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シリア沿岸に接近中の米艦船バタン強襲揚陸艦

◆6月19日

 リビアへの地上戦介入のため、と思われているアメリカ艦船の地中海における集中であるが、それはまた一面対シリア介入のための準備である、とも見られているようだ。

 つまり、アメリカは地中海でもリビアとシリアの両国に対する介入を本格化する計画がありそうだ、ということ。またアメリカ艦船の一部は黒海にも入っているようなので、ロシアをも牽制することを忘れていない。

 しかし、イラクとアフガン、それにパキスタンでもその他の地域でも問題を抱えているアメリカがこれ以上、アラブ世界での戦線を拡大することが可能なのか、という観点からすると、どうも疑問符がつく。

 いま暫くは今後の展開をみるしかないだろう。

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●米艦船:シリア沿岸に接近中
http://www.prisonplanet.com/us-warships-moved-to-syrian-coast.html
【6月16日 Paul Joseph Watson】

 イエメンとパキスタンで無人航空機による攻撃を強化している間に、オバマ政権は全面的なリビアでの陸上作戦の準備を進めているが、米艦隊は地中海のシリア沿岸に向かって動きを開始した。これはビルダーバーグ会議が中東で新しい戦争を画策しているという情報と一致しており、その主標的はシリアである。

 フッド基地の軍事筋からインフォウォーズ(Infowars)が受け取った、10月にリビア侵略の準備が出来ているという情報に加えて、オバマ政権は、同時に新しい戦線を開く意図を持っており海軍艦船のバタン強襲揚陸艦をシリア沿岸に向かわせている。このバタンは2000名の海兵隊、戦闘機6機、攻撃用ヘリコプター15機を擁している。

 「この巨大な海洋ミサイル迎撃部隊はアメリカがシリアの反政府勢力に対する虐殺を阻止するために軍を介入させる際、イラン、シリア、ヒズボラがアメリカ・イスラエルの標的に地対地ミサイルを撃ち込む不測の事態に対する準備のようである」とデブカ・ファイル(DebkaFile)は伝えている。

 その他では、アメリカがシリアに介入するというのが事実であると見られるのは、ヒズボラがレバノン北方地域からレバノンの中央にロケットを移動させたことに現れていると見られている。イランからの情報でシリアにおけるアメリカ軍の作戦の射程外に兵器類を移動するよう警告されたからというもの。

 インサイダー筋により提供されたベテラン記者のジム・タッカーの警告は、ビルダーバーグ・グループは今リビアで進行中の紛争をはるかに凌駕する中東での大戦争を画策している、というもの。
 
 13日、アドリアン・サルブッチ記者は、「ロシア・トゥデイ」に、ビルダーバーグ・クラブのシリアに対する「隠されたアジェンダ」は、スイスでの会議の結果明らかになった、と語り、予想されたことが実現されつつある、と見ている。

 シリアの人権団体は、3月に運動が起きてから1300人ほどが殺されたと言っている。また300人ほどの軍人・警官らの犠牲者がいる。政府軍と戦車が北に移動したので、マアラト・アル・ヌマアン市から数千人が逃亡した。

 軍産複合体は「人道的介入」という口実で誰を政権交替の標的にするか、という点では非常に厳しい目を持っている。バーレーンとサウジアラビアにおける反政府デモ隊も似たような残虐な政府の弾圧の犠牲者であるにもかかわらず、アメリカは見てみぬフリをしている。

 二つの戦線を抱えその他の紛争をもてあましている中、また核付け会社のトップの2社によって、アメリカ国債のトリブルAの格付けを失いそうな中、アメリカが新たな戦争をすることの出来る状況にあるとオバマ政権がどうして考えられるのかは不明である。

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