-doubts-over-crucial-evidence-in-lockerbie-trial-1.1112514
【7月18日 John Ashton – Herald Scotland】

 パンナム103便は1988年12月21日にスコットランド上空で爆破され270人が死亡した。

 爆破の容疑を掛けられた二人のリビア人の裁判は2000年の5月にオランダにおいて開かれた。裁判中、検察側の証人であるトーマス・ヘイズ博士は、爆発物の時限装置の破片と言われるものに関して、爆発物の残留物を残しているかどうかのテストは行われなかった、と証言した。

 しかしながら、覚書によれば、テストは実際行われたのであり、その結果はネガティブだった

 この発覚した内容は、スコットランド議会の公正委員会が、2001年のアブデルバセト・アル・メグラヒの有罪判決に対する公開調査を要請することを考慮し始めたところで出てきた。

 この動きを推進する人々は、メグラヒはパンナム機爆破事件で間違って有罪となったと考えている。そしてメグラヒの無実を証明する証拠を隠したことで、警察と王座裁判所の刑事部(Crown Office)を非難している

 法医学的証拠は、PT/35として知られるこの破片は、時限装置の一部で、リビア情報機関にスイスの会社のMeboから提供されたものだ。Meboのオフィスはメグラヒが共同所有する会社と共同で使用されている。

 この訴訟によれば、この時限装置と爆発物は東芝のラジオカセットの中に仕込まれて、布切れと共にメグラヒがスーツケースに入れたことになっている。

 ヘイズはイギリス国防省と繋がる王立兵器研究開発庁(RARDE)に雇われていた。RARDEからの科学者らは、墜落地点のロッカビーで発見された物体の検査にかかわっていた。

 ヘイズは2000年6月の裁判で、PT/35、つまり東芝のサーキットボードの破片の爆発物残留のテストは行わなかったと語った。それは、その外見から爆発でダメージがあったことは明らかだったからだ、と言う。

 彼は更に、残留物を発見するチャンスは、「消え入りそうに小さい」が、航空機の破片の上にこの残留物は発見されたことを認め、またその他の物体のテスト結果は明かされなかったと付け加えた。

 1990年4月3日付けの以前は機密だった覚書は、フランス警察がロッカビー調査団を訪問したことを書いている。彼らは1989年のフランス航空のニジェールでの爆破事件の調査をしていた。覚書は、ベテラン調査官のスチュワート・ヘンダーソンがフランス代表団に対して、「東芝のプリント基板は爆発による汚れの痕跡はなかった、そしてそれは爆発物が完全に爆発燃焼仕切ったからだ。PT/35でも同様で、爆発物の残留物の点ではネガティブだった」と語ったとある。

 ヘイズが覚書に書かれているテストの件について知っていたかどうかは分からない。また彼が慎重に裁判を間違った方向に導いたという示唆はされてない。ヘンダーソンは法廷では証言していない。また彼が不適切な行動を取ったという示唆はされてない。

 スコットランド国民党のスコットランド議会議員で公正委員会のメンバーであるクリスティーヌ・グラハムは昨日、「これは、増え続ける証拠に加えられるものである。今日これが法廷に提出されたならば、メグラヒの有罪判決は、筋の通った疑惑を越えて有罪と証明されるテストには耐え得ないだろう」と語った。

 公開の調査の要請は、「メグラヒのための正義」キャンペーングループによって提出された。ロッカビー事件で死んだ娘の父親であるこのグループメンバーのジム・スワイアー博士は昨日、「メグラヒ裁判の最後で、PT/35はいかがわしさの雲に包まれてる印象だった。それ以来私が学んだ事は、何かが異常なほどおかしいぞという疑惑を膨らませるものばかりだった」と語った。

 法廷では、ヘイズは1989年5月にその破片を爆発で破損したシャツのカラーの中に発見した、と言っている。しかしながら、彼の実験ノートとカラーの証拠物名札は説明できない変更がされている。そしてその他の公式ドキュメントは発見の日付を1990年1月としているのだ。

 ヘイズを雇っているRARDEは、1970年代と80年代での裁判上での一連の失敗に係わっていた。1990年には、ヘイズと彼の先輩たちは、元控訴裁判所の裁判官のサー・ジョン・メイによってマグワイヤー・セブン事件についての報告書の中で批判されていた。この事件は、IRAと繋がる爆発物を扱っていたことで告訴された人々を裁いたものだ。サー・ジョンは、容疑者が無実であることを証拠は示していることを彼らは知っていたのに法廷に通知することを怠ったと述べた。

 PT/35を見た後、Meboのオーナーであるエドウィン・ボリアは、それは試作回路基板の物で、実際に作動する時限装置に使われるものではない、と語った

 警察のこの覚書は、スコットランド犯罪事件再審委員会によって制作された800ページのメグラヒを有罪とした報告書に添付された何百もの一つである。しかしその潜在的な重要性は明らかに無視された。

 クラウン・オフィスはこの覚書については直接コメントをしようとしない。ロッカビー事件の調査を行ったダンフリースとギャロウェイ警察の共同発表では、「有罪か無罪かを決定する唯一の適切なやり方は刑事法廷である。メグラヒは満場一致で有罪とされた・・・控訴裁判所の5人の裁判官によって彼の有罪は満場一致で支持されたのだ」と語られた。 

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カダフィ政権支持デモ(クリックして拡大:カダフィ大佐の写真も)

◆7月18日

 リビアとシリアで起きていることは正確に伝えられていない。既にシリアについては何度かこのブログでも指摘してきた。例えば、7月15日の金曜日の礼拝後に起きたことを読売新聞は、以下のように伝えている。

 「シリアで大規模デモ、治安部隊発砲で32人死亡
  読売新聞 7月16日(土)10時50分配信
 【カイロ=田尾茂樹】シリア全土で15日、イスラム教の金曜礼拝後にアサド大統領の退陣を求める大規模デモが行われ、ロイター通信が人権団体の情報として伝えたところでは、治安部隊の発砲などで市民32人が死亡した。・・・以下略」

 しかし、大規模デモの内容は、アサド大統領が進める改革を支持し、外国勢力の干渉を拒否する内容であり、デモの人々が掲げているのは、アサド大統領の写真とシリアの国旗である。また死者がでているのは、3月から頻発している武装テログループの度重なる襲撃がこの金曜日にも起きたからである。大統領の退陣を求めるデモでアサド大統領の写真を掲げるわけがない。メディアは嘘をつくな!「人権団体」の情報などと言って、嘘を書くな!

シリアのアサド大統領の写真を掲げて政府の改革を支持するデモ
 
 従って、読売新聞の記事の内容は、以下のマハディ・ダリウス・ナゼムロアヤのトリポリでの状況とほぼ同じであり、欧米側メディアは誤った情報を世界中に拡散し、嘘も百篇繰り返せば、それは事実となるとのたまわったナチスと同様の戦略を実践している。最もナチスに資金提供してきたのは、ユダヤ系組織だったから(そこが歴史の複雑怪奇なところ)、今も昔も状況は変わっていない、と言えばその通りなのだ。

 しかし時代は20世紀と今の21世紀とでは全く状況は異なる。これからはメディア界も今までのようにいかない、ということをメディア王だったルパート・マードックの運命を見つめながら、メディア界の者たちは知らねばならない。

※リビアの写真はまだまだあったが割愛した部分がある。

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●写真でみるリビア:主流メディアが伝えていないもの
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=25630
【7月16日 by Mahdi Darius Nazemroaya】

 ミラージュ戦闘機、F16戦闘機、B-2ステルス爆撃機、NATOの1万5000波におよぶ出撃回数。何千人もの一般市民を標的とする爆撃・・・

 NATOはリビア人民の救済のためにやっているという。そう我々は告げられてきた。欧米ジャーナリストは非常に慎重にリビアで起きていることを歪曲して伝えている。彼らはNATOを平和と民主主義の道具だとして持ち上げている。

 彼らジャーナリストは不法で犯罪的な戦争にお墨付きを与えた。彼らはアメリカ・NATOのプロパガンダの道具なのだ。

 グローバル・リサーチ研究所のマハディ・ダリウス・ナゼムロアヤは、トリポリからの彼のレポートでNATOの人道的付託を称賛してきたメディアに論駁している。。彼は、反NATO大衆ラリーの状況を多くの写真の証拠と共に知らせてきている。

 この記事を転載せよ。フェイスブックで伝えよ。記事を拡散せよ。

 =ミシェル・チョスドフスキー、グローバル・リサーチ、7月15日=

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写真特集
【7月16日 by Mahdi Darius Nazemroaya】

 7月1日の金曜日、多くの金曜日がそうだったように、大規模なラリーがトリポリのグリーン広場で行われた。 

 ラリーに参加した正確な人数を把握するのは、極めて困難だ。7月1日のグリーン広場でのラリー参加者数は100万人と推定される。

 このラリーはほぼ毎週のようにトリポリ、その他のリビアの都市で開催されている。その中には7月8日のサブハ市のラリーも含まれる。

 欧米の世論は誤った情報を伝えられている。ヨーロッパと北アメリカの人々は、このような大規模ラリーが起きていることさえ知らされていない。 

 このラリーはNATOの「人道的」介入に対するリビア人の断固とした反対を示している。人口の大部分はベンガジに本拠を置く暫定評議会に反対である。このラリーはまた、欧米のステレオタイプの情報と違ってカダフィ大佐に対する無視できない人気をも示している。

 主流メディアはNATOの介入に対抗するこのような公の集会の重要性を棄却するか、ないしは報道してこなかった。こういったラリーは夜中まで続くのだ。

 以下は7月1日のグリーン広場での写真である。これらの写真は、主流メディアがそこのいてラリーが起きたことを知っている。だから、真実を報道することを妨げているものは何か?何故、これらのジャーナリストの何人かはたった千人が集まっただけと主張しているのか?

 この写真はラリーの最初から撮られているということは重要だ。

 リビア人はグリーン広場に日中から夜まで集まってきていた。グリーン広場に通じる高速道路や道路は人々で一杯だった。ラリーが最高潮になった時は、参加者数は写真よりずっと多かったのだ。


欧米からのジャーナリストも取材はしているが、報道しない


何万人集合したのか数え切れない(千人ではないぞ)  次のリビアを背負う世代も参加

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中国と共同生産しているパキスタンのJF-17サンダーファイター戦闘機

◆7月13日

 「オサマ・ビン・ラディン」殺害後、パキスタンはアメリカとの関係が悪化している。その反面、中国との関係が強まってきている。それに対して、アメリカはパキスタンに対する軍事支援を削減、その埋め合わせにパキスタンはますます中国からの支援に頼ろうとしている。

 アメリカとパキスタンは9・11事件の背後でも繋がっているようだから、正に腐れ縁なのだ。しかし金の切れ目が縁の切れ目になりつつある。中東だけでなく南西アジアも変化を始めたようだ。

 欧米の外交筋はアメリカとの関係悪化は、パキスタンの国益にそぐわない、と言っているが、それはアメリカ自身にも言えることである。アメリカがこの地域から徐々に押し出されつつある、というのが概況だ。

 アメリカのパキスタンとの関係が断絶的なところにまでくれば、核を保有するイスラム教国家としてのパキスタンがどうなるか、アメリカも予想できよう。それはどの国よりもイスラエルが懸念する点である。

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アメリカの軍事援助削減で、パキスタンは中国との連携を深める
http://www.cbsnews.com/8301-503543_162-20078219-503543.html
【7月10日 Farhan Bokhari – CBS】

 パキスタンは中国と過去10年間、「緊密で効率的な防衛面での連携」を強めてきたことで、アメリカからの軍事援助が削減される展望の中、その問題を埋め合わせるようになるだろう、とアメリカからの援助が8億ドル削減されるというレポートが出てきた後にパキスタンの高官が10日、語った。

 アメリカとのこのような関係の中、パキスタンの高官はアメリカとの関係の半分をパキスタンとの関係に変更することをオファーすることで中国との関係を強めている。

 10日のニューヨーク・タイムズ紙は、オバマ政権がパキスタンに対する例年の軍事・装備支援の内、8億ドル相当の停止ないしはキャンセルをしていると報じている。これは同国に対する例年の20億ドルになる額の3分の1である。

 このアメリカの決定は、過去にはアフガンとパキスタン国境付近にいるアルカイダとタリバンを殲滅するためのキャンペーンを共に行う中、パキスタン軍との親密な関係を築こうとしていたアメリカの懲罰的意味合いを持っている。

 しかし両国の関係は、5月2日にアメリカの海軍の特殊部隊(SEAL)がオサマ・ビンラディンを殺害した襲撃事件以来、悪化し続けている。

 アメリカの高官はこの襲撃が終わるまでパキスタンの高官へ情報を伝えなかった。主にパキスタンの情報・軍事関連部署の内部のイスラム主義の者たちがアルカイダに事前に通告することを恐れたからだ。

 アメリカの決定に驚愕したパキスタンでは、影響力のある軍が国内にいた120名以上になるアメリカ人教官を国外退去にした。

 10日、CBSニュースに語ったパキスタン高官は、匿名条件で、「このアメリカの軍事援助の削減は予期されていたものだ。ここで中国との長い関係が助けになるだろう」と述べた。

 パキスタンは、2001年の9月11日テロ事件の後、アメリカの対テロ作戦と緊密な連携を取ってきたので、ここ数週間、パキスタンは軍事関連装備の主要な供給元として過去10年間増大している中国の役割に注目してきた。

 過去十年間、パキスタンは中国と共同してJF-17サンダーファイター航空機を生産してきた。パキスタン空軍(PAF)はこのJF-17戦闘機を250機生産する計画でいる。これは歴史上最大の展開となる

 今年初め、パキスタン政府は中国から6隻の新型潜水艦を購入する交渉を海軍が開始することを承認する発表を行った。これは成功すれば、海軍として最大の買い物となる。

 しかしながら、欧米外交筋は、パキスタンのアメリカとの関係の悪化は、中国からの支援にかかわりなく、パキスタンの国益を損なうだけだと語った。

 「アメリカは長期にわたってパキスタンに経済的・軍事的支援をしてきた。これはドルの額を見ても中国をはるかにしのぐものだ」と在イスラマバードの欧米外交官は語った。彼はCBSニュースに匿名条件で、「アメリカとの関係を悪化させることは、パキスタンを孤立化に追いやるだろう」と語った。

 「中国と防衛面で取引関係があると言って、パートナーとしてのアメリカの重要性を軽視すようなことは、パキスタンにとって賢いやり方とは思わない」とこの外交官は述べた。

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 テロはアメリカ製?   ガス室はなく嘘?   アンネの日記は偽物?


◆7月12日

 エジプトに「民主化革命」が起きて、いままで非合法だった政党などがぞくぞくと台頭しだしている。世俗政党として力を増してきているエジプトのワフド党の副総裁が欧米のユダヤ系主流メディアに毒された我々の常識に冷や水を浴びせる発言をしている。

 <9・11テロ事件>、<ホロコースト>、<アンネの日記>、などに関して、それらが皆、我々の考えている常識的理解が間違っている、と指摘している。これらは以前から既に良く研究している人々の間では理解されていた事だが、口に出して言う有名人や著名人は数えるばかりだった。主流メディアが、つまり新聞やテレビがそう言わねば信じない人々があまりに多いからだ。また言えば、社会的に葬られるような憂き目に遭って来たから皆恐れて言わない。

 これからこのワフド党副総裁のような理解や認識、発言が、アラブ世界だけでなく、ロシア、中南米、中国などにも拡大し、ヨーロッパからも声が上がるようになれば、最終的にはアメリカ合衆国にも拡大し、最後は日本にもその理解が広がることになろう。既に昨日の記事にあったように、7・7ロンドン地下鉄テロ事件もイギリス国家の自作自演だと発言する勇気ある元警察官が出てきているように。

 ワフド党副総裁の言っていること、特にホロコーストの否定に関しては、ヨーロッパでは禁止になっている国々が多い。そのことを語れば、牢獄に繋がれるのだから、どこに言論の自由があるというのだろうか? これだけとっても、ヨーロッパは自分達の「民主主義」などを誇れるわけはないのだ。ヨーロッパ人もいい加減にエズ・エルアラブ副総裁のように声を挙げるべきである。

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●エジプトのワフド党副総裁:9・11テロ事件はアメリカ製・ホロコーストは嘘
http://www.washingtontimes.com/news/2011/jul/5/egypt-party-leader-holocaust-is-a-lie/?page=all#pagebreak
【7月5日 Ben Bernbaum – Washington Times】

 エジプトの世俗政党トップは、9・11テロ事件は「アメリカ製」であり、ホロコーストは「嘘」、アンネ・フランクの日記は、「偽物」と語っている。このコメントは革命後のエジプトという、アラブ世界で最も人口の多い国での政治論議に旋風を巻き起こすものだろう。

 アハメド・エズ・エルアラブはエジプトのワフド党の副総裁である。この発言は先週ハンガリーのブタペストで開催された民主主義と人権会議に参加した際にワシントン・タイムズ紙との独占インタビュー時になされたものだ。

 彼はナチスが第2次世界大戦中に600万人を殺害したということを否定した。
 「ホロコーストは『嘘』だ。ドイツ占領下のユダヤ人は240万人だった。全員殺害したとしても、まだ360万人残っている。どこからやってきたのかね?」

 エズ・エルアラブは、ナチスが何十万人ものユダヤ人を殺害したことは認めた。「しかし、ガス室と飢餓に追い込んだことなどはどうか? 空想上の話だ」と付け加えた。

 エズ・エルアラブは更に、「アンネの日記」の信憑性について攻撃している。彼はストックフォルムで博士号取得で研究したと語った。「これが偽物だと神に誓ってもいい」と彼は語った。「アンネはそこにいたが、日記は偽物だ」と言う。

 ワフド党は1919年に創立されたが、1952年に禁止になった。1983年にムバラク大統領(当時)によってなされた改革政策の際、再び設立され直した。

 ムバラクが2月に辞職してから、ワフド党はムスリム同胞団の次に強力な政党として台頭してきた。

 エジプトの新しい政府が生み出されるに臨み、先月、ワフド党はムスリム同胞団と他の16のグループと一緒に9月の議会選挙に統一戦線を組んで戦うと発表した。

 「4年間、同盟を組み、我々は人権、市民権、非宗教を保証する原則を元に憲法を制定することができる」とエズ・エルアラブは語った。「ひとたびそれが制定されれば、皆が投票箱に行き、運をためすことができる」

 イスラエルの多くの人々が、民主的エジプトがイスラエルとの1979年締結された平和条約を破棄するのでは、と心配している。しかしワフド党の外交委員会を主幹するエズ・エルアラブは、「そういうことが起きることは全くない。エジプトは攻撃されない限り戦争することはないだろう」と語った。

 外交関係を復旧させたイランについては、エズ・エルアラブは同じくホロコーストを否定しているアハマディネジャド大統領を非難した。

 「彼のことは好かないね。彼が言う事は何でも批判できる」と語った。「ホロコーストについて彼が言ったことは正しい。しかし彼はそれが真実だから言ったのではない。イスラエル国家に対する嫌悪から言ったのだ」と述べた。

 アハマディネジャドはホロコースト否定会議を2006年に開催したことがあった。ヨーロッパの多くの国では禁止されていることに抗議する意味があった。その事については、エズ・エルアラブも批判している。

 「自由主義の揺籃の地である欧米世界で歴史上の事実について議論することを犯罪とする法律が存在しているとは、恥ずべきことだ」とエズ・エルアラブは語った。「それは聖牛(神聖にして犯すべからざるもの)なのだ。600万人は聖牛なのだ」

 エズ・エルアラブ自身がエジプト内あるいは党内で主要な支持基盤を持っていないのに比べ、元ワフド党青年指導者のアミル・バーギシのホロコーストに関する見解に対してはそれを持っている。

 「エジプト人の大多数はホロコーストはなかったと考えている」とバーギシは語った。「党内序列における彼の存在に反対の声が上がらなかった、ということは、エジプト政治のこっけいな性格を示している」と彼は語った。

 インタビューの中で、エズ・エルアラブはまた、オサマ・ビン・ラディンは9・11テロ事件の黒幕ではない、と語った。

 。アルカイダの指導者のビン・ラディンのことを彼は「アメリカの工作員」と呼んだのだが、そのビン・ラディンについて「彼があれを実行するノウハウや実行する実力は持ってはいなかった」と語った。

 「もしも彼がその実力を持っていたとしたら、イスラエル議会のクネセトに一機の航空機を突っ込ませた方がより大きな効果があっただろう」とエズ・エルアラブは述べた。

 この攻撃の真犯人は誰か、と問うと、エズ・エルアラブは、CIA、イスラエルのモサド、そして軍産複合体である、と応えた。

 エズ・エルアラブは「支配している頭のいいアメリカ人エリート」について語り、ブッシュ大統領の大失敗に対する対応策として、バラク・オバマを大統領に選んだ、と述べた:「オバマはいい顔をしている。アメリカン・ハットから必要に応じて取り出された黒いウサギだ」

 エズ・エルアラブは、イラクへの侵攻時、イスラエルとアメリカの両国国籍を持つユダヤ教徒のアメリカ兵は、バビロン捕囚時代のユダヤの遺物を盗んだと語った。それをエルサレムに再び埋めて、その地が歴史的にユダヤのものだという主張を補強した、という。

 「それらは闇市で売るような窃盗物ではない」と彼は述べた。「バベルから盗み取ったこれらのものは、意図を持って盗んだというのが私の考えだ。アクサ・モスクの下に埋め込み、それが発見されれば、ほらここに神殿があったのだ、というわけだ」

 これらの主張にもかかわらず、エズ・エルアラブはエルサレムにユダヤ教の神殿があったと考えている、と言う。そしてイスラエル人はこの地に留まる理由がある、と語った。

 「ユダヤ人はここにいる。良かろうと悪かろうと、いずれにせよ彼らはここにいる。600万とか500万とかの人間を殲滅することなど、人間としてできるわけがない。それはきちがい沙汰だ」と語った。

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イスラエルの友人たちである在フランス・ユダヤ人

◆7月8日

 フランスのパリでシリアの反政府運動家らの集会として、イスラエルのシオニストが集会を持って、シリアのゴラン高原をイスラエルに併合せよ、という声を上げていた、という。

 ユダヤ人は、アメリカにいれば、アメリカ人として振る舞い、イギリスにいればイギリス人としてふるまうのだが、彼らの内容は結局ユダヤ人である。これは国籍とはそういうものだから仕方ないが、このパリでの集会は、シリア人の名をかたっているだけで、中身はユダヤ人なのだから、あからさまな詐欺的行為である。

 こういうことをユダヤ人は平気で行う。戦前の日本に来ていた「アメリカ人のキリスト教宣教師」などが、実は「ユダヤ人のユダヤ教偽キリスト教宣教師」だったようにだ。彼らは白人のアメリカ人を装い、キリスト教徒を装っているが、中身はユダヤ人のユダヤ教徒だった。

 こういう集会を表面的にしか見ることのできないどっかの国の特派員などは、ついにパリにシリア人の反政府組織が集会を持った、などと短絡的に報道したりするのであろう。

 世の中にはこのような詐欺、偽り、騙しがいくらでも存在し、真実が葬られ、テレビしか見ない者たちなどが赤子のように騙されていく。だからいつでもこの世は、真実からほど遠いところを右往左往してきたのだ。

 こういうことの裏側では、それなりの資金が動いているはずである。しかしユダヤ人たちは資金には事欠かない。だから、いくらでもこのような国際的な詐欺行為をやれるのである。そうして偽りの情報が世界に拡散していく。
 
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●パリのシリア反政府勢力の集会はシオニスト集会
http://www.champress.net/index.php?q=en/Article/view/95189
【7月6日 Champress】

 レバノンのアサフィール紙は6日、「シリア運動を支援する」と題されたパリで5日に行われた集会で、ムスリム同胞団とアンタリア委員会メンバーとしてシリア人の反政府運動家の装いで、在フランスのイスラエルの友人らが参加した、と報じた。

 この集会は「ゲームの規則( La Regle du Jeu)」誌によって組織されたものだ。このメディアはベルナー・オンリ・レビというイスラエル擁護主義者が主幹で、その他に在フランスのイスラエルの友人と表現されたフランス人がこの集会を支援した。

 アサフィール紙は、サン・ジェルマン映画館の警備員らは、「ここにはシリア人は一人もいない;いるのはシオニストだけだ」と叫んだためトゥラヤと名乗る若い女性を捕まえて、集会所の映画館から引きずり出したと報じている。
 
 200名ばかりの参加者の中から、別のシリア人青年が立ち上がり、やはりシリア人の反政府メンバーはパリの集会に来ていない、と述べたと、この新聞は報じている。
 
 この新聞は、これらのシリア人に動揺しない名うてのシオニズムの持ち主である人物たちの名前の中に、元イスラエル議員のアレックス・ゴールドファーブの名前があることを報じている。彼がシリア人の反政府運動家として行動し、「シリアの民主化」協会の名前でもって演説することに、この集会の参加者らは何らの異議も示さなかった。

 参加者らの中には、この他にベルナー・クシュネールがいた。イラク戦争の擁護者でもっとも過激で、ガザの殺戮についてはもっとも静かだった人物だ。また反アラブ哲学者で強硬な右翼のアンドレ・グラックスマンがいた。

 この新聞は、この集会の参加者らが占領されているゴラン高原について彼らが何らの心配の配慮も示さず、反対に彼らはこのゴラン高原をイスラエルに併合し、新しい入植地を作ることに熱心だったのは奇妙であったと報じた。

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