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イランの新型対艦ミサイル「ペルシャ湾」

◆2月10日

 恒例のようになったイランの国産兵器公開だが、今度は新型の対艦ミサイルが公開されたようだ。対艦ミサイルではフランス製のエグゾゼとか、アメリカのハープーンなどが有名だが、イランは独自の国産ミサイルを開発し量産する運びだそうだ。

 今度のミサイルは「ペルシャ湾」と名づけられているというから、その目的とするところは明らかだ。ペルシャ湾に展開する欧米の艦船は一旦戦端が開かれたら、こういったミサイルの攻撃の標的になる。現代のミサイルは一発で大型艦船を航行不能ないしは戦闘不能、時に大破・撃沈という事態をもたらすから、大いなる脅威となるだろう。


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●イラン:新型対艦ミサイル公開
http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=19594
【2月10日 News Brief】

 イランはイスラム革命記念期間中に年中行事化してきた新兵器システムの公開を行った。

 国産兵器システムの開発能力の増大をイランは示すために7日、イスラム革命防衛隊司令官は新型対艦ミサイルを公開した。

 テヘランでの記者会見で、モハマド・アリ・ジャファリ少将は、新型ミサイルは既に量産体制に入っていると語った。
 「これらのミサイルは超音速で飛翔し敵に探知されたり迎撃されたりすることはない」と少将は語った。また、このミサイルは300km遠方の標的を高精度で攻撃できると語った。

 このミサイルの射程はペルシャ湾の海上交通路にある殆どの艦船を標的とするだろう。とりわけホルムズ海峡周辺に展開する船舶はそうである。もしイランが必要とみなせば、欧米向けの原油供給にとって枢要なこの水路を封鎖することが可能となる。

 ジャファリ少将は「ペルシャ湾」と名づけられた新型ミサイルの映像を後日もっと公開されるだろう、と語った。

 少将はまた、イラン革命防衛隊は長距離パッシブ・レーダーの設計・開発を終え、まもなく生産が開始されると語った。

 この新レーダーシステムは1100kmのグラフ半径で、ジャファリ少将は、「これらのレーダーは海上の標的を識別する革命防衛隊の能力を飛躍的に向上させるであろう」と語った。

 防衛面での需要に国産品で対応できるようイランはここ数年兵器開発を進めている。

 イランは、1980年から88年まで続いたイラクとの戦争の際、アメリカが対イラン武器海上封鎖を行ったため国産兵器開発を推進するようになった。

 欧米が押し付けた武器禁輸措置以来、それに対抗するためイランは国産兵器開発を優先するようになった。その過程で、イランは国産ジェット戦闘機を始め、、装甲車、レーダー回避ミサイル無人戦闘ドローンを生産してきている。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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